2007年02月20日
トリハダヲタテテクダサイ・・・
日本語教師KEN、文化の厚い壁に阻まれました(笑)。
教科書に「トリハダ」(寒い時にでるアレです)という言葉が出てきまして…。
我がベトナム人の学生諸君、意味がわからない…。
いや、正確にはわからないわけじゃないんです。知識としてはちゃんと、「鳥肌」という言葉が何を指すかは知っています。ベトナム語でも鳥肌という語はありますし。
しかしここホーチミン市は、年中暑い。1年を通じて最高気温は30度を超えるので、鳥肌を立てるなんてことなんて、はっきり言ってないのです。
だから、ホーチミン生まれのホーチミン育ち、なんていう生粋の南部人は、人生で一度も鳥肌なんて立てたことがない!と。
「先生、トリハダが立つとどんなふうになるんですか?いちど立ててみてください。」
うむ〜う、なんたる無理難題。そんなこと意識してできるワケないではないか。
困ったコマッタ・・・。
2007年01月25日
怒られてしまったっす…
校長とは名ばかりの、日本語教師KENです。
え〜、本日もうちのスタッフに怒られてしまいました。立場上は僕の部下のハズなのに(笑)。
彼女(日本人)がなんで怒ったかっていうと…
「私は日本人だから○○があるのは当たり前だと思います」
って。
○○が何かは、ここではおいときまして。
日本人だから、っていうより、僕が世間一般の人とは感覚がズレてる、いやいやズレまくっているんだと思います(爆)。
不肖日本語教師KEN、これは自覚してます。
今は昔、不肖私、けっこうハードな山登りしてました。
岩壁なんかを登るときは、1グラムでも荷物を軽くするために極限まで荷物を削ります。ひどいときだと、マイナス20度の岸壁の中で、ツェルトっていうペラペラナイロンの簡易テントをかぶっただけで、幅40センチの岩棚に座って寝る、とか。
こんな状況で青年期を浪費したので(笑)、どんなものでも「ないのが当たり前」「なしですます」が骨の髄までしみこんしまっているワケです。
トイレに紙がないのは当たり前。アジア式に水で清める(笑)。ミネラルウオーターがないのも当たり前。生水でも飲み続ければ、そのうち腹壊さなくなる。
シャワーのお湯が出ない、しょっちゅう停電する、み〜んな僕の感覚では「当たり前」。なんで不満なの?です。
そんな世間一般の正常な感覚を持ち合わせない類人猿が、校長として「普通の人」を雇用する立場にある…。
この苦労、お察しくだされ。
こう見えても日本語教師KEN、打たれ弱いです。お願いだから怒らないで…。
は〜、これだったらマイナス20度の岩棚のほうがいいかも、です(笑)。
2006年12月23日
もう、もう立ち直れないっす・・・
日本語教師KEN、ベトナムで日本語教師をはじめてはや7年目。
その7年の経験のなかで、これほどダメージを受けたことはありません…。
学校には共用のパソコンがありまして、これに授業の教案、資料などを保存していました。
ADSLにもつながっているので、学生たちにも日本関連のサイトを見せてやろうと、受付ロービーのところにおいておいたのですが…。
日本関連のサイトを見るためにおいておいたのに、学生どもは自分のメールチェック&ゲームにしか使わない。見かねて「日本語の勉強のためなら無料」の紙を貼っておいたのですが、効果はなし。
そして土曜日の晩、どこかのバカタレがコトに及び、破局がやって来ました(笑)。
なんと…
正体不明の怪しいファイルをダウンロード⇒パソコンクラッシュ⇒今まで作りためてきた教案・授業の資料が全て消滅(号泣)…。
ええ、そうですよ。バックアップとってなかった僕が悪いんですよ。そんな大切な資料の入ったPCを無料で開放した僕が悪いんですよ。
でも、でも…。
もう、もう立ち直れないっす…。
2006年12月22日
ベトナム人と携帯電話の関係…
不肖、日本語教師KEN。怒っています(笑)。
授業中に携帯で話すべト娘、ピコピコと携帯メールを打つべト娘…。
(自称)優男ではあるが、根はバリバリ体育会系の日本語教師KEN。以前ベトナム人事務員からの「厳しすぎる」の意見に耳も貸さず(爆)、「携帯禁止」のポスターを教室に貼ったことがあります。
しかし効果はなし…。
大体なんでベトナム人の給料で携帯電話がもてるのか、不思議でなりません。
ベトナムでの携帯電話の値段と平均月収は…。
携帯の値段は安いもので$100前後から。カメラなんかがついてるのだと、$200以上。町でよくみかけるサムスンの高級品だと、$600ぐらい。
こちらのワーカーさんの給料が大体$70。日本語ができる事務職だと、$200ぐらいから。
なんで携帯電話ごときに自分の月給と同額、もしくはそれ以上のお金を払えるのか、僕には不思議でなりません…。
ベトナム人にとって、携帯電話は一種のステータスのようです。日本人の若い子がブランド物のバックなどを持つのと同じような感覚かもしれません。
以前授業で「学生に携帯電話は必要か」という熱〜い(笑)議論をベトナム人学生と戦わせましたが、大学生では「絶対必要派」「携帯原理主義者」が過半数を超えました。
僕は最右翼、「学生携帯電話撲滅運動」の闘士。盛り上がらないわけはありません。
「田舎の親と話すのに必要」「郵便局でかければいいだろ」
「友達との約束に遅れるとき、すぐ連絡できる」「待たせりゃいいだろ、ベトナム人はみんなそうじゃない」
こんな議論を延々と(笑)。いや〜、怒りのパワーで口が回る回る。学生どもよ、普段からこの調子で話してくれたまえ。
2006年12月03日
ベトナム人は○○過剰気味・・・
日本語教師KEN、ベトナム人と接していて、常日頃思うこと。
ベトナム人は自信過剰気味の人が多め(笑)
トラの穴入門希望者はレベルチェック・テストを受けるのですが、その試験結果・現実を直視せず、「私は初級なんてレベルじゃない、中級クラスに入れてくれ!」とか言う人が結構いるのです…。
今までで一番の自信過剰君は、「僕は日本語能力試験の2級に合格しました。今年は1級を受けたいと思っているので、上級クラスに入れてください!」とひじょ〜にたどたどしい日本語で言うわけです(笑)。
おいおい、その日本語会話能力で2級合格はないだろ、と思いとりあえず3級レベルのテストをやってもらうと、
半分もできていないぞ…。
で、テストの結果を見せて「君は初級からやり直しだね」と言っても納得しない。最後は怒って帰っちゃいました。
まあこれは極端な例ですが、それでもこの手の人は案外たくさんいるワケです。
う〜ん、謙遜を美徳とする我が日本人から見ると、信じられないような自信過剰(笑)。
英検3級に合格できそうもないのに英検1級クラスに入りたい、という日本人は存在するか? ほぼ100%いないんじゃないですかね。
こういう日本ではお目にかかれないような人に会えるのも、海外の日本語教師の醍醐味、かも。
2006年12月02日
外国人の値段、ベトナム人の値段
昔バックパッカーをしていたとき。インドとベトナムは、人によってかなり好き嫌いがはっきり分かれる国でした。その理由の一番は、
ぼったくり(笑)。
ベトナム人と外国人では、全てにおいて値段が違うのです。もちろん外国人のほうが高い…。
当のベトナム人はこれについてどう考えているのかというと…。
我が日本語学校の日本語中級クラスで、おもしろそうな新聞記事を読ませて、ディスカッションをしたりしています。
で、その時のお題目から。現地新聞を日本語訳したものです(あてにならないこちらの新聞記事の要約なので、真偽の程はおいといてください)。
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外国人料金はどうして存在するのか?(要約)
外国人がホーチミン−ブンタウ間のスピードボートの切符を買う場合、ベトナム人より50%増しの10ドルになる。スピードボート会社2社の社長にインタビュー。
◆サイゴン航海旅行会社グェン・タイン・リエム社長
ベトナム人と外国人は収入が違う。外国人は英語などの外国語で接客をして欲しいなど、サービスに対する要求が高い。外国人料金設定は当然。
◆チャン・クオック・ヒエウ、ゾンソンサイン会社副社長
ボートが事故にあった場合、補償金は外国人は3000ドル、ベトナム人は300万ドン。補償金額が違うから外国人料金を設定。
チャン・クオック・ヒエウ副社長によるとベトナムのWTO加盟以降は料金を統一する予定だとのこと。一方グェン・タイン・リエム社長は料金統一はもう少し先になるだろうと語った。
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さて、この記事を読んだベトナム人学生の意見ですが。
なんと6〜70%が外国人料金に賛成!
(`Δ´)なんだとー! 。
1.外国人は収入が圧倒的に多い
2.保障金額に10倍以上の差がある
3.英語などベトナム人相手には必要ないスキル・サービスが必要だから。
だいたいこんな感じです。
新聞記事のスピードボートだったらまあ一理ある(保障金額が違うとか)かとも思うですが、Hueの遺跡(VN人5,000ドン、外国人55,00ドン)なんかはねえ…。
まあ、ベトナム人の外国人料金に関する意見でした。
2006年12月01日
ゴムの時間と称するもの。
ベトナム語で「ゴムの時間」( gio day thun / ヨー・ヤイトゥン)と表現する言葉があります。 Gioは「時間」でgay thunは「ゴム(ひも)」。
時間は伸びたり縮んだりする、つまり予定は未定、というような意味。
僕が初めてベトナムのゴム時間の洗礼を受けたのは、日本語クラスの教え子の結婚式のとき。招待状に7時開始って書いてあったから6時50分に会場到着。しかしだれもいない…。
結局、式が始まったのは1時間半後。その間律儀な日本人は、天井のしみの数を数えていました。トホホ…。
ゴムは年齢が高いほど伸びる傾向があり、今日も約束の人物(50歳代)が現れたのは、約束の時間の2時間後。本人には遅刻したという意識はまるでなし。
もう慣れちゃいましたけどね。予定は未定、口約束は無視約束。最近は僕もでかい顔して約束に遅れていくようになりました。仕事以外のことなら。
でもやっぱり、仕事の時は勘弁してほしい…です。
男は強くなければならないのだ!
男は強くなければならない(らしい)、ベトナムでは。
以前我が日本語学校で、学生と映画鑑賞会をして「北の国から−遺言−」を見せたときのこと。
純君が結ちゃんのご主人に「結ちゃんをください!」と土下座しているシーンを見ながら…
日本人教師2人(女)は感動のあまり目がウルウル…。
方やベトナム人は…。
シラ〜っと冷たい反応。「なんて情けない男!」「男なら奪いなさい!!」「なんであの子はあんな情けない男が好きなの!!!」…。
純君ボロクソ。
あまりの日越両国人の反応の違いに、思わず笑ってしまいました。
男は優しく、そして強く。
あ、僕は男失格だ(笑)。
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ベトナム・カンニング文化
ベトナムはカンニング文化を持つ国である(笑)。
ベトナムで日本語教師していて思うのは、どうしてベトナム人はこうもカンニングに罪悪感を持たないかということ。
毎年試験シーズンになると、カンニングが大きなニュースになります。カンニング産業(?)もかなりの規模のよう。
先日の新聞記事によると、
○ハノイ市警察がハノイ国家経済大学寮向かいのコピー屋で重さ20キロ近くのカンニングペーパーを押収。
同地区では先日も350キロ近くのカンニングペーパー9袋分が押収されており、これらを販売した疑いで容疑者2人が逮捕された。
でもこんなのは序の口。新聞を見ていると、替え玉受験、窓から答えを伝える、携帯で答えを通信…、もう何でもアリ。
テレビでニュースを見ていたら、インタビューを受けた生徒が「僕カンニングやってるよ、あたりまえじゃん。」などと、あっかけらかんと答えている。オイオイ、テレビでそんなこと言っていいのかよ…。
ちなみに昨日は出張授業先の会社でテスト。叱っても注意してもあっちをちらり、こっちでボソボソ。頼まれて行っている大学でも、ちょっと目を離すとすぐカンニング (キ`゚Д゚´)!!
カンニングはしてはいけないこと、もちろんみんな知っています、知識として。でも「知っていること」と「そうしている」ま全く別のこと。う〜ん、これも文化なのだろうか。
カンニング文化、なんじゃそりゃ…。


