カテゴリー:日本映画:一覧
  • 切なさが胸を熱くさせる
  • 日本映画三部作
  • 邦画/8月のクリスマス
  • 邦画/虹の女神/岩井俊二
2007年10月22日
けっこう好きな部類に入る篠原哲雄監督コーナーで「欲望」発見ということで、ちょっとエッチっぽいし借りてみてみる。



原作は小池真理子さんです。知らん。なんとなくは聞いたことあるような・・・程度です。
篠原監督は山崎まさよしの「月とキャベツ」とか田中麗奈の「はつ恋」、「きみのためにできること」あたりが有名でしょうか。個人的には「洗濯機は俺にまかせろ」とかもスキです。

それはそれとして、「欲望」の中で、「切なさが胸を熱くさせる」というセリフというか、ナレーションが入るのですが、「切なさ」と「胸が熱くなる」が自分の中で全く逆の意味の言葉として、ひとつにつながる訳の無い言葉として分類されていたのに、見事にひとつにつなげてしまってくれた鮮やかさにハッとしたというか、目からウロコが落ちてしまったのです。
文章の能力がさすがは一流のプロって感じです。それだけで良かった。
村上淳も美しかったです。ただひたすらに美しさだけを追求するような映画を作ってみたい!って思った。それがどんな作品になるかはわかりませんが、思った。
そんなのを誰か作れ。

で、コレは言葉が堅苦しい、いかにも学生運動の頃の作品的な感じの作品ですが、それもまた嫌いではないのでアリだったのですねぇ。キレイな言葉たちですし。
三島由紀夫をちゃんと読んだことがないので、今度読んでみようと思いました。たぶん、60年代・70年代で最も美しい言葉をつむぎ出す作家さんだったんではないかな?と思えました。描写とかなのかな?読んでないからわかりません。
とか思うと、自分は村上春樹以前の文学界を知らないんだな。彼以前と以後を知っている世代とそれ以後しか知らない世代というのは文学界ではなにか意味を持つようになるんですかねぇ?って言っても、彼以前を知っている人はもう40代とか50代で、もう少数派なのでしょうね。

エッチなシーンがこんなエッチする人世界中どこにもおらんやろぉ〜。って感じでしたね。付け足すならば。砂漠でノドがカラカラな時に水をガブ飲みするようなそんな感じで。
って、なんのこっちゃな大阪の秋です。

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night_osaka at 04:52│Comments(0)TrackBack(0)
2007年08月04日
小田和正さん「緑の街」



虹の女神を見ていてこの映画のことも思い出してたんですよね。
映画を作るっていうストーリーの映画です。
映画研究会の話の「虹の女神」とカブる部分おおいにアリ!です。
ビートたけしもそんな映画を題材にした映画あったですかね?観る気しないですけど。

当時、ラジオDJの山本シュウがイイから観てくれ!みたいなことを東京FMのエモーショナルビートで言ってたような記憶があります。。。その時は観なかったけど。
あと、キネマ旬報で「これは映画に書いたラブレターだ」みたいな評価をされていたんじゃないかな?その年のキネマ旬報の邦画ベスト1は「がんばっていきまっしょい」でした。
だいぶあとになって観て、まぁ納得みたいな。アレも良かったですね。

この映画はなんか文化祭とか劇団とかスポーツチーム、学級、会社などでも起こるような、誰にでも経験があるような葛藤があるから共感できる部分が誰にもあるかもしれません。

あと、映画の作り方をコレを見てわかった気になっていました。
カバンいっぱいにライター持ってきて、この人はどんなライター使いますか?とか、タバコの種類は何ですか?とかそんなの専門のスタッフがいたりするらしいです。
僕はその頃大根役者でした。(ウソ)
出てくる登場人物の一人一人が魅力的というか、愛すべき人たちだっていうのもよかったですね。

それからこの映画のカメラマンは篠田昇さんです。虹の女神が篠田昇さんへのオマージュだとかいうお話もありますから、ココにも接点が出てくるかもしれないですね。岩井俊二プロデュースでしたし。

これもドラマツルギィというのでしょうか、そういう部分ではとてもシンプルな構造であるような気がします。典型的というか。僕のようなバカにはちょうどいいのかもしれません。
あんまり派手ではないので商売とかには向かないのかもしれませんが、小田和正はクリント・イーストウッド(よりは落ちるとして)みたいな大人向けの映画を作れる監督だと思います。


では最後にまたネタバレをひとつ

映画完成後インタビュアーに「この映画を誰に一番観てもらいたいですか?」みたいなことを聞かれて、
主演女優「一番観てもらいたい人は、いつもそばで観てくれてましたから。」なんだそうです。
クサイです。そんなクサイことを真面目にできるからお芝居って最高!と思うんでしょう。。。

ということで、映画評論三部作になってしまいました。
尾道三部作バリで宮本輝の川三部作バリですね。

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night_osaka at 09:49│Comments(0)TrackBack(0)
2007年08月03日
またまた映画ネタでせまります。
ただ個人的に記事を50ページにしようキャンペーン中なだけですけれども。



8月のクリスマス
なんだか韓国映画にありそうなタイトルでちょっと敬遠な感じだったけど、関めぐみファンとしては観ないではいられなかったです。関連ページ

で、いきなりネタバレ!

すべてはいつか色褪せ消えていくものだと思っていました。
でも君と出逢ってその眩しさに触れて僕は心底生きたいと思ったのです。
君に逢いたい。君を抱きしめたい。一緒に生きていたいと。
それまで僕は自分の運命を静かに受け入れようとしていました。
でも君はそんな僕に人を愛することを教えてくれました。
最後にありがとうという言葉を贈りたい。
君は神様がくれた最高のプレゼントです。素敵な先生になって下さい。素敵な恋愛をたくさんしてください。君ならきっとできるはずです。
僕は君のことが本当に、本当に好きでした。

っていうのがラストシーンのセリフだったりする訳ですが、死んでから手紙が出てきて・・・
という作りがこの前の虹の女神とまったく一緒なんですよね。
これは本当にこのシーン・このセリフのためだけにそれまでの2時間が存在しているような映画だったと思います。

ていうか、虹の女神見ながらこの映画を思い出してた。
スーパー古典的なドラマツルギィと呼ぶのでしょうか?
ギリシア悲劇の時点で完成されてます!みたいな。
きっと、この先の人生でこういう作りのストーリーにいっぱい出会いそうだな。
岩井俊二のlove letterもちょっと違うけど、同じ構造なんだろうな。
そんで、性懲りもなく何度も感動しちゃったりするんだろうな。
オレってバカなのかな・・・と、思う今日この頃なのである。

誰か、携帯電話やメールとバシバシ取り入れた作品で完成度の高いものを誰よりも先にお作りになられてはいかがでしょうか?
小説家とか本当に苦労しそうですよね。そういう機械が出てくると・・・

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night_osaka at 08:09│Comments(0)TrackBack(1)
2007年08月02日
「虹の女神」
いきなりですが、久しぶりに映画を観てみました。DVDですけれども。
岩井俊二さんが関わっているから。それだけで理由は十分です。



いきなりネタバレです。映画ネタの話は書くの馴れてないので、
文章の運び方がよくわかっておりません。

優柔不断な所も好き。
根性ない所も好き。
ひとりじゃなんにも出来ない所も好き。
鈍感な所が好き。
笑った顔が一番好き。

こんなセリフを紡ぎ出せる人になりたいです。
中学しか出てません。。。みたいなキャバ嬢には無理です。
文化系女子も最近イイです。メガネ萌えたりします。
たぶんこの言葉、「も」と「が」の違いとかにもこだわりがあったりするんでしょうね。

「ばかだなぁ、お姉ちゃんも、智也さんも・・・」
っていう、そのあとに出てくる言葉もたぶん、このセリフを言いたいからこの役やりてぇ!
って思えたりするような魅力的なセリフだと思います。大根役者としてはそう思う。

このシーンのためだけにそれまでの2時間があったかのような、そんなシーンというか、
このシーンがどれだけ人の心に届くかはそれまでの部分にかかってるんでしょうね。

2時間くらい全部続けて描ききって欲しいというか、1章・2章みたいな途中で切れるのって、
つながらないから逃げました。みたいな気になるのですが、どうなんでしょうか?
よくわかりません。でも、マンゾクできる内容でした。
お葬式のシーンとかあるから岩井俊二のlove letterとか思い出しつつ。。。

映画研究会のお話みたいな部分もあって、映画オタクな会話も出てくるのですが、
たぶんこういうのって、「こんなにも映画を愛してくれてる人が他にもいるんだな。」
みたいな共感ができる人とかいるんじゃないすかね?
なんとなく嬉しかったです。僕には松竹大船調とかしかわからないけど、カメラマンの話が出てきてました。
宮川一夫成島東一郎が名キャメラマンなんだそうです。ググってみます。
僕が知ってるカメラマンって篠田昇さんとクリストファー・ドイルだけです。すいません。

役者初心者の役をプロの役者が演じるっていう
アマチュアの映画研究会の人だから下手くそっぽさを出して。。。とか大変そうでした。
酒井若菜が40・50代のお母さん役をしてるのもなんかリアルなんでしょうね。
お父さん役の小日向文代がお坊さん役で出てたりとか。
コダックのフィルムの話とかカメラの話とか映研にいた人は本当に共感できるんだろうなぁ〜です。
映画の筋とまったく関係なく。。。

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night_osaka at 07:30│Comments(0)TrackBack(4)