上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場

憲法研究者の社会活動の一環として、ブログを開設してみました(2008年4月5日)。 とはいえ、憲法問題全てについて意見を書くわけではありません。 政治問題について書くときがあるかもしれません。 記録として残しておくために、このブログを使用するときがあるかもしれません。 各投稿記事の右下の「拍手」が多いようであれば、調子に乗って投稿するかもしれません。 コメントを書き込まれる方は、カテゴリー「このブログの読み方とコメントの書き込みへの注意」の投稿を読んだ上で、書き込んでください。 皆様のコメントに対する応答の書き込みは直ぐにできないかもしれませんので、予めご了解ください。 ツイッターを始めました(2010年9月3日)。 https://twitter.com/kamiwaki フェイスブックも始めました(2012年7月29日) http://www.facebook.com/hiroshi.kamiwaki.7 かみわき・ひろし

組織活動費・組織対策費

2019年参議院通常選挙を迎えて【12】(自民党は過剰代表と使途不明金による得票。それでも自公は半数未満の得票)

(1)自民党は、バブル経済がはじけた後、
経済界のための政党としての性格を先鋭化させ、
一般庶民に痛みを強いる政策を強行し、日本の社会を格差社会にしてきたので、
党員数も政治資金の自己調達額も大幅に減少させてきた。

2019年参議院通常選挙を迎えて【2】(自民党の党員数はピーク時の16・8%〜19・5%)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923558.html

2019年参議院通常選挙を迎えて【3】(自民党の自己調達政治資金は1980年代後半の35・5%に減少)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923709.html

(2)にもかかわらず、
自民党は、憲法違反の衆議院小選挙区選挙・参議院選挙区選挙による
民意の歪曲と過剰代表のお陰で、税金が原資の政党交付金を一番多く受け取ってきたので、
政治資金はバブル状態である。

2019年参議院通常選挙を迎えて【4】(自民党の政治資金は税金でバブル状態)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923820.html

(3)そのバブル状態の政治資金を使って自民党本部は、
党幹事長ら複数の国会議員に対し「政策活動費」等の名目で支出をし、
それがどこにも収支報告されていないので、
政治や選挙における裏金として使われているのではないか、という疑念が生じる。

2019年参議院通常選挙を迎えて【5】(自民党本部の「事実上の税金」の使途不明金は8年間だけでも104憶円超)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923886.html

2019年参議院通常選挙を迎えて【6】(自民党本部の「政策活動費」使途不明金8年間100・5憶円の受領国会議員)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923932.html

2019年参議院通常選挙を迎えて【7】(2017年自民党本部「政策活動費」使途不明金19・2億円の内訳。総選挙運動期間に半分超の9・8億円超が使途不明)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923958.html

2019年参議院通常選挙を迎えて【8】(2016年自民党本部「政策活動費」使途不明金17億円超の内訳。参院通常選挙までに9・2億円超が使途不明)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923973.html

(4)自民党本部の上記の手口は、地方の都道府県支部連合会でも行われており、
それがどこかで収支報告されていなければ、
政治や選挙における裏金として投入されているのではないか
との疑惑が生じる。

2019年参議院通常選挙を迎えて【9】(自民党山口県支部連合会の使途不明金疑惑。「活動費」名目支出4年間9794万円の96%が選挙裏金か!?)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924009.html

2019年参議院通常選挙を迎えて【10】(自民党東京都支部連合会の5年間1・5億円使途不明金疑惑。都議会会派への支出は会派代表者への支出に訂正)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924048.html

2019年参議院通常選挙を迎えて【11】(2016年自民党都道府県支部連合会全体で3・6億円使途不明金疑惑)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924081.html

(5)となると、自民党の個々の政党支部でも、同様の手口で使われれてしまえば、
最終支出が政治資金収支報告書に記載されない使途不明金が存在しうることになる。

また、すべての国会議員には、文書通信交通費が毎月100万円(年間1200万円)
交付されるので、自民党議員もそれを受領している。
これがどこかで収支報告されていなければ、使途不明金になって
これも、政治や選挙における裏金として支出されている可能性がある。

さらに、内閣官房長官は、内閣官房報償費を年間約12億円受け取っている。
その約9割が領収書の徴収不要な支出(政策推進費)であることが判明しているし、
過去には党派的な支出(目的外支出で違法)がなされたことを
示す内部資料が国会でとりあげられたこともあるし、
その後も、選挙などで違法支出されているとの指摘もある。

(6)このようなこと等をして自民党は政権の座にあるのだが、
それでも、自公与党は、過半数の得票を得てはいないのである。

2019年参議院通常選挙を迎えて【1】(安倍自公政権は実は少数与党)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923387.html

(7)だから、市民の側に立った立憲野党が、ばらばらで選挙に臨まず、
市民と共闘すれば国政選挙で十分互角に闘えるし、
競り勝てば「自公による暴走政治を変えられる」のだ!
そのカギを握るのは、
決して諦めずに声を上げ、投票する有権者の存在だ!
これについては、また別の投稿で書こう。

(つづく)

2019年参議院通常選挙を迎えて【11】(2016年自民党都道府県支部連合会全体で3・6億円使途不明金疑惑)

(1)自民党本部の使途不明金の手口は地方の都道府県支部連合会でも行われており、
その具体例として
安倍晋三首相の地元である自民党山口県支部連合会の2011年から4年間の使途不明金疑惑

首都にある自民党東京都支部連合会の2012年から5年間の使途不明金の疑惑
について、それぞれ紹介した。

2019年参議院通常選挙を迎えて【9】(自民党山口県支部連合会の使途不明金疑惑。「活動費」名目支出4年間9794万円の96%が選挙裏金か!?)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924009.html

2019年参議院通常選挙を迎えて【10】(自民党東京都支部連合会の5年間1・5億円使途不明金疑惑。都議会会派への支出は会派代表者への支出に訂正)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924048.html


(2)この投稿では、2016年における
自民党の全国の都道府県支部連合会の使途不明金疑惑
を紹介する。

自民党の各都道府県支部連合会の2016年分政治資金収支報告書
(ただし政治資金収支報告書を未入手の自民党新潟県支部連合会を除く )
を調べたところ、
同党本部の手口を模倣して、公職の候補者(個人)や内部組織等に対して
高額な支出(寄付)をしている支部連合会が多数あったことが判明した。

(顱卜磴┐弌◆崋民党福島県支部連合会」では
「組織対策費」名目で多数の個人に対し計6700万円超の寄附がなされていた。
加えて、
「組織活動費、組織対策費」の「役員打ち切り旅費」名目で多数の個人に対し
計465万円、
「組織活動費、交通費」の「打ち切り交通費」名目で234万円弱、
「組織活動費、交際費」の「幹事長交際費」名目で1名に対し28万円
が支出されていた。
これらを加えると2016年の1年間だけで、なんと7430万円弱になる。

(髻法崋民党愛知県支部連合会」では
「政治資金パーティ開催事業費」の「活動費」名目で多数の個人に対し計3131万円超、
「選挙関係費(参議院議員選挙費)」の「活動費」名目で多数の個人に対し計1860万円
を支出(寄付)していた。
合計すると、4991万円超だった。

(鵝法崋民党鹿児島県支部連合会」では
「選挙関係費(調査費)」の「調査費」名目で多数の個人に対し1950万円、
「選挙関係費(活動費)」の「活動費」名目で多数の個人に対し計1850万円、
「組織活動費(組織委員会費)」の「活動費」名目で多数の個人に289万円弱、
「調査研究費(政務調査会費)」の「活動費」名目で複数の個人に対し40万円、
「宣伝事業費(広報委員会費)」の「活動費」名目と
「政治資金開催パーティー事業費」の「活動費」名目で
それぞれ1名に各10万円を支出していた。
合計すると、4149万円弱だった。

(堯法崋民党群馬県支部連合会」では
「活動費」名目と「青年部・女性部28年活動費」名目で
計3058万円弱の支出(寄付)が行われていた。

(3)以上の高額な支出を含め、2016年の1年間における
自民党都道府県支部連合会全体の個人・内部組織への支出合計額は
少なくとも3億6190万円超だった。

支部連名 項目別区分 支出名目        合計額(円) 支出を受けた者
北海道 選挙関係費、選挙対策費活動費 活動助成金 10,500,000 個人(複数)
青森県 組織活動費(組織対策費) 活動費 22,750,000 個人(多数)
岩手県 組織活動費(組織対策費) 組織対策費 6,300,000 1人
福島県 組織活動費、組織対策費 組織対策費 67,027,000 個人(多数)
福島県 組織活動費、組織対策費 役員打ち切り旅費 4,650,000  
福島県 組織活動費、交通費 打ち切り交通費 2,338,000 個人(複数)
福島県 組織活動費、交際費 幹事長交際費 280,000 1人
茨城県 組織活動費、組織対策費 組織対策費 436,000 各個人(複数)
栃木県 組織活動費、組織委員会費 活動助成金 500,000 自民党栃木県支部連合会女性局
群馬県 組織活動費、組織対策費 活動費 27,579,700 個人(多数)
群馬県 組織活動費、組織対策費 青年部・女性部28年活動費 3,000,000 個人(2人)
埼玉県 組織活動費(活動費) 活動費 10,800,000 個人(多数)
埼玉県 組織活動費、交際費 見舞金 100,000 1人
千葉県 組織活動費、組織対策費 寄附金 1,800,000 個人(複数)
東京都 組織活動費、組織対策費 組織対策費 10,680,000 各個人(2人)
石川県 組織活動費、総務関係費 議員協活動費 1,500,000 自民党石川県議会議員協議会
石川県 組織活動費、総務関係費 対策費 200,000 1人
石川県 組織活動費、組織関係費 活動費 9,300,000 個人(多数)
石川県 組織活動費、女性局費 りぶるの集い助成 200,000 個人(数人)
愛知県 選挙関係費(参議院議員選挙費) 活動費 18,600,000 個人(多数)
愛知県 政治資金パーティ開催事業費(印刷・記念品・活動費) 活動費 31,315,000 個人(多数)
大阪府 組織活動費、組織対策費 組織対策費 16,332,580 各個人(多数)
大阪府 組織活動費、組織対策費 組織対策費 3,000,000 連合会内組織(青年部、市町村議員連盟)
大阪府 政治資金パーティー開催事業費(自由民主党大阪政経懇談会) 交付金 6,370,000 各個人(多数)
大阪府 寄附・交付金(寄附金) 寄附金 100,000 1人
兵庫県 組織活動費、組織対策費 組織活動費 12,300,000 各個人(多数)
和歌山県 組織活動費、党活動費 党活動費 15,650,000 各個人(多数)
島根県 組織活動費、組織活動費 組織活動費 9,442,850 各個人(多数)
広島県 組織活動費(政務調査費) 調査活動費 2,050,000 各個人(数人)
山口県 組織活動費、組織対策費 活動費 13,600,000 各個人(多数)
愛媛県 組織活動費、組織活動費 組織活動費 4,500,000 個人(多数)
大分県 組織活動費(組織対策費) 組織対策費 5,300,000 各個人(多数)
宮崎県 組織活動費、活動費 販売促進費 1,916,000 個人(多数)
鹿児島県 組織活動費(組織委員会費) 活動費 2,888,000 各個人(多数)
鹿児島県 選挙関係費(調査費) 調査費 19,500,000 各個人(多数)
鹿児島県 選挙関係費(活動費) 活動費 18,500,000 各個人(多数)
鹿児島県 宣伝事業費(広報委員会費) 活動費 100,000 1人
鹿児島県 政治資金開催パーティー事業費 活動費 100,000 1人
鹿児島県 調査研究費(政務調査会費) 活動費 400,000 各個人(数人)
合計     361,905,130円

(4)以上の支出を受領した個人・内部組織は、
それらを何等かの政治資金収支報告書で記載していなければ、
使途不明金になる。

そうなると、
政治や選挙の裏金になっている可能性がある。
さもなければ、個人のポケットマネーになりネコババされていることになる。

いずれによせ、
受領した者らは、その最終的な使途を明らかにする説明責任があるから
その責任を果たすべきだ。

(5)自民党都道府県支部連合会のこれまでの支出実態を踏まえれば、
今月21日投開票の参議院通常選挙でも裏金として最終支出されているのではないか、
との疑念が生じる。

(つづき)

2019年参議院通常選挙を迎えて【10】(自民党東京都支部連合会の5年間1・5億円使途不明金疑惑。都議会会派への支出は会派代表者への支出に訂正)

(1)自民党本部の使途不明金の手口は地方の都道府県支部連合会でも行われており、
その具体例として安倍晋三総裁の地元である自民党山口県支部連合会
の2011年から4年間を紹介した。

2019年参議院通常選挙を迎えて【9】(自民党山口県支部連合会の使途不明金疑惑。「活動費」名目支出4年間9794万円の96%が選挙裏金か!?)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924009.html

(2)地方の都道府県支部連合会の使途不明金には、
公職の候補者個人に対する支出以外にもある。
例えば「自民党東京都支部連合会」(以下「都支部連」という)の場合には、
「組織対策費」名目で、自身の様々な内部組織に対する支出や
都議会の会派「東京都議会自由民主党」に対する支出もあり、
それが使途不明金になっている。
まず、後者から紹介しよう。

(3)「都支部連」の政治資金収支報告書をチェックする際に
注意しなければならないことがあった。
それは、「都議会自由民主党」という記載と「東京都議会自由民主党」という記載があり、
両者は同じではなく異なる、ということだ。

(顱法崚垉腸饉由民主党」は、
東京都選挙管理員会に政治団体(政党支部)の届け出をしており、
政治資金収支報告書を毎年、同選挙管理委員会に提出しているが、
「東京都議会自由民主党」は、これとは別で、東京都議会の会派である。
言い換えれば、「都議会自由民主党」は政治資金を受け取り、支出している私的団体だが、
「東京都議会自由民主党」は、政務活動費という税金を受け取り、
それを使っている(支出している)公的団体である。
両者の所在地も違う。

(髻法崚垰拮連」は、政治団体(政党支部)である「都議会自由民主党」に対し、
2012年は計1850万円、
2013年は計1960万円、
2014年は計2585万円、
2015年は計2220万円、
2016年は計5880万円、
それぞれ寄付している。
「都議会自由民主党」も、これを受領した旨、その政治資金収支報告書に記載している。

(鵝飽貶、「都支部連」は、「組織対策費」名目で、以上とは別に、
会派「東京都議会自由民主党」(2012年〜2015年。私の指摘後に会派代表者に訂正)
または会派代表者(2016年)に対して
2012年は計2275万円、
2013年は計2765万円、
2014年は計2472万円、
2015年は計1452万円、
2016年は1068万円
5年間で合計1億32万円を支出(寄附)している。

政治資金収支報告書に記載されている所在地(訂正前)は、
「東京都議会自由民主党」のホームページに明記されている
所在地(新宿区西新宿2−8−1)と一致している。

会派「東京都議会自由民主党」(訂正後は会派代表者)および会派代表は、
以上のように、「都支部連」から5年間で合計約1億円を受け取っているが、
会派「東京都議会自由民主党」および会派代表者は、
政治資金収支報告書を作成・提出してはいないし、
前掲の政党支部「都議会自由民主党」がその受領を記載・報告してもいないので、
同会派および会派代表者が5年間で受領した計1億円は、
いつ、何の目的で、誰に対し、支出されたのか、全くわからない。
つまり、計1億円超は、使途不明金になっている 。

(堯鵬馭鼻崚豕都議会自由民主党」が政治資金(寄付)を受け取るのであれば、
東京都選挙管理委員会に政治団体の届け出をし、
政治資金収支報告書でその収支を報告するか、もしくは、
会派「東京都議会自由民主党」で政治資金(寄付)を受け取るのではなく、政治団体(政党支部)である「都議会自由民主党」で受け取り、収支報告するか、
そのいずれかをすべきなのだ。
しかし、そのいずれも行っていない。
また、会派代表者は自己の資金管理団体でその受領を記載すべきだが、
それはなされていない。
それゆえ、計1億円超は、使途不明金となっているのだ。

(4)以上とは別に、「都支部連」は、さらに同じ手法、すなわち「組織対策費」名目で、
同支部連合会内部の様々な組織に対しし支出(寄付)し、
それが使途不明金になっている、という疑いがある。

「都支部連」は、
2012年分から2014年分の政治資金収支報告書をチェックすると、
複数の内部組織(自民党都連青年部、自民党都連学生部、自民党都連島嶼議連、
自民党都連女性議連、自民党都連秘書会、自民党都連女性部、
自由民主党区議会議員連絡協議会、自由民主党三多摩議員連絡協議会)
に対し、「組織対策費」名目で支出(寄付)している。

それらの内部組織が「都支部連」から「組織対策費」名目で受け取っている寄付の総額は、
2012年から2014年までの3年間で、4952・2万円
(2012年は1561・4万円、2013年は1549・9万円、
2014年は1840・9万円)である。
しかし、「自由民主党区議会議員連絡協議会」など「都支部連」内部の諸組織は、
政治団体としての届け出をしていないようで、
独自の政治資金収支報告書を作成して東京都選挙管理員会に同報告書を提出してはいない。
それゆえ、「都支部連」内部の諸組織が3年間で受領した
計4952万円余の組織対策費の内容は不明である。
組織内部の議員・秘書・党員らに配ったのか、
受取った議員らはそのカネをどう使ったのかも全くわからない。
つまり、計4952万円余が使途不明金になっているのだ。

(5)「都支部連」が都議会の会派「東京都議会自由民主党」(訂正後は会派代表者)
に対し「組織対策費」名目で寄付し、それが使途不明になっている金額の合計は、
5年間で計1億円超だった。
また、「都支部連」が同連合会内部の諸組織に対し「組織対策費」名目で寄付し、
それ使途不明になっている金額の合計は、前述したように3年間で計4952万円余だった。
以上を総計すると、5年間で1億4984万円余にも及ぶ。
それゆえ、以上の全額または一部は、
政治又は選挙における裏金になっているかもしれないし、
あるいはまた、支部連合会の内部組織や会派「東京都議会自由民主党」の構成メンバー
のポケットマネーになって私物化されているかもしれない。
特に、2012年と2014年は、衆議院総選挙と都知事選挙があり、
2013年は、都議会選挙と参議院通常選挙、
2016年は都知事選挙と参議院通常選挙があったので、
それらの各選挙の裏金になっている可能性がある。

(6)上記について私が最初に指摘したのは、落選運動を行っていた時であり、
それをまとめたのが、
上脇博之『追及! 安倍自民党・内閣と小池都知事の「政治とカネ」疑惑』
(日本機関紙出版センター・2016年)である。
このいずれかが自民党東京都支部連合会関係者の目に留まったようで、
上記で書いたように
会派への支出(寄付)は会派代表者への支出(寄付)に訂正されている
(訂正されても、使途不明金であることには変わりない)。

(つづく)

2019年参議院通常選挙を迎えて【9】(自民党山口県支部連合会の使途不明金疑惑。「活動費」名目支出4年間9794万円の96%が選挙裏金か!?)

(1)自民党党本部が「政策活動費」などの名目で党幹事長ら国会議員らに支出した政治資金が
使途不明金になっていることを紹介してきた。

2019年参議院通常選挙を迎えて【5】(自民党本部の「事実上の税金」の使途不明金は8年間だけでも104憶円超)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923886.html

2019年参議院通常選挙を迎えて【6】(自民党本部の「政策活動費」使途不明金8年間100・5憶円の受領国会議員)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923932.html

2019年参議院通常選挙を迎えて【7】(2017年自民党本部「政策活動費」使途不明金19・2億円の内訳。総選挙運動期間に半分超の9・8億円超が使途不明)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923958.html

2019年参議院通常選挙を迎えて【8】(2016年自民党本部「政策活動費」使途不明金17億円超の内訳。参院通常選挙までに9・2億円超が使途不明)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923973.html

(2)この種の使途不明金は、自民党の地方の都道府県支部連合会でも行われている。

例えば、安倍信三首相・自民党総裁の地元「自由民主党山口県支部連合会」
では、「活動費」名目で「公職の候補者」に支出されている。
ここでは、
自民党が政権に復帰した都市の前年である2011年から
政権復帰後の衆議院総選挙のあった2014年まで
の4年分に限定して紹介する。

(顱帽湘膩藥乙脹ゝ聴と岸信夫衆議院議員

々湘膩藥瓩蓮父・江島淳が元・山口県選出参議院議員で、
1995年には下関市長選挙で初当選し、以後連続4期同市長を努め、
2013年4月28日参議院山口県補欠選挙で自由民主党から立候補し、
当選した参議院議員である。

岸信夫氏は、周知のように、元衆議院議員安倍晋太郎の三男であり、
母の実家の岸信和夫婦に養子として迎えられ、
祖父が元内閣総理大臣・岸信介で、大叔父が元内閣総理大臣・佐藤栄作で、
実兄が現在の内閣総理大臣・安倍晋三衆議院議員であり、
2004年7月の参議院議員通常選挙の山口選挙区で初当選し、
2010年7月の参議院議員通常選挙の山口県選挙区で再選され、
2012年12月の第46回衆議院議員総選挙において山口県第2選挙区で初当選し、
2013年1月1日から同年12月末日まで「自由民主党山口県支部連合会」
(以下「県支部連」という)の代表であった。

「県支部連」の会計責任者は1991年3月に山口県議会議員選挙で初当選し、
その後当選を重ね、2013年6月に自民党山口県連幹事長に就任した人物である。

(髻忙蓋県内における選挙(2011年〜2014年)

。横娃隠映4月1日に山口県議会議員選挙は告示され、同月10日に投開票された。

■横娃隠嫁2月22日、現職の山口県知事が夏の県知事選に出馬しないと表明し、
県知事選挙は同年7月11日に告示され、同月29日に投開票が行われて、
自民党と公明党が推薦した候補者が当選した。

F映(2012年)11月16日に衆議院が解散され、
第46回総選挙は12月4日に公示され、投開票は同月16日に行われた。

て映(2012年)11月30日に岸信夫氏が衆議院議員総選挙に出馬するために
参議院議員を辞職したので、参議院山口県選挙区の補欠選挙が
翌2013年4月11日に告示され、同月28日に投開票が行われ、江島潔氏が当選した。

チ輒馨兵治財政局財政課財政企画官だった村岡嗣政は、
2014年1月15日に総務省を退職し、
翌16日に山口県知事選挙への立候補の意向を表明し、
1月20日に記者会見を開いて無所属での立候補を正式表明し、
同日、自民党と公明党が村岡氏の推薦を決定した。
2月6日に山口県知事選挙は告示され、2月23日に投開票が行われ、
村岡嗣政氏が知事選挙で初当選した。

(鵝法崋由民主党山口県支部連合会」の「活動費」名目の寄附
(2011年〜2014年、合計9794万円)

「県支部連」は「活動費」名目で、
2011年は計580万円、
2012年は計4609万円、
2013年は計550万円、
2014年は計4055万円、
4年間に合計9794万円
を「公職の候補者」らに支出していた。

(堯望綉各選挙における裏金支出の可能性

。横娃隠映には前述した山口県議会議員選挙が執行されているが、
「県支部連」は、その告示日の10日前に計550万円の「活動費」を支出していた。
つまり、同年に支出された「活動費」計580万円の約95%が、
どこかで収支報告されていなければ、県議会議員選挙の事実上の選挙戦の裏金として
投入された可能性があるのだ。

■横娃隠嫁には、前述したように前半には県知事選挙が、
後半には衆議院総選挙がそれぞれ執行されているが、
「県支部連」は、現職知事が不出馬表明した2月22日以降投票日7月29日までの期間に
3229万円の「活動費」を支出し、
衆議院解散11月16日以降総選挙投票日12月16日までの期間に
1300万円の「活動費」を支出していた。
つまり、同年に支出された「活動費」合計4609万円の約98%が、
どこかで収支報告されていなければ、県議会議員選挙と衆議院総選挙
の事実上の選挙戦の裏金として投入された可能性があるのだ。

2013年には、前述した参議院山口県選挙区の補欠選挙が執行されている。
「県支部連」は、同補欠選挙の告示日4月11日の10日前に
500万円の「活動費」を支出していた。
つまり、同年に支出された「活動費」合計550万円の約91%が、
どこかで収支報告されていなければ、
同補欠選挙の事実上の選挙戦の裏金として投入された可能性があるのだ。

ぃ横娃隠看には前述したように山口県知事選挙が執行されているが、
「県支部連」は、同選挙で当選した村岡嗣政が知事選への立候補を表明した
1月16日以降、村岡嗣政候補への600万円(同月28日)を皮切りにして
知事選の投開日2月23日までの期間に計3870万円の「活動費」を支出していた。
つまり、同年に支出された「活動費」計4055万円の約96%が、
どこかで収支報告されていなければ、
県知事選挙の事実上の選挙戦の裏金として投入された可能性があるのだ。

ネ廚垢襪法峺支部連」が2011年〜2014の4年間で支出した「活動費」
合計9794万円のうち9449万円(約96%)について
どこかで収支報告されていなければ、
前記複数の選挙の事実上の選挙戦の裏金として投入された可能性があるのだ。
さもなければ、ポケットマネーになっている可能性がある。

(3)以上については、上脇博之『追及! 安倍自民党・内閣と小池都知事の「政治とカネ」疑惑』(日本機関紙出版センター・2016年)を参照。

(つづく)

2019年参議院通常選挙を迎えて【8】(2016年自民党本部「政策活動費」使途不明金17億円超の内訳。参院通常選挙までに9・2億円超が使途不明)

(1)自民党本部が「政策活動費」名目で党幹事長ら国会議員に支出し、
使途不明金になっている金額は、8年間だけで100・5億円超であること
各年の受領国会議員と受領合計額を紹介した。
また、そのうち、2017年において自民党本部が「政策活動費」名目で
幹事長ら国会議員に支出し使途不明金になっている19・2億円の内訳を紹介し、
総選挙運動期間に半分超の9・8億円超が使途不明になっていることも紹介した。

2019年参議院通常選挙を迎えて【6】(自民党本部の「政策活動費」使途不明金8年間100・5憶円の受領国会議員)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923932.html

2019年参議院通常選挙を迎えて【7】(2017年自民党本部「政策活動費」使途不明金19・2億円の内訳。総選挙運動期間に半分超の9・8億円超が使途不明)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923958.html

(2)2016年に自民党本部が
「政策活動費」名目で幹事長ら国会議員19人に支出し、
それが使途不明金になっている金額の合計額は17億390万円だった。
そのうち、6月まで幹事長だった谷垣禎一議員が 6億7950万円、
総務会長、8月から幹事長になった二階俊博議員が5億250万円、
それぞれ受領し、その最終的な使途は不明であった。
この2人が受領した合計額は11億8200万円で、
全体の69・4%であった。
(http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/reports/SK20170922/TK/SH04.html)

(3)今回の投稿では、
2016年につき、自民党本部が、下記の5つの期間毎に、
どの国会議員に対し、幾らの政策活動費を、いつ、支出していたのか
詳細を紹介しよう。
注意してほしいのは、同年には参議院通常選挙が施行されたが、
衆議院の場合と違い、解散がなく、3年ごとの改選なので、
同選挙が同年に施行されることは事前に分かっていたことである。

(顱砲泙此第190回通常国会の2016年1月14日〜同年6月1日の150日間であるが、
この期間において自民党本部が幹事長ら国会議員に「政策活動費」名目で支出し
使途不明になった合計額は4億1750万円だった。
その内訳は以下のとおりである。

受領国会議員  金額    年月日
谷垣 禎一 30,000,000円 2016.1.5
二階 俊博 5,000,000円 2016.1.6
谷垣 禎一 500,000円 2016.1.6
吉田 博美 20,000,000円 2016.1.6
佐藤  勉 20,000,000円 2016.1.6
高村 正彦 5,000,000円 2016.1.6
稲田 朋美 5,000,000円 2016.1.6
茂木 敏充 5,000,000円 2016.1.6
谷垣 禎一 10,000,000円 2016.1.15
谷垣 禎一 20,000,000円 2016.1.28
谷垣 禎一 10,000,000円 2016.2.5
谷垣 禎一 5,000,000円 2016.2.10
谷垣 禎一 30,000,000円 2016.2.22
谷垣 禎一 10,000,000円 2016.3.6
松本 純 2,000,000円 2016.3.15
谷垣 禎一 20,000,000円 2016.4.1
谷垣 禎一 30,000,000円 2016.4.12
谷垣 禎一 30,000,000円 2016.4.19
谷垣 禎一 30,000,000円 2016.4.22
谷垣 禎一 10,000,000円 2016.4.27
吉田 博美 10,000,000円 2016.5.11
佐藤  勉 10,000,000円 2016.5.11
吉田 博美 20,000,000円 2016.5.13
谷垣 禎一 30,000,000円 2016.5.18
溝手 顕正  10,000,000円 2016.5.20
伊藤 忠一 10,000,000円 2016.5.20
茂木 敏充 30,000,000円 2016.5.24
合計 417,500,000円

(髻房,法通常国会閉会後〜(ただし参議院通常選挙の公示は同年6月22日)
参議院議員通常選挙投開票された7月10日までの期間で、
この期間における「政策活動費」名目の使途不明金の合計額は5億400万円だった。
その内訳は以下のとおりである。

受領国会議員  金額    年月日
谷垣 禎一 30,000,000円 2016.6.2
谷垣 禎一 50,000,000円 2016.6.6
木村 太郎 5,000,000円 2016.6.7
茂木 敏充 10,000,000円 2016.6.7
高村 正彦 10,000,000円 2016.6.7
溝手 顕正  10,000,000円 2016.6.7
稲田 朋美 10,000,000円 2016.6.7
伊藤 忠一 10,000,000円 2016.6.7
山口 泰明 5,000,000円 2016.6.7
細田 博之 10,000,000円 2016.6.7
二階 俊博 10,000,000円 2016.6.7
谷垣 禎一 59,000,000円 2016.6.8
吉川 貴盛 50,000,000円 2016.6.8
茂木 敏充 20,000,000円 2016.6.10
谷垣 禎一 50,000,000円 2016.6.10
谷垣 禎一 5,000,000円 2016.6.14
谷垣 禎一 10,000,000円 2016.6.14
谷垣 禎一 50,000,000円 2016.6.16
谷垣 禎一 50,000,000円 2016.6.20
谷垣 禎一 50,000,000円 2016.6.24
合計 504,000,000円

(鵝房,蓮∋乙脹…名鐐挙(7月10日)後、第191回臨時国会閉会(8月1日〜同月3日)
までの期間で、この期間における「政策活動費」名目の使途不明金の合計額は
1億4900万円であった。
その内訳は以下のとおりである。

受領国会議員  金額    年月日
谷垣 禎一 50,000,000円 2016.7.13
谷垣 禎一 10,000,000円 2016.7.14
茂木 敏充 27,000,000円 2016.7.20
細田 博之 10,000,000円 2016.7.25
細田 博之 2,000,000円 2016.7.28
細田 博之 20,000,000円 2016.8.1
二階 俊博 30,000,000円 2016.8.3
合計 149,000,000円

(堯房,蓮⇔彁国会(8月3日)後、次の臨時国会召集(9月26日)までの期間で、
この期間における「政策活動費」名目の使途不明金の合計額は
1億6550万円だった。
その内訳は以下のとおりである。

受領国会議員  金額    年月日
二階 俊博 30,000,000円 2016.8.23
吉田 博美 20,000,000円 2016.9.2
二階 俊博 10,000,000円 2016.9.2
二階 俊博 3,500,000円 2016.9.6
二階 俊博 30,000,000円 2016.9.15
細田 博之 5,000,000円 2016.9.20
二階 俊博 12,000,000円 2016.9.20
竹下 亘 20,000,000円 2016.9.21
吉田 博美 20,000,000円 2016.9.21
高村 正彦 5,000,000円 2016.9.21
茂木 敏充 5,000,000円 2016.9.21
古屋 圭司 5,000,000円 2016.9.21
合計 165,500,000円


()最後は、第192回臨時国会8月26日〜12月17日の83日間で、
この期間における「政策活動費」名目の使途不明金の合計額は
4億6790万円だった。
その内訳は以下のとおりである。

受領国会議員  金額    年月日
二階 俊博 11,000,000円 2016.9.29
二階 俊博 6,000,000円 2016.10.3
二階 俊博 1,000,000円 2016.10.4
下村 博文 10,000,000円 2016,10,6
二階 俊博 30,000,000円 2016,10,6
二階 俊博 10,000,000円 2016.10.7
下村 博文 10,000,000円 2016.10.7
二階 俊博 3,000,000円 2016.10.12
二階 俊博 30,000,000円 2016.10.13
二階 俊博 30,000,000円 2016.10.26
二階 俊博 30,000,000円 2016.11.9
二階 俊博 10,000,000円 2016.11.9
二階 俊博 30,000,000円 2016.11.15
二階 俊博 2,000,000円 2016.11.18
二階 俊博 50,000,000円 2016.12.6
二階 俊博 30,000,000円 2016.12.7
二階 俊博 5,000,000円 2016.12.8
細田 博之 2,600,000円 2016.12.12
山口 泰明 3,800,000円 2016.12.12
竹下 亘 4,300,000円 2016.12.12
茂木 敏充 4,900,000円 2016.12.12
二階 俊博 57,000,000円 2016.12.12
平沢 勝栄 1,500,000円 2016.12.12
橋本 聖子 12,800,000円 2016.12.12
古屋 圭司 1,000,000円 2016.12.13
吉田 博美 30,000,000円 2016.12.13
二階 俊博 37,000,000円 2016.12.13
高村 正彦 5,000,000円 2016.12.13
古屋 圭司 10,000,000円 2016.12.14
   合計  467,900,000円

(4)すでに紹介したように2016年に自民党本部が
「政策活動費」名目で幹事長ら国会議員19人に支出し、
それが使途不明金になっている金額の合計額は17億390万円で、
谷垣禎一・前幹事長が6億7950万円、二階俊博・幹事長が5億250万円、
合計額11億8200万円(69・4%)を受領し、使途不明金になっていた。

(5)2016円における5つの期間毎の「政策活動費」名目の使途不明金額は
以下のとおりである。

…名鏐餡顳鰻遑隠監〜6月1日の150日間
     4億1750万円。
通常国会閉会後〜参議院通常選挙7月10日までの期間
     5億400万円。
参議院通常選挙(7月10日)後、臨時国会閉会(8月1日〜同月3日)までの期
     1億4900万円で
の彁国会(8月3日)後、次の臨時国会召集(9月26日)までの期間
     1億6550万円。
ノ彁国会8月26日〜12月17日の83日間
     4億6790万円。

前述したように、参議院通常選挙の執行は事前に分かっていたのだから
通常国会中も使途不明金が参議院選挙の準備のために投入された可能性がある。
もちろん、その期間の全額がそうだというわけではないが、
参議院通常選挙執行までの使途不明金は9億2150万円になる。

(6)いずれにせよ、
以上の使途不明金は政治や選挙における裏金支出の可能性がある。
さもなければ、ネコババした、ということになる。
幹事長をはじめ受領国会議員は、その最終的な使途を説明する責任があるのだから
きちんとその責任を果たすべきだ!

(7)自民党本部のこれまでの支出実態を踏まえれば、
今の参議院通常選挙(7月21日投開票)でも同様の使途不明金が投入されている
と考えるべきだろう。

(つづく)

2019年参議院通常選挙を迎えて【7】(2017年自民党本部「政策活動費」使途不明金19・2億円の内訳。総選挙運動期間に半分超の9・8億円超が使途不明)

(1)自民党本部の政治資金の自己調達額は大幅に減少しているにもかかわらず、
自民党本部の政治資金は、税金が原資の「政党交付金」収入のお陰で
バブル経済時代よりも多い中、
自民党本部は、「政策活動費」「調査費」名目で党幹事長ら国会議員に支出し、
その以上の具体的な支出内容は不明であり、
その総額が2010年からの8年間だけで104億円超であることを紹介した。

また、そのうち、自民党本部が「政策活動費」名目で党幹事長ら国会議員に支出し、
使途不明金になっている金額は、8年間だけで100・5億円超であること
各年の受領国会議員と受領合計額を紹介した。

2019年参議院通常選挙を迎えて【5】(自民党本部の「事実上の税金」の使途不明金は8年間だけでも104憶円超)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923886.html

2019年参議院通常選挙を迎えて【6】(自民党本部の「政策活動費」使途不明金8年間100・5憶円の受領国会議員)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923932.html

(2)そのうち、2017年に自民党本部が
「政策活動費」名目で幹事長ら国会議員20人に支出し、
それが使途不明金になっている金額の合計額は19億1730万円だった。
そのうち、二階俊博・党幹事長が13億8290万円、
全体の72%を受領していた。
(http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/reports/SS20181130/SF/000050.html)

(3)今回の投稿では、
同年につき、自民党本部が、下記の6つの期間毎に、
どの国会議員に対し、幾らの政策活動費を、いつ、支出していたのか
詳細を紹介しよう。

(顱砲泙此■横娃隠掲1月の通常国会召集(同月20日)前である。
この期間における「政策活動費」名目の支出合計額は1億1500万円だった。
その内訳は以下の通りである。

受領国会議員  金額    年月日
細田博之   5,000,000円 2017. 1.17
二階俊博   30,000,000円 2017. 1.17
高村正彦 5,000,000円    2017. 1.18
竹下 亘 20,000,000円 2017. 1.18
吉田博美 20,000,000円 2017. 1.18
古屋圭司 5,000,000円 2017. 1.18
二階俊博 30,000,000円 2017. 1.19
合計 115,000,000円

(髻房,蓮第193回通常国会の開催期間である
2017年1月20日〜同年6月18日の150日間である。
この期間における「政策活動費」名目の支出合計額は4億8220万円だった。
その内訳は以下の通りである。

受領国会議員  金額    年月日
古屋圭司   2,000,000円 2017. 1.27
二階俊博   5,000,000円 2017. 1.30
松山政司 10,000,000円 2017. 1.30
二階俊博 30,000,000円 2017. 2. 8
河村建夫 5,000,000円 2017. 2.14
吉川貴盛 1,000,000円   2017. 2.16
二階俊博 5,000,000円 2017. 3. 1
二階俊博 30,000,000円 2017. 3. 2
竹下 亘 10,000,000円 2017. 3. 8
古屋圭司 10,000,000円 2017. 3.15
茂木敏允 3,000,000円 2017. 3.21
古屋圭司 3,000,000円 2017. 3.23
古屋圭司 2,000,000円 2017. 3.24
河村建夫 2,000,000円 2017. 4. 4
二階俊博 30,000,000円 2017. 4. 4
二階俊博 30,000,000円 2017. 4.12
吉田博美 30,000,000円 2017. 4.12
二階俊博 30,000,000円 2017. 4.12
細田博之 20,000,000円 2017. 4.14
河村建夫 2,000,000円 2017. 4.18
吉田博美 10,000,000円 2017. 4.19
竹下 亘 10,000,000円 2017. 4.19
二階俊博 20,000,000円 2017. 4.20
二階俊博 3,000,000円 2017. 4.25
二階俊博 50,000,000円 2017. 5.18
二階俊博 2,700,000円 2017. 5.22
古屋圭司 30,000,000円   2017. 5.24
二階俊博 30,000,000円 2017. 5.25
古屋圭司 4,500,000円 2017. 5.29
下村博文 10,000,000円 2017. 5.30
古屋圭司 20,000,000円 2017. 6. 1
二階俊博 10,000,000円 2017. 6. 2
二階俊博 2,000,000円  2017. 6. 6
細田博之 20,000,000円  2017. 6.15
  合計 482,200,000円

(鵝砲修亮,蓮⊂綉通常国会閉会の後から、
安倍首相が衆議院解散を表明する(9月25日)前までの期間である。
この期間における「政策活動費」名目の支出合計額は3億3250万円だった。
その内訳は以下の通りである。

受領国会議員  金額    年月日
細田博之   2,600,000円 2017. 6.19
二階俊博   57,300,000 円 2017. 6.19
古屋圭司 1,000,000円 2017. 6.19
茂木敏允 4,900,000円 2017. 6.19
平沢勝栄 1,500,000円 2017. 6.19
山口泰明 3,800,000円 2017. 6.19
竹下 亘 4,300,000円 2017. 6.19
橋本聖子 12,800,000円 2017. 6.19
二階俊博 300,000円 2017. 6.20
吉川貴盛 30,000,000円 2017. 6.20
二階俊博 39,000,000円 2017. 6.20
茂木敏允 5,000,000円 2017. 6.22
二階俊博 10,000,000円 2017. 6.22
林 幹雄 10,000,000円 2017. 6.26
二階俊博 50,000,000円 2017. 7.10
二階俊博 30,000,000円 2017. 8. 2
二階俊博 30,000,000円 2017. 8. 8
二階俊博 30,000,000円 2017. 9. 6
塩谷 立 10,000,000円 2017. 9.22
合計 332,500,000円

(堯砲修亮,蓮安倍晋三首相は、首相官邸で記者会見し、
国民の信を問うとして衆議院解散を表明した同年9月25日
(ただし、安倍内閣が閣議で衆議院解散を決定したのは9月28日で、
同日第194回臨時国会は召集され同日衆議院は解散された)
から、衆議院総選挙の投開票日の同年10月22日までの事実上の選挙運動期間を含む
選挙運動期間である。

この期間における「政策活動費」名目の支出合計額は9億8050万円だった。
その内訳は以下の通りである。

受領国会議員  金額   年月日
竹下 亘   20,000,000円 2017. 9.27
吉田博美   30,000,000円 2017. 9.27
塩谷 立   20,000,000円 2017. 9.27
岸田文雄   20,000,000円 2017. 9.27
二階俊博   20,000,000円 2017. 9.27
二階俊博   50,000,000円 2017. 9.29
二階俊博   50,000,000円 2017.10. 2
二階俊博   50,000,000円 2017.10. 3
二階俊博   68,000,000円 2017.10. 6
二階俊博   50,000,000円 2017.10. 9
塩谷 立   10,000,000円 2017.10.11
二階俊博   50,000,000円 2017.10.12
二階俊博   50,000,000円 2017.10.14
二階俊博   50,000,000円 2017.10.16
二階俊博   50,000,000円 2017.10.18
二階俊博   50,000,000円 2017.10.20
  合計  980,500,000円

()その次は、第195回特別国会の開催期間である
同年11月1日〜同年12月9日の39日間である。
この期間における「政策活動費」名目の支出合計額は1億9300万円だった。
その内訳は以下の通りである。

受領国会議員  金額    年月日
二階俊博 30,000,000円 2017.11. 2
竹下 亘 2,000,000円 2017.11. 7
森山 裕 10,000,000円 2017.11. 7
塩谷 立 2,000,000円 2017.11. 7
吉田博美 10,000,000円 2017.11. 7
岸田文雄 2,000,000円 2017.11. 7
二階俊博 30,000,000円 2017.11.14
萩生田光一 2,000,000円 2017.11.27
二階俊博 50,000,000円 2017.12. 6
二階俊博 5,000,000円 2017.12. 7
二階俊博 50,000,000円 2017.12. 8
  合計 193,000,000円

()最後は、上記臨時国会閉会後、年末までの期間である。
この期間における「政策活動費」名目の支出合計額は1億5600万円だった。
その内訳は以下の通りである。

受領国会議員  金額  年月日
森山 裕   4,100,000円  2017.12.11
平井卓也   1,900,000円  2017.12.11
橋本聖子   13,100,000円  2017.12.11
塩谷 立   1,000,000円  2017.12.11
岸田文雄   4,600,000円  2017.12.11
竹下 亘   2,200,000円  2017.12.11
山口泰明   4,100,000円  2017.12.11
二階俊博   57,600,000円  2017.12.11
吉川貴盛   30,000,000円 2017.12.12
二階俊博   38,000,000円  2017.12.12
  合計  156,600,000円

(4)2017年自民党本部「政策活動費」名目の支出のまとめ

…名鏐餡饐そ検複鰻遑横案)前の期間
     1億1500万円。
通常国会の開催期間1月20日〜6月18日の150日間。
     4億8220万円。
D名鏐餡駟腸餮紊ら安倍首相が衆議院解散を表明する(9月25日)前までの期間
     3億3250万円。
ぐ打楴鸛蟒圧脹_鮖局縮寸昂遑横菊〜総選挙10月22日(事実上の)選挙運動期間
     9億8050万円。
テ段鵡餡颪粒催期間11月1日〜12月9日の39日
     1億9300万円。
ξ彁国会閉会後、年末までの期間
     1億5600万円。
合計は、19億1730万円。


(5)前述したように2017年に自民党本部が
「政策活動費」名目で幹事長ら国会議員20人に支出した使途不明金合計額は
19億1730万円で、そのうち、二階俊博・党幹事長が13億8290万円
(72%)を受領していた。

同年、衆議院総選挙の運動期間(事実上の選挙運動期間を含む)に
年間19億1730万円の半分を超える9億8050万円(51%)が支出さ
使途不明金になっていたことがわかったが、
9億8050万円のうち、
二階俊博・党幹事長が5億3800万円(54・9%)を受領していた。

総選挙では、すでに選挙公約は確定している。
となると、上記9億8050万円は選挙の裏金として支出されたのではないか
との疑念が生じる。
そうでなければ、ネコババされた、ということになる。

(6)2017年における自民党本部の「政策活動費」名目の支出については、
前述した選挙運動期間の9億8050万円はいうまでもなく
国会開催中、それ以外の期間の分も含め、
合計19億1730万円の最終的な使途が不明である。
二階俊博・党幹事長はいうまでもなく受領国会議員全員は、
その具体的使途を説明する責任があるから、きちんと説明すべきである。

(つづく)

2019年参議院通常選挙を迎えて【6】(自民党本部の「政策活動費」使途不明金8年間100・5憶円の受領国会議員)

(1)自民党本部の政治資金の自己調達額は大幅に減少しているにもかかわらず、
自民党本部の政治資金は、税金が原資の「政党交付金」収入のお陰で
バブル経済時代よりも多い中、
自民党本部は、「政策活動費」「調査費」名目で党幹事長ら国会議員に支出し、
その以上の具体的な支出内容は不明であり、
その総額が2010年からの8年間だけで104億円超であることを紹介した。

2019年参議院通常選挙を迎えて【5】(自民党本部の「事実上の税金」の使途不明金は8年間だけでも104憶円超)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923886.html

(2)この投稿では、その受領国会議員を紹介しよう。
ただし、紹介するのは、「政策活動費」名目で
「1000万円以上受領した国会議員」に限定して紹介する。
(「調査費」名目の受領分はここでは紹介しない。)

その前に、再度、
自民党本部が2010年から8年間で「政策活動費」名目で支出した
100億5460万円の毎年の合計額を紹介しておこう。

  年 「政策活動費」支出合計額 受領議員数
2010年  7億7900万円 17人
2011年  5億6670万円 18人
2012年  9億6510万円 19人
2013年 12億9080万円 14人
2014年 15億9260万円 13人
2015年 12億3920万円 22人
2016年 17億 390万円 19人
2017年 19億1730万円 20人
 合計   100億5460万円

(3)では、以上のうち、
「政策活動費」名目で「1000万円以上受領した国会議員」を紹介しよう。
(党内役職は政治資金収支報告書には明記されてはおらず、上脇の調査に基づく推定である)

。横娃隠闇
受領議員   受領金額    党内役職
大島 理森 4億1150万円  幹事長、9月から副総裁
石原 伸晃 1億8160万円  9月から幹事長
尾辻 秀久   6000万円  7月末まで参院議員会長
川崎 二郎   2300万円 9月まで国対委員長
鈴木 政二   2000万円  7月まで参議院国対委員長
逢沢 一郎   1400万円  9月から国対委員長
河村 建夫   1150万円  選挙対策局長
小坂 憲次   1000万円  7月から参議院幹事長

■横娃隠映
受領議員   受領金額    党内役職
石原 伸晃 3億4750万円  幹事長
森山 裕    3640万円  TPP参加の即時撤回を求める会会長
逢沢 一郎   3400万円  参議院国対委員長
脇 雅史     2500万円  参議院国対委員長
大島 理森   2100万円   副総裁
河村 建夫   1800万円   選対局長
中曽根 弘文   1660万円   議院議員会長
岸田 文雄   1430万円  10月から国対委員長
小坂 憲次   1000万円  10月まで参議院幹事長

2012年
受領議員   受領金額    党内役職
石破 茂   2億6000万円  9月から幹事長
安倍 晋三 2億5000万円  10月から総裁
石原 伸晃 2億0780万円  9月まで幹事長
森山 裕      6280万円  TPP参加の即時撤回を求める会会長
岸田 文雄 4130万円 9月まで国対委員長
脇 雅史 2700万円 参議院国対委員長
河村 建夫 1500万円 選対局長
甘利  明 1340万円 広報本部長、経済・財政・金融政策調査会長
菅 義偉 1310万円 9月から12月まで幹事長代行
細田 博之 1100万円 9月から総務会長
中曽根 弘文 1100万円 議院議員会長
高村 正彦 1000万円 9月から副総裁
谷垣 禎一 1000万円 9月まで総裁


ぃ横娃隠廓
受領議員   受領金額    党内役職
石破 茂   10億2710万円  幹事長
河村 建夫   4600万円  選対委員長
脇 雅史     4000万円  7月まで参議院国対委員長
鴨下 一郎   3000万円  10月まで国会対策委員長
山口 泰明   3000万円   経理局長
高村 正彦   2500万円   副総裁
高市 早苗   1730万円 政調会長
佐藤 勉 1410万円 10月から国対委員長
野田 聖子 1320万円 総務会長
細田 博之 1100万円 幹事長代行
伊達 忠一 1000万円 参議院国対委員長

ィ横娃隠看
受領議員   受領金額    党内役職
谷垣 禎一 8億5950万円  9月から幹事長
石破 茂   5億1140万円  8月まで幹事長
山口 泰明   3000万円  8月まで経理局長
溝手  顕正   3000万円  参院議員会長
稲田 朋美   2500万円  内閣府特命担当大臣(規制改革)、9月から政調会長
二階 俊博   2500万円  9月から総務会長
高村 正彦   2500万円  副総裁
茂木 敏充   3800万円  9月から選対委員長
佐藤  勉   2000万円  国対委員長
吉田 博美   2000万円  幹事長代理、9月から参議院国対委員長

Γ横娃隠鞠自民党
受領議員   受領金額    党内役職
谷垣 禎一 7億0880万円  幹事長
茂木 敏充 1億5550万円   選対委員長
吉川 貴盛   6000万円   経理局長
二階 俊博   4950万円   総務会長
佐藤  勉   4900万円   国対委員長
細田 博之   4500万円   幹事長代行
吉田 博美   4000万円   参議院国対委員長
高村 正彦   2500万円   副総裁
溝手 顕正    2100万円   参院議員会長
河村 建夫   2000万円   5月から予算委員長
伊藤 忠一   2000万円   参議院幹事
山口 泰明   1400万円   財務委員長・選対副委員長、10月から組織運動本部長
稲田 朋美   1330万円   政調会長

В横娃隠暁
受領議員   受領金額    党内役職
谷垣 禎一 6億7950万円 8月まで幹事長
二階 俊博 5億0250万円 総務会長、8月から幹事長
吉田 博美 1億2000万円 参議院国対委員長、7月末から参議院陰幹事長
茂木 敏充 1億0190万円 選対委員長、8月から政調会長
吉川 貴盛 5000万円 経理局長
細田 博之 4960万円 幹事長代行、8月から総務会長
佐藤  勉 3000万円 9月まで国対委員長
高村 正彦 2500万円 副総裁
竹下 亘 2430万円 8月から国対委員長
下村 博文 2000万円 8月から幹事長代行
溝手 顕正  2000万円 参院議員会長
伊藤 忠一 2000万円 8月まで参議院幹事長
古屋 圭司 1600万円 8月から選対委員長
稲田 朋美 1500万円 8月冒頭まで政調会長
橋本 聖子 1280万円 7月末から参議院議員会長

┌横娃隠掲
受領議員   受領金額    党内役職
二階俊博  13億8290万円 幹事長
吉田博美   1億0000万円 参議院幹事長
古屋圭司     7750万円 選挙対策委員長
竹下 亘 6850万円 国会対策委員長、8月から総務会長
吉川貴盛 6100万円 経理局長
細田博之 4760万円 8月まで総務会長
塩谷 立 4300万円 8月から選挙対策委員長
岸田文雄 2660万円 8月から政務調査会長
橋本聖子 2590万円 参議院議員会長、
2020年オリンピック・パラリンピック東京大会実行本部長
森山 裕 1410万円 8月から国会対策委員長
茂木敏允 1290万円 8月まで政務調査会長
林 幹雄 1000万円 8月まで幹事長代理
下村博文 1000万円 幹事長代理
松山政司 1000万円 8月まで参議院国会対策委員長

(4)以上の各国会議員は、受領した「政策活動費」名目の資金を
いつ、何のために、誰に対して支出したのだろうか?

政治や選挙の裏金になっており、政治や選挙を歪めている可能性もあるし、
懐に入れてネコババしている可能性もある。

この疑念を払拭するためにも、
上記各議員は、きちんと主権者国民の説明する責任がある!

(つづく)
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