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新刊
上脇博之『内閣官房長官の裏金 〜 機密費の扉をこじ開けた4183日の闘い』(日本機関紙出版センター・2018年)

出来上がったそうです。

本日出来!最新刊『内閣官房長官の裏金』

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忙しいので、なかなかブログの投稿ができていませんが、久しぶりに新刊のご報告です。

このブログで、内閣官房報償費(機密費)の情報公開訴訟については、何度か紹介してきました。
最後に紹介したのは以下でした。

開かずの扉を大きく開いた最高裁判決(官房機密費情報公開訴訟)

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内閣官房報償費は「官房機密費」とも呼ばれますが、これは正式な名称ではありません。

原資は税金です。
ですから、内閣官房報償費の使途については、その目的の枠内で支出されなければなりません。
しかし、官房長官の引継ぎ文書など内部文書や元官房長官らの証言で、過去には目的を逸脱した違法または不適切な支出がなされたとの疑いが生じてきました。

そこで、私が共同代表をしている市民団体「政治資金オンブズマン」は、2006年に情報公開請求し、3つの訴訟を提起して、その使途文書の原則公開を求めてきました。
今年1月に最高裁で一部勝訴し、3月に使途文書の一部の開示を受けました。

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その市民運動の闘いを1冊のブックレットにまとめたのが、冒頭で紹介した新刊です。

その目次は、以下の通りです。
はじめに

第1章 情報公開・提訴の動機と判明したこと
 第1節 情報公開請求とその動機
 第2節 情報公開と提訴で判明したこと

第2章  内閣官房報償費の過去の使途実態
 第1節 使途実態の大まかな全体像
 第2節 主に「政策推進費」と思われる使途実態
 第3節 「調査情報対策費」の使途実態等 

第3章 訴訟における国の主張と私の反論・意見
 第1節 外務省報償費(機密費)の部分開示
 第2節 総論としての国の主張とそれに対する私の反論
 第3節 「政策推進費受払簿」「報償費支払明細書」は全部開示すべき
 第4節 「出納管理簿」「支払決定書」「領収書等」の開示の在り方
 第5節 国会議員らへの支出の問題点

第4章 画期的な大阪地裁判決と最高裁判決
 第1節 第1次訴訟・2012年大阪地裁判決
 第2節 3つの裁判の経過
 第3節 最高裁判決とその意義

第5章 「政策推進費受払簿」等の開示を受けて
 第1節 使途文書の開示と開示文書の分析結果
 第2節 内閣官房報償費についての抜本的見直し要求

あとがき


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初めて開示された貴重な文書の一部も、本書で紹介しています。
また、かつて国会でも取り上げられた内部文書も紹介しています。
最高裁判決を踏まえて、菅官房長官には抜本的な見直しを要求しました。
その要求書も紹介しています。

皆様、お買い求めていただき、ご一読いただければ幸いです。

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冒頭で紹介した出版社でも注文できます

アマゾンでも購入できます


なお、私の同出版社からの過去のブックレットも、宜しくお願いいたします。