上脇博之 ある憲法研究者の情報発信の場

憲法研究者の社会活動の一環として、ブログを開設してみました(2008年4月5日)。 とはいえ、憲法問題全てについて意見を書くわけではありません。 政治問題について書くときがあるかもしれません。 記録として残しておくために、このブログを使用するときがあるかもしれません。 各投稿記事の右下の「拍手」が多いようであれば、調子に乗って投稿するかもしれません。 コメントを書き込まれる方は、カテゴリー「このブログの読み方とコメントの書き込みへの注意」の投稿を読んだ上で、書き込んでください。 皆様のコメントに対する応答の書き込みは直ぐにできないかもしれませんので、予めご了解ください。 ツイッターを始めました(2010年9月3日)。 https://twitter.com/kamiwaki フェイスブックも始めました(2012年7月29日) http://www.facebook.com/hiroshi.kamiwaki.7 かみわき・ひろし

維新(日本維新の会、大阪維新の会)問題

政治資金問題から見える「維新の正体」その70(「文書通信交通滞在費」問題からも見えた正体)

(1)「日本維新の会」の「文書通信交通滞在費」(月100万円)については
このブログで投稿してきた。

〆能蕕牢飮格羚盖聴の使途を追及する投稿だった。

・政治資金問題から見える「維新の正体」その45(丸山穂高議員の「文書通信交通滞在費」の27カ月間約2017万円「ちょろまかし疑惑」)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51915930.html

・政治資金問題から見える「維新の正体」その46(丸山穂高議員の「文書通信交通滞在費」支出における3つの問題点)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51915952.html

・政治資金問題から見える「維新の正体」その47(丸山穂高議員の「文書通信交通滞在費」の資金管理団体への寄附額は約4230万円)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51916012.html


∋乙脹…名鐐挙に向けて開催された党首討論で
「文書通信交通滞在費」が取り上げられたので、
「日本の維新の会」の所属議員の使途の透明性問題と使途の違法支出問題を中心に
再度投稿を始めた。

・政治資金問題から見える「維新の正体」その63(これでは「文書通信交通滞在費」の使途報告とは言えない)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923407.html

・政治資金問題から見える「維新の正体」その64(「文書通信交通滞在費」についての詐欺師のような手口)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924418.html

・政治資金問題から見える「維新の正体」その65(「文書通信交通滞在費」の使途の透明化問題)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924435.html


私の選挙区の兵庫県選挙区の清水貴之議員と
お隣の選挙区の大阪府選挙区の東徹議員の場合を取り上げて
具体的に問題点を指摘した。

・政治資金問題から見える「維新の正体」その66(清水貴之議員「文書通信交通滞在費」の政党支部への違法寄付問題)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924475.html

・政治資金問題から見える「維新の正体」その67(清水貴之議員「文書通信交通滞在費」の違法寄付問題その2「資金管理団体」への寄付分)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924487.html

・政治資金問題から見える「維新の正体」その68(清水貴之議員「文書通信交通滞在費」の違法支出問題【寄付以外】)
ttp://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924505.html

・政治資金問題から見える「維新の正体」その69(東徹議員「文書通信交通滞在費」の違法支出・寄付、使途不明問題)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924546.html

(2)「日本維新の会」の所属議員全員の「文書通信交通滞在費」の使途については、
以下で見ることができる。

https://o-ishin.jp/news/bunsho/

是非とも、皆さんも、上記にアクセスし、使途内容をチェックしていただきたい。

その際に注意していただきたいこと:

 嵎現馗命交通滞在費」が公金であり、
議員歳費とは法的性格が異なるので議員が私的に自由な使い方をすることはできないこと。

同じ公金でも政党交付金(政党助成金)とも法的性格が異なるので
基本的に政治活動や選挙運動活動には使えないこと。

C亙議会の会派・議員に交付される政務活動費と同じように
議員の公的活動のための経費を公金で負担しているのだが、
国会議員には公設秘書2名と政策秘書1名を公費で採用できるので
人件費に充てることは禁止されるし、
「文書通信交通滞在費」という文言から明らかなように
原則として「文書費」「通信費」「交通費」「滞在費」にしか支出できないこと。

一方で、
ぁ崙本維新の会」は、「文書通信交通滞在費」を勝手に「政治資金」とみなし
使途報告書も政治資金収支報告書の書式を参考に
「経常経費」「政治活動費」とし、かつ、
政党支部または資金管理団体への繰入(寄付)も認めているので、
使途報告書に記載された使途は「限りなく違法な支出に近い」と思って
使途報告書をチェックし、
「文書通信交通滞在費」の目的の範囲内の合法な支出と
目的の範囲外の違法な支出を具体的に確認していただきたい。

イ泙拭△匹里茲Δ覆發里忙箸錣譴討い襪里という使途の透明性についても
注目して使途報告書をチェックしていただきた。
特に、政党支部繰入(寄付)と資金管理団体繰入(寄付)については、
使途の明記されている金額がそのうちのどれくらいで、
明記されていないのがどれくらいなのかを確認する
と透明度が判明する。

(3)先日、「日本維新の会」の所属議員全員の「文書通信交通滞在費」の使途について
調査した結果が報道されている(しんぶん赤旗日曜版、日刊ゲンダイ)。
箇条書きで紹介すると:

\廼發原資の「文書通信交通滞在費」の使途を公開している現職の国会議員21人全員が
その領収書を自分で自分に切っていただけでなく、自分の政党支部または政治団体に
寄付していた。

具体的には、「日本維新の会」の所属議員が2015年10月〜2019年3月の期間に
受け取った「文書通信交通滞在費」の総額は約7・6億円であり、
そのうちの約5・7億円が、所属議員が代表を務める政党支部や資金管理団体
に寄付されていた。

(4)この報道を踏まえれば、
「日本維新の会」全体が「身を肥やす政党」「身を太らす政党」であることが
わかる。
除名された丸山穂高議員と同じ体質なのである。

また、上記報道と使途報告書の書式を踏まえれば
「日本維新の会」には「文書通信交通滞在費」について定める法律
を正しく解釈できる議員が一人もいなかったことになる。
これでは、国会に上程された法案や予算を適切に議論できるとは思えない。

以上の点も、
自民党の補完政党(第二の安倍自民党)としての「日本維新の会」の正体なのだ。

(つづく)

政治資金問題から見える「維新の正体」その69(東徹議員「文書通信交通滞在費」の違法支出・寄付、使途不明問題)

(1)「日本維新の会」の「文書通信交通滞在費」の使途にける法的問題を
何度か取り上げている。

この投稿では、
東徹参議院議員の2017年分の「文書通信交通滞在費」の使途報告書
を取り上げて検討する。

東徹氏は、2003年に大阪府議会選挙で初当選し(以後3期連続)
大阪維新の会創設メンバーで、
2013年には参議院通常選挙(大阪府選挙区)で初当選した参議院議員であり、
日本維新の会の 総務会長や参議院国会対策委員長のようだ
(https://www.azuma-toru.com/profile)。

(2)では、東徹参議院議員の2017年分の「文書通信交通滞在費」の使途報告書
を確認する。

1月分
https://o-ishin.jp/bunsho/pdf/2017/01/201701_azumatoru2.pdf

2月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/218efe8df843de6a2b65d4228ba56fd4e0a76dde.pdf

3月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/0391a8e06df2e8bd3be7d83a623253a2e04f930c.pdf

4月分・・・・公表なし。

5月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/63e802dc482f31abe691a2ab2600db40ec5a49fc.pdf

6月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/433cac3c214bde50159a029f89f8e637df5b86b8.pdf

7月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/4a2a091991cc5ede535f9e45f8bfb11d81211971.pdf

8月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/e2fadaaad08e1cb389a07da1b5073e7e8c7806c0.pdf

9月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/239e296eb8b5d8f81323c61d6b5605cc3be41b94.pdf

10月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/201710_azumatoru.pdf.pdf

11月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2018/images/339afdf03c14df36afa32254cefc1c15af913af5.pdf

12月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2018/images/dc6d89ae9362cd142662fdc8ee4a0a0925cf4a11.pdf

(3)以上のうち、「政党支部繰入(寄付)」の合計金額だけを転記するが、
あわせて、
東徹参議院議員が代表を務める政党支部「日本維新の会参議院大阪府選挙区第1支部」
の2017年分政治資金収支報告書(http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/11318/00306681/29PY0009.pdf)
の「収入」欄に記載された同議員からの寄付額も転記する。

 月  政党支部繰入(寄付) 議員の寄付額
1月分 73万5091円   62万1129円
2月分 65万5955円   60万8248円
3月分 60万9836円   73万5091円
4月分    不明      65万5955円
5月分 65万0544円   60万9836円
6月分 68万1955円   61万3978円
7月分 83万6259円   65万0544円
8月分 84万9761円   68万1055円
9月分 80万9498円   83万6259円
10月分 78万1250円   84万9761円
11月分 71万4233円   80万9498円
12月分 71万2579円   78万1250円
合計 803万6961円  845万3504円

(4)以上紹介したものを比較すると、金額が一致しないことが判明する。
なぜ、このような齟齬が生じているのだろうか?

実は、
「文書通信交通滞在費」の使途報告書と一緒に公表されている「領収書」
を見ると、
例えば、1月分の「政党支部繰入(寄付)」は3月の日付になっているのだ、
「領収書」の日付を基準にすると、
2カ月遅れで「政党支部繰入(寄付)」が行われているのである。
私が転記した上記の両者を比較すると、それが確認できるだろう。

そうすると、
使途報告書が公表されていない4月分の「政党支部繰入(寄付)」は
61万3978円と推定できる。

(5)領収書を基準にすれば、厳密にいえば、
「文書通信交通滞在費」の使途報告書の「政党支部繰入(寄付)」は
虚偽ということになる。
これは、
「文書通信交通滞在費」の使途報告書が報告対象月から2か月後に作成され、
かつ、「政党支部繰入(寄付)」の領収書が2カ月遅れで作成されている結果である
と推察される。
つまり、
「文書通信交通滞在費」の使途報告書に記載されている
2カ月前の「政党支部繰入(寄付)」が実際には2か月後に行われていることになる。

杜撰である!!!

(6)以下では、
東徹議員の「文書通信交通滞在費」の使途報告書
を前提とし(やむを得ない)、
ただし、2017年4月分の「政党支部繰入(寄付)」は、
政党支部の政治資金収支報告書に記載されている2カ月遅れの金額を前提にして、
当該使途報告書における使途をチェックする。

なお、以下では、全てを転記せずに、「人件費」、
「政党支部繰入(寄付)」、
その主たる内訳(「国政活動スタッフ1名」「駐車料金」「事務所賃賃料」)
だけを転記する(「事務賃貸料」は「事務所賃借料」の間違いだろう)。

 月  人件費     政党支部繰入(寄付)内訳(スタッフ1名)同(駐車料金)
1月分  5万5600円 73万5091円 43万5000円   4万円
2月分 10万0600円 65万5955円 43万5000円   4万円
3月分 14万6800円 60万9836円 43万5000円   4万円
4月分       ?  61万3978円     ?       ?
5月分 10万0900円 65万0544円 43万5000円   4万円
6月分 10万0250円 68万1955円 43万5000円   4万円
 月  人件費     政党支部繰入(寄付)内訳(スタッフ1名)同(事務所賃貸料)
7月分   0円     83万6259円 43万5000円  21万円
8月分   0円     84万9761円 43万5000円  21万円
9月分  4万4600円 80万9498円 43万5000円  21万円
10月分  4万7800円 78万1250円 43万5000円  21万円
11月分 11万6400円 71万4233円 43万5000円  21万円
12月分  6万4000円 71万2579円 43万5000円  21万円

(7)以上の転記によると、
「政党支部繰入(寄付)」の合計額は865万0939円になる。
そのうち、
その主たる内訳の「国政活動スタッフ1名」の合計は478万5000円、
駐車料金の合計は20万円、事務所賃貸料(賃借料)の合計は126万円、
総計は624万5000円である。

「政党支部繰入(寄付)」865万0939円のうち使途が明記されているのは
624万5000円であり、その差額240万5959円は使途不明金である。

これでは、使途の透明について胸を張れない。

(8)前述の「2カ月のずれ」が関係しているものがある。

「大阪維新の会大阪府選挙区第1支部」(代表・東徹)
の2017年分「政党交付金使途報告書」(http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SK20180921/TK/062721400046.pdf)
を見ると(ブラウザについては、Internet Explorerをご利用する必要がある)、
「事務所賃家賃」(月21万円)は1月から8月まで政党交付金からが支出されているのだ。
「文書通信交通滞在費」の「政党支部繰入(寄付)の主たる内訳によると、
7月から12月まで政党支部の「事務所賃貸料」(賃借料)の支払い目的で
「政党支部繰入(寄付)」が行われているが、
7月と8月は政党交付金から出されているので、
虚偽の理由で「政党支部繰入(寄付)」が行われたことになる。

これに対しては、
前述の2カ月の記載ずれを理由に弁明することが予想されるが、
杜撰としか言いようがない。

(9)「人件費」の出合計額は、支出の不明な4月を除くと
77万6950円である。
「国政活動スタッフ1名」478万5000円は、
政党支部の職員の人件費だろう。
いずれもも違法だ。
「文書通信交通滞在費」の目的外の支出だし、
職員の人件費は、政党交付金で賄えるからだ。
なお、公設秘書2名と政策秘書1名は公費負担されている。

また地元の「駐車料金」20万円、地元の「事務所賃貸料」(賃借料)も
目的外の支出だし、政党交付金で賄えるから、違法支出だ

(10)要するに、
東徹議員の「文書通信交通滞在費」の2017年分の場合、
「政党支部繰入(寄付)」865万0939円のうち
240万5959円が使途不明金となっており、
残りの624万5000円(「国政活動スタッフ1名」478万5000円、
駐車料金20万円、事務所賃貸料(賃借料)126万円)は、
違法支出であろう。
また、
少なくとも独自の支出「人件費」478万5000円も違法支出であろう。

(つづく)

政治資金問題から見える「維新の正体」その68(清水貴之議員「文書通信交通滞在費」の違法支出問題【寄付以外】)

(1)「日本維新の会」所属の清水貴之参議院議員が
2017年に「文書通信交通滞在費」を政党支部と資金管理団体に
違法寄付していた問題を指摘した。

政治資金問題から見える「維新の正体」その66(清水貴之議員「文書通信交通滞在費」の政党支部への違法寄付問題)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924475.html

政治資金問題から見える「維新の正体」その67(清水貴之議員「文書通信交通滞在費」の違法寄付問題その2「資金管理団体」への寄付分)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924487.html


今回の投稿では、
清水貴之参議院議員が2017年に「文書通信交通滞在費」につき、
寄付分以外で、違法支出していた問題を指摘する。

(2)再度、清水貴之参議院議員の「文書通信交通滞在費」
の2017年分使途報告書を確認しよう。

1月分
https://o-ishin.jp/bunsho/pdf/2017/01/201701_shimizutakayuki2.pdf

2月分 https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/bc75d745941f3369f0b5e7296c28033f1a2ccc6b.pdf

3月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/9bed44b8f112993cac468da7b904c4cba28f636b.pdf

4月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/9e45fb19991c22883ec7a142ac60f2fa8286cad8.pdf

5月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/13a53e41cee383a6ca60962f49d048bd48bb2410.pdf

6月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/29fc023cfd44b292f5705091d8bcc31511b1fa66.pdf

7月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/9ede232e8c1c034f7f63d4a3b1fa3f551d8c9682.pdf

8月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/59dbe3b65f501000c88a269343db052c43b5a359.pdf

9月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/428fb00781554f3bc88772837e5c0a58dc03d332.pdf

10月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/201710_shimizutakayuki.pdf

11月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2018/images/4f5c80795d58bfdce0dd159ce75ed24f6a8ab20d.pdf

12月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2018/images/356d85cb7b1f213b313103a211196dc6e41ba10c.pdf

(3)以上のうち、政党支部や資金管理団体への繰入(寄付)については、
すでに取り上げたので、今回は、それ以外の使途に注目する。

「新聞代」「事務所家賃等」「宿舎費」「宿舎経費等」「議連会費」「交通費」「印刷費」「ハガキ代」「発送代」「サイト保守・管理費」「チラシ印刷代」等が記載されているが、
以下では、そのなかの「事務所家賃」に限定して、使途を転記しよう
(ほかが合法と判断しているわけではないが、ここでは議論を限定する)。

月   「事務所家賃」(領収書で確認)
1月分  10万4000円
2月分  10万4000円
3月分  10万4000円
4月分  10万4000円
5月分  10万4000円
6月分  10万4000円
7月分  10万4000円
8月分  10万4000円
9月分  10万4000円
10月分  10万4000円
11月分  10万4000円
12月分  10万4000円

(4)以上、清水貴之参議院議員の「文書通信交通滞在費」から支出された
「事務所家賃」だけを転記したが、
その合計額は124万8000円である。

この事務所家賃は、清水貴之参議院議員の地元の政党支部・資金管理団体
の事務所家賃の可能性が極めて高い。

というのは、
「大阪維新の会兵庫県選挙区第1支部」(代表・清水貴之)
及び「清水貴之後援会」(代表・清水貴之)の2017年分の
各「政治資金収支報告書」を見ても、
「事務所家賃」が記載されてはいないからである。

なお、
上記政党支部の「事務所費」31万5908円は、全額政党交付金であり、
上記資金管理団体の「事務所費」は69万8699円しかない。

(5)そうであれば、
清水貴之参議院議員が「文書通信交通滞在費」から「事務所家賃」
計124万8000円を支払ったのは、目的外支出であり、違法であろう。
当該「事務所賃料」は地元の政党支部・資金管理団体が支払うべきものである、

すでに解説したが、
「文書通信交通滞在費」は、政治活動のために支出すべき公金ではなく、
議員の公的活動のために支出すべき公金である。
それを政治活動をするためにある政党支部・資金管理団体の事務所の家賃の支払いに
使うべきではない。

また、「日本維新の会」は税金が原資の政党交付金の交付を受け、
清水貴之議員の政党支部も本部から政党交付金を受領している。
にもかかわらず、
「文書通信交通滞在費」から地元の政党支部等の事務所の家賃を支払えば
「文書通信交通滞在費」は、「第二の政党交付金」になってしまう。

だから、
地元の政党支部等の「事務所家賃」は「滞在費」に含めることは許されない。

(6)要するに、
清水貴之議員の「文書通信交通滞在費」の使途については、
すでに指摘した政党支部や資金管理団体への寄付だけではなく、
独自の使途の一部についても違法支出が指摘できるのである。

(つづく)

政治資金問題から見える「維新の正体」その67(清水貴之議員「文書通信交通滞在費」の違法寄付問題その2「資金管理団体」への寄付分)

(1)「日本維新の会」所属の清水貴之参議院議員が
2017年に「文書通信交通滞在費」を政党支部に違法寄付していた問題を指摘した。

政治資金問題から見える「維新の正体」その66(清水貴之議員「文書通信交通滞在費」の政党支部への違法寄付問題)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924475.html

今回の投稿では、
清水貴之参議院議員が2017年に「文書通信交通滞在費」を
「資金管理団体」に違法寄付していた問題を指摘する。

(2)再度、清水貴之参議院議員の「文書通信交通滞在費」
の2017年分使途報告書を確認しよう。

1月分
https://o-ishin.jp/bunsho/pdf/2017/01/201701_shimizutakayuki2.pdf

2月分 https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/bc75d745941f3369f0b5e7296c28033f1a2ccc6b.pdf

3月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/9bed44b8f112993cac468da7b904c4cba28f636b.pdf

4月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/9e45fb19991c22883ec7a142ac60f2fa8286cad8.pdf

5月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/13a53e41cee383a6ca60962f49d048bd48bb2410.pdf

6月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/29fc023cfd44b292f5705091d8bcc31511b1fa66.pdf

7月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/9ede232e8c1c034f7f63d4a3b1fa3f551d8c9682.pdf

8月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/59dbe3b65f501000c88a269343db052c43b5a359.pdf

9月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/428fb00781554f3bc88772837e5c0a58dc03d332.pdf

10月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/201710_shimizutakayuki.pdf

11月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2018/images/4f5c80795d58bfdce0dd159ce75ed24f6a8ab20d.pdf

12月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2018/images/356d85cb7b1f213b313103a211196dc6e41ba10c.pdf

(3)以上を見ると、
「政党支部繰入(寄付)」と「資金管理団体繰入(寄付)」が記載されているが、
前者はすでに取り上げたので、
以下では、「資金管理団体繰入(寄付)」のみ転記しておこう。

月   寄付額  主な内訳(自動車リース費)主な内訳(駐車場使用料)
1月分 30万円  8万7480円     2万2000円
2月分 30万円  8万7480円     2万2000円
3月分 30万円  8万7480円
4月分 30万円  8万7480円
5月分 30万円  8万7480円
6月分 30万円  8万7480円
7月分 30万円  8万7480円
8月分 30万円  8万7480円
9月分 30万円  8万7480円
10月分 30万円  8万7480円
11月分 30万円  8万7480円
12月分 30万円  8万7480円

(4)以上によると、
\郷綉之議員が2017年に「文書通信交通滞在費」を資金管理団体に
寄付した総額は360万円である。

△修里Δ
「自動車リース費」と明記されている分の合計額は
104万9760円で、
「駐車場使用料」と明記されている分の合計額は
4万4000円。
総計は、109万3760円である。

「文書通信交通滞在費」を資金管理団体に寄付した総額360万円から
「自動車リース費」「駐車場使用料」計109万3760円を差し引くと
計250万6240円になるが、
この250万6240円が使途不明である。

(5)上記で公表されえている領収書の記載を見ると、
清水貴之議員の「文書通信交通滞在費」の繰入され寄付を受けている資金管理団体とは、
「清水貴之後援会」と明示されている。

そこで、
入手した「清水貴之後援会」(代表・清水貴之)の2017年分「政治資金収支報告書」
を見ると、

 崋入」欄を見ると、
清水貴之議員からの寄付計360万円は間違いなく記載されていた。

△泙拭駐車場使用料」については、「支出」欄を見ると、
「駐車場」という表記で記載されていた。

しかし、「自動車リース費」については、
「支出」欄のどこを見ても記載されてはいなかった。
したがって、
「自動車リース費」計104万9760円は虚偽の理由で寄付されたことになる。
明らかに違法寄付である。

い修發修眞聾気了餠盍浜団体は議員の地元の政治活動の政治資金を集めて管理する
政治団体だから、
「文書通信交通滞在費」から地元の資金管理団体の
「自動車リース費」に支出した分だけではなく
「駐車場使用料」に支出した分も、
目的の範囲外の支出で違法ではなかろうか。
そうであれば、
上記計109万3760円は違法な寄付支出となる。

(6)要するに、
清水貴之議員が「文書通信交通滞在費」から資金管理団体「清水貴之後援会」
に繰入寄付した計360万円のうち250万6240円は使途不明金であり、
残りの計109万3760円は違法な寄付支出となる。

(つづく)

政治資金問題から見える「維新の正体」その66(清水貴之議員「文書通信交通滞在費」の政党支部への違法寄付問題)

(1)「日本維新の会」の「文書通信交通滞在費」について何度かブログ投稿している。
その中で、
「文書通信交通滞在費」を虚偽の理由で寄付するなどしていた議員のケースを指摘した。

政治資金問題から見える「維新の正体」その45(丸山穂高議員の「文書通信交通滞在費」の27カ月間約2017万円「ちょろまかし疑惑」)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51915930.html

政治資金問題から見える「維新の正体」その46(丸山穂高議員の「文書通信交通滞在費」支出における3つの問題点)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51915952.html


(2)この点で「日本維新の会」の所属議員の中で丸山穂高議員と同類の議員を発見した。
それは、今回の参議院通常選挙(21日投票)に立候補している
清水貴之参議院議員である。

同議員は、元朝日放送アナウンサーで、
2012年12月の第46回衆議院選挙に兵庫4区から立候補したが落選。
2013年3月、日本維新の会参議院兵庫県選挙区第1支部支部長に就任。
同年7月、第23回参議院選挙で初当選
(http://www.shimizu-takayuki.com/profile.html)。

以下、政治資金収支報告書が入手できている2017年に限定して説明しよう。

(3)まず、清水貴之参議院議員の「文書通信交通滞在費」の2017年分使途報告書
を確認しよう。

1月分
https://o-ishin.jp/bunsho/pdf/2017/01/201701_shimizutakayuki2.pdf

2月分 https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/bc75d745941f3369f0b5e7296c28033f1a2ccc6b.pdf

3月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/9bed44b8f112993cac468da7b904c4cba28f636b.pdf

4月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/9e45fb19991c22883ec7a142ac60f2fa8286cad8.pdf

5月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/13a53e41cee383a6ca60962f49d048bd48bb2410.pdf

6月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/29fc023cfd44b292f5705091d8bcc31511b1fa66.pdf

7月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/9ede232e8c1c034f7f63d4a3b1fa3f551d8c9682.pdf

8月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/59dbe3b65f501000c88a269343db052c43b5a359.pdf

9月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/428fb00781554f3bc88772837e5c0a58dc03d332.pdf

10月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2017/images/201710_shimizutakayuki.pdf

11月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2018/images/4f5c80795d58bfdce0dd159ce75ed24f6a8ab20d.pdf

12月分
https://o-ishin.jp/news/bunsho/2018/images/356d85cb7b1f213b313103a211196dc6e41ba10c.pdf

(4)以上を見ると、「政党支部繰入(寄付)」と「資金管理団体繰入(寄付)」
が記載されている。
これ自体が「文書通信交通滞在費」を政治資金である
と勝手に見なしている帰結であることは、すでに指摘した。

政治資金問題から見える「維新の正体」その64(「文書通信交通滞在費」についての詐欺師のような手口)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924418.html


以下では、それとは別次元の問題を指摘する。

(5)上記の「繰入(寄付)」うち、
今回は「政党支部繰入(寄付)」に限定して取り上げる
(「資金管理団体繰入(寄付)」については次の投稿で取り上げる)。

まず、「文書通信交通滞在費」の「政党支部繰入(寄付)」分を転記しよう。

月   寄付額 主な内訳(国政活動スタッフ1名)
1月分 50万円    10万円
2月分 50万円    10万円
3月分 40万円    10万円
4月分 50万円    10万円
5月分 50万円    10万円
6月分 50万円    10万円
7月分 50万円    10万円
8月分 40万円    10万円
9月分 50万円    10万円
10月分 30万円    10万円
11月分 50万円    10万円
12月分 50万円    10万円

(6)以上によると、
\郷綉之議員が2017年に「文書通信交通滞在費」を政党支部に
寄付した総額は560万円である。

△修里Δ舛痢峭饑活動スタッフ1名」と明記されている分は、
「人件費」と思われるが、その総額は120万円である。

「文書通信交通滞在費」から「人件費」に支出することは、
明らかに目的の範囲外の支出で違法であるから
上記計120万円は違法な寄付支出である。

ぁ嵎現馗命交通滞在費」を政党支部に寄付した総額560万円から
「人件費」計120万円を差し引くと計440万円になるが、
この440万円が使途不明である。
このように差額分が使途不明になることは、すでに以下で指摘した問題である。

政治資金問題から見える「維新の正体」その65(「文書通信交通滞在費」の使途の透明化問題)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924435.html

(7)上記使途報告書で公表されている領収書の記載を見ると、
清水貴之議員の「文書通信交通滞在費」の繰入され寄付を受けている政党支部とは、
「大阪維新の会兵庫県選挙区第1支部」と明示されている。

そこで、
入手した「大阪維新の会兵庫県選挙区第1支部」(代表・清水貴之)
の2017年分「政治資金収支報告書」を見ると、

\郷綉之議員からの寄付計560万円は間違いなく記載されていた。

しかし、
◆嵜遊鑒顱彁拿个老廝沓庫0872円しか記載されてはいない。
前述したように
「文書通信交通滞在費」から政党支部に繰入寄付された
「国政活動スタッフ1名」の「人件費」総額は120万円だったから、
差額の41万9128円は虚偽の理由で政党支部に寄付されたことになる。

もっと驚くべきことがある。

「大阪維新の会兵庫県選挙区第1支部」(代表・清水貴之)
の2017年分「政党交付金使途報告書」(http://www.soumu.go.jp/senkyo/seiji_s/seijishikin/contents/SK20180921/TK/062820500054.pdf)
を見ると(ブラウザについては、Internet Explorerをご利用する必要がある)、
「人件費」は計78万0872円と記載されている。
政党支部の「政治資金収支報告書」には、政党交付金を含めた政治資金の収支が
記載されているのだが、
前述したように「政治資金収支報告書」に記載された「人件費」は
計78万0872円だったので、
「政党交付金使途報告書」に記載された「人件費」も計78万0872円だった
ということは、
「人件費」は全額政党交付金(税金)だったことになる。

つまり、「文書通信交通滞在費」から政党支部に繰入寄付された
「国政活動スタッフ1名」の「人件費」総額120万円は、
1円も「国政活動スタッフ1名」の「人件費」に支出されていなかったのである。

120万円は明らかに嘘の理由による寄付だったことになる!

い気蕕砲發辰閥辰べきことがある。

「大阪維新の会兵庫県選挙区第1支部」(代表・清水貴之)
の2017年分「政治資金収支報告書」によると、
同年の支出総額は、520万3038円だったのだが、
同支部の前掲2017年分「政党交付金使途報告書」によると、
同年の支出総額は、414万5925円と記載されていた。
ということは、
「政党交付金」以外の政治資金からの支出額は
その差額の105万7113円しかなかったことになる。

となると、
清水貴之議員は「文書通信交通滞在費」から計560万円も
政党支部に寄付する必要はなかったことになり、
その差額454万2887円は、2018年に繰り越されたことになる。
この分も違法支出である。

(8)要するに、清水貴之議員は、「文書通信交通滞在費」から
違法な支出120万円の人件費を支出していただけではなく、
その120万円は「人件費」として支出されず、虚偽の理由だった上に
それを含む計560万円のうち(それを含む)454万2887円は、
支出されず、2018年に繰り越され、
違法に政治資金にされてしまったのである。

(つづく)

政治資金問題から見える「維新の正体」その65(「文書通信交通滞在費」の使途の透明化問題)

(1)「日本維新の会」の所属国会議員の「文書通信交通滞在費」問題について
このブログで何度か指摘したが、
「日本維新の会」は全く反省していないようなので、
「文書通信交通滞在費」のそもそも論から「日本維新の会」の違法使途問題を指摘した。

政治資金問題から見える「維新の正体」その64(「文書通信交通滞在費」についての詐欺師のような手口)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51924418.html

以下、今回の投稿では、
「日本維新の会」における「文書通信交通滞在費」の使途公開(透明性)問題を指摘する。

(2)「日本維新の会」は、
同党所属の国会議員の「文書通信交通滞在費」を政党支部や資金管理団体に
寄付していることにつき、批判を受けたので、それを踏まえて、
”寄付を受けた政党支部・資金管理団体は政治資金規正法に基づき
1円から領収書を公開している”旨の弁明・反論を行っている。
つまり、
政党支部・資金管理団体に「文書通信交通滞在費」を寄付しても、
政党支部・資金管理団体の支出に関する領収書は1円から公開されるので、
結果的に、「文書通信交通滞在費」の使途の透明性が確保されている
と反論しているのだろう。

(3)政治資金規正法によると、
「国会議員関係政治団体」の場合、その支出については、確かに、
「1万円超の支出」の明細
(支出を受けた者の氏名及び住所、支出の目的、金額及び年月日)
を政治資金収支報告書に記載し、
その分の領収書の写しを添付することが義務付けられており、
情報公開請求すればその領収書の写しは開示されるし、
「1万円以下の支出」についても、いわゆる少額領収書開示制度があるので、
総務省または都道県選挙管理委員会を介して
1万円以下の領収書も開示される仕組みになっているが、
しかし、
それは、すべての支出が対象ではない。

「人件費」については支出総額の記載だけが義務付けられているに過ぎない。
したがって、
「人件費」については、
1万円超の分の支出の明細を政治資金収支報告書に記載する義務はないし、
1万円以下の少額領収書の開示制度もない。

もちろん、
政党支部や資金管理団体が「人件費」についても
支出明細を”任意で”記載することは全くの自由であるが、
「日本維新の会」の所属議員が代表になっている政党支部・資金管理団体
の政治資金収支報告書をチェックしても、「人件費」の明細の任意記載はない。

したがって、
「日本維新の会」が1円から領収書が公開されるから透明さが確保されている
と胸を張ることはできないし、
その弁明は嘘の弁明と受けとめられても仕方ない。

(4)また、政党支部や資金管理団体の政治資金の支出には制限がないので、
「文書通信交通滞在費」の支出として違法なものも含まれていることが予想される。
(現に、「日本維新の会」の場合は、
「人件費」への支出など違法支出が多数確認できる。)

そうすると、
たとえ政治資金の支出の中に
「文書通信交通滞在費」の支出として合法なものがあったとしても、
その範囲内で支出がなされたのか、目的外の違法支出がなされたのか、
を確認することは、
政治資金収支報告書をざっとみただけでは容易ではない。

「文書通信交通滞在費」の使途を公開するのは、
その目的の範囲内で支出がなされたのかどうかを含め
国民がチェックできるために行うのだから、
そのチェックが容易にできないようであれば、使途の公開としては不合格である。

(5)これに対しては、
「文書通信交通滞在費」の使途報告書の「備考」の欄に
寄付の受領先は何に支出するの野化を明記しているとの反論が予想されるが、
そもそも、その明記がないものがあることは、すでに紹介したし
(http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923407.html)、
明記がある場合でも、寄付の全額ではなく、
その一部だけしか記載されていないものも多く、
その残りは、何のために支出されるのか不明である。

これでは、使途報告としても失格である。

(6)また、何に支出される寄付なのかを明記している場合でも、
寄付を受けた側(政党支部や資金管理団体)の政治資金週収支報告書をチェックしても、
それが見当たらないこと、つまり嘘の理由による寄附がなされていることも
すでに指摘した
(http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51915930.html)。

(7)「日本維新の会」は行うべきことは、
通用しない弁明を主張し続けrことではない。

所属議員による「文書通信交通滞在費」の違法支出分を国庫に返納し、
そして
「文書通信交通滞在費」の使途を制度的に公開するために
関係法律を改正する(あるいは新法を制定する」ことを、
一切使途公開してない与党の自民党などに要請することだ。

(つづく)

政治資金問題から見える「維新の正体」その64(「文書通信交通滞在費」についての詐欺師のような手口)

はじめに

(1)「日本維新の会」の「文書通信交通滞在費」については、
以下の4つのブログ投稿で紹介した。

・政治資金問題から見える「維新の正体」その45(丸山穂高議員の「文書通信交通滞在費」の27カ月間約2017万円「ちょろまかし疑惑」)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51915930.html

・政治資金問題から見える「維新の正体」その46(丸山穂高議員の「文書通信交通滞在費」支出における3つの問題点)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51915952.html

・政治資金問題から見える「維新の正体」その47(丸山穂高議員の「文書通信交通滞在費」の資金管理団体への寄附額は約4230万円)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51916012.html

・政治資金問題から見える「維新の正体」その63(これでは「文書通信交通滞在費」の使途報告とは言えない)
http://blog.livedoor.jp/nihonkokukenpou/archives/51923407.html


(2)「日本維新の会」は全く反省していないようなので、
「文書通信交通滞在費」のそもそも論から
「日本維新の会」の違法使途問題と透明性問題を指摘する。

以下では、前者の問題に限定して指摘する
(後者の問題は次の投稿で指摘する)。


1 「日本維新の会」の「文書通信交通滞在費」の使途公開についての認識問題

(1)「日本維新の会」は、所属の衆参国会議員の「文書通信交通滞在費」の使途を
下記でインターネット公表している。

https://o-ishin.jp/news/bunsho/

それ自体は、公表しない自民党に比べても評価しているが、
最大の問題は、「文書通信交通滞在費」についての理解である。

「日本維新の会」は上記において「文書通信交通滞在費」について次のように説明している。
文書通信交通滞在費とは
国会議員一人当たり月々100万円、年1,200万円もの税金が、その使途も公開されないまま使われています。これが「文書通信交通滞在費」です。 政治資金の流れを透明化し、国民の皆様への説明責任を果たすためにも、日本維新の会はこの「文通費」を公開致します。
我々は文通費公開に限らず、これからも身を切る改革を実行していきます。

(2)この説明の最後に、
「我々は文通費公開に限らず、これからも身を切る改革を実行していきます。」
と書いているが、
なぜ「文書通信交通滞在費」の使途を公開すると「身を切る改革」の実行なのか?
全く不可解である。

例えば、政治資金規正法では、
政治団体に対し、収入と支出を収支報告書に記載させているし、
政党助成法では、
政党に対し、交付を受けた政党交付金の使途を報告書に記載させており、
政治資金収支報告書も政党交付金使途報告書も情報公開の対象になっており、
総務省等はインターネットでも公表されているが、
このことは、「日本維新の会」によると、
政治団体や政党が「身を切る改革」を実行したものになってしまう。

そのような説明は明らかに間違いだ。

(3)そもそも政治資金の収支や政党交付金の使途を公開することは、
国民の知る権利を保障するためであり、
国民が関して議会制民主主義を健全なものにするためである。
「文書通信交通滞在費」の使途公開もそれと同じだ。
「日本維新の会」は、そのことを全く理解していない。

また、それゆえに、
「文書通信交通滞在費」の使途公開は、「身を切る改革」ではない。
そもそも「身を切る改革」でもないものを、そうだと言い張られても、
国民は納得しない。


2 「日本維新の会」の「文書通信交通滞在費」の法的性格についての認識問題

(1)それ以上に問題なのは、
上記紹介説明によると、「日本維新の会」は、
「文書通信交通滞在費」について「政治資金」だと理解し、そう説明していることだ。

そもそも「文書通信交通滞在費」は、「政治資金」ではないどころか、
「政治資金」にしてはならない公金だ。

国会法第38条:
「議員は、公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため、別に定めるところにより手当を受ける。」

国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律第9条第1項:
「各議院の議長、副議長及び議員は、公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため、文書通信交通滞在費として月額百万円を受ける。」

以上の法律によると、
「文書通信交通滞在費」は、主権者国民の代表者である議員らの公的活動に
必要な経費の一部を公金で負担しているのである。

したがって、
「文書通信交通滞在費」は、私的な活動である政治活動・後援会活動・選挙活動には
使えないのである。

もちろん、
公的な活動で使ったと評しうるものを、政治活動などで活用することは自由であるが、
公的活動といえないのに、初めから政治活動などのために使うことは
禁止されているのである。

(2)このことは、
「地方議会における政務活動費」(以前は政務調査費)の場合と同じように
考えればわかりやすいかもしれない。

地方議会の会派・議員に対し交付されている「政務活動費」は、
会派または議員が議会活動という公的な活動のために要する経費の一部を
負担している公金であるから
政治活動・後援会活動・選挙活動に使ることが禁止されている。

この論理は、基本的には「文書通信交通滞在費」にも妥当する。
両者の違いは、
「文書通信交通滞在費」は、議員の公的な活動のうちの
文書費、通信費、交通費、滞在費に限定され、
「政務活動費」は、それに限定はされないことだ。

(3)以上の説明で理解してもらえるように
「文書通信交通滞在費」は、「政務活動費」と同じように、
政治活動などには支出してはならな公金なのである。、

このことが「日本維新の会」の説明では明らかに間違っているのだ。
(実は、私は、もっと疑っている。
 本当は、正しく理解しているにもかかわらず、あえて嘘の説明をしているのではないか、と。)


3 「日本維新の会」の「文書通信交通滞在費」の使途報告書の書式問題

(1)以上指摘したように「日本維新の会」は「文書通信交通滞在費」を
「政治資金」であると嘘の説明をしているがゆえに、
そのことが「日本維新の会」の作成した、「文書通信交通滞在費」の使途報告書の書式
にも反映しているのだ。

(2)以下は、ある議員のある月の使途報告書である。

https://o-ishin.jp/news/bunsho/2019/images/f01ec41379fa3577d2e39886cb16ad9833c64035.pdf

ここでは、とりあえず書式だけにに注目してみていただきたい。

それを見ると、「経常経費」と「政治活動費」というように
政治資金収支報告書と同じ構成になっている。
だからこそ、
「政党支部繰入(寄付)」も「資金管理団体繰入(寄付)」も
まるで当然であるかのように項目として挙げられている。

つまり、
「文書通信交通滞在費」の使途報告書の書式は、本来、
「文書費」「通信費」「交通費」「滞在費」等と区分・構成されなければいけないのだが、
「日本維新の会」の作成したそれは、
「経常経費」「政治活動費」「政党支部繰入(寄付)」「資金管理団体繰入(寄付)」
と区分・構成されているのである。

これは、
「日本維新の会」が「文書通信交通滞在費」を「政治資金」と同じとみなしている
からである。

(3)これは、明らかに違法支出をしますという「自白」であるが、
「文書通信交通滞在費」の法的性格について十分な理解のない者にとっては、
堂々と違法を「自白」するとは思わないだろうから、
使途報告の書式として当然なのだろうと思い込んでしまうのではなかろうか。


3 まるで詐欺師のようだ

(1)以上指摘したように
「文書通信交通滞在費」は政治資金ではないにもかかわらず、
「日本維新の会」は
「文書通信交通滞在費」を政治資金だと嘘の説明をして、
違法支出して公金を私物化し「身を太らし」ておきながら、
それを自主公表したら「身を切る改革」と出鱈目なアピールをするのは、
まるで詐欺師のような手口としか言いようがない。

(2)「日本維新の会」の所属議員の各「文書通信交通滞在費」使途報告書を見ると
「文書通信交通滞在費」に相当する支出もあるが、
明らかに「文書通信交通滞在費」の目的外の支出があるので、
その違法支出分については、全額、国庫に返還すべきだ!

(3)なお、
「日本維新の会」における「文書通信交通滞在費」の透明性問題
については、次の投稿で指摘する。

(つづく)
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