今日は内本先生にお願いして,新潟の生徒たちに「国語の授業」をしてもらいました。

何となく解けるようだけど,なかなか解けないのが国語です。
その基礎の基礎をプロの先生に指導してもらおうというのが狙いで,
こういう風に考えて,どこから持ってくれば良いのかというのを知ってもらいたかったんです。

内本先生の授業の特徴は「とにかく丁寧」というところです。

わたしも今までいろんな先生の国語の授業を聞いてきましたが,
大抵の先生は一問の解説をだいたい1~3分,長くとも5分くらいでします。

「はい,問一。これはもうイが正解だね。どうしてかというとコレコレこういうことだから」
とサクサク進むのですが,内本先生は一問につき大体7・8分かけて説明をします。

さくっと答えが出せるような問題でも「考え方の基本」をみっちり仕込んでから進めるので,
まさに「解法の本質」を教え込んでくれるのです。

最初は簡単な問題なので出来ます。生徒の中には
「なんでそこまで詳しく解説するんだろう?」
「そこまで解説してくれなくとも当たってるからいいよ」
と思っていたかもしれませんが,実はこの説明が後々効いてきます。

徐々に問題のレベルが上がっていっても,普通に答えが書けるようになっているんですよね~

生徒たちは気付いていないかもしれませんが,かなりのレベルまで出来るようになっています。
それは内本先生が「一問一問,言葉のひとつひとつ,ひらがな一文字にまでこだわる!」という
考えがなせるわざです。

結局最後は「今年の高校入試の120字問題」まで何とか書けるようになっていました。

サクサク解説を進めるタイプの授業だと,このレベルまでは書けるようにはなりません。
しかも,こんな短時間で,です。

もちろん今回の授業だけですぐにはできるようになりません。

ですが,国語ってこうやって解けるようになるのかも!?と
少しでも思ってくれたら嬉しいです。

また夏に来てもらって,今度はもっと長い講座をお願いしようと思っております,はい。

内本先生,ありがとうございました~

かしこ