布教レビュー第一弾

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エリア制+積み木のバルジです。

Engulfedシリーズと同じエリア制を採用することで、史実に即した展開をうまく再現できているのが最大の特徴でしょうか(101師団によるバストーニュ救援は絶対に間に合いませんがw)。
Special Actionルールなど、共通点もあります。

システム的には道路外移動に関する制約が大きいため、交差点と道路に接続した橋梁の確保がポイントとなっています。

味方ユニットが存在するエリアの通過にも、追加の移動力が必要となるため、随所で渋滞が発生するのもバルジっぽくていいですね。

逆に防御側は、道路障害の設置や橋梁爆破、航空機による阻止攻撃など、あらゆる手を尽くして前進を阻むのが基本となります。

もうひとつの特徴が「アセット」と呼ばれる、補助ユニットです。
アセットには戦車大隊や砲兵、戦闘工兵など各軍司令部が直轄する戦闘部隊のほか、補充や燃料といった補給物資、各種イベントなどが含まれており、各ターンに決められた数をカップからランダムで引くようになっています。

アセットは任意の戦闘に投入できますが、原則として使うとカップに戻されるので(一部イベントや撃破された場合は除去)、特にドイツ側は使用タイミングが問われます。もちろん、使わなないアセットはプールしておくこともできます。

ちなみに各アセットには登場ターン数が設定されており、ヤーボなどは終盤にしか出てきません。

ヘクスマップではないため、国内ではやや敬遠されているようですが、BGGのレーティングが示すようにゲーム性は高いです。

プレイバランスが良いだけでなく、サドンデス勝利の条件設定が絶妙なため、攻守の入れ替わりに合わせて1VPを争う戦術が要求されるのも面白いところかと。