September 23, 2007

上下・水平両面の揺れをやわらげる、世界初の免震プロジェクト始動 構造計画研究所

上下・水平両面の揺れをやわらげる、世界初の免震プロジェクト始動
3社共同で低層建物向けの三次元免震システムを開発・実用化
構造計画研究所


蟾渋し弉荼Φ羹蝓壁部正太社長)は、清水建設蝓糞榾寨琉貅卍后法及びカヤバシステムマシナリー蝓弊舒羆兢ー卍后砲閥ζ韻如低層建物向けの三次元免震システム「ハイパーエアサスペンション」を開発・実用化し、実建物への適用を決めた。
同システムは、地震による上下・水平両方向の揺れを低減する免新システム。
その適用第一号は、株構造計画研究所が事業主として計画中の集合住宅新築工事「阿佐ヶ谷プロジェクト」(現在、免震構造評定を申請中)。
なお、同システムの開発・実用化には、東大生産技術研究所藤田隆史教授が指導を行っている。

「ハイパーエアサスペンション」は、地震時の水平方向の揺れはもとより、従来は難しかった上下方向の揺れにも対応できる免震システム。
従来型の免震構造は水平方面の揺れを軽減したが、上下方向の揺れには対応していなかった。
そこで同システムの上下方向の揺れは、揺れの加速度を免震しない場合に比べ、約3分の1に低減(水平方向の免震効果は従来と同等)。

同システムの主要構成は、三次元免震ユニットとロッキング抑制機構。
三次元免震ユニットは、異なる機能を持った免震装置を上下一体化したもので、建物と地盤の間に必要数設置する。
ユニット上部は従来型の積層ゴムによる免震装置を設け、上下方向の揺れを吸収する。
上下・水平の揺れ具合を建物や地盤に合わせて個別に設定できるため、想定される地震の揺れに対してよりきめ細かく設計できる。

またロッキング抑制機構は、三次元免震で課題となっていた「ロッキング」運動に対応。
ロッキングとは、上下方向の揺れを免震しようとする際、水平方向の揺れで建物が転倒しようとする動き。
同機構は、油圧機構を備えたロッキング抑制装置を、建物底部の四隅に配置。
建物がある方向に転倒しようとすると、反対側の装置が転倒を抑制するように作用する。
建物の傾きは1/100以下に抑えることができる。

「阿佐ヶ谷プロジェクト」では、3次元免震ユニット8基を建物の地下階に設置。
1基のユニットには上部に直径65cm、高さ30cmの積層ゴム1台を搭載。下部に、直径85cm、高さ30cmの空気ばねを3台ないし4台搭載している。
試算によると、水平方向の揺れを800ガルから100ガルへ、上下方向の揺れを300ガルから120ガルへ軽減できる。
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蟾渋し弉荼Φ羹
TEL.03-5342-1105





nihonkenzai at 05:47制震・免震装置  この記事をクリップ!
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