(1)先日、小沢一郎党首時代の「組織対策費」の問題として、小沢氏が民主党代表時代のときのものを、紹介した。
ここでは、自由党代表時代と新進党代表時代の「組織対策費」の支出を紹介する。
なお、この時代のものは、インターネットでは閲覧できないので、実施の報告書の写しを入手して確認するしかない。
入手して確認したので、以下、紹介する。
(2)小沢一郎氏が自由党代表時代における「組織対策費」の支出は、多数の議員になされているが、金額の大きいのは、以下である。
◇野田毅氏への「組織対策費」支出、総額約10億1348万円
◇藤井裕久氏への「組織対策費」支出、総額約46億6713万円
下から2つは、政党交付金からの「組織対策費」の支出である。
二重計上か!?
◇以上の総計約56億8061万万円
(3)小沢一郎氏が新進代表時代における「組織対策費」の支出は、複数の議員になされているが、金額の大きなものは以下である。
◇米沢隆氏への「組織対策費」支出、総額約4億1093万円
◇西岡武夫氏への「組織対策費」支出、総額約29億8905万円
◇永野茂門氏(故人)への「組織対策費」支出、総額1億800万円
◇以上の総計約35億798万円
(4)以上、小沢一郎氏が党首を務めた民主党時代、自由党時代、新進党時代の主な議員への「組織対策費」の合計額は、約114億7670万円になる。
以上は、主要なものだけの紹介である。
それ以外にも組織対策費は支出されているので、おそらく実際には115億円を超えるだろう。
(5)組織対策費は、組織活動費の中の一つである。
以上ご紹介した組織対策費は、政党から議員個人に支出されたものである。
しかし、その高額な組織対策費が実際何に支出されたのかは、分からない。
受け取った議員に説明してもらう必要がある。
(6)2001年2月、自民党の組織活動費について、預かったものの氏名等しか記載されておらず、真実の受取人の氏名等が記載されていないとして、森喜朗議員(支出当時、自民党幹事長・会計責任者)を政治資金規正法違反で刑事告発した。
当時の告発状の一部を紹介する。
(7)小沢一郎党首(当時)は、この自民党の手口をそのまま受け継いで、組織対策費として、真実の不明な支出報告を行ってきたのであるが、その金額は、自民党よりも高額である。
それゆえ、受け取った議員らが別に収支報告していないとなると、悪質な虚偽報告ではないかと思われる。
(8)問題はそれにとどまらない。
先の投稿で紹介したジャーナリストの松田賢弥氏の取材では、組織対策費が本当に支出されていたのかも怪しいようだ。
もし、それが真実であり、政治資金収支報告書で報告されている議員らがその組織対策費を受け取っていないとなると、その報告は明らかに虚偽ということになるわけであるが、さらに、その組織対策費がどこに消えたのかも問題になり、横領あるいは背任の罪に問われるべきということになるのかもしれない。
http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/61668574.html
(9)受け取った(預かった)と報告されている議員らは、上記「組織対策費」を本当に受け取ったのかどうか、受け取ったとすれば、自己の資金管理団体等の収支報告書でその収支報告を行っているのかどうか、それとも自己の所得として税務申告しているのかどうか、きちんと説明すべきであろう。
ここでは、自由党代表時代と新進党代表時代の「組織対策費」の支出を紹介する。
なお、この時代のものは、インターネットでは閲覧できないので、実施の報告書の写しを入手して確認するしかない。
入手して確認したので、以下、紹介する。
(2)小沢一郎氏が自由党代表時代における「組織対策費」の支出は、多数の議員になされているが、金額の大きいのは、以下である。
◇野田毅氏への「組織対策費」支出、総額約10億1348万円
支出の目的 | 金額(円) | 年月日 | 支出を受けた者の氏名(または名称) | 支出を受けた者の住所(または所在地) |
組織対策費 | 710,230,525 | H10.6.1 | 野田毅 | 新宿区市谷左門町32 |
組織対策費 | 303,250,220 | H10.12.1 | 野田毅 | 新宿区市谷左門町32 |
合計 | 1,013,480,745 | ― | ― | ― |
◇藤井裕久氏への「組織対策費」支出、総額約46億6713万円
支出の目的 | 金額(円) | 年月日 | 支出を受けた者の氏名(または名称) | 支出を受けた者の住所(または所在地) |
組織対策費 | 163,861,354 | H11.4.1 | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市5丁目5番3 |
組織対策費 | 169,838,646 | H11.11.1 | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市5丁目5番3 |
組織対策費 | 306,500,000 | H12.4.20 | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市中央2−13−12 |
組織対策費 | 10,000,000 | H12.6.1 | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市中央2−13−12 |
組織対策費 | 647,080,000 | H12.6.15 | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市中央2−13−12 |
組織対策費 | 20,550,000 | H12.12.14 | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市中央2−13−12 |
組織対策費 | 221,449,882 | H.13.6.1 | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市中央2−13−12 |
組織対策費 | 10,800,000 | H13.12.14 | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市中央2−13−12 |
組織対策費 | 979,000,000 | H.14.7.31 | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市中央2−13−12 |
組織対策費 | 541,900,000 | H14.12.25 | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市中央2−13−12 |
組織対策費 | 8,400,000 | H14.12.27 | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市中央2−13−12 |
組織対策費 | 60,550,000 | H15.7.20 | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市中央2−13−12 |
組織対策費 | 6,300,000 | H15.9.12 | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市中央2−13−12 |
組織対策費 | 979,000,000 | H.14.7.31 | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市中央2−13−12 |
組織対策費 | 541,900,000 | H14.12.25 | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市中央2−13−12 |
合計 | 4,667,129,882 | ― | ― | ― |
下から2つは、政党交付金からの「組織対策費」の支出である。
二重計上か!?
◇以上の総計約56億8061万万円
支出の目的 | 金額(円) | 年月日 | 支出を受けた者の氏名(または名称) | 支出を受けた者の住所(または所在地) |
組織対策費 | 1,013,480,745 | ― | 野田毅 | 新宿区市谷左門町32 |
組織対策費 | 4,667,129,882 | ― | 藤井裕久 | 神奈川県相模原市中央2−13−12 |
総計 | 5,680,610,627 | ― | ― | ― |
(3)小沢一郎氏が新進代表時代における「組織対策費」の支出は、複数の議員になされているが、金額の大きなものは以下である。
◇米沢隆氏への「組織対策費」支出、総額約4億1093万円
支出の目的 | 金額(円) | 年月日 | 支出を受けた者の氏名(または名称) | 支出を受けた者の住所(または所在地) |
組織対策費 | 410,927,930 | H8.8.8 | 米沢 隆 | 宮崎市江南4−16−5 |
◇西岡武夫氏への「組織対策費」支出、総額約29億8905万円
支出の目的 | 金額(円) | 年月日 | 支出を受けた者の氏名(または名称) | 支出を受けた者の住所(または所在地) |
組織対策費 | 2,373,509,778 | H8.12.20 | 西岡武夫 | 長崎市館内町5−16 |
組織対策費 | 273,326,024 | H9.6.25 | 西岡武夫 | 長崎県長崎市館内町5−16 |
組織対策費 | 342,220,843 | H9.12.26 | 西岡武夫 | 長崎県長崎市館内町5−16 |
合計 | 2,989,056,645 | ― | ― | ― |
◇永野茂門氏(故人)への「組織対策費」支出、総額1億800万円
支出の目的 | 金額(円) | 年月日 | 支出を受けた者の氏名(または名称) | 支出を受けた者の住所(または所在地) |
組織対策費 | 72,000,000 | H8.12.3 | 永野茂門 | 千代田区永田町2−1−1−616 |
組織対策費 | 36,000,000 | H9.6.2 | 永野茂門 | 千代田区永田町2−1−1−616 |
合計 | 108,000,000 | ― | ― | ― |
◇以上の総計約35億798万円
支出の目的 | 金額(円) | 年月日 | 支出を受けた者の氏名(または名称) | 支出を受けた者の住所(または所在地) |
組織対策費 | 410,927,930 | H8.8.8 | 米沢 隆 | 宮崎市江南4−16−5 |
組織対策費 | 2,989,056,645 | ― | 西岡武夫 | 長崎県長崎市館内町5−16 |
組織対策費 | 108,000,000 | ― | 永野茂門 | 千代田区永田町2−1−1−616 |
総計 | 3,507,984,575 | ― | ― | ― |
(4)以上、小沢一郎氏が党首を務めた民主党時代、自由党時代、新進党時代の主な議員への「組織対策費」の合計額は、約114億7670万円になる。
主な議員への組織対策費の合計額
民主党時代 2,288,100,000
自由党時代 5,680,610,627
新進党時代 3,507,984,575
総計 11,476,695,202
以上は、主要なものだけの紹介である。
それ以外にも組織対策費は支出されているので、おそらく実際には115億円を超えるだろう。
(5)組織対策費は、組織活動費の中の一つである。
以上ご紹介した組織対策費は、政党から議員個人に支出されたものである。
しかし、その高額な組織対策費が実際何に支出されたのかは、分からない。
受け取った議員に説明してもらう必要がある。
(6)2001年2月、自民党の組織活動費について、預かったものの氏名等しか記載されておらず、真実の受取人の氏名等が記載されていないとして、森喜朗議員(支出当時、自民党幹事長・会計責任者)を政治資金規正法違反で刑事告発した。
当時の告発状の一部を紹介する。
(1) 1998年分の同党の組織活動費
70億1387万8608円のうち
58億5070万円
は各国会議員に対し支出した旨記載されている(甲2号証の1)。
このうち大口受取人は
加藤紘一 に45回 合計9億3710万円
森 喜朗 に23回 合計4億1210万円
橋本龍太郎に11回 合計1億3200万円
となっている。
1回の大口支払いをみても
1998年6月1日 奥田幹生 金1億円
右同日 関谷勝嗣 金1億円
右同日 宮下創平 金1億円
右同日 西田司 金1億2000万円
となっている。
(2) 1999年分の同党の組織活動費
62億5641万8139円のうち
48億470万円
は各国会議員に対し同記載の年月日に支出した旨自治大臣に報告書が提出されている(甲2号証の2)。
(7)小沢一郎党首(当時)は、この自民党の手口をそのまま受け継いで、組織対策費として、真実の不明な支出報告を行ってきたのであるが、その金額は、自民党よりも高額である。
それゆえ、受け取った議員らが別に収支報告していないとなると、悪質な虚偽報告ではないかと思われる。
(8)問題はそれにとどまらない。
先の投稿で紹介したジャーナリストの松田賢弥氏の取材では、組織対策費が本当に支出されていたのかも怪しいようだ。
もし、それが真実であり、政治資金収支報告書で報告されている議員らがその組織対策費を受け取っていないとなると、その報告は明らかに虚偽ということになるわけであるが、さらに、その組織対策費がどこに消えたのかも問題になり、横領あるいは背任の罪に問われるべきということになるのかもしれない。
http://blogs.yahoo.co.jp/abc5def6/61668574.html
(9)受け取った(預かった)と報告されている議員らは、上記「組織対策費」を本当に受け取ったのかどうか、受け取ったとすれば、自己の資金管理団体等の収支報告書でその収支報告を行っているのかどうか、それとも自己の所得として税務申告しているのかどうか、きちんと説明すべきであろう。