2014年06月05日
負荷が重いとは
負荷が重たいと言うことを、間違って使われているケースが見られます。
例えば、大きい抵抗値の負荷を接続する事を負荷が重い。
そんな感じで受け取っている方やホームページを見かけますが、負荷が
重いというのは小さい抵抗値が接続されて電流をいっぱい一杯流している
状態のことを言います。
だから力の無い回路だと上手く駆動出来なかったりします。
だから重たいんですね。
ちょっと調べてみて下さい。
いろいろな事が問題として起きますよ。
大きい抵抗値を接続すると電流が少なくて済みますから負荷が軽くなります。
と言うことは、EMCなんかにも効いてきます。
またエミフォロの負荷に純抵抗成分を接続する場合は抵抗値が小さいと、波
形の下がクリップします。
別にエミッタ電位にあたっているわけでもないのに。
これが負荷が重たいということですね。
オーディオアンプなんかではスピーカの低インピーダンスに
負けない駆動回路が必要で,根性が足りない回路を設計すると
とたんに出力が出なくなってしまいます.
電子回路の場合は負荷が重いと”悲鳴”じゃなく”煙”が上がりますね。