前回の記事の続きです。
第2図を再掲載します。
2014-07-19b
上図では後手に色々な手段が考えられます。


第2図以下の指し手
△3二金▲2五歩(第3図)
2014-07-20a
△3二金にかえて、
①△2二飛は▲6五角△7四角▲同角△同歩▲5五角で後手不利。

②△4二飛~△2二飛は一局の将棋ですが、通常の鬼殺し向かい飛車に比べ一手損なのが少し不満です。

③△4四角(A図)は有力で、私は一度も指したことはないですが、なかなか面白い手です。


また本譜の手順中▲2五歩は後手から逆に△2四歩(B図)と突かれる手を防いでいます。
2014-07-20d
このあと△2二銀~△2三銀と銀冠の好形に組めば後手が作戦勝ちになりやすいです。米長邦雄著『角頭歩戦法』で似たような形が詳細にわたって解説されていますのでぜひ参考にしてください。

第3図以下の指し手
△4二飛▲4八銀△4四歩▲5六歩△4五歩▲5七銀
△3五歩(第4図)
2014-07-20b
後手は△4一飛~△4二銀~△2一飛と向かい飛車に転回する指し方も有力ですが、私はあまり好きではありません。すでに△3二金と形を決めているため持久戦にされると強い戦いができず良くても千日手にするのがやっとな印象です。

本譜は4筋と3筋に位を張って、次に△4四飛~△3四飛と石田流に組み替える狙いです。このように△3二金型四間飛車から浮き飛車を目指す指し方を「立石流四間飛車」とよびます。
 
第4図では①立石流を許す指し方と②立石流封じの▲7七角が考えられます。

もっと知りたい人のためにおすすめの関連本 

変幻自在!! 窪田流3三角戦法 (マイコミ将棋BOOKS)

将棋奇襲〈1〉角頭歩戦法 (MAN TO MAN BOOKS)

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