LDK2

去年竣工した「BRIDGE HOUSE」の一年検査に行ってきました^^。
大した不具合はありませんでしたが、目を惹かれたのが杉フローリングの経年変化です。
杉材は貼りたては赤い部分と白い部分の違いがはっきりしすぎいて、なんか出来たてのこっ恥ずかしい感じなんですが、時間経過とともに黄変して馴染んできます。
にしても馴染み方が1年目とは思えなかったので、聞いたところ既に3回ぐらいオイルを塗られたとのことです^^。
この家も例のごとく床はみんなで塗りましたので、気軽にDIYで塗り重ねることが出来ます。
表面もいい具合に凹みが出来ていて味わい深くなっていました。
節有だから余計に自然です。

杉はフローリングの中でも特に柔らかいので物を落としたりすれば凹みや傷が付きます。
しかしそれがまた家族の歴史というか、いい風合いを醸し出してくれます。
エイジングと言って最初から表面に凹凸や傷を入れた材料もありますが、こちらは本物^^。
合板フローリングとかでは出せない味わいです。
無垢材でもウレタン系の塗装剤などで表面を硬化させたものもあるようですが、この柔らかさが杉の特徴なので逆にもったいないような気がします。

もちろん傷や凹みはちょっと・・・という方にはもっと硬めの木をお勧めしますが^^;。

参考までに竣工時の写真も貼っておきます。
写真で見ても結構違いますね^^。
SN