(1)永藤英機府議会議員(当時)のセコイ政治資金問題、
資金管理団体「永藤英機後援会」の事務所問題および政務活動費問題、
堺市長選挙の公約問題について
以下の5回の投稿でそれぞれ指摘をした。

「その48」(「永藤英機後援会」のセコイ寄付不記載疑惑)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51916340.html

「その49」(「永藤英機後援会」の少額の「経常経費」支出と2つの事務所)http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51916245.html

「その50」(永藤英機府議の「政務活動」事務所こそ「永藤英機後援会」事務所)http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51916366.html

「その51」(永藤英機府議の「政務活動費」詐取疑惑)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51916384.html

「その52」(堺市長選挙での永藤英機候補の公約の本音)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51916642.html

(2)そのうち、「堺市長選挙での永藤英機候補の公約の本音」について
書いた「その52」では、
永藤英機候補が「大阪維新の会公認」だという点に注目したが、
今回は、永藤英機候補の政治資金の収入状況から、
「無所属」ではなく、「大阪維新の会公認」で堺市長選挙に立候補した、
もう一つの理由を指摘したい。

(3)すでに指摘したが、
永藤英機氏の政治団体は「永藤英機後援会」の一つだけであり、
この政治団体は、市民の勝手連的な政治団体ではなく、
代表は永藤英機氏本人で、資金管理団体であり、
会費を支払っている者は誰もいおらず、会費収入は0円である。

また、「永藤英機後援会」(代表・永藤英機)の「主たる事務所の所在地」は、
大阪府堺市堺区大浜中町(以下略)であること、
「永藤英機後援会」の政治資金収支報告書をチェックすると、
事務所としても使用実態はない可能性が高いことも、指摘した。

(4)「永藤英機後援会」の2014年分政治資金収支報告書(http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/11318/00201630/26ba0305.pdf)
には、
「本年の収入額」として102万円の記載があるが、
それは、すべて「大阪維新の会」からの寄附であり、
「個人からの寄附」は1円もない。

・「永藤英機後援会」の2015年分政治資金収支報告書(http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/11318/00228564/27ba0305.pdf)
には、
「本年の収入額」として14万4932円の記載があるが、
そのうち、8万4932円は「大阪維新の会・堺」からの寄付で、
「個人からの寄付」は6万円しかない。

・「永藤英機後援会」の2016年分政治資金収支報告書
(http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/11318/00260085/28ba0305.pdf)
には、
「本年の収入額」として9万8943円が記載されているが、
そのうち、3万8943円3は「政治団体からの寄付」で
「個人からの寄付」は6万円しかない。

・「永藤英機後援会」の2017年分政治資金収支報告書(http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/11318/00307365/29ba0305.pdf)
には、
「本年の収入額」として614万4456円が記載されているが、
そのうち、311万円は「大阪維新の会」からの寄付で
「個人からの寄付」は303万4456円あるが、
そのうち、会社役員からの寄附が160万円である。

(5)以上の政治資金の収入状況をみると、
_馮颪鯢蘆瓦靴討い覯餔は一人もおらず、会費収入は0円である。
∨菁「寄付する個人」が大勢するわけではない。
堺市長選のあった2017年には、「個人からの寄付」が例年よりあるとはいえ、
その金額は303・4万円程度しかなく、
そのうちの半分を超える160万円が会社役員からの寄附である。

要するに、「永藤英機後援会」は、
大勢の堺市民に財政上支えられているわけではないのである。

(6)となると、永藤英機候補は、
「無所属」で立候補する力があるわけではないので、
「大阪維新の会」に依存するしかないので、
「大阪維新の会公認」なのだろう。

複数の政党から支援されているわけでもないから、
永藤英機候補の政策も「大阪維新の会」の政策に左右されることになるのは、
容易に想定できることだ。

(7)今回の堺市長選挙では、
堺市の廃止(堺市の自治権の放棄)を目論んでいる「大阪維新の会」の
「公認候補」の本音を見抜いて冷静な投票をする市民がどれだけあるのか、
そのことも選挙結果を左右する重要な要因になるのではなかろうか。

(つづき)