お寿司屋さんは粋と言われます。
普通のお寿司屋さんはお店に入ると元気よく
へぃ いらっしゃい! ですよね。
でも、こちとらいつも元気な訳ではありません。
ストレス社会と言われる現代、心が折れている時だってあるのである。
そんな時1番に頼むのが茶碗蒸しです。
特に冬など「今日のヒラメはおっきい?」なんて話をしながら食べる熱い茶碗蒸し。
究極の癒し系で明日への活力になります。
100円寿司は入店しても へぃ いらっしゃい とは言われません。
元気と言うよりおごそかにそして凛と いらっしゃいませ 何名様ですか? です。
同じお寿司屋さんですが100円寿司は完全に独立したジャンルであると思います。
さて、茶碗蒸しですが私が大事に思うのは個性。
銀杏、鶏肉、海老、筍、椎茸あたりが入った普通の味の茶碗蒸しは
スーパーで100円前後で手に入ります。
ですからその店らしい茶碗蒸しで無ければリピートはする気になりません。
100円寿司においても茶碗蒸しはバージョンが多くノーマルが一時的に無くなる事もあります。
現在もお店によってはそうした状況ですのでランキングは無し、個々の感想になります。
是非お店選びの参考にして下さい。

なお日時、お店によって商品は大きく異なります。
あくまでご参考程度にお願いいたします
是非お店に行って食べてみてください。
メニューは地域によっても異なる事もありますご了承ください。
なお、お店の順番はあいうえお順、地域は関東です。


186円 くら寿司さん 手作り感がたまらない
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ちょっと独特な味です、魚介類だけでなく肉出汁?も入っているかもしれないです。
具はいかとサーモン、三つ葉は大目で蓋を開けた時の香りがたまりません。
いかとサーモンはいかにもきれっぱし、これでいいと思います。
それなりに高いお寿司屋さんなら別でしょうが
低価格のお店ですと、よく分からない出来合いの液状に具を入れ加熱するだけです。
当たり障りのない茶碗蒸しならスーパーの方がよっぽど優れています。
この茶碗蒸しの魅力は三つ葉の香りとお寿司屋さんならではのきれっぱしが入った手作り感です。
スーパーの茶碗蒸しでは感じられない温かみと個性があります。
ただ、サーモンはやや臭みを感じます、霜降りをすると良いと思います。


189円 かなりゴージャス すしおんどさん
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器は本体、蓋共に青磁の陶器。
器と蓋を開けた時の見た目は比例することが100円寿司の茶碗蒸しには多いです。
この茶碗蒸し見た目もそそられますよね。
具は何と言っても椎茸が沢山、この椎茸が味の決め手になっています。
他にもかに、ほたて、白身魚、えびさんと189円ながら意外にゴージャス。
数年前に比べると若干塩分が強くなった気がしますが
すしおんどさんらしいやさしい味は健在です。


各180円 一味違う? スシローさん
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左がノーマルの茶わん蒸し、右が限定冷製茶碗蒸しです。
まずノーマルは蓋を開けた時の見た目、香りの感動は無し。
しかし具にはえびさんにほたてと価格以上。
スシローさんは濃目の味付けの物が多く、茶碗蒸しも例外ではありませんが
恐ろしく濃いという程ではありません。
味はかなりコクのある濃厚タイプ、ガツンと来る感じです。
やや若向けの気がしますが、一味違う茶碗蒸しと思います。
私の周りでも20代男性の支持率は100%です。
冷製は酸味のあるジュレに梅肉、ネギと夏らしい見た目。
(ジュレは白子にのるジュレと同じ?)
その他の具はノーマルと全く一緒です。
味はノーマルとは違う、確かに違う。
しかしその違いが温度差による感覚の違いかどうかは不明。
とりあえず冷製の方がサッパリと感じました。


262円 100円寿司史上最強かも はま寿司さん
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店員さんが持ってくる茶碗蒸し、まず驚くのはその器。
100円寿司の茶碗蒸しのイメージをはるか越えています、ほう と言う感じ。
店員さんも感じているでしょう、持って来る時の顔は確実にどや顔。
さらにふたを開けて2度びっくり、おぉ と言う感じ。
うん、確かに海鮮茶碗蒸やね、いくらとかに。
すでにここが100円寿司だとか262円の茶碗蒸しという事を忘れています。
プチ料理屋さん気分。
食べてみるとえびさんが出てくる、茶碗蒸し自体の味付けは普通の茶碗蒸し…
茶碗蒸しの具は物によっては下味は付けるものの、濃い強い味付けはありません。
ですから最初から最後までほぼ同じ味、変化があまりありません。
ファーストインプレッションを引きずりながら最後まで頂く…
最初の一口以上の感動が無いのが茶碗蒸しの恒と思います。
しかしこの茶碗蒸し、さらなる衝撃が舌を襲います。
この後出てくるのは小さなはまぐりが2つ。
(味的にはまぐりと思います、見た目あさりっぽい気もしますが、、、
多分はまぐりの赤だしと同じはまぐりではないでしょうか。)
この味が超効いています、非常に良い出汁になっています。
淡白な茶碗蒸しにピンポイントのアクセントです。
ぜひお店で食べてみてほしいです、このアクセントは言葉ではあらわせません。
大げさと言われそうですが間違いなくこれは衝撃です。
マジすごい!
ただ、はまぐりは砂のチャリチャリがありますし
たまに小さな貝殻も付いてたりしてガリが来ます。
これはやむを得ないのも分かりますが大きなマイナスポイント。
さらにこれだけの茶碗蒸しで、スプーンはレーンの上のプラステックのスプーン…
そりゃないよぉ。

追記
食べる前に貝を引っ張り出してよく見ると
はまぐりではなくあさりで間違いないと思います。 8/20


スーパーの茶碗蒸しは冷蔵棚に冷やして売られています。
そして大抵このままでも温めても美味しく頂けますと書いてあります。
そう、缶コーヒーの様に冷温共用の商品が大半を占めます。
100円寿司でももっと夏には冷製が増えて欲しいです。


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