新潟県地域生活支援ネットワーク

新潟アメニティー・ネットは、学校の先生、相談事業所の相談員、就労支援のジョブコーチ、発達障がい支援コーディネーター、行動援護サービス提供責任者、行政職員、移動支援ヘルパー、当事者家族、通所施設施設長、地域活動支援センターの管理者、社協のワーカー、入所施設の介護者、NPOの理事長などなど、職場を越えて地域福祉を推進する個人の横断型ネットワーク組織です。自分らしく、当たり前に地域で暮らせる社会を目指し

2008年04月

学校に行きます

f4c8d75a.jpg一昨日は地元の小学校へ。PTA総会に参加しました。


共稼ぎですし鯒はよく学校行事に顔をだします。
そんなためか、PTAの役員のお話がきました。



地元が職場といっても、昔からの地縁のあるかたが望ましいと思いつつ。

「ソーシャルワーカーは生活の場でこそ実践を積極的行わなければならない!」

・・・・・普段、地域地域と働き話す福祉関係者こそ、仕事を理由に地域住民としての役割である自治会町内会や学校活動を行わなければ矛盾である。
ということがあります。



なので、
全く自信はないですし、ぼーっとしてるのが得意で顔を覚えるのが苦手とコミュニケーションに問題のある鯒ですが、喜んで承けさせてもらいました。


今月は四回会議。
いざなってみると、メンバーは素敵な人ばかり、お近づきになれてうれしいです。
残業に支障がありますが、そのぶん別な仕事が仕事に帰ってくる(>_<)と思って自分の成長のためにも頑張ろうと思う鯒でした。

隠さず前へ

昨日は入所施設の保護者への年に一度の事業説明会。


鯒は財務以外の事業計画の担当。

噺は苦手な鯒。
ただ読んでも眠くなりそうなので、要点の説明用パワーポイントをつくってみました。


いざ、やってみると難しい。
施設用のパワーポイントはストックがないので一からつくるものが思ったより多く、朝ごはんまで頑張ったのですがいまひとつ。



今回の事業計画では、コミュニティオーガ二ゼーション、工賃の重視、構造化理解の強化を方針に盛り込みました。

今までの理念や目標とくらべると、行動にあらわれる本人の精神的な向上を求める教育ニアンスのある理念は社会モデルから支援の質の問題として整理。
施設内適応や施設内完結の方針も地域社会との関連で整理。

と基本的な視点は、社会モデルのものへ書き換えました。



教育したい欲求は福祉の現場にはあります。
五年生くらいを過ぎると十年めくらいまで特に強くなるように思います。

新人の多い鯒の職場では、組織として意識しないと、障害特性にあった参加の為の支援が、参加させる為の教育、障害の「克服」といった長年の失敗を繰り返さないためにもに変わる可能性があります。

今回の理念、目標の修正は、その部分への心配もあり急いで修正したものです。



そして職住分離を新体型への準備として予定にあげました。

保護、護ってあげることを施設に期待する意見、働かなくていいという意見、

これらは、外部の意見と限りません。


あまり評価されないかもと思いつつ。
裏表ある人間にはなりたくないと真面目に話した説明会でした。

西へ。越える理由。

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7096e239.jpg
一昨日は、鯒が昨年までいたおれんじぽーとのお引越し。

揚北から阿賀野川の西へ引越します。



利用の多くは川の西。引越すことで、一日およそ車で15キロ30分の節約になります。
ガソリンが話題の昨今。切実な問題。
自立支援法後の施設強化事業のおかげで長年の夢だった川越えができました。



机一個と中古のパソコンと自家用車から始まった地域支援。
間借り状態から、ようやく一部屋へ。

何度も椅子で眠り込んだことも、そのままヘルプを続けていたことも、立ち上げの頃のいい思い出。

当初はアルバイトだった女の子が今はサービス提供責任者。
今は新潟市の行動援護の半分を支えています。


苦しい地域支援。
新しい夢を見て頑張ってほしいです。

これからも越えなければならないことはたくさんあるけど、

新潟市の地域支援のハイパーオレンジを目指していた気持ちも持っていくことを忘れないでほしいと、、

多少、夢ですが、


がらんとした部屋、残された机と思う鯒でした。

ありのままにポジティブ

土曜日はユニゾンプラザへ。新潟いなほの会主催の明石洋子さんと徹之さんの講演会に行ってきました。


明石洋子さんは自閉症者である明石徹之さんのお母さんで、子育てをつづった「ありのままの子育て」等の著書で知られています。NHKの新日本探訪などで見られた方も多いかもしれません。
また、明石さんは日本自閉症協会川崎支部長としても活躍されています。



新潟市での初講演。

県の副支部長のときに、できない理由ばかり思い浮かび講演会一つ出来なかったダメな鯒。
大反省(__)役員にはやはり不相応でしたね。


明石さんの積極的な取り組み。
地域に理解を求めて行く行動力。粘り抜く姿勢。
一つひとつ、自分に欠けていることが多くて反省させられた講演会。

明日からはだれかのせいにしないで頑張ろう(>_<)大人にならなければと感じた鯒でした。

転職のニーズ

昨日は今年退職した元スタッフが新潟市に来たついでに顔を出してくれました。

鯒の働く入所施設スタッフで、そして、以前鯒が担当したガイドヘルプ事業を立ち上げを手伝ってくれた貴重なオープニングスタッフです。


この春、同じ県内の同じ知的障者入所更生施設、十日町市のなかまの家に転職。
県内でも第三者評価に適応できるシステムを運営に取り入れている、古くて新しい「なかまの家」はかなりの難関、人気の施設。
決まったと聞いたときは驚きました。
鯒の施設のシステムは旧来のものなので、経験が通用するかがちょっと心配。



鯒にとって恩人ですし、さみしい出来事です。
勉強熱心で利用者からの信頼も厚く、職場にとって中堅となりつつあった人材の流出は本当にかなりの痛手f^_^;

新体型の布陣を考えると、この穴埋めはどうしようと頭を抱えることでした。



でも、
ですが、

自分の法人がやはり全てでもないとも思います。

どこにいても、ニーズはあって、変革していかなければならないもの取り組まなければならないものが、それぞれの地域に仕事としてあります。
どこかの地域だけがよくなればいいのではないと思うのです。


転職するために仕事があったわけではないとすると、
転職して生き生きと働けるのは、そこにニーズがあるから。


そして、新潟県の福祉全体を考えるなら、
一つのネットワークの誕生です。

連携しなければ解決できないことがたくさんあります。

そう考えると、これも新潟県の福祉の一つの小さな前進(^^ゞ


そして、その法人には、県ネットの副代表の渡辺さんや星名さんといったタレントも豊富。手本としたり吸収してさらに大きく成長できると楽しみでもあり。。。

新しい環境に驚きながら元気に話す元スタッフの話しを聞きながら、そんなことを思う鯒でした。

なりゆきまかせな日とみかづきの「イタリアン」

14924508.jpg今日はお休み。

こどもを保育園の通園バスに送りだしてリビングで二度寝(^^ゞ

なにもないけど贅沢な気分。


目が覚めてから草取り。

はじめてしまうととまらない。
握力がなくなって終了。


3時に法人でやってる喫茶店でお茶。


気が向いたので少し仕事。



夕食は新潟市トラッドのファーストフードみかづきの「イタリアン」

気楽な一日。


これからもう少し仕事。

ノルマのない休みの日の仕事って楽しいo(^-^)o
眠るまでとまらなそう。


なりゆきのときの方がいいアイディアが浮かんだり、はかどったり。
リラックスも大事だと思った鯒でした。

見通しと見通しと見通し

今月になって、Aさんの支援の方針に集中的に関わっています。

Aさんは知的障害をともなう自閉症者。
施設入所してずいぶんと時間が経ちますが、自傷がおさまっていません。

身体能力の高さと、強い「意志」。
何年間も、
「意志」を受け止めることでストレスを減らそうとしたり、
自傷の場面で止める為にブロックしたり、
人間関係の構築によって説得をこころみたり、

色々と努力をしてきました。


対応的には、どれもあること。

でもです、

Aさんが、
何故、自傷をするのか、
何故、強い「意志」で実行するのか、

根本的なところのAさんのアセスメントが間違っていたようです。


強い「意志」に情緒的な物語を読み取り、
過大な評価とキャラクター性を想定して、性格と混同してとらえていたと思います。

さらに、自己決定や本人意志の命題がからみ、スタッフが困惑していく。

一方で、スタッフの対応の気持ちの強さの問題といった精神論。


複雑にからまったアセスメントに長年、改善出来なかったと思います。



鯒はまだ異動して半年。
四月からの新人と異動もあり、時間をかけてスタッフの理論勉強を行ってから取り組むつもりでしたが、そうもいかなくなり直接方針を指示することになりました。



担当しているスタッフの飲み込みの早さに一安心。
今のところは目に見えて改善しているので、まわりのスタッフ達もこの事例を通じて理解し始めていると感じています。



変えていかなければいけないことは山のよう。
小さなことでしたが、今回の取り組みが第一歩になると思った鯒でした。

制服といえば

1a2c6f51.jpg例年より早く新潟も桜が満開。


今年は桜咲く入学式でした。

入学とともに、新入生のサービス新規利用児の希望が増えます。


居宅介護は単価が響き労働力不足。
短期入所は満員。


受け付ける余力がありません。



せめて、通所施設は、日中一時支援を土日だけでもやってくれたら、より手薄な児童支援になけなしの力を集中できるのですがf^_^;


建物は使っても使わなくても日々古くなります。

公費が入っているから古くならないわけでもありません。


使わないことが、大切にするわけとはならないとして、
公費の投資効果を考えるなら、稼動率を上げて、有効に使わないともったいない(>_<)
土日開ければ、スタッフの雇用も生まれますし、そのぶん国からの給付が雇用率を引き上げ、地域経済効果の流れに入りますし(^^)v



ところで、
学校には新入生以外もいます。
18才の高校生。
土日は部活やバイトで家にいない高校生は世間一般でたくさんいます。

そう考えると、
新体型なら、土日だけバイト(就労継続Bとか)にくる高校生(養護)がいるほうが自然な感じがしそう。



土日の方が売れる販売があるとすると、

「土日限定(アルバイト)通所募集!あなたのあいている時間を有効に使いませんか?」

なんて、にっこり微笑む制服・ユニホーム姿のポスターが貼られている通所「施設」ができるかもしれないですね(^^)


新体型に移行したら、日中部門をそんな通所にしたいと思いながら桜の下の制服姿を見ていた鯒でした。

がんばりどころ

d6611733.jpg二月二十四日はふゆっ子祭。

寒い冬。
公園で遊ぶのも
雪が積もっていれば遊びもありますが、風が強くあられや雨まじりでぐちゃぐちゃな天気だとなかなか大変(^^)

DSにマンガとインドアになりがち。



そんな新潟っこに楽しんでもらおうと、
新潟市こども課、北区健康福祉課をはじめ、様々なこども支援団体やコミュニティ関係団体、地元商工会、障害福祉団体が集結。

新潟市北地区体育館でイベントを盛り上げました。


鯒の法人も実行委員として参加。
運営も一部担いながら、施設は事前準備や集積の場所になりました。

当日は出店も参加。
販売もあるとして、こどもの作品体験の出店もだしました。
鯒も販売員として参加。めがまわるくらい大変でした。




イベントは好評の内に終了!

今回は合併記念要素もあったと思いますが、次年度も開催に予算がつく琴似なりました(^^)



福祉も担う街づくり。

今年度もさらに頑張りたいです!





ですが、この時期、

やっぱり、

委託の取得にもこれくらいエネルギー使った方がよかったのでしょう(^_^メ)?





いや、

そうしなくてよかった。

この祭を振り返り、そう思うのです。




ん〜

直江兼続の読みすぎか?

スタンドから

金曜日は新潟市の相談事業者のインフォーマルな学習会に参加しました。


相談員でなくなった鯒。

参加していいものか・・・

いくぶん落ち込みこむことは折り込みとして、

ここには苦悩しながらも新潟市の相談事業を引っ張って来た、竹田さん、本田さん、川本さん、新保さんといった信頼できる人達がいます。

実践報告と問題提起を聞きながら、
数人しかいない今の環境を考えると、ただ感謝(:_;)

政令市新潟で頑張ってくれてありがとう。
と心から思います。




今の鯒の立場は、サービス管理。
同じ方向として判断できない部分があります。


法人から自立的に判断できる。

そういった人材を育てていくことが、今できることかもしれない。。



いつかは、この人達と一緒に相談事業で活躍できる人材を創る為にも、

指定相談事業で、
また、一からはじめよう。

そう思いました。




信頼できる人がいるから。
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