July 01, 2006

<2>【ふるさといきものの里100選】
■目的
身近な自然の象徴である小動物とその生活環境の保全・回復を図る地域住民の努力を顕彰するとともに、広く国民に紹介し、その認識を深め、身近な自然の積極的な保全・創出に資することを目的として選定した。
■選定機関
ふるさといきものの里検討会
■選定年
平成元年
■問合せ先
環境庁自然保護局 TEL03-3581-3351(代)
■参考資料
「ふるさといきものの里100選」環境庁自然保護局監修(ぎょうせい)

【北海道】
(1)西岡水源地/札幌市豊平区
概要/保全対象は『ヘイケボタル、トンボ類27種』。昭和52年に公園として開放され、人造湖であるが上流には湿原も形成され、複雑な水辺環境には多くの生き物がいる。

(2)網走カエルの里/網走市
概要/保全対象は『エゾサンショウウオ、エゾアカガエル』。青の会が子供たちにいろりろな水生昆虫や動物と遊び、自然の大切さを体験できるように「カエルの里」を造り、子供たちと共におたまじゃくしの放流を行っている。

(3)丸瀬布町森林公園いこいの森/紋別郡丸瀬布町
概要/保全対象は『ヘイケボタル、オオイチモンジ、その他各種小動物』。園内には「昆虫の家」があり昆虫同好会が多種の昆虫や水生動物を飼育し、観察も出来る。町と同好会では自然増殖が出来るように各種環境整備を行っている。

(4)栗山町御大師山/夕張郡栗山町
概要/保全対象は『オオムラサキ』。この地区に生息する動物の種類は多く、様々な団体が保護活動を展開している。町でも「蝶と緑の里づくり」をスタートしている。

【青森県】
(5)弘前こどもの森/弘前市
概要/保全対象は『ゲンジボタル、サワガニ、トウホクサンショウなど各種小動物』。自然が子供の心をつなぐこどもの森として誕生。こどもの森協力会が保全活動を展開

(6)天満館神社コウモリ小舎/上北郡天間林村
概要/保全対象は『トウヨウヒナコウモリ』。昭和52年、神社の拝殿に棲んでいたコウモリを境内に小舎をたて引越しさせ、拝殿を守るとともにコウモリの保護も行っている。

【岩手県】
(7)花巻市花巻温泉釜淵の滝/花巻市
概要/保全対象は『ゲンジボタル』。ホタル舞う花巻温泉釜淵の滝、市立湯元中学校の「ホタル委員会」が中心になって、採卵から放流までの保護活動を行っている。

(8)秋田川チョウセンアカシジミの里/九戸郡野田村
概要/保全対象は『チョウセンアカシジミ』。昔大陸と日本が地続きであったことを証明する貴重なチョウ。昭和60年から教育委員会と子供会が中心となり保護活動を実施

【宮城県】
(9)東和町の源氏ボタル生息地/登米郡東和町
概要/保全対象は『ゲンジボタル』。「源氏ボタル保存会」は鱒淵地区の各種団体で構成され、春と秋には地区の住民総出で河川の清掃に取り組み、啓蒙活動を実施

【山形県】
(10)東沢ゲンジボタル保護地/山形市
概要/保全対象は『ゲンジボタル』。「東沢ほたるの会」が山形市教育委員会東沢公民館の指導を受けながら、学習、調査、環境つくり、幼虫の放流、パトロールなどを行っている。

(11)小野川「ホタルの里」/米沢市
概要/保全対象は『ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル』。昭和47年に全住民による愛護会が結成され、毎年ホテルの放流、河川清掃、保護を呼びかける活動実施

(12)大石田町ギフチョウ・ヒメギフチョウ混棲地域/北村山郡大石田町
概要/保全対象は『ギフチョウ、ヒメギフチョウ』。マニアの乱獲により絶滅寸前となったのを憂えた地区住民が保護活動に乗り出し、その後町上げての保護に取り組んでいる。

(13)人と蝶ふれあう里/西置賜郡小国町
概要/保護対象は『チョウセンアカシジミ』。戦後発見された珍しいチョウであり、同町では文化財研究会をはじめ地元公民館などによって保護活動が展開されている。

(14)川西町チョウとトンボと古墳の公園/東置賜郡川西町
概要/保全対象は『チョウセンアカシジミ、ハッチョウトンボ』。近代化の波によってチョウの棲める屋敷林が減少してきている。町では「川西町文化財保護協会」「川西町自然を守る会」の協力を得て保護活動を実施している。

(15)白井新田のハッチョウトンボ棲息地/飽海郡遊佐町
概要/保全対象は『ハッチョウトンボ』。良好な湿原状態を保っている。同地区の生息地を町文化財に指定し、保護活動を進めている。

【福島県】
(16)郡山市麓山公園弁天池(ほたるの里づくり)/郡山市
概要/保全対象は『ゲンジボタル、ヘイケボタル』。都市化が進み、ホタルの姿が見えなくなった同池を郡山ホタル愛好会が中心となり環境整備に努め、ホタルを復活させている。

【茨城県】
(17)下妻市「横根オオムラサキ生息地」/下妻市
概要/保全対象は『オオムラサキ』。同地区は雑木林など自然が残り、オオムラサキなど昆虫も多い。市ではこの自然を守るため有志による保護パトロール、自然観察会を実施。

(18)潮来町「あやめ蛍の里」/行方郡潮来町
概要/保全対象は『ゲンジボタル、ヘイケボタル』。ホタル池を造成した釜谷地区は自然の宝庫であり、野鳥、トンボまど、小動物が豊富で、地域住民は保存に努めている。

(19)水戸市「七ツ洞」/水戸市
概要/保全対象は『ゲンジボタル、ヘイケボタル、トンボ46種』。同市には97の溜め池があり、「七ツ洞」はその代表格。国田中学校生物研究部および「国田のホタル愛好会」が保全活動を行っている。

(20)水戸市「常照寺池」/水戸市
概要/保全対象は『ゲンジボタル、ヘイケボタル、』。「茨城生物の会」の努力によってホタルんp乱舞が見られ、周辺市民もその夏の風物詩を楽しんでいる。

(21)つくば市「ゆかりの森」/つくば市
概要/保全対象は『カブトムシ、チョウ』。平地林をそのまま利用。森内に昆虫館があり、環境づくりや保護活動とともに昆虫教室や観察会を開いたり、子供たちに情操教育と自然保護思想の普及を行っている。

(22)大子町「氷河期の町」/久慈郡大子町
概要/保全対象は『ヤマネ、ムカシトンボ、トワダカワゲラ、ガロワムシ』。名水百選にも認定されている八溝川の源流には貴重な自然環境が形成され、「奥久慈自然保護の会」「奥久慈植物研究会」により保護稼動が行われている。

(23)日立市「ハッチョウトンボの里」/日立市
概要/保全対象は『ハッチョウトンボ、ミヤマアカネ』。建設される自動車道の一部がトンボの生息地にかかるため、「日立市民会議」は道路公団や市と協議して、近く湿原に移し代えるなどの保全活動を続けている。

【栃木県】
(24)ミヤコタナゴ保護地/大田原市
概要/保護対象は『ミヤコタナゴ』。昭和48年に自然環境保全地域に指定されたのをきっかけに、市では絶滅の恐れがあるミヤコタナゴの保護地を設け、保存会がほど活動をしている。

(25)イトヨ生息地/大田原市
概要/保護対象は『イトヨ』昭和61年には3匹までに減ったイトヨ。地域の7世帯14名は保全会を組織。川の清掃、水質の管理などを努めた結果、現在では300匹以上になった。

(26)名草ほたるの里/足利市
概要/保全対象は『ゲンジボタル』。近年の生活環境の悪化に対し、昔の自然や清流を取り戻そうと名草地区自治会、青少年育成会、観光協会が協力して昭和61年「名草源氏ホタル保存会」を組織。ホタル増殖と自然保存活動を実施している。

【群馬県】
(27)黒川/桐生市
概要/保全対象は『ゲンジボタル』。清流を保ってきた黒川は地域住民の貴重な水辺空間である。親水性護岸に水生生物を甦らせ「菱町ホタルの里」が設けられた。地元住民が河川の清掃やホテルの保護活動などを行っている。

(28)ホタルの里/太田市
概要/保全対象は『ゲンジボタル』。昭和57年の台風で、生息地が土砂で埋没。58年に「太田にホタルを呼び戻す会」が設立された。ホタルの里の慈眼寺川は昭和61年の改修時、会員の努力により環境を整備し、ホタルの定着が見られている。

(29)おらが里のホタル観賞地/利根郡月夜野町
概要/保全対象は『ゲンジボタル、ヘイケボタル、クロマドボタル、ヒメボタル』。昭和40年代後半に絶滅状態になったホタル。「月夜野町ホタルを守る会」などの関係団体の保護活動により復活した。

(30)箱島鳴沢ホタル園/吾妻郡東村
概要/保全対象は『ゲンジボタル、ヘイケボタル、クロマドボタル』。箱島不動の湧水が名水百選に選ばれたのを機に、夏の夜空にホタルを復活させようとの気運が高まり、「箱島ほたる保護の会」が発足し保護活動を行っている。

【埼玉県】
(31)熊谷市ムサシトミヨ生息地/熊谷市
概要/保全対象は『ムサシトミヨ』。トゲウオ科の淡水魚で熊谷市の元荒川上流のみ生息。市では天然記念物に指定し、地元小中学校及び地域住民とともに保護活動を行っている。

(32)川口市ほたるの里/川口市
概要/保全対象は『ヘイケボタル』。都市化が進んだ川口市ではホタルも姿を消した。地下水が豊富で、樹林、草地が良好なグリーンセンターの一部でホタルの人口養殖に励んでいる。

(33)オオムラサキの森/比企郡嵐山町
概要/保全対象は『オオムラサキ』。地元小学校を中心に住民参加による国蝶オオムラサキの生息できる環境づくりを行っている。森の整備に力を注ぎ、自然と調和する豊かな生活環境の創出が期待されている。

【千葉県】
(34)大原源氏ばたるの里/夷隅郡大原町
概要/保全対象は『ゲンジボタル、ヘイケボタル』。町ではゲンジボタルを守るため、この区域を源氏ボタルの里に指名。地元住民の協力を得て保護活動に取り組んでいる。

【東京都】
(35)杉並区善福寺公園/杉並区
概要/保全対象は『ゲンジボタル、ヘイケボタル』。昭和56年絶滅したホタルを復活させようと、地元の協力者が幼虫を放流し、60年からは区も保全活動を行っている。

【神奈川県】
(36)横浜自然観測の森/横浜市栄区
概要/保全対象は『ゲンジボタル、ヘイケボタル』。環境庁の全国十か所のモデル事業第一号として昭和61年に開園した。ホタルの増殖施設やトンボの生息地などが整備されている。

(37)鎌倉市大町逆川/鎌倉市
概要/保全対象は『ゲンジボタル』。ホタルの生息地の環境整備のため、ハイカーの投げ捨てる空き缶やビニール袋などの清掃、カワニナの放流、セリの保護などを実施している。

(38)秦野市ホタル生息地/秦野市
概要/保全対象は『ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル、クロマドボタル』。行政とホタルの会が協力して、毎年6月に観察会を実施。「ホタル工法」を採用した農業用水路の維持管理など生息環境の整備を行っている。

(39)七沢ホタルの里/厚木市
概要/保全対象は『ゲンジボタル』。年々減少するホタルの保護を図ろうと玉川地区の住民による人工増殖活動が始まり、着々と成功に近づいている。

(40)ホタルの里 寄(ヤドリギ)/足柄上郡松田町
概要/保全対象は『ゲンジボタル、ヘイケボタル』。一時期絶滅状態にあったホタルも一部の熱心な住民による保護活動が行われ、現在は「寄自然休養村ホタルを育てる会」が中心になって活発な保護活動が展開されている。

(41)松葉沢ホタル生息地/愛好郡愛川町
概要/保全対象は『ゲンジボタル、ヘイケボタル』。昭和55年「松葉沢ホタル保存会」が発足し、ホタルの生息できる環境づくりを実施した。これらが実を結び毎年2000〜3000のホタルが飛びかう里が復活した。

【新潟県】
(42)ほたるの里越路町/三島郡越路町
概要/保全対象は『ゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタル』。恵まれた越路の自然環境を生かそうと町ではホタルの保護増殖を計画。町をあげて人工飼育と放流を行っている。

【富山県】
(43)あしつき公園/高岡市
概要/保全対象は『ゲンジボタル、ヘイケボタル』。昭和46年以来、地元の中田中学校と中田地区記念保存会が一体で研究保護活動が行われホタルの里づくりを進めている。

【石川県】
(44)羽昨市ホクリクサンショウウオの里/羽昨市
概要/保全対象は『ホクリクサンショウウオ』。市指定の天然記念物ホクリクサンショウウオを守るため市や「ホクリクサンショウウオを守る会」では保全活動をしている。

【福井県】
(45)一乗谷ゲンジボタルの里/福井市
概要/保全対象は『ゲンジボタル』。昭和52年「一乗観光フリークラブ」はホタル復活のため、人工飼育を開始、62年には市も応援して本格的な飼育場を整備。これらの活動が認められ平成元年「ふるさとづくり賞」を受賞した。

【山梨県】
(46)国蝶オオムラサキ観察遊歩道/北巨摩郡長坂町
概要/保全対象はオオムラサキ。我が国最大のオオムラサキの生息地である長坂町は、観察遊歩道を設置。「守る会」、小・中学校を中心に地元住民が保護活動を行っている。

(47)ホタルの里一色/西八代郡下部町
概要/保全対象はゲンジボタル・ヒメボタル。一色地区はホテル保護に取り組んで13年目の昭和61年「一色ホタル保存会」を結成。毎年6月上旬、蛍祭を開いている。

【山梨県】
(48)小田川ほてるの里/韮崎市
概要/保全対象はゲンジボタル。古きよき風物を今の子供たちに伝えるために「小田川ほたる愛護会」が結成され、分業による人工増殖や環境整備を行っている。

【長野県】
(49)上川源氏ホタルの里づくり/諏訪市
概要/保全対象はゲンジボタル・ヘイケボタル。アメニティ・タウン構想の一つとしてホタルの里づくりを計画。諏訪南中学校が基本研究を担当し進められている。

(50)立石公園国蝶オオムラサキの里づくり/諏訪市
概要/保全対象はオオムラサキ。市ではオオムラサキの幼虫の餌となるエノキの植樹および公園内の解説板の設置など、保護意識の市民への浸透・高揚を図っている。

(51)ほたるの里たつの/上伊那郡辰野町
概要/保全対象はゲンジボタル・ヘイケボタル。一時は絶滅の危機にあったホタルも各種環境整備により甦り、ほたるの里は復活。毎年6月には「ほたる祭り」が開催される。

(52)飯田市ギフチョウ公園/飯田市
概要/保全対象はギフチョウ。「飯田昆虫友の会」が乱獲防止看板をたて、市民への啓蒙活動も実施。小学校や老人クラブの協力も得て、地域ぐるみで保護活動を行っている。

(53)大妻籠花菖蒲園/木曽郡南木曽
概要/保全対象はゲンジボタル・ヘイケボタル。昭和61年ゲンジボタルの幼虫が花菖蒲園に流れ込む沢で確認され、以後保護活動を続けた結果、63年には無数に増えている。

(54)大町市農具川ゲンジボタルの里/大町市
概要/保全対象はゲンジボタル。大町市の水を美しくする会を中心に親しめる水辺環境を目標に運動を展開、県も農具川に魚やホタルの生息しやすい護岸工事を施工し、今ではゲンジボタルの乱舞が観賞できるまでに至った。

(55)長野市安茂里地籍犀川左岸コムラサキ集団生息地/長野市
概要/保全対象はコムラサキ。この地区の水辺に特異な生態を営んでいるコムラサキの集団が確認された。これを発見した蝶研究家の呼びかけにより研究会が発足。千曲川工事事務所も協議会を設立し、官民一体でその保護を研究している。

(56)木島平村柳久保地区/下高井郡木島平村
概要/保全対象はゲンジボタル・ヘイケボタル。減少するホテルを増やすため、昭和61年に教育委員会、中学校、村民により「ホテルの里推進会議」を設立。その活動によりホタルも増殖し、63年には祝う祭りも開催された。

【岐阜県】
(57)岐阜市西郷板屋川ホテルの里/岐阜市
概要/保全対象はゲンジボタル。西郷地区では自治会連合会が中心となって保護活動を実施し、現在ではホタルの名所として市民に親しまれている。

(58)トンボ天国/羽島郡笠松町
概要/保全対象はトンボ約33種。地区の特徴から珍しいトンボ、多くのトンボがいるため、町では研究家とも協力し、昭和47年より保護地として、その保全に努力している。

(59)杭瀬川の蛍生息地/大垣市
概要/保全対象はゲンジボタル・ヘイケボタル。昭和49年に「南市橋杭瀬川ホテルを守る会」が結成され、多くの人々の熱意と努力で絶滅状態のホタルが甦ろうとしている。

(60)本巣町源氏ボタル/本巣郡本巣町
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和47年に本巣町蛍保護条例を制定。老人クラブや中学生による清掃奉仕活動、町職員による乱獲監視パトロールなど保護活動を行っている。

(61)寺田川/関市
概要/保全対象はゲンジボタル。「寺田ホタルを守る会」と地元住民が河川清掃、カワガニの放流、たて看板の設置、パトロールなど、保全活動を積極的に行っている。

(62)美濃市神洞ホタルの里/美濃市
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和51年の集中豪雨で絶滅したホテルを呼び戻そうと地元住民らは57年ホテルを放虫、環境保全に努め現在ではホテルの飛び交う川になった。

(63)三和町源氏ボタル生息地/美濃加茂市
概要/保全対象はゲンジボタル。環境悪化により減少するホタルを市は昭和46年天然記念物に指定し、小学生を中心に様々な保護活動を実施。再びホタルの乱舞が復活した。

(64)堀田川のホタル/恵那郡蛭川村
概要/保全対象はゲンジボタル・ヘイケボタル・ヒメボタル。村ではホタルを保護・育成するために、青少年育成推進員会、社会教育推進委員が中心となって保全活動を行っている。

(65)門和佐川流域のゲンジボタル/益田郡下呂町
概要/保全対象はゲンジボタル。「門和佐川のホテルを守る会」と地元青年団が保護活動に積極的に取り組み、大きな成果をあげている。

【静岡県】
(66)桶ヶ谷沼/磐田市
概要/保線対象はトンボ63種。都市近郊に残された日本唯一のトンボの宝庫。市はアメニティタウン計画の中でモデル地区に取り上げ、住民とともに保全に努めている。

(67)川根町「野守の池」/榛原郡川根町
概要/保全対象はウチワトンボ・チョウトンボ・コフキントンボなど。「モアラブ川根ふる里づくりの会」では水質検査等を通して水質浄化、小動物の生息確保を行っている。

(68)上石野「ホテルの里」/袋井市
概要/保全対象はゲンジボタル。地元自治会によりホタルの生息環境が良好に保たれている。同地区のほか市内4ヶ所においてもホタルの里づくりが進められている。

(69)柿田川/駿東郡清水町
概要/保全対象はトンボ15種ほか各種小動物。都市部に残された柿田川の清流。地域住民が「柿田川自然保護の会」を発足させ、保護活動を実施している。

(70)小田貫湿原/富士市
概要/保全対象はトンボ29種・チョウ72種・各種小動物。湿原の広の割にトンボの個体数、種類ともの豊富で「猪之頭地域自然保護の会」などが保護活動を行っている。

【愛知県】
(71)岡崎源氏蛍発生地/岡崎市
概要/保全対象はゲンジボタル。岡崎ゲンジボタルは昭和10年に天然記念物の指定を国から受けたが、都市化などによりその姿は消えていた。その後住民の努力により復活し、全国でもまれに見る成虫飛翔地となっている。

(72)ホテルの飛び交う町つくり/知多郡阿久比町
概要/保全対象はヘイケボタル。自然をとりもどそうと昭和58年より「ホテルの飛び交う町づくり」運動を展開。町民こぞって保護に努めてきている。

【滋賀県】
(73)石山源氏蛍/大津市
概要/保全対象はゲンジボタル。歴史は古く、平安時代より様々な文学作品に登場している。昭和55年に「石山源氏蛍育成保存会」が結成され、保護、増殖に努めている。

(74)守山市鳩の森公園/守山市
概要/保全対象はゲンジボタル。古くからホタルで有名な土地であったが、環境の悪化で絶滅。昭和54年市はホタルのよみがえるまちづくりを提唱。人工飼育を始めた。

(75)愛知川河辺林/八日市市・愛知郡湖東町
概要/保全対象は各種チョウ類。「ドングリのなる森を子供の未来に贈る会」が中心になって調査や自然観察会が開催されるなど保全活動が進められている。

(76)
かぶと山蝶の楽園/坂田郡近江町
概要/保全対象はオオムラサキ・ギフチョウ。町では「かぶと山」一帯を環境保全林に指定。昭和57年からは近江町の小中学生や地元住民も協力し、保護活動を行っている。

(77)ホタルの町山東町/坂田郡山東町
概要/保全対象はゲンジボタル。保護活動は古く、大正15年から始まった。昭和27年には国の特別天然物に指定された。が環境悪化すすんだため活動を強化している。

【京都府】
(78)八木町ホタルの里/船井郡八木町
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和59年、環境庁の「アメニティタウン」の指定を受け保護・増殖に取り組んでいる。

(79)ガラシャの里/竹野郡弥栄町
概要/保全対象はカジカガエル・ゲンジボタル・ヘイケボタルなど。農業協同組合、観光協会等により河川の清掃活動等地道な活動が行われ美しい自然が保たれている。

【兵庫県】
(80)住吉川上流/神戸市東灘区
概要/保全対象はゲンジボタル。地元自治会や婦人会、子ども会による「住吉川清流の会」は、春と秋に約3000人が参加する美化活動や生物育成活動を精力的に行っている。

(81)あまがさきホテルの里/尼崎市
概要/保全対象はゲンジボタル・ヘイケボタル。ライオンズクラブ、地元の小学校長、理科担当教諭などを中心に「あまがさきホタルを育てる会」が結成され、環境整備を行っている。

(82)山口町のモリアオガエル/西宮市
概要/保全対象はモリアオガエル。私立山口中学校がモリアオガエルの保護と繁殖活動に取り組んでいる。生徒たちには自然を大切にする心を育てる格好の教材となっている。

(83)米地川/養父郡養父町
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和47年、県の自然環境保全地域に指定された。その後環境悪化がすすみ、地区住民を中心に保護活動の強化を図っている。

(84)ホタルの森/多紀郡丹南町
概要/保全対象はゲンジボタル・ヘイケボタル。県立篠山産業高等学校丹南分校の有志がホタルの調査・研究を行ってきた。この活動を土台にホタルの森づくりを進めている。

【奈良県】
(85)山の辺の道トンボ・チョウ・ホタルの里/天理市
概要/保全対象はオニヤンマ・ギフチョウ・オオムラサキ・モリアオガエルなど。奈良県ナショナルトラスト委員会が土地を買収し、人工池を設けたり、餌となる樹木を植えたりして自然環境の保全を図っている。

(86)明日香国蝶オオムラサキの里/高市郡明日香村
概要/保全対象はギフチョウ・オオムラサキ・ゴマダラチョウなど。「奈良県野生生物保護委員会」は、乱獲を防ぐためパトロール、餌になるエノキやクヌギのい確保などの保護活動を行っている。

【和歌山県】
(87)かつらぎ町天野の里/伊都郡かつらぎ町
概要/保全対象はゲンジボタル。「天野を良くする会」が中心となって、河川の清掃、残農薬の不法投棄を指摘することでホタルも乱舞するまで回復した。

(88)源氏ホタルを育てる会/那賀郡貴志川町
概要/保全対象はゲンジボタル。昔からゲンジボタルの名所として知られる。環境悪化により一時ホテルは減少したが「きしべの里整備事業」などによって環境整備を推進している。

【鳥取県】
(89)鳥取市ホタルの里/鳥取市
概要/保全対象はゲンジボタル。6〜7月にかけて数百匹の飛翔を見ることができる。「おおちだにホタルの会」「久松小学校ホタルクラブ」などの協力による保護活動が大きい。

【島根県】
(90)猪目川のカジカガエル/平田市
概要/保全対象はカジカガエル。自然に恵まれた地域で、特に地元鰐淵小学校では保護活動を授業に取り入れている。

【岡山県】
(91)ほくぼうホタルの里/上房郡北房町
概要/保全対象はゲンジボタル・ヒメボタル。昭和45年、町内の代表者が「北房町ホタルを育てる会」を結成。46年から当時では珍しい養殖施設をつくる等保護活動を続けている。

【広島県】
(92)谷迫川ホタルの里/広島市安芸区
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和59年からは市は谷迫川をホタル護岸と決めて改修を進め、地元有志の「谷迫川ほたる会」では保全活動を行っている。

(93)おくはたホタルの里/広島市安佐南区
概要/保全対象はゲンジボタル・ヘイケボタル。昭和61年頃からホタル生息環境の調査、カワニナの放流、看板の設置など町全体が保全活動に取り組んでいる。

(94)ホタルの里づくり/東広島市
概要/保全対象はゲンジボタル。「ホタルの里づくり」推進指定校となった市内の小・中学校が中心となってホタルの保護に取り組んでいる。

【山口県】
(95)宮野ホタルの里/山口市
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和52年地区の全世帯が加入して「宮野の川をきれいにする会」が発足。58年からは宮野小学校ゲンジボタル飼育委員会による放流が始められ、同時に生息環境も整えられている。

(96)一の坂川ホタルロード/山口市
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和47年、ホタル護岸工法による河川改修が行われ、56年には「一の坂川風致保存協議会」が結成され、各種の保存活動を行っている。

(97)木屋川ゲンジボタル/豊浦郡豊田町
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和32年に「木屋川・音信川ゲンジボタル発生地」として国の天然記念物に指定。現在では、「西市小学校ホタル飼育委員会」など多数の団体が指定当時の状況に戻すよう保護活動を行っている。

【徳島県】
(98)美郷のホタル生息地/麻植郡美郷村
概要/保全対象はゲンジボタル・ヘイケボタル。昭和41年に「ホタル愛護の会」が住民の参加により結成。各地区に「ホタル保護委員」を定め保全活動に取り組み、45年
に国の天然記念物の地域指定を受けた。

【香川県】
(99)塩江町ホタルの里/香川郡塩江町
概要/保全対象はゲンジボタル。町の若者が「温知会」を組織し、ゲンジボタルの人工増殖を開始。ホタル祭など多くの事業を自主的に展開して保護の努めている。

【愛媛県】
(100)今治市ホタルの里/今治市
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和57年以来、地区住民が河川の環境整備や人工増殖などに取り組み、同地区の中学校でも「ホタルクラブ」が発足して自然保護意識が高まっている。

(101)双海町翠地区ほたるの里/伊予郡双海町
概要/保全対象はゲンジボタル・ヘイケボタル。昭和57年、有志青年による増殖事業がスタート。町でも「ほたる保護条例」を制定し、官民一体で保護活動を展開している。

【高知県】
(102)トンボ自然公園/中村市
概要/保全対象はトンボ62種。社団法人「トンボと自然を考える会」が中心となって自然環境の保全を行い、ボランティアにより「トンボ自然公園」が整備されている。

【福岡県】
(103)室見川中上流一帯のほたる/福岡市早良区
概要/保全対象はゲンジボタル。「室木川の自然を呼び戻す会」の保全活動により中上流域一帯でホタルが見られる。

(104)小熊野川ホタルの里/北九州市小倉北区
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和47年、住民が清流を取り戻そうと清掃活動を展開。55年から「南丘コミュニテ委員会」は本格的にホタルの放流に取り組み定着し始めた。

(105)ホタルの里若宮町/鞍手郡若宮町
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和35年から町の商工会青年部がホタルの保護活動を活発に行い町内各地で甦った。

(106)牛頸ホタルの里/大野城市
概要/保全対象はゲンジボタル。市は、「大野城市まちづくり懇談会」の提言によりホタルの保全活動を実施。牛頸地区にホタルの保全・増殖活動を委託し保護を進めている。

(107)ホタルの里/直方市
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和44年「元取川ホタル研究会」が発足。絶滅したホタルの人工増殖を開始。毎年放流を続け、現在では見事に復活した。

【佐賀県】
(108)祗園川のゲンジボタル/小城郡小城町
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和59年、町と「小城ゲンジボタル保存会」はホタルの里づくりを計画、祗園川流域3kmにわたってホタルが飛び交うまでに成功した。

(109)ホタルの里有田町/西松浦郡有田町
概要/保全対象はゲンジボタル・ヘイケボタル。昭和59年、有田青年会議所内にホタル保存会が発足し、各種の保存活動を実施している。

【長崎県】
(110)本河内高部貯水池上流/長崎市
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和57年の水害後いなくなったホタルを復活させようと「伊良林小学校ホタルの会」が結成せれ、飼育、放流活動を行っている。

【熊本県】
(111)熊本市江津湖ホタルの里/熊本市
概要/保全対象はゲンジボタル。名水都市の熊本でも近年河川の汚染が目立ようになったため、「美しい水辺の里」づくり運動を起こしてホタルの保護活動を行っている。

(112)山鹿市一ツ目池のホタル/山鹿市
概要/保全対象はゲンジボタル・ヘイケボタル。昭和63年、肥後の水資源愛護賞を受賞したのをきっかけに「一ツ目の水源を守る会」が結成されるなど地域をあげて保護活動に取り組んでいる。

(113)轟公園と下津深江川/天草郡天草町
概要/保全対象はゲンジボタル・カジカガエル。昭和62年、町では学校児童、老人会、婦人会など地域一帯に呼びかけ、「ホタルと河鹿を育てる会」を発足。保護活動を展開。

(114)菊池ホタルの里/菊池市
概要/保全対象はゲンジボタル。親水性護岸を築造するなど環境整備に努め、ゲンジボタルなどの水生生物を甦らせ、地区全体で保護・育成に努めている。

(115)松島町永浦島のハクセンシオマネキ/天草郡松島町
概要/保全対象はハクセンシオマネキ。全国的に貴重で最大規模の群棲地。この貴重な資源を保全するため自然観察会などが積極的に開かれている。

【大分県】
(116)宝泉寺温泉ゲンジボタル生息地/玖珠郡九重町
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和42年頃からホタルの里を復活させるべく山奥に生き残ったホタルを採取して放流を繰り返しこと20年でようやくホタルが舞い戻った。

(117)大分市七瀬川ホタル保護地区/大分市
概要/保全対象はゲンジボタル。「大分市ホタル研究会」会員は地域の人々の協力も得て、環境保全に努め、ホタルの里づくりを目指している。

【宮崎県】
(118)小林市出の山公園/小林市
概要/保全対象はゲンジボタル。昭和56年には市民団体の「出の山源氏蛍自然保護会」が結成され、生息調査、観賞池の整備など保全活動を行っている。

【鹿児島県】
(119)ツマベニチョウの舞う里/指宿市・揖宿郡山川町
概要/保全対象はツマベニチョウ。昭和54年、指宿市では「指宿蝶と花いっぱい運動推進協議会」が結成され、山川町でもチョウの楽園構想があった。両市町とも地域住民の協力を得て、食樹の確保などの環境整備を行っている。


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