ちょっとだけセッションしました。
ひとことでいえば多人数プレイするSilent Huterという印象ですが、これがなかなかに面白いし、かなりマニアックな調整になっているのではないでしょうか。
つまるところ、物凄く難しい。

ゲームのメカニズムそのものについてのレビューは、これから多く出てくると思うので、ちょっとプレイした上での戦術面において気付いたことを、タクティカルガイドを読んだうえで書いてみたいと思います。


ミッションの流れ
まずは乗組員を浮上航行の配置に移動させ、最初の目標への針路を出し、ディーゼル機関を全速にするといいよ、と書いてあります。

43年以降は敵がレーダーやHF/DF(電波傍受による位置特定)を使ってくるとあるので、基本は夜間に浮上航行と充電、昼間はずっと潜水という感じじゃないでしょうか。
43年のシナリオないけどな!

もっとも敵沿岸部は航空機や駆潜艇がいるはずなので、いずれにせよ潜水して接近することになると思います。
ESMがあればいいんですけどね。

とにかく各プレーヤーは、浮上と潜水の2つの状態で、どこに乗組員を移動させるか常に考えておく必要がありそう。操舵と機関、トリムは外せないので、発射管や砲に誰を割り当てるのか、決めておくとスムーズかもしれません。

基本的には潜水時は見張員がヒマだし、浮上時は魚雷員がヒマ。
夜間は敵の視程より魚雷の射程の方が長いため、浮上したまま雷撃できますが・・・。

あとSilient Hunterもそうなのですが、浮上時の見張りや潜望鏡よりハイドロフォンの方が遠距離から探知できるとのこと(最大54NMとある)。
目標海域に到達したら、まずは潜水してハイドロフォンでの探知を試みるのが良さそうです。

燃料
基本的に、燃料の心配をする必要はありません。
このゲームにおける燃料搭載量はミッションの終了時間として表現されており、燃料系のトラブルが発生したりするとミッション時間が短くなります。
その他の場合において、どんな速度で走ろうがミッション時間が短くなることはありません。

航法
ルーラーや分度器が使いにくいこともあって、イージーモードでも割と精度が落ちます。
ノーマルモードでは航走した時間の記録が重要なので、戦略マップシートは拡大コピーした方がいいかもですね。
あと海里表示のルーラーがないため、戦術ディスプレイ上で彼我の距離を表示する際に、一瞬困ります。
たしか1NM=1.5cmのスケールなので、電卓でパッとcmに変換して、デバイダーで距離を取ると良さそうです。

攻撃
識別表を見るとQシップ(浮上した潜水艦を狩るための砲を装備した偽装商船)がいるみたいなので、大戦初期でもなければ浮上砲戦はやめた方が良さそう。
そもそも、操艦のスキル持ちと砲戦のスキル持ちが被っているのも面倒くさいです。

魚雷には電気推進と蒸気推進(ウェットヒーター)の2つがあり、前者は航跡を引かず発見されにくいが射程が短く速度が遅い、後者は射程が長く速度も早いが航跡が目立ちやすいという特徴があります。
有効射程はどっちも2NM。夜間だったら浮上していてもギリギリばれない距離ですかね。

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試したところ、蒸気推進はやっぱり雷跡がバレるので、昼間攻撃で護衛がいるときは電気推進魚雷を使った方が良いかも。
あと、ハイドロフォンを使うと距離も針路も出ますが、なんと潜望鏡ではどっちも出ません。
ハイドロフォン→針路修正→ハイドロフォン
みたいな繰り返しになるので、これはどうしたものか。

襲撃機動
いくつかのパターンが例示してありますが、そもそもコマンド数に制限があるので難しいですね。
ただし、同航時には目標のベアリングが後方1/3のアークに入った時点で転針すると、上手く目標の側面を取れるとあって参考になります。

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こういう計算を即座にやる必要があるので、なかなかに面倒くさい・・・。

防御機動
エスコートに捕捉されると、まっすぐ突っ込んでくるので、深深度にダイブしつつ敵と直交する針路で全速離脱する。
深度があるほど探知から逃れやすいので、船体にダメージがなければ赤色まで潜っていいんじゃないでしょうか。

初手の爆雷が外れたら、機関出力を絞って離脱。

アスディック(アクティブソナー)の有効探知範囲はタクティカルデータにもないですが、500メーター程度じゃないかなーという気がします。

探知アークがかなり狭いようで、駆逐艦の針路から外れているときは、近距離でも探知されないです。