(1)自民党本部の政治資金の自己調達額は大幅に減少しているにもかかわらず、
自民党本部の政治資金は、税金が原資の「政党交付金」収入のお陰で
バブル経済時代よりも多い中、
自民党本部は、「政策活動費」「調査費」名目で党幹事長ら国会議員に支出し、
その以上の具体的な支出内容は不明であり、
その総額が2010年からの8年間だけで104億円超であることを紹介した。

また、そのうち、自民党本部が「政策活動費」名目で党幹事長ら国会議員に支出し、
使途不明金になっている金額は、8年間だけで100・5億円超であること
各年の受領国会議員と受領合計額を紹介した。

2019年参議院通常選挙を迎えて【5】(自民党本部の「事実上の税金」の使途不明金は8年間だけでも104憶円超)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923886.html

2019年参議院通常選挙を迎えて【6】(自民党本部の「政策活動費」使途不明金8年間100・5憶円の受領国会議員)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923932.html

(2)そのうち、2017年に自民党本部が
「政策活動費」名目で幹事長ら国会議員20人に支出し、
それが使途不明金になっている金額の合計額は19億1730万円だった。
そのうち、二階俊博・党幹事長が13億8290万円、
全体の72%を受領していた。
(http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/reports/SS20181130/SF/000050.html)

(3)今回の投稿では、
同年につき、自民党本部が、下記の6つの期間毎に、
どの国会議員に対し、幾らの政策活動費を、いつ、支出していたのか
詳細を紹介しよう。

(顱砲泙此■横娃隠掲1月の通常国会召集(同月20日)前である。
この期間における「政策活動費」名目の支出合計額は1億1500万円だった。
その内訳は以下の通りである。

受領国会議員  金額    年月日
細田博之   5,000,000円 2017. 1.17
二階俊博   30,000,000円 2017. 1.17
高村正彦 5,000,000円    2017. 1.18
竹下 亘 20,000,000円 2017. 1.18
吉田博美 20,000,000円 2017. 1.18
古屋圭司 5,000,000円 2017. 1.18
二階俊博 30,000,000円 2017. 1.19
合計 115,000,000円

(髻房,蓮第193回通常国会の開催期間である
2017年1月20日〜同年6月18日の150日間である。
この期間における「政策活動費」名目の支出合計額は4億8220万円だった。
その内訳は以下の通りである。

受領国会議員  金額    年月日
古屋圭司   2,000,000円 2017. 1.27
二階俊博   5,000,000円 2017. 1.30
松山政司 10,000,000円 2017. 1.30
二階俊博 30,000,000円 2017. 2. 8
河村建夫 5,000,000円 2017. 2.14
吉川貴盛 1,000,000円   2017. 2.16
二階俊博 5,000,000円 2017. 3. 1
二階俊博 30,000,000円 2017. 3. 2
竹下 亘 10,000,000円 2017. 3. 8
古屋圭司 10,000,000円 2017. 3.15
茂木敏允 3,000,000円 2017. 3.21
古屋圭司 3,000,000円 2017. 3.23
古屋圭司 2,000,000円 2017. 3.24
河村建夫 2,000,000円 2017. 4. 4
二階俊博 30,000,000円 2017. 4. 4
二階俊博 30,000,000円 2017. 4.12
吉田博美 30,000,000円 2017. 4.12
二階俊博 30,000,000円 2017. 4.12
細田博之 20,000,000円 2017. 4.14
河村建夫 2,000,000円 2017. 4.18
吉田博美 10,000,000円 2017. 4.19
竹下 亘 10,000,000円 2017. 4.19
二階俊博 20,000,000円 2017. 4.20
二階俊博 3,000,000円 2017. 4.25
二階俊博 50,000,000円 2017. 5.18
二階俊博 2,700,000円 2017. 5.22
古屋圭司 30,000,000円   2017. 5.24
二階俊博 30,000,000円 2017. 5.25
古屋圭司 4,500,000円 2017. 5.29
下村博文 10,000,000円 2017. 5.30
古屋圭司 20,000,000円 2017. 6. 1
二階俊博 10,000,000円 2017. 6. 2
二階俊博 2,000,000円  2017. 6. 6
細田博之 20,000,000円  2017. 6.15
  合計 482,200,000円

(鵝砲修亮,蓮⊂綉通常国会閉会の後から、
安倍首相が衆議院解散を表明する(9月25日)前までの期間である。
この期間における「政策活動費」名目の支出合計額は3億3250万円だった。
その内訳は以下の通りである。

受領国会議員  金額    年月日
細田博之   2,600,000円 2017. 6.19
二階俊博   57,300,000 円 2017. 6.19
古屋圭司 1,000,000円 2017. 6.19
茂木敏允 4,900,000円 2017. 6.19
平沢勝栄 1,500,000円 2017. 6.19
山口泰明 3,800,000円 2017. 6.19
竹下 亘 4,300,000円 2017. 6.19
橋本聖子 12,800,000円 2017. 6.19
二階俊博 300,000円 2017. 6.20
吉川貴盛 30,000,000円 2017. 6.20
二階俊博 39,000,000円 2017. 6.20
茂木敏允 5,000,000円 2017. 6.22
二階俊博 10,000,000円 2017. 6.22
林 幹雄 10,000,000円 2017. 6.26
二階俊博 50,000,000円 2017. 7.10
二階俊博 30,000,000円 2017. 8. 2
二階俊博 30,000,000円 2017. 8. 8
二階俊博 30,000,000円 2017. 9. 6
塩谷 立 10,000,000円 2017. 9.22
合計 332,500,000円

(堯砲修亮,蓮安倍晋三首相は、首相官邸で記者会見し、
国民の信を問うとして衆議院解散を表明した同年9月25日
(ただし、安倍内閣が閣議で衆議院解散を決定したのは9月28日で、
同日第194回臨時国会は召集され同日衆議院は解散された)
から、衆議院総選挙の投開票日の同年10月22日までの事実上の選挙運動期間を含む
選挙運動期間である。

この期間における「政策活動費」名目の支出合計額は9億8050万円だった。
その内訳は以下の通りである。

受領国会議員  金額   年月日
竹下 亘   20,000,000円 2017. 9.27
吉田博美   30,000,000円 2017. 9.27
塩谷 立   20,000,000円 2017. 9.27
岸田文雄   20,000,000円 2017. 9.27
二階俊博   20,000,000円 2017. 9.27
二階俊博   50,000,000円 2017. 9.29
二階俊博   50,000,000円 2017.10. 2
二階俊博   50,000,000円 2017.10. 3
二階俊博   68,000,000円 2017.10. 6
二階俊博   50,000,000円 2017.10. 9
塩谷 立   10,000,000円 2017.10.11
二階俊博   50,000,000円 2017.10.12
二階俊博   50,000,000円 2017.10.14
二階俊博   50,000,000円 2017.10.16
二階俊博   50,000,000円 2017.10.18
二階俊博   50,000,000円 2017.10.20
  合計  980,500,000円

()その次は、第195回特別国会の開催期間である
同年11月1日〜同年12月9日の39日間である。
この期間における「政策活動費」名目の支出合計額は1億9300万円だった。
その内訳は以下の通りである。

受領国会議員  金額    年月日
二階俊博 30,000,000円 2017.11. 2
竹下 亘 2,000,000円 2017.11. 7
森山 裕 10,000,000円 2017.11. 7
塩谷 立 2,000,000円 2017.11. 7
吉田博美 10,000,000円 2017.11. 7
岸田文雄 2,000,000円 2017.11. 7
二階俊博 30,000,000円 2017.11.14
萩生田光一 2,000,000円 2017.11.27
二階俊博 50,000,000円 2017.12. 6
二階俊博 5,000,000円 2017.12. 7
二階俊博 50,000,000円 2017.12. 8
  合計 193,000,000円

()最後は、上記臨時国会閉会後、年末までの期間である。
この期間における「政策活動費」名目の支出合計額は1億5600万円だった。
その内訳は以下の通りである。

受領国会議員  金額  年月日
森山 裕   4,100,000円  2017.12.11
平井卓也   1,900,000円  2017.12.11
橋本聖子   13,100,000円  2017.12.11
塩谷 立   1,000,000円  2017.12.11
岸田文雄   4,600,000円  2017.12.11
竹下 亘   2,200,000円  2017.12.11
山口泰明   4,100,000円  2017.12.11
二階俊博   57,600,000円  2017.12.11
吉川貴盛   30,000,000円 2017.12.12
二階俊博   38,000,000円  2017.12.12
  合計  156,600,000円

(4)2017年自民党本部「政策活動費」名目の支出のまとめ

…名鏐餡饐そ検複鰻遑横案)前の期間
     1億1500万円。
通常国会の開催期間1月20日〜6月18日の150日間。
     4億8220万円。
D名鏐餡駟腸餮紊ら安倍首相が衆議院解散を表明する(9月25日)前までの期間
     3億3250万円。
ぐ打楴鸛蟒圧脹_鮖局縮寸昂遑横菊〜総選挙10月22日(事実上の)選挙運動期間
     9億8050万円。
テ段鵡餡颪粒催期間11月1日〜12月9日の39日
     1億9300万円。
ξ彁国会閉会後、年末までの期間
     1億5600万円。
合計は、19億1730万円。


(5)前述したように2017年に自民党本部が
「政策活動費」名目で幹事長ら国会議員20人に支出した使途不明金合計額は
19億1730万円で、そのうち、二階俊博・党幹事長が13億8290万円
(72%)を受領していた。

同年、衆議院総選挙の運動期間(事実上の選挙運動期間を含む)に
年間19億1730万円の半分を超える9億8050万円(51%)が支出さ
使途不明金になっていたことがわかったが、
9億8050万円のうち、
二階俊博・党幹事長が5億3800万円(54・9%)を受領していた。

総選挙では、すでに選挙公約は確定している。
となると、上記9億8050万円は選挙の裏金として支出されたのではないか
との疑念が生じる。
そうでなければ、ネコババされた、ということになる。

(6)2017年における自民党本部の「政策活動費」名目の支出については、
前述した選挙運動期間の9億8050万円はいうまでもなく
国会開催中、それ以外の期間の分も含め、
合計19億1730万円の最終的な使途が不明である。
二階俊博・党幹事長はいうまでもなく受領国会議員全員は、
その具体的使途を説明する責任があるから、きちんと説明すべきである。

(つづく)