(1)自民党本部が「政策活動費」名目で党幹事長ら国会議員に支出し、
使途不明金になっている金額は、8年間だけで100・5億円超であること
各年の受領国会議員と受領合計額を紹介した。
また、そのうち、2017年において自民党本部が「政策活動費」名目で
幹事長ら国会議員に支出し使途不明金になっている19・2億円の内訳を紹介し、
総選挙運動期間に半分超の9・8億円超が使途不明になっていることも紹介した。

2019年参議院通常選挙を迎えて【6】(自民党本部の「政策活動費」使途不明金8年間100・5憶円の受領国会議員)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923932.html

2019年参議院通常選挙を迎えて【7】(2017年自民党本部「政策活動費」使途不明金19・2億円の内訳。総選挙運動期間に半分超の9・8億円超が使途不明)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923958.html

(2)2016年に自民党本部が
「政策活動費」名目で幹事長ら国会議員19人に支出し、
それが使途不明金になっている金額の合計額は17億390万円だった。
そのうち、6月まで幹事長だった谷垣禎一議員が 6億7950万円、
総務会長、8月から幹事長になった二階俊博議員が5億250万円、
それぞれ受領し、その最終的な使途は不明であった。
この2人が受領した合計額は11億8200万円で、
全体の69・4%であった。
(http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/reports/SK20170922/TK/SH04.html)

(3)今回の投稿では、
2016年につき、自民党本部が、下記の5つの期間毎に、
どの国会議員に対し、幾らの政策活動費を、いつ、支出していたのか
詳細を紹介しよう。
注意してほしいのは、同年には参議院通常選挙が施行されたが、
衆議院の場合と違い、解散がなく、3年ごとの改選なので、
同選挙が同年に施行されることは事前に分かっていたことである。

(顱砲泙此第190回通常国会の2016年1月14日〜同年6月1日の150日間であるが、
この期間において自民党本部が幹事長ら国会議員に「政策活動費」名目で支出し
使途不明になった合計額は4億1750万円だった。
その内訳は以下のとおりである。

受領国会議員  金額    年月日
谷垣 禎一 30,000,000円 2016.1.5
二階 俊博 5,000,000円 2016.1.6
谷垣 禎一 500,000円 2016.1.6
吉田 博美 20,000,000円 2016.1.6
佐藤  勉 20,000,000円 2016.1.6
高村 正彦 5,000,000円 2016.1.6
稲田 朋美 5,000,000円 2016.1.6
茂木 敏充 5,000,000円 2016.1.6
谷垣 禎一 10,000,000円 2016.1.15
谷垣 禎一 20,000,000円 2016.1.28
谷垣 禎一 10,000,000円 2016.2.5
谷垣 禎一 5,000,000円 2016.2.10
谷垣 禎一 30,000,000円 2016.2.22
谷垣 禎一 10,000,000円 2016.3.6
松本 純 2,000,000円 2016.3.15
谷垣 禎一 20,000,000円 2016.4.1
谷垣 禎一 30,000,000円 2016.4.12
谷垣 禎一 30,000,000円 2016.4.19
谷垣 禎一 30,000,000円 2016.4.22
谷垣 禎一 10,000,000円 2016.4.27
吉田 博美 10,000,000円 2016.5.11
佐藤  勉 10,000,000円 2016.5.11
吉田 博美 20,000,000円 2016.5.13
谷垣 禎一 30,000,000円 2016.5.18
溝手 顕正  10,000,000円 2016.5.20
伊藤 忠一 10,000,000円 2016.5.20
茂木 敏充 30,000,000円 2016.5.24
合計 417,500,000円

(髻房,法通常国会閉会後〜(ただし参議院通常選挙の公示は同年6月22日)
参議院議員通常選挙投開票された7月10日までの期間で、
この期間における「政策活動費」名目の使途不明金の合計額は5億400万円だった。
その内訳は以下のとおりである。

受領国会議員  金額    年月日
谷垣 禎一 30,000,000円 2016.6.2
谷垣 禎一 50,000,000円 2016.6.6
木村 太郎 5,000,000円 2016.6.7
茂木 敏充 10,000,000円 2016.6.7
高村 正彦 10,000,000円 2016.6.7
溝手 顕正  10,000,000円 2016.6.7
稲田 朋美 10,000,000円 2016.6.7
伊藤 忠一 10,000,000円 2016.6.7
山口 泰明 5,000,000円 2016.6.7
細田 博之 10,000,000円 2016.6.7
二階 俊博 10,000,000円 2016.6.7
谷垣 禎一 59,000,000円 2016.6.8
吉川 貴盛 50,000,000円 2016.6.8
茂木 敏充 20,000,000円 2016.6.10
谷垣 禎一 50,000,000円 2016.6.10
谷垣 禎一 5,000,000円 2016.6.14
谷垣 禎一 10,000,000円 2016.6.14
谷垣 禎一 50,000,000円 2016.6.16
谷垣 禎一 50,000,000円 2016.6.20
谷垣 禎一 50,000,000円 2016.6.24
合計 504,000,000円

(鵝房,蓮∋乙脹…名鐐挙(7月10日)後、第191回臨時国会閉会(8月1日〜同月3日)
までの期間で、この期間における「政策活動費」名目の使途不明金の合計額は
1億4900万円であった。
その内訳は以下のとおりである。

受領国会議員  金額    年月日
谷垣 禎一 50,000,000円 2016.7.13
谷垣 禎一 10,000,000円 2016.7.14
茂木 敏充 27,000,000円 2016.7.20
細田 博之 10,000,000円 2016.7.25
細田 博之 2,000,000円 2016.7.28
細田 博之 20,000,000円 2016.8.1
二階 俊博 30,000,000円 2016.8.3
合計 149,000,000円

(堯房,蓮⇔彁国会(8月3日)後、次の臨時国会召集(9月26日)までの期間で、
この期間における「政策活動費」名目の使途不明金の合計額は
1億6550万円だった。
その内訳は以下のとおりである。

受領国会議員  金額    年月日
二階 俊博 30,000,000円 2016.8.23
吉田 博美 20,000,000円 2016.9.2
二階 俊博 10,000,000円 2016.9.2
二階 俊博 3,500,000円 2016.9.6
二階 俊博 30,000,000円 2016.9.15
細田 博之 5,000,000円 2016.9.20
二階 俊博 12,000,000円 2016.9.20
竹下 亘 20,000,000円 2016.9.21
吉田 博美 20,000,000円 2016.9.21
高村 正彦 5,000,000円 2016.9.21
茂木 敏充 5,000,000円 2016.9.21
古屋 圭司 5,000,000円 2016.9.21
合計 165,500,000円


()最後は、第192回臨時国会8月26日〜12月17日の83日間で、
この期間における「政策活動費」名目の使途不明金の合計額は
4億6790万円だった。
その内訳は以下のとおりである。

受領国会議員  金額    年月日
二階 俊博 11,000,000円 2016.9.29
二階 俊博 6,000,000円 2016.10.3
二階 俊博 1,000,000円 2016.10.4
下村 博文 10,000,000円 2016,10,6
二階 俊博 30,000,000円 2016,10,6
二階 俊博 10,000,000円 2016.10.7
下村 博文 10,000,000円 2016.10.7
二階 俊博 3,000,000円 2016.10.12
二階 俊博 30,000,000円 2016.10.13
二階 俊博 30,000,000円 2016.10.26
二階 俊博 30,000,000円 2016.11.9
二階 俊博 10,000,000円 2016.11.9
二階 俊博 30,000,000円 2016.11.15
二階 俊博 2,000,000円 2016.11.18
二階 俊博 50,000,000円 2016.12.6
二階 俊博 30,000,000円 2016.12.7
二階 俊博 5,000,000円 2016.12.8
細田 博之 2,600,000円 2016.12.12
山口 泰明 3,800,000円 2016.12.12
竹下 亘 4,300,000円 2016.12.12
茂木 敏充 4,900,000円 2016.12.12
二階 俊博 57,000,000円 2016.12.12
平沢 勝栄 1,500,000円 2016.12.12
橋本 聖子 12,800,000円 2016.12.12
古屋 圭司 1,000,000円 2016.12.13
吉田 博美 30,000,000円 2016.12.13
二階 俊博 37,000,000円 2016.12.13
高村 正彦 5,000,000円 2016.12.13
古屋 圭司 10,000,000円 2016.12.14
   合計  467,900,000円

(4)すでに紹介したように2016年に自民党本部が
「政策活動費」名目で幹事長ら国会議員19人に支出し、
それが使途不明金になっている金額の合計額は17億390万円で、
谷垣禎一・前幹事長が6億7950万円、二階俊博・幹事長が5億250万円、
合計額11億8200万円(69・4%)を受領し、使途不明金になっていた。

(5)2016円における5つの期間毎の「政策活動費」名目の使途不明金額は
以下のとおりである。

…名鏐餡顳鰻遑隠監〜6月1日の150日間
     4億1750万円。
通常国会閉会後〜参議院通常選挙7月10日までの期間
     5億400万円。
参議院通常選挙(7月10日)後、臨時国会閉会(8月1日〜同月3日)までの期
     1億4900万円で
の彁国会(8月3日)後、次の臨時国会召集(9月26日)までの期間
     1億6550万円。
ノ彁国会8月26日〜12月17日の83日間
     4億6790万円。

前述したように、参議院通常選挙の執行は事前に分かっていたのだから
通常国会中も使途不明金が参議院選挙の準備のために投入された可能性がある。
もちろん、その期間の全額がそうだというわけではないが、
参議院通常選挙執行までの使途不明金は9億2150万円になる。

(6)いずれにせよ、
以上の使途不明金は政治や選挙における裏金支出の可能性がある。
さもなければ、ネコババした、ということになる。
幹事長をはじめ受領国会議員は、その最終的な使途を説明する責任があるのだから
きちんとその責任を果たすべきだ!

(7)自民党本部のこれまでの支出実態を踏まえれば、
今の参議院通常選挙(7月21日投開票)でも同様の使途不明金が投入されている
と考えるべきだろう。

(つづく)