上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場

憲法研究者の社会活動の一環として、ブログを開設してみました(2008年4月5日)。 とはいえ、憲法問題全てについて意見を書くわけではありません。 政治問題について書くときがあるかもしれません。 記録として残しておくために、このブログを使用するときがあるかもしれません。 各投稿記事の右下の「拍手」が多いようであれば、調子に乗って投稿するかもしれません。 コメントを書き込まれる方は、カテゴリー「このブログの読み方とコメントの書き込みへの注意」の投稿を読んだ上で、書き込んでください。 皆様のコメントに対する応答の書き込みは直ぐにできないかもしれませんので、予めご了解ください。 ツイッターを始めました(2010年9月3日)。 https://twitter.com/kamiwaki フェイスブックも始めました(2012年7月29日) http://www.facebook.com/hiroshi.kamiwaki.7 かみわき・ひろし

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(13)

はじめに

(1)これまで
安倍晋三首相の昭恵夫人の森友学園の幼稚園と小学校設置への積極的寄与・貢献
について12回の投稿しました。

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(1)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(2)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(3)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(4)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(5)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(6)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(7)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(8)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(9)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(10)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(11)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(12)

(2)この投稿は、そのテーマについての13回目の投稿です。

これまで、
安倍首相の昭恵夫人の公的な行為の場合を別にすれば、
公的行為の「連絡調整」のためだけであれば、
そもそも安倍昭恵夫人付き官邸職員は必要ないし、
どうしても必要なら
安倍首相の政治団体の「秘書」を活用すればよいこと、
また、公的行為の「連絡調整」を口実にして、
政治団体のスタップでもある昭恵夫人の政治活動のために
お付きの官邸職員を事実上の「秘書」として私物化していること
を指摘してきました。

この投稿では、
私の以上の指摘が独りよがりの意見ではなかったことを
確認し、
付きの職員や財務省本省の官僚の「公務」意識に乗じて、
昭恵夫人はお付きの職員を「秘書」として指示して
森友学園のための「口利き」をしたことを
確認します。


1 首相夫人付き職員の「公務」

(1)安倍首相の支持者の中には、
理屈抜きで安倍夫婦を擁護する者があるようですが、
理屈のわかる者もいるでしょうから、
首相夫人付き職員の「公務」内容を確認しておきましょう。


首相夫人は、国会議員でも大臣でもないことは、
いうまでもないことです。

とはいえ、何度も指摘するように、
首相の外交などの公的行為の際に首相夫人が参加・出席することは、
必要な場合があるでしょうから、その場合に、
夫人に公務員である職員を付けることは、
許されうることもあるでしょう。

(2)もっとも、その場合でも、
お付きの職員を何名つけるのかについては、
その公的行為の性格や内容次第になるので、
そもそも本当に職員を付ける必要があるのかどうかを含め
お付きの職員の員数については、別途検討しなければなりません。

(3)一方、政府は、
お付きの職員が昭恵夫人に同行する理由につき
「首相の公務遂行の補助に関する連絡調整などを行うため」とし、
森友学園での講演の場合を含め、
お付きの職員の同行・随行は「公務」という位置づけをしており、
「政治的活動のサポートではない」と弁明しています。

(4)政府の説明については、後で批判しますが、
政府の立場に立っても、
「首相の公務遂行の補助」という公的な目的のために
首相夫人に職員を付ける以上、
当該職員は、
夫人の政治活動や選挙運動を含め私的行為を手伝ってはならないし、
夫人は、職員を私的行為のために使用してはならないことは、
明らかです。

公務員の場合も、
憲法論としては公務外の政治活動や選挙運動は自由ですが
(現行法令の合憲性問題はここでは検討しません)、
職務専念義務があるので、
公務中、公務に支障のある政治活動・選挙運動が禁止されますが、
政府の上記説明であっても、同じ結論になります。

(5)ちなみに、大臣には、
公務である国会答弁の調整などに当たる「事務秘書官」と、
秘書らを政治任用する「政務秘書官」が付きますが、
公務員の政治的な行為は制限があるので、
選挙応援は政務秘書官が同行するのが一般的だそうです
(後掲、毎日新聞記事)。


2 公的「連絡調整」なら職員はやはり不要

(1)私が疑義を指摘し続けていることは、
単に公的な「連絡調整」を行うだけであれば、
夫人も携帯電話などを有している以上、
公務員である職員を付ける必要はないし、
職員を付けてしまうと、職員は余りにも暇になるので
公務員・公金の無駄遣いになる、ということです。

公的な「連絡調整」は首相夫婦間で行われるので、
職員のする公的「連絡調整」は多くないからです。

たとえ公的「連絡調整」が多くて職員を付ける必要があっても、
あえて夫人に随行して外出させる必要はないでしょう。
この場合も、基本的には、公務員・公金の無駄遣いです。

(2)安倍首相の昭恵夫人の場合、
最高5名(非常勤と常勤)の職員が付いており、
夫人の選挙運動や講演にまで随行させていますが、
菅直人元首相の妻伸子氏には、当時、
常勤の担当職員はいなかったそうですし、
伸子氏は毎日新聞の取材に対し
「日ごろは議員会館の事務所が日程調整していた。
昭恵氏の選挙運動や講演に職員が同行していたのは驚きだ」
と語ったそうです(昭恵氏付職員  選挙応援昨夏3回同行
ツイッターに写真?」毎日新聞2017年4月5日 21時47分)。

上記現状は、やはり過去の慣行ではなく、
異常な状態なのです。

(3)また、経済官庁の事務秘書官経験者も、
「連絡調整なら電話かメールでできる。選挙同行はありえない」
と首をひねっていますし(前掲、毎日新聞記事)、
元経産官僚でNPO法人理事長の飯塚盛康さんも、
東京新聞の取材に
「大臣や局長などに省庁からつく秘書が、
私的活動に同行するのはあり得ない」と指摘し
「連絡調整は電話などでできるし、必要なら私設秘書を雇えばいい。」
と話しています(「昭恵夫人付き職員 ハワイ私的訪問にも同行」
東京新聞2017年4月8日)。

自民の閣僚経験者までもが
「選挙応援には役所の秘書官は連れて行かない。
行動予定も分けて管理していた」と述べています
(「首相夫人それでいいの? 安倍昭恵氏に疑いのまなざし」
朝日新聞2017年4月8日05時09分)。

(4)私が指摘してきた通り、現状は明らかに異常です。


3 やはり事実上の政治活動のための「秘書」

(1)何度も指摘するように、昭恵夫人は、
安倍首相の資金管理団体の連絡先を明記した名刺を
持ち歩き、国民に手渡しています。

昭恵夫人は、政治団体のスタッフとして
政治活動・選挙運動をしているのです。

(2)ですから、お付きの官邸職員は、
「夫人の公的な連絡調整」をするという口実で、
「夫人の私的な連絡調整」まで行っていることでしょう。

そのうえ、
夫人の私的な政治活動等の一部まで手伝っているようです。
夫人のフェイスブックで紹介される政治活動・選挙運動の写真は、
すでに指摘したように、
お付きの官邸職員が撮影した可能性が高く、
その限りで職員は政治活動をしていることになります。

(3)また、例えば、昭恵夫人は2016年8月、
自らが主催者の一人のシンポジウムに参加するため
ハワイに行き、真珠湾も訪問しました。
政府は答弁書で「私的な行為」と説明しましたし、
昭恵夫人は雑誌の取材などに
「真珠湾は訪れたことがなく、戦後七十年で訪問したい気持ちが強くなった」
と説明し、「夫は夫、私は私」とし、
首相の真珠湾訪問につなげる気持ちもなかった、などと説明しています
(前掲、東京新聞の記事)。
つまり、昭恵夫人も、公的なものとしての真珠湾訪問ではなかったのです。

ところが、
政府は、「連絡調整」を口実にして
内閣官房職員2人、外務省職員1人の計3人が
同行したそうです。
(なお、旅費については、
内閣官房職員分はシンポジウム主催者が、
外務省職員分は外務省がそれぞれ負担したそうです。)

何故「連絡調整」に3名も必要なのでしょうか?
無駄です。

さらに、官邸職員は、「連絡調整」を口実に
昭恵夫人が昨2016年の参院選の応援に行った際に3回、
昭恵夫人が名誉会長を務めるスキーイベントにも3年連続で
それぞれ同行し
職員はスキーもしていたそうです。
(なお、「連絡調整」にあった時間以外は、
勤務手当は支給されないそうですが、それはどう確認し、
どう画定したのでしょうか?)

(4)昭恵夫人は、繰り返しますが、
選挙運動のほか、政治活動をしているのです。
そうであれば、
職員を同行・随行させる必要はありません。
にもかかわらず、随行・同行させるのは、
昭恵夫人の指示で、お付きの職員に
夫人の政治活動の「連略調整」、
さらには、政治活動を一部させているのでしょう。
公務員・公金の私物化以外の何ものでもありません。

今後、その実態がどんどん露見することでしょう。

前述の、元経産官僚でNPO法人理事長の飯塚盛康さんも、
「夫人付き職員は、まるで私的な秘書のように使われている」
と話しています(前掲、東京新聞の記事)。

(5)私の指摘と同じ意見です。
だからこそ、お付きの官邸職員の旅費を
昭恵夫人側が減速負担したのでしょう。
本来の公務であれば、公費負担にするはずですから。
後ろめたさの現れでしょう。


4 昭恵夫人の「公務」の認識とお付きの職員の「公務」

(1)昭恵夫人の著書「『私』を生きる」(海竜社、2015年11月)
は、首相夫人の仕事につき、
外遊や政府がらみの活動のほかに、
「国民との直接対話を通して得た情報を主人に橋渡ししたり、
それに関する意見を講演会やフェイスブックなどを通して広く伝えたり、
自分がいいと思う活動団体を支援したり」することと記述している
そうです(「団体支援「総理夫人の仕事」 昭恵氏、著書で「私人と区別」」
東京新聞2017年4月3日)。

(2)昭恵夫人は「首相夫人としての公務」を
以上のように見なしているがゆえに、
自身の政治団体の政治活動は
「首相夫人としての公務」の一部になっているのでしょう。

だからこそ、昭恵夫人は、
お付きの官邸職員に政治活動の「秘書」として指示し、
様々な「口利き」をしたのでしょう。

お付きの官邸職員は、公的・私的「連絡調整」だけではなく、
「口利き」も「公務」だったのでしょう。

(3)その一つが、右翼の思想で安倍夫婦が共鳴した
籠池理事長夫婦の森友学園の小学校づくりでしょう。
安倍首相は、自民党総裁に再選される前に
森友学園の塚本幼稚園の講演を引き受け、
内閣総理大臣を辞任したら
その小学校を「安倍晋三記念小学校」にすることを
了承していたそうですし、
昭恵夫人は、安倍首相の代役として3回も講演をし、
小学校の名誉校長も引き受けたわけです。
それゆえ、籠池理事長と一緒に小学校づくりに邁進しました。

籠池理事長の証言通りであれば、
「100万円を寄付」し、
籠池理事長の「お願い」を実現するよう
「口利き」したわけです。
昭恵夫人は、名誉校長して
森友学園側の立場にあるからです。
このことは、
お付きの官邸職員も承知しているはずです。

(4)そこには、国家公務員の「公務」とその意識が悪用されました。

お付きの官邸職員は、首相夫人の私的な政治活動などにも
「秘書」として働くことが「公務」であると位置づけられるとなると、
当該職員は、昭恵夫人の「口利き」の指示を受ければ、
当然、それに十分応えることになるでしょう。

(5)森友学園への国有地売却問題で、
安倍首相の昭恵夫人のお付きの官邸職員が籠池泰典前理事長に
ファクスで送った文書について、
政府は4月4日、行政文書に該当しないとの答弁書を
閣議決定しました。
その答弁書では、
籠池氏から問い合わせを受けた夫人付きの職員が、
職務に関係しないにもかかわらず
財務省に問い合わせたうえで結果を情報提供したことを、
「公務員として丁寧に対応したが、
職務として行ったものではない」と説明し、
文書についても「職務上作成したものではなく、
組織的に用いるものとして保有していたものでもない」とし、
行政文書にはあたらない、と結論づけました。

(6)しかし、
これは、
「人間として丁寧に対応した」という説明ではありません。

政府の説明通り「公務員として丁寧に対応した」のであれば
それは、明らかに「公務」であり、
「公務により作成された文書」は、「公文書」(行政文書)です。

例えば、公務員が役所に用事で立ち寄った市民から
単に道を聞かれ、道順を説明したことは、
公務員としてではなく、人間として行った対応であり、
その時にメモしたものは、公文書ではありません。
しかし、
例えば、役所の窓口で行政に関する事項に付き
市民の相談を受け、窓口の職員がそれに対応すれば、
それは公務ですし、
その際に、それに関する文書を作成すれば、
それは公文書(行政文書)です。

(7)ですから、夫人付き官邸職員は、「公務」として
財務省本省(および国有財産審理室長)に、
籠池理事長の「希望」を丁寧に伝え、
それを通じて「口利き」に加担させられたのです。

夫人付き官邸職員は、夫人に指示されたことを行うのが公務だ
と説明を受けていた、あるいは、それを上司が容認していたから
のいずれかでしょう。
また、財務省本省の職員も夫人付き官邸職員から
「問い合わせ」や「口利き」を受ければ、
それに応じるのが「公務」だと判断したから、
回答したのでしょう。
国有財産審理室長も同様です。

回答後に森友学園側の「希望」がほとんど叶えられるわけですから、
昭恵夫人が「神風を起こした」可能性が極めて高いのです。
政府は、関係資料を廃棄したと言い張り、
それを反証できていません。


5 真相解明は不可欠だ

(1)政府は、反証したいのであれば、
昭恵夫人をはじめ関係者の証人喚問をするしかないのです。
繰り返しますが、
このままでは、客観的事実に反するものを除き、
籠池理事長(当時)の証言が、
そのまま「衆参における真実」になってしまいます。

籠池理事長の証言を裏付けたり、補強する客観的事実などは
出てきていますが、その逆は皆無の状態です。

(2)いま必要なことは、
刑事責任を問うことではなく、真相解明です。
刑事責任の追及は、その後です。

真相解明がなされれば、それに対し、
誰がどう責任を負うべきか、
今後どう歯止めをかけるのか、答えも出せますが、
真相解明がなされなければ、そのいずれも実現しません。

(3)安倍政権が法的根拠のないまま
国家公務員・税金の私物化を許してしまえば、
安倍政権は、これまで以上に、
憲法、法令、民意を無視して暴走し、
国民の財産や公務員を私物化し続けることでしょう。
このままでは日本政府は前近代です。

(つづく)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(12)

はじめに

(1)これまで
安倍晋三首相の昭恵夫人の森友学園の幼稚園と小学校設置への積極的寄与・貢献
について11回の投稿しました。

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(1)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(2)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(3)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(4)

 安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(5)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(6)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(7)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(8)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(9)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(10)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(11)


(2)この投稿は、そのテーマについての12回目の投稿です。

今回は、
安倍首相の夫人であり、かつ
安倍議員の政治団体のスタッフである安倍昭恵氏が、
お付きの官邸職員を、やはり「公務」の枠を超えて
まるで政治団体の「秘書」として私物化してきたのではないか
と、改めて指摘します。


1 「公務としての連絡調整等」の枠を超えた官邸職員の行為

(1)安倍首相の昭恵夫人には、
外遊などの公的行為のためだけではなく、
「安倍首相の公務遂行を補助する連絡調整」のために
官邸に出向している職員が付いていることは、
これまで何度も書いてきました。

その員数は、非常勤と常勤、総勢5名。
常時5名が付いているわけではないようですが、
昭恵夫人が外出するときには、
「連絡調整等」のために官邸職員が随行しているようです。

森友学園には、2人も随行したようです。

(2)外遊など公的行為を行う場合を除けば、
単に「連絡調整」をするだけなら
昭恵夫人本人だけでも十分可能だと思いますし、
安倍首相の政治団体はその人件費から推測すると
大勢の「秘書」(職員)をかかえているようなので
(なくとも8名〜14名程度)、
その「秘書」の1人を付ければいいはずです。
にもかかわらず、
税金で給与が支払われる有能な公務員を
随行させているのです。

(3)国会議員でもない、公務員でもない「私人」である
昭恵夫人は、すでに指摘したように
安倍首相の政治団体のスタッフのようで
政治団体の連絡が明記された名刺を持ち歩いて配布しています。
ですから、
お付きの官邸職員を平然と「秘書」と呼んでいるのでしょう。

土生栄二内閣審議官は3月5日の衆議院文部科学委員会で、
安倍晋三首相夫人の昭恵氏が2016年6〜7月に
参議院通常選挙の候補者応援で岡山と沖縄を訪れた際、
夫人付政府職員が同行していたことを明らかにしました。

公的な活動のための「連絡調整」であれば、
そう忙しくないでしょうから
官邸職員を付ける必要がないので、
官邸職員には、事実上、
昭恵夫人の政治活動や選挙運動のための
「連絡調整」まで行わせているから、
昭恵夫人は「秘書」と呼んでいるのでしょう。

(4)2015年3月15日に仙台で開かれた
国連防災世界会議の関連シンポジウムに、
昭恵夫人と夫人付き官邸職員が参加した時に、
昭恵夫人の隣で当該職員が拍手している写真が
紹介されています(LITERA2017.03.31)。

また、その記事では、
同年2月22日、昭恵夫人はお付きの官邸職員と共に、
映画上映会を兼ねた防潮堤見直し集会に参加し、
集会後には主催者と参加者を交えた懇親会に
昭恵夫人と官邸職員は一緒に参加したと書かれています。

官邸職員は、まさに「秘書」です。
「連絡調整」という公務の枠を超えるからです。

(5)昭恵夫人は、選挙運動の時を含め政治活動などを
したときの写真を自身のフェイスブックで紹介しています。
明らかに自分で撮影したものではない写真があります。

これを撮影したのが、政治団体の秘書であれば、
お付きの官邸職員を随行させる必要はないことになりますが、
政府は、選挙運動期間を含め、官邸職員を随行していること
を認めていますので、写真を撮影したのは、
お付きの官邸職員である可能性が高くなります。

籠池理事長の証人喚問に対し、
昭恵夫人のフェイスブックには、
その証言に対する反論が掲載されましたが、
これは、昭恵夫人本人が書いたものではなく、
官僚など他人が書いたものであると分析されており、
そうであれば、
これも官邸職員が書いた可能性が高くなります。

(6)以上が真実であるとなると、
お付きの官邸職員は「連絡調整」だけではなく、
昭恵夫人に随行して昭恵夫人の写真撮影やフェイスブックの作文まで
行っていたことになります。
つまり、明らかに「連絡調整」という公務の枠を超えます。

このようなことが平然と行われるのは、
夫人付き官邸職員は、政治団体のスタッフである
昭恵夫人の「秘書」として政治活動・選挙運動を
その限りで手伝わせているからでしょう。

(7)さもなければ、
有能な公務員の無駄遣いをしていることになります。
税金の無駄遣いです。


2 昭恵夫人の「秘書」として「口利き」に使われた官邸職員

(1)2015年10月、
籠池理事長は昭恵夫人に留守電に「お願い」を残し、
お付きの官邸職員が籠池理事長に
「(首相夫人に)お電話いただいた件ですが」
「こちらに文書を送ってください」と電話をしたことが
証言で判明しています。

この証言が真実なら、昭恵夫人は、
お付きの官邸職員に指示したことになります。

(2)籠池夫人(副理事長)が当該官邸職員に対し
封書(要望)を送付したのが、同年同月26日であり、
当該官邸職員が財務省本省に問い合わせ、
国有財産審理室長からも回答を得て、
籠池理事長に対し回答をFAXしたのは
同年11月17日でした。

官邸職員は、この件で、
指示を受けた昭恵夫人に報告もしています。

(3)以上はすでに紹介したことですが、
その後、さらに明らかになっていることがあります。

夫人付き官邸職員は、籠池理事長に手紙を送っており、
このときに官邸の公用封筒を用い、
「内閣総理大臣官邸 夫人付 ●●●●●」
と差出人名を明記していたのです。

夫人付き官邸職員は、公務として
昭恵夫人の指示したことを行っているのです。

(4)籠池夫人(副理事長)が
小学校建設のための土地取得に関する「希望」(要望)
を昭恵夫人付き官邸職員に伝えた際には、
「お手紙」のほかに関係の資料を送付している可能性が高いですし、
森友学園の小学校の名誉校長の昭恵夫人が
夫人付き官邸職員に籠池理事長の「希望」を伝えている
可能性も高いですし、
結果的には、財務省本省と国有財産審理室長は、
この件で森友学園の具体的な「希望」を知ることになったので、
このことが「神風を吹かせた」可能性も
高いことになります。

(5)要するに、政治活動の一環として
昭恵氏は、首相夫人の地位を利用して、
お付きの官邸職員を「秘書」として使い、
「口利き」を成功させた可能性が高いのです。

(6)政府は、これを否定するのであれば、
交渉記録を全て公開すべきですが、
「廃棄した」と強弁し続けています。
そうなると、
昭恵夫人は「神風を吹かせた」ことを
反証できないことになります。


3 随行官邸職員の旅費負担問題

(1)夫人に随行している官邸職員の「旅費」について
政府は、昭恵夫人が負担していると説明してきました、
その原資が不明なことはすでに指摘しました。

(2)当該「旅費」について、
夫人らの訪問先が負担していることが報道されています。

土生栄二内閣審議官は3月5日の衆議院文部科学委員会で、
安倍晋三首相夫人の昭恵氏が2015年9月に
学校法人「加計学園」(岡山市)の神戸市の施設を訪れた際も
夫人付職員が同行したことを認め、
職員の旅費を学園側が負担していたことを明らかにしました。

(3)ここで、疑問が生じます。
「加計学園」は、国が負担すべき官邸職員の旅費を
肩代わりしたのでしょうか?
それとも、昭恵夫人が肩代わりした官邸職員の旅費を
肩代わりしたのでしょうか?

前者であれば、「加計学園」が国に対し寄付したことになり、
後者であれば、「加計学園」が昭恵夫人またはその政治団体に
寄付したことになります。

どちらなのでしょうか?

(4)「加計学園」については、第二の森友学園問題がある
と報じられており、
いわゆる特区構想により安倍首相のお友達に対し
国有地の無償提供が決まっています。
それゆえ官邸職員の旅費の肩代わりを通じて
「加計学園」が国に対し寄付したのであれば、
それは、両者の癒着の問題の一端になります。

一方、官邸職員の旅費の肩代わりを通じて
「加計学園」が昭恵夫人に対し寄附したのであれば、
これも、両者の癒着の問題になりますし、
政治団体に対し寄附したのであれば、
政治資金規正法違反の違法献金になる可能性があります。

(5)いずれにせよ、昭恵夫人は、
お付きの官邸職員にどのようなことを指示したのかを含め、
旅費負担の内実についても説明責任を果たす必要があります。

(つづく)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(11)

はじめに

(1)これまで
安倍晋三首相の昭恵夫人の森友学園の幼稚園と小学校設置への積極的寄与・貢献
について10回の投稿しました。

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(1)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(2)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(3)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(4)

 安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(5)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(6)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(7)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(8)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(9)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(10)

(2)この投稿は、そのテーマについての11回目の投稿です。

以下では、
安倍首相の昭恵夫人は、
安倍首相からの森友学園への100万円の寄付」の原資

夫人付きの官邸職員の随行旅費負担の原資
につき、幾つかの可能性がありますが、
そのうちの政治団体のブラックボックスになっている
「人件費」が高額すぎるので
そこで従事しているスタッフの人数を含め
その内訳を説明する責任があること
を指摘します。
あわせて、夫人付き官邸職員は不要であることも
指摘します。


1 安倍首相の政治団体の高額すぎる政治団体の「人件費」

(1)安倍首相は、政党支部を含め政治団体を
6つも持っています。

http://www.openpolitics.or.jp/search/search-result.php

そのうち、「人件費」の支出のあるのは2つの政治団体だけ。
言い換えれば、
残りの4つの政治団体は、
政治資金を集めて使うための財布としてつくられたもので、
「ペーパー団体」と評することも不可能ではないかもしれません。
たとえ、そう評しなくても、いわゆる政治屋の手口の一つです。

(2)その2つの政治団体の「人件費」の支出額が、
極めて高額なのです。

議員会館にある資金管理団体「晋和会」の人件費
「自由民主党山口県第4選挙区支部」の人件費
その合計は以下になります。
2015年 5874万円  812万円 6686万円
2014年 5274万円 1397万円 6671万円
2013年 4984万円 1394万円 6378万円
2012年 5033万円 1371万円 6404万円

後者の政党支部の金額だけであれば、
自民党の他の議員とほぼ同じですが、
前者の政治団体は異常に高額です。
もっと高額な自民党議員がいないわけではないのですが、
やはり異常に高額という点では屈指です。

(3)秘書一人分の給与が不明なので、推測すると、
2015年の場合、
山口にある政党支部は
少なくとも秘書1名分〜2名分の人件費です。
東京にある資金管理団体は
少なくとも7名〜12名の人件費です。
合計すると少なくとも8名〜14名程度の人件費です。

留意しなくてはならないことは、
この推定秘書人数は、安倍首相の公的秘書官とは別だ
ということです。

(4)推定ですが、こんなに大勢の秘書がいるのに、
わざわざ優秀な国家公務員を
昭恵夫人付きにする必要性があるとは思えません。
安倍首相の外遊など公的な場合を別にすれば、
昭恵夫人に常時秘書を付ける必要性はないですが、
どうしても秘書を付ける必要があるのであれば、
政治団体の私設秘書を付ければいいでしょう。


2 夫人付きの官邸職員は暇すぎる!

(1)夫人付きの官邸職員は、総勢5名いて、
常時5名が付いているわけではないようですが、
 崋鸛蠅慮務遂行を補助する活動」を行うため
◆嶇⇒軣汗暗」のために
昭恵夫人に付き、外出時には随行しているようです。

(2)しかし、安倍首相に付いて
首相の公務を補助しているわけではないので、
首相(または官邸等)と昭恵夫人との間の「連絡調整等」を行うことが
「首相の公務遂行を補助する活動」になっている
という論理でしょう。

そうであれば、すでに指摘したように
携帯電話がある以上、昭恵夫人に優秀な国家公務員が付いて
随行する必要性があるとは思えません。
首相らとの調整は、事実上夫婦間の調整なので、
そうであれば、直接会って連絡調整すれば済みます。

昭恵夫人が直接受ければ済むような連絡を、
夫人付きの官邸職員が受けて、
首相と夫人のために仕事や日程を調整するのでしょう。

本当に「首相の公務遂行を補助する」ためだけのことをやるのであれば、
「連絡調整等」は多くないでしょうから、
夫人付きの官邸職員は、「毎日随行すること」が公務で、
実質的には、ほとんど公務らしい公務をせず、
暇で暇で仕方がないことでしょう。
明らかに、
優秀な国家公務員を無駄遣いしていることになります。

(3)夫人付き官邸職員は、
「連絡調整等」のために随行しているという建前なので、
昭恵夫人が外遊などの公的活動を行う場合、
それを補助することは公務でしょうが、
昭恵夫人の公的活動以外の政治活動や選挙運動を
手伝うことは公務ではないので、
本来であれば、その手伝いはできません。

昭恵夫人が政治活動や選挙運動をしているときには、
婦人付き官邸職員は、その手伝いはできませんが、
「随行することが公務」なので、
「連絡」がなければ、「随行することだけが公務」になってしまいます。

夫人付き官邸職員は、選挙運動期間はほとんど随行するだけなので、
実質的には暇な状態です。
優秀な公務員の無駄遣いです。


3 夫人付きの官邸職員は実質は昭恵夫人の「政治活動の秘書」

(1)「私人」である昭恵夫人は、すでに指摘したように
東京の政治団体の事務所の連絡先を明記した名刺を持っており、
出会った人々に(厳選しているかもしれませんが)、
その名刺を手渡しているそうです。

昭恵夫人は、外遊などの公的な活動以外では、
政治活動等をしているのです。

安倍首相は忙しく、十分政治活動・選挙運動ができないので、
昭恵夫人が安倍首相の分身として
政治活動・選挙運動をしているのでしょう。

(2)昭恵夫人は、夫人付き官邸職員を「秘書」と呼んでいるので、
「首相の公務遂行を補助する」「連絡調整等」を行うという建前で
昭恵夫人は、夫人付き官邸職員に
昭恵夫人の政治活動の「連絡調整等」まで行わせているのではないでしょうか。
これは、政治団体の秘書が行う仕事です。

「首相の公務遂行を補助する」「連絡調整等」を行うためには、
必然的に、
昭恵夫人の政治活動の「連絡調整等」を行わざるを得ない
ということになるという理屈です。

ですから、夫人付き官邸職員は、
「首相の公務遂行を補助する」「連絡調整等」を行う建前で、
実質的には、
昭恵夫人の「政治活動の秘書」を務めているのでしょう。

「連絡調整等」をしていることは「公務」だと強弁するでしょうが、
実質的には、明らかに
国家公務員の私物化であり、
業務命令により国家公務員に「秘書としての政治活動」
をさせていることになります。

もちろん、多くの場合、
国民に気づかれないようにするのでしょう。

国民が見ているときには、露骨に、
政治活動や選挙運動はしないでしょう。
前述したように、一応「公務として随行」するだけでしょう。

(3)夫人付き官邸職員が事実上
政治活動をしている昭恵夫人の秘書として
日程調整などを通じて政治活動をしているとなると、
昭恵夫人は、
たとえ夫人付き官邸職員の旅費を負担していても、
当該職員の給与まで負担はしていないので、
国は、法的根拠もなく、
その給与分を安倍首相の政治団体に寄付してきたことになります。
特別の優遇措置で、異常な首相夫人特権です。

(4)夫昭恵夫人が人付き官邸職員を「秘書」として使用できると、
当然、政治活動をしている昭恵夫人の「口利き」を
夫人の指示で行うことになるでしょう。
当該職員は、首相夫人付きなのですから。

その証拠が、
籠池理事長の「希望」(要望)へのFAX回答です。
夫人付き官邸職員は、公務を遂行することを通じて、
昭恵夫人の秘書として政治活動をしたのでしょう。

籠池理事長の証人喚問の証言を前提にすれば、
そうなります。

(5)以上の指摘が違うというのであれば、
昭恵夫人は、雲隠れせずに、正々堂々と、
以上についての説明責任を果たすすべきです。
と同時に、
快諾していた森友学園小学校の名誉校長としての社会的責任も
果たすべきです。

(つづく)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(10)

はじめに

(1)これまで
安倍晋三首相の昭恵夫人の森友学園の幼稚園と小学校設置への積極的寄与・貢献
について9回の投稿しました。

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(1)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(2)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(3)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(4)

 安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(5)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(6)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(7)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(8)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(9)


(2)この投稿は、そのテーマについての10回目の投稿です。

安倍首相の昭恵夫人には、政府職員が同行することが多く、
当該職員の旅費は昭恵夫人が負担している、
というのが政府の説明のようです。

以下では、
それが真実であるとしても、
昭恵夫人はその原資を説明する責任があることを
指摘します。


1 昭恵夫人付き職員は本当に5名も必要か?

(1)何度も書いていますが、
安倍首相の昭恵夫人には、
公金で負担される国家公務員・職員(外務省と通産省)
5名(常勤と非常勤)が付いているそうです。
常に5名が付いているわけではないようですが、
2名であったり、最低でも1名は付いているのでしょう。

(2)政府は、
 崋鸛蠅慮務遂行を補助する活動」を行うためと説明します。
◆嶇⇒軣汗亜廚里燭瓩砲癲夫人に随行すると説明してもいます。

上記,鉢△隆愀犬不明ですが、
いずれも、国家公務員が出向して官邸職員として
内閣総理大臣の夫人付きになる、それも5名もあるのは、
異例のようです。
決して従来の慣行ではなく、第二次安倍政権特有のようです。

(3)内閣総理大臣が、例えば外遊する場合など、
夫人がファーストレディーとしての役割を果たすために
夫人付きの職員が必要かもしれませんし、
内閣総理大臣の代役(名代)として夫人が仕事をする場合も、
同様に必要かもしれません。

(4)しかし、それら以外で必要なのか疑問です。

上記,痢崋鸛蠅慮務遂行を補助する活動」なら、
(上記3)以外には、安倍首相付きの職員だけで十分ですし
上記△痢嶇⇒軣汗亜廚覆蘋里醗磴し搬單渡辰馬⇒蹐任るので、
夫人付き職員は不要でしょう。
どうしても「連絡調整」に必要で、その理由が納得できるものであるとしても、
一人で十分でしょう

(5)このように考えれば、
昭恵夫人付き職員が5名もいるのは、あまりにも異常で、
出向している優秀な職員の無駄遣いであり、
税金の無駄遣いでもあります。


2 夫人付き職員の旅費の負担(国への寄附)の原資は?

(1)以上の問題とは別に、昭恵夫人付きの職員が
本当に公務として夫人に随行した場合、
公務である以上、当然、日当、交通費、宿泊費などは
公費で負担しなければならないはずです。

民間企業でも、業務であれば、交通費や日当は企業負担です。

(2)ところが、政府は、
安倍首相の昭恵夫人付きの職員が随行した場合、
当該職員の旅費は昭恵夫人が負担している、
と説明しています。

(3)この説明自体が本当なのか疑問ですが、
その説明が本当だとすれば、昭恵夫人は、
当該負担分につき、「国に対する寄付」をしたことになります。

「週刊新潮」(2017年3月30日号)が2014年度につき
「職員が1人同行したと仮定すると、
新幹線は普通車、飛行機はエコノミークラスを利用し、
ビジネスホテルに宿泊したとして見積もっても、
290万円ほどかかる計算になる」
と試算しています。

(4)その「寄付」の原資は、何なのでしょうか?
「安倍首相からの森友学園への100万円の寄付」の原資について
以下のような可能性を指摘しましたが、
「職員の旅費の負担分の寄付」についても、
同様に可能性を指摘できます。

^打楴鸛衂徂悄覆い困譴)のポケットマネー、
内閣官房機密費(ほぼ毎月1億円、年間12億円超)
0打楜聴(首相)の文書通信交通滞在費
(毎月100万円、年間1200万円)
ぜ民党の「政策活動費」名目の寄附
(2015年は年間計12億3920万円)
グ打楴鸛蠅寮治団体の政治資金
(例えば2015年の「人件費」は「晋和会」5874万円、
    「自由民主党山口県第4選挙区支部」812万円)

以上の可能性のほか、
昭恵夫人が役員を務める会社の資金
も考えられます。

(5)以上については、違法の評価を受けるもの、
あるいは、政治的・道義的に問題であるものもありますので、
夫人付き職員を自分の都合で、あちこち随行させているですから、
自身の旅費・宿泊費を含め、夫人付き職員の旅費などについても、
その原資をきちんと説明する責任がありますし、
あえて夫人付き職員を随行させる必要性についても、
一つ一つきちんと説明する責任がありますので、
説明責任を果たすべきです。

(6)なお、違法等の問題がないとしても、
旅費さえ負担すれば公務員を私物化していいわけではないことは、
いうまでもないことですので、
お付きの職員を随行させる必要性を説明する責任も
果たすべきことを、再度指摘しておきます。

(つづく)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(9)

◆はじめに

(1)これまで
安倍晋三首相の昭恵夫人の森友学園の幼稚園と小学校設置への積極的寄与・貢献
について8回の投稿しました。

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(1)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(2)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(3)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(4)

 安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(5)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(6)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(7)

安倍昭恵・首相夫人の森友学園への積極的寄与・貢献(8)


(2)この投稿は、そのテーマについての9回目の投稿です。

以下では、
安倍首相の昭恵夫人が森友学園・籠池夫婦との間で
安倍首相から全く自由に(安倍首相の立場に反して)
懇意になっていた、という見方がありますが、
それは安倍首相に都合の良い見方であり、
実際には、そうではなく、
安倍首相の意向の枠内で安倍首相・自民党総裁の分身として
行動していたのが真実であった可能性が高いのではないか
と指摘します。

(なお、
事実関係について十分確認できていない事項もあります。
事実誤認をしていれば、是非とも教えてください。)


1 昭恵夫人の森友学園小学校名誉校長辞任は
  安倍首相の意向

(1)安倍首相の昭恵夫人は、
森友学園の小学校の名誉校長を引き受けていましたが、
森友学園問題が大きくマスコミで取り上げるようになったため、
安倍晋三首相は今年2月24日の衆議院予算委員会で、
「妻としては、名誉校長を引き受けていることで、
そこに通う子どもたちやご両親に
ご迷惑をかけ続けることになるので、
辞退させていただくと先方に申し入れた」
と答弁し、昭恵夫人が新設小学校の名誉校長を辞任した
と説明しました。

報道によると、
小学校のホームページの「ごあいさつ」のページでは
昭恵夫人が顔写真とともに名誉校長として紹介されていましたが、
同月23日までに削除されたようです
(「昭恵氏、新設小学校の名誉校長を辞任 森友学園問題」
朝日新聞2017年2月24日10時05分)。

(2)安倍首相の答弁によると、
昭恵夫人が自主的に名誉校長を辞任した
と森友学園に通知したことになりそうです。

森友学園の籠池夫人の説明によると、
2月23日に安倍首相の秘書が昭恵夫人の小学校名誉校長辞任届を
送ってきたというのです(週刊FLASH 2017年4月11日号。

「2月23日、総理の秘書が一方的に昭恵さんの辞任届を送ってきました。
後日、昭恵さんの秘書に辞任の件を話したら『えっ!』と驚いて。
つまり昭恵さん本人は、辞めたことを知らなかったんです。
昭恵さんはそのあとも2月28日だったか、
『私は今でも名誉校長をしたいと思っているんです』と、
電話で私に言ってくださいました」

(前述の報道を踏まえると、辞任届が届いたのは、
2月23日になります。)

籠池夫人の説明が真実であれば、
実際には、安倍首相が昭恵夫人に相談なく、
一方的に辞任を通知したことになります。

(3)また、昭恵夫人は、
3月23日の籠池理事長の証人喚問」での証言に対し
それを否定する文章を、
ご自身のフェイスブックで公表していますが、
その文章は、ぞれまでの文体などと本質的に異なるので、
本人が書いたものではないのではないか
という指摘が多数あります。
文体を分析した指摘も複数あります。

私も、その文章を読んだとき即座に
本人が書いたものではない可能性が高いと思い、
ツイッターでその旨を呟きました。

(4)以上の情報を踏まえると、
昭恵夫人が、安倍首相の意向を無視して
全く自由奔放に行動しているわけではなく、
安倍首相の意向に矛盾しない範囲内で行動していた
あるいは、安倍首相の意向で行動していた、
という見方が成り立ちそうです。

(5)もっとも、これらの見方に対しては、
たとえ上記(2)(3)で指摘したことが真実だったとしても、
森友学園問題が発覚して初めて
安倍首相が強権発動に及んだのであり、
それゆえ、それまで昭恵夫人が
自由奔放に行動していたことを否定することにはならない
との反論が予想されます。

そこで、以下、問題発覚前についても検討しましょう。


2 安倍首相夫婦と森友学園との関係

(1)昭恵夫人は、
森友学園で見聞きしたことを安倍首相に報告しており
(すべて報告しているかどうかは別にして)、
講演等で、そう発言しています。

それゆえ、昭恵夫人は、
森友学園の新設予定の小学校の名誉校長を
3回目の講演をする2015年9月5日に
引き受けたことを安倍首相に報告したことでしょう。

昭恵夫人がその直後に、
直接安倍首相に報告していなくても、
夫人付きの官邸職員がその旨を上司に伝えており、
その上司から安倍首相にその旨伝えられていたことでしょう。
これから設置を目指す法人の小学校の名誉校長を引き受けることは、
行政府の長である内閣総理大臣の夫人には許されないので、
当然、高級官僚は、安倍首相に、その旨を伝えるでしょう。
もし伝えないのであれば、その高級官僚は、
安倍首相が森友学園の小学校設置を推進していることを
承知していたことになりそうです。

いずれにせよ、
安倍首相は昭恵夫人の名誉校長就任を国会で認めています。

安倍首相は、当時
昭恵夫人の森友学園の新設幼稚園の名誉校長就任を
最低でもしぶしぶ(場合によっては積極的に)
追認していたことになります。

(2)昭恵夫人は、
森友学園の塚本幼稚園での講演において、
安倍首相が、同幼稚園の「教育」を高く評価していた旨
話しています。

安倍首相は、2012年9月16日に
塚本幼稚園で講演する予定でした。

その直前の同月12日、安倍晋三衆議院議員は、
谷垣総裁の任期満了に伴って行われる
自民党総裁選挙への出馬を表明し、
同月26日に、自民党総裁選挙で選任されました。

このため安倍首相は引き受けていた講演を
キャンセルしたようなのです。
言い換えれば、
総裁選がなければ(また、ほかに重大なことがなければ)、
安倍元首相(当時)は森友学園の塚本幼稚園で講演していたのです。

この時期は、
大阪府(橋下徹府知事)に対し
森友学園の籠池理事長が小学校設置の基準の見直し(緩和)を要望し
(2011年7月)、
大阪府(松井一郎知事)が小学校の設置基準を緩和した
(2012年4月1日)
後です。

また、安倍首相の予定された講演の前には、
以下のような教育講演会がすでに行われていました。

平成24年5月12日 中西輝政先生 講演会「どうすれば、日本を良い国にできるのか」

平成23年11月3日 櫻井よしこ先生 講演会「日本よ、勁(つよ)き国となれ」

平成23年6月19日 古庄幸一先生 講演会

平成23年5月7日 武田恒泰先生 講演会「日本はなぜ世界で一番人気があるのか」

平成22年6月26日 藤尾秀昭先生 講演会「藤尾秀昭 出会いの人間学」

平成21年6月14日 村上和雄先生 講演会「喜びや感動が可能性を引き出す」

平成21年5月26日 松浦光修先生 講演会「現代の教育と皇室」

平成21年5月9日 田母神俊雄先生 講演会「国防理念なき日本民族の将来」

平成20年11月15日 中山成彬先生 講演会「日教組の影と功罪」

平成20年6月22日 米長邦雄先生 講演会「歴史と伝統、そして幸せの原点は家庭にあり」

平成20年1月26日 地三郎先生 講演会「102歳児世界一周講演旅行」

以上が実際開催された教育講演会の全てなのか不明ですし、
公表されている講演者の全員と安倍首相のイデオロギーが
同じであるのかはわかりませんが、
右翼的な思想で一致する講演者が多いことは指摘できそうです。

安倍議員の秘書もそれを調べて安倍議員に伝えているでしょうから、
そのことを分かったうえで、安倍議員は講演を引き受けたことでしょう。

(3)昭恵夫人が講演したのは、少なくとも3回。
2014年4月25日、同年12月6日、2015年9月5日。

その第1回目の講演の前には、
以下の教育講演会が開催されています。

平成25年9月21日 平沼赳夫先生 講演会「私の人生、生き方、心の持ち方」

平成25年6月22日 青山繁晴先生 講演会「日本の出番をつくる」

平成25年5月25日 竹田恒泰先生 講演会「私の憲法論」

平成24年10月27日渡部昇一先生 講演会「修身について」

以上の顔ぶれを見ると、
昭恵氏が首相夫人であり、その点で有名であるとはいえ、
少し異例に思えます。

そう考えると、昭恵夫人の講演は、
安倍首相の代役ではないかと思えてきます。

少なくとも籠池理事長(当時)は、そう思って
昭恵夫人に講演を依頼したことでしょう。

というのは、
2012年9月の安倍議員の講演はキャンセルになっていますし、
その後、安倍議員は、自民党総裁、
同年12月の総選挙以降は内閣総理大臣として
多忙だったので、
安倍自民党総裁・首相が
森友学園で講演をすることは事実上不可能だったため、
籠池理事長はやむを得ず昭恵夫人に
講演を依頼した可能性が高いのではないでしょうか。
安倍首相の意向だった可能性も否定できません。

昭恵夫人の講演の前には、
森友学園は近畿財務局に土地取得の要望書を提出していますし
(2013年9月)、
鴻池祥肇自民党参議院議員事務所の「陳情整理報告書」によると、
籠池理事長が大阪府と近畿財務局の間の調整など
幾つかの要請をし続けています。
2014年1月3日には、 「塚本幼稚園幼児教育学園」(籠池泰典)
が、鴻池祥肇参議院議員の「自由民主党兵庫県参議院選挙区第二支部」
に10万円を寄付しています。
同年3月1日、森友学園が「安倍晋三記念小学校」
と刻印のある払込取扱票を作成し、
同月14日、安倍首相の昭恵夫人はその払込取扱票の使用
を断っています。

そのような中で、
昭恵夫人は、第1回目の講演をしています。
安倍首相に無断で講演しているとは思えません。

昭恵夫人は、安倍首相が内閣総理大臣を辞職後であれば
「安倍晋三記念小学校」の名称使用は良いが、
今はダメであると安倍首相に言われたと語っているようなので、
安倍首相が昭恵夫人の講演だけを知らないとは思えません。

(4)特に、2回目の講演の時期は、
衆議院総選挙の選挙運動期間です。

2014年11月21日 安倍内閣が衆議院を解散
 同年12月2日 衆議院総選挙告示
   同月6日 安倍首相の昭恵夫人が森友学園を訪問し講演。
   同月14日 衆議院総選挙投開票

あるテレビ番組によると、
昭恵夫人は、同時、1件を除き
すべての予定を当時キャンセルしたそうですが、
その1件とは、塚本幼稚園の講演で、
「約束していたから」という理由で
安倍議員・自民党総裁に了承を得て講演したそうです。

つまり、昭恵氏は、自民党総裁夫人として、
自民党の選挙運動に専念しなければならない立場だったのに
それにもかかわらず、安倍議員・自民党総裁は、
昭恵夫人の講演を了承したわけですが、
それは、安倍議員が森友学園の「教育」方針
を高く評価していたからとしか考えられません。

だからこそ、例外として特別に
安倍議員は、昭恵夫人が選挙運動から離れて
塚本幼稚園の講演をするのを認めたのでしょう。

(5)安倍首相は、
「籠池理事長(当時)と1対1で会ってはいない」
旨、国会で答弁していますが、
昭恵夫人は、夫の安倍晋三と籠池理事長が
直接会っていることを、
2014年12月6日の講演で話しています。
「1対1」なのか、「1対1」以外なのか
また、いつなのか、複数回なのか不明ですが、
直接会っていると昭恵夫人は話しています。

籠池理事長は安倍首相に手紙を送ってもいるようです。
これも、昭恵夫人が語っています。

安倍首相は、籠池理事長について国会で
「私の考え方に非常に共鳴している方」
と答弁しています。

つまり、安倍首相は、
籠池理事長との直接・間接のやり取りをして
籠池理事長のことをある程度知ったうえで、
昭恵夫人の3回の講演と小学校名誉校長の引き受け
をこれまで容認してきたのです。


3 昭恵夫人は安倍議員・首相の分身として行動

(1)森友学園との関係で以上の昭恵夫人の行動を
安倍議員・首相が少なくとも許容してきた
(ひょうとすると積極的に行わせてきた)のは、
昭恵夫人に自己の分身としての行動
を期待したからではないでしょうか。

(2)昭恵夫人は、国会議員ではありませんが、
「普通の主婦」でもなく、自己の名刺に、
連絡先として「安倍晋三事務所」の所在地
が明示されているそうです。
これは、私が発見したネット情報であり、
少なくとも2014年以降の名刺であれば、
昭恵夫人は「安倍晋三事務所」のスタップ
ということになります。
その所在地は「衆議院第一議員会館1212」であり、
安倍議員の資金管理団体「晋和会」の事務所の所在地
と同じで、電話番号も同じです。

これは、出会った一般国民に
自宅の住所や個人的電話番号を知らせたくないので、
便宜的な連絡先を書いただけである
との反論があるかもしれませんが、
その名刺には、
自宅の住所と電話番号・携帯電話番号も明記されています。

つまり、政治団体の連絡先を書いておく必要がないのに、
あえて書いているということは、
昭恵夫人は「晋和会」という政治団体のスタッフなのです。

安倍首相がこのことを知らないはずがありません。

ということは、
昭恵夫人は、安倍晋三公認で政治活動をしているのです。
もちろん、政治活動以外の私的な活動もするでしょうが、
自民党総裁でもある安倍衆議院議員のために
政治活動もしているのです。

昭恵夫人は、
安倍首相から全く自由奔放に「普通の主婦」として
動き回っているわけではないのです。


4 政治活動をしている昭恵夫人に付された「事実上の公設秘書」

(1)政治活動もしている昭恵夫人に、
公金で負担される国家公務員・職員(外務省と通産省)
5名(常勤と非常勤)が付いているのです。
常時、最低でも1名が付いているのでしょう。

政府は、
「首相の公務遂行を補助する活動」を行うためと説明しますが、
そうであれば、外遊などの公的活動時に限定されるべきです。

しかし、
昭恵夫人は、その職員らを「秘書」と呼んでおり、
安倍首相の外遊などの公的活動時だけではなく
それ以外の国内における様々な活動にも
その職員(秘書)は複数随行しています。
後者の活動には、森友学園での講演も含まれます。
連絡担当であれば、一人で十分ですが、
森友学園での講演の時には2人が随行しています。

衆参の国会議員は政策秘書・公設秘書は最高3名ですから
それを上回る特別待遇です。
たとえ常時5人が付いているわけではなくても
昭恵夫人の場合、首相の外遊の場合に限定なく
「事実上の公設秘書」が首相夫人に随行しているのです。

歴代の内閣総理大臣の夫人のすべてについてほとんど知らないのですが、
一部報道によると、
首相の外遊の時以外にも職員が付くという特別待遇は異例のようです。

「第一次安倍政権で昭恵氏に初めて配置され、
その後一人だったが、
第二次安倍政権で常勤、非常勤で計五人に増員された。」
(「「昭恵氏は私人」に野党が異議
 首相夫人付き職員が「職務外」の照会報告」
 東京新聞2017年3月28日 朝刊)

これは、
安倍首相の外遊など公的な活動のためだけではなく、
結果的に安倍衆議院議員・自民党総裁としての政治活動を
事実上肩代わりする夫人の活動を公金で支援していることになります。

(2)要するに、昭恵夫人は、安倍議員・首相の分身として、
外遊などの公的な活動のほか、
政治活動もしているのですから
森友学園での講演や小学校名誉校長就任も
安倍議員の分身として引き受けた可能性があるのではないでしょうか。

その講演には、夫人付きの官邸職員が
「事実上の公設秘書」として随行しています。

(3)その昭恵夫人は、
森友学園の小学校の名誉校長になるために、
「事実上の公設秘書」である「夫人付きの官邸職員」に指示して
籠池理事長らの「希望」(要望)を叶えさせる、
重要な役割を果たして「神風を吹かせた」可能性が高いのです。

(4)安倍首相の意向なのか、昭恵夫人の独断なのか不明ですが、
2015年9月5日の講演の際に
「100万円」を森友学園の小学校建設のために
寄附したと籠池理事長は証言していますが、
これも、昭恵夫人が小学校の名誉校長になる以上
不自然ではありませんし、
将来、「安倍晋三記念小学校」にするのであれば、
安倍議員が寄附していたとしても不思議ではありません。

(5)以上のすべての点も含め真相が解明されるべきですから
昭恵夫人は逃げ回っていないで、
1日も早く主権者国民・納税者全員に対し
説明責任を果たすべきです。

衆参では、現時点では、
籠池理事長の証人喚問しか行われていません。
その証言が客観的事実に矛盾するものを除くと
「衆参における真実」なので、
衆参がさらにその証言を検討するためにも、
昭恵夫人らの証人喚問は不可欠です。

(6)その証言次第では、
昭恵夫人に政治活動を行わせながらも、
税金で「事実上の公設秘書」を5名も付けた
安倍首相の証人喚問も必要になるでしょう。

(つづく)
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