(1)明日は、すでに紹介したように「2009年5・3神戸憲法集会」が開催される。

私は、この実行委員会の中心にいる「兵庫県憲法会議」の事務局長なので裏方に徹することになる。

開会の主催者挨拶も、閉会の挨拶も、代表幹事にお願いしているからだ。

(2)兵庫憲法会議は、実行委員会の中心になって、ほぼ毎年5月3日と11日3日に憲法集会を開催してきた。

周知のように、1946年11月3日は日本国憲法が公布され、その翌年(1947年)5月3日は日本国憲法が日本国憲法が施行された日である。

だから、これらの日には、憲法集会を開催してきた。

全国的には5月3日に開催されるところが多く、11月3日に開催されるところは少ないのかもしれない。

(3)以前の憲法集会は、「神戸」ではなく「兵庫」と明記していたが、兵庫県内で九条の会が多数設立され、県内で憲法集会が複数開催されるようになったので、「兵庫」憲法集会ではなく「神戸」憲法集会として数年前から開催している。

(4)明日の「2009年11・3神戸憲法集会」では、”文化の日”らしく、神戸青年合唱団とトーフレンズによる歌と演奏がある。

原水爆禁止世界大会に参加した青年たちの報告もある。
これは、今年4月のプラハでのオバマ米大統領の核軍縮演説を踏まえた企画である。

講演としては、渡辺治・一橋大学教授に、「民主党政権下の改憲動向」についてお話した抱く予定である。
渡辺治教授は、政治状況を踏まえて改憲動向を話できる全国でも屈指の学者である。

憲法改悪阻止、護憲の憲法運動家の中には、民主党政権で改憲が進むのかどうか戸惑っている方もいるだろう。
そのような方は、是非とも、渡辺教授の講演を聴いていただきたい。

来年5月3日に向けた企画も発表し、ご協力を求めることになる。

(5)私は、研究室の中で研究をし大学で教育しているだけの研究者ではなく、研究室・大学の外で運動をしている研究者の一人である。

マスコミでは、政治資金オンブズマンの共同代表の肩書きなどで政治資金問題についてコメントすることが多く、憲法・改憲問題でコメントすることは少ない。

しかし、講演では、これが逆転し、依頼されるテーマは憲法(改憲)問題であり、政治資金や選挙制度の問題がテーマの講演依頼は少ない。

原稿依頼は両方ともある。

(6)私にとっては、両テーマは相当密接に関係している。

1994年の「政治改革」は、衆議院の選挙制度を中選挙区制から小選挙区本位のものに改悪され、税金を原資とした政党助成制度が導入されたが、これらは、憲法改悪を実現するための手段であった。

だから、前者を研究した結果、後者の研究にたどり着いているのである。

それゆえ、運動の方も両方やっているのだ。

理論だけではないし、実践だけでもない。

(7)私のような凡人には、政治改革問題と改憲問題、理論と実践をやれば、どれも中途半端になっているのかもしれない。
しかし、”生きた理論を考えることができるのではないか”と思いながら、各両方をやり続けている。
果たして、その目的を完全に達成できるのか、わからないが・・・。

(8)私が今一番に目指しているのは、企業・団体献金の全面禁止である。
これは、民主党が西松建設違法献金事件で、苦し紛れに、その3年後の実現を言い出したから、現実的な可能性が出てきた目標である。

次は、衆議院議員の選挙制度における小選挙区制を廃止することである。
非民主的なものは廃止するしかない
改憲政党の過剰代表を許してもならない。

さらに、政党助成制度の廃止である。
政党助成は政党が社会に根ざしているという本質を奪っているからだ。

そうすることが、アメリカや財界が要求してきた憲法改悪を阻止することにもなるだろう。