2009年01月21日

初めての船舶登記 その2 「登記対象の船舶」

当初、船舶登記を依頼されたのは、75トンの底引き漁船2隻。売買による所有権移転であり、抵当権・根抵当権の抹消も同時に行うということだった。

売主は、私が事務所を開いている市の隣接市に本社がある漁業会社であり、買主は県外の漁業会社であった。

現在は、重油やガソリンがかなり値を下げたが、この売買があった当時は、かなり重油が高騰したときであり、売主にとって、それが船舶売却の主な理由となっていた。

売主の社長さんが言われるには、二艘底引きで燃料代が月に一千万円以上かかり、採算がとれなくなったとのこと。

切実な話に身が引き締まる思いである。売主の会社は、支社が県外にあり、事業活動の主要部分は支社で行っているとのことであり、今回、会社も整理するとのこと。

本件手続きの件で、本社を訪問したのであるが、さすがに社長さんの表情は寂しそうであった。

niina2870 at 05:30|PermalinkComments(2)TrackBack(0)海事代理士業務 

2009年01月04日

初めての船舶登記 その1

昨年の夏、見知らぬある士業の方から、船舶登記を依頼する電話があった。電話の内容は「二艘底引き漁船の売買があったので、所有権移転登記等をしてもらいたい」とのことであった。

電話を受けた私は、喜んで引き受けたものの、何をどうすれば良いのかわからない。そこで、海事代理士として所属する日本海事代理士会九州支部のある先輩に電話を入れた。

私が電話で相談した先輩は、業務歴の長いベテランである。親切丁寧に助言してくださった。

この先輩とは、九州支部の総会で面識ができ、その時に「業務でわからないことは何でも問い合わせてもらいたい」と温かいお言葉をいただいていたのであった。

私は助言してもらったことを参考にしつつ、開業した時に日本海事代理士会から購入していた「船舶登記実務解説」を読んだ。まさに泥縄のにわか勉強である。

本来であれば、暇な時にでもこの実務本をあらかじめ読んでおいて、船舶登記の概要を把握しておくべきだったのであろう。むしろそれが本当のプロであると思う。

けれども情けないことに私は、それまで本棚の飾りものにしており、1ページも読んでおらず、船舶登記については正に白紙状態であった。

ついでに告白すると、海事代理士試験受験時の船舶登記の知識は、私の頭から既に雲散霧消していたのである。

しかし、現に業務を受けた以上は必死である。関係者と連絡を取り合うこととなる翌日までには、大方の内容を把握し、一応、「専門家(?)」としての体裁を作らねばならない。それができなければ、私は関係者の信頼を一挙に失うであろう。

船舶登記は、数ある海事代理士の業務中でも、やりがいはあるものの、難解な部類と思われる。

それを、海事代理士としての「初仕事」として受任したのである。うれしいと言えば非常にうれしい。反面、「自分にできるのだろうか」という不安がこみ上げてくる。

しかし、なんとしても仕事を立派にやらねばならない。私に業務依頼した相手は、まさか私が開業間もなく、しかも業務経験ゼロだとは思わなかったであろう。

もし、それを事前に知っていれば、業務依頼はしなかったはずだ。私が逆の立場であったら、絶対に依頼はしない。

それなら、そんな私を選んでくれた相手のためにも、なおさら完璧に業務を処理しなければならない。

仕事を受任した当日の私は、胸が高鳴るのを終日抑えきれなかった。







niina2870 at 12:40|PermalinkComments(2)TrackBack(0)海事代理士業務 

2009年01月02日

「近況報告」・・なんとか生きています。

長らくブログを更新していなかったが、新年を迎えて気分一新、今日からブログを更新することとした。

数少ない読者の皆様は、私が長くブログを更新しなかったので、事務所が「潰れた」「廃業した」と思われたのではないだろうか。

どっこい、なんとかしぶとく生き残っている。行政書士・海事代理士として開業して、早や1年8か月。

まだまだ、営業努力が足りない。振り返れば振り返るほど、自分に甘かったと思う。その結果、満足な収入が得られず、くじけそうになったことも多々ある。

安定した公務員生活に別れを告げたことを後悔はしたくない(意地でも!)が、現実の厳しさに、「こんなはずではなかった」という気持ちは正直あった。

けれども、私は根っからの「プラス思考」人間だ。今年こそ、「負けてたまるか!」の気概を持って、頑張りたい。必ず自営業者として成功したい。

ところで、ブログを更新しなかった期間で、様々な業務を経験した。

行政書士業務では、「相続手続き」「公正証書遺言」「介護タクシー許可」「一般労働者派遣事業許可」等々。

また、待望の海事代理士業務も経験した。「船舶登記・登録」「小型船舶登録」である。「船舶登記・登録」は、なんと、いっぺんに4隻分もー。

これらの業務処理は、決してすべてが順風満帆ではなく、冷や汗の出る思いもした。特に海事代理士業務はそうであった。

次回以降に、読者の皆様へ順次報告していきたいと思う。お楽しみにー。







niina2870 at 16:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年05月05日

支部総会出席

去る4月25日、私の所属する行政書士会の支部総会が開催された。決算や事業計画を審議する年一回の総会であった。

実はこの日、福岡市内で海事代理士会の九州支部総会が開催されていた。こちらも年一回の開催である。役員改選等もある。

私は当初、海事代理士会の支部総会に出席するつもりであった。

理由は明快である。「行政書士会」よりも「海事代理士会」の方が、「人間的で温かみがあり、居心地が良い」からである。

ところが、4月26日に急用が入り、遠方の福岡市内で開催される海事代理士会の総会に出席していては、対応できなくなった。

そのため、泣く泣く?行政書士会の支部総会に出席したのであった。私は天の邪鬼かもしれない。

私は昔からそうなのであるが、「威張ったり」「権力的・権威的であったり」「上から物を言う」輩が大嫌いである。

海事代理士会の方々は、私が見る限り、そのような人は一人もいない。しかし、行政書士会にはいるのである。

そのようなことで、私は「海事代理士会」の方が居心地が良いのである。

海事代理士の合格者の皆さん!海事代理士会へ入会いたしましょう!

niina2870 at 19:32|PermalinkComments(2)TrackBack(0)行政書士業務 

2008年03月03日

海事代理士研修会出席

今年になっても初めての投稿である。本当に月日の経つのは早い。昨年はほとんど営業をしなかったので、大いに反省したところである。そのために、業務事件の受任も少なかった。

海事代理士の業務に至ってはゼロである。これではいけない。なんとか今年は海事代理士の仕事を開拓したい。

ところで、2月の16日と17日に福岡県博多で日本海事代理士会九州支部の研修会があった。出席してみて驚いたことー。それは、ベテラン海事代理士のレベルの高さであった。

それらの先生方の知識もさることながら、実務的な見解もなかなかのものである。恥ずかしながら、言われていることの意味すらわからないことが多々あった。

一般に、海事代理士試験は他の開業資格のなかで格段に合格率が高く(約40%ほど)、他士業からは低く見られがちであるが、それは試験だけであって、やっている実務の内容は、先輩たちの話を聴いている限り、明らかに私が兼業している行政書士より難しいと感じた。

私は資格者ではないものの、場合によっては司法書士より実務は難しいかもしれない。海事代理士の認識を変えなければならない。海事代理士のベテラン先生は本当に海の法律家なのである。

それにしても、先輩の先生方に比べ、わが身の情けなさよー。もっと勉強せねばー。もっと、実務を身につけねばー。業務を開拓しなければー。

niina2870 at 08:35|PermalinkComments(2)TrackBack(0)海事代理士業務 

2007年12月15日

前職の経験を生かすべきか?

 今年も早や12月となった。仕事の方は、段々と増えてきた。つい、最近は、不動産侵奪罪の告訴状作成依頼があり、処理した。農地を埋め立て、自分の農地と一体化して侵奪した、という事案であったが、警察官として長く勤務していた経験上、正直、自信を持って処理できた。


 告訴事件の場合、被害届と異なり、捜査機関側に「捜査の義務」を負わせることとなるため、捜査機関側は、受理するのを慎重にする傾向がある。しかし私も、かつて捜査経験があることから、受理されるための要諦は心得ている。

 告訴状のほか、様々な必要書類を作成するなどした。その結果、地元警察署刑事課に、即、受理していただいた。

 依頼者である告訴人を同行しての告訴状提出であったことから、万一、受理されなかったら、面目が丸つぶれと思ったが、何のクレームもつかなかった。私も、正直、「ホッ」とした次第である。依頼者も喜んでくださり、喜びもひとしおであった。

 
 行政書士になり、これまで業務として受託した案件のほとんどは、建設業許可関係と産業廃棄物許可関係であった。私にとってこれらの業務は、文字どおり「ゼロ」からの業務処理であった。

 正直、苦労した。これらの業務について、これまで何年もこなしてきた先輩行政書士に、追い付くのは容易ではない。

 しかし、警察関係の業務であれば別である。前職の強みで、苦手意識はない。そこで思うのであったー。

 警察関係の業務に、もっと、力を入れるべきではないか、と。今までは、お世話になったところに、迷惑を掛けることがあってはいけないと、むしろ、避けていたのであった。

 しかし、綺麗事ばかり言って、生活が成り立たないのであれば、なんにもならない。むしろ、前職の経験は、「私の強み」であり、他の行政書士と、容易に「差別化」を図れるものであるー。

 ここはひとつ、考えを改める必要があるかもしれない。



niina2870 at 19:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)行政書士業務 

2007年10月03日

開業から今までを振り返って

 開業から、五か月が経とうとしている。なんとかやってこれたが、はっきり言って、まだ大赤字である。

 今までの間、産業廃棄物処理許可申請、建設業許可申請、内容証明、遺産分割協議書等の業務依頼があった。

 しかし、月の報酬額にすると、平均10数万円である。なんとかしなければと思う。今までの業務依頼は親族の紹介がほとんどであり、その他の客は皆無に近い。特に海事代理士の業務依頼はゼロである。

 両士業を通じて、このように業務依頼が低調なのは、知名度不足もあるが、積極的な営業活動をしていないことも大きな要因である。

 本当に私は営業が苦手なのである。営業へ行って、門前払いをされたことを考えると、ゾッとするー。

 しかし、そうもいっておれなくなりつつある。なんとか、頑張らねば!幸い、私は根拠のないプラス思考の持ち主である。

 昔、戦争で死んだ人のことを考えれば、なんのことがあろう!

 男50歳!頑張るぞ!成功するぞ!!

niina2870 at 20:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年08月31日

建設業許可が出た!

 今日は、うれしい知らせがあった。8月初旬に許可申請していた個人の建設業許可通知がきたのである。

 電話連絡をしてくれたのは、申請者の奥さんであった。この方は旦那さんと二人三脚で建設業をしているのであるが、許可がでて、本当にうれしそうであった。

 これを聞いて私も本当にうれしかった。新米行政書士の私にとっても、建設業許可申請業務の許可第1号である。

 試行錯誤の申請手続きであったが、結果が出て、本当にうれしく思うー。

 私の県でも、公共工事は指名競争入札から一般競争入札となりつつある。その影響からか、建設業者がバタバタと倒産している状況だ。

 零細業者であるお客さんの前途は多難であるが、なんとか、この荒波を乗り越え、建設業者として、大きく成長してもらいたい。

 私も陰ながら応援したいと思うー。



niina2870 at 16:04|PermalinkComments(2)TrackBack(0)行政書士業務 

2007年08月21日

建設業法上の監督処分 その2

 10日ほど前、監督処分についての弁明書を作成して、県の担当課へ持参した。役所はやはり敷居が高い感じがした。

 担当者の様子では、処分手続きを急いでいる印象を受けた。こちらとしては、情状酌量を訴える内容の弁明書にしたのであるが、その余地なしの様子。

 結果は案の定であった。監督処分としての指示処分が出され、この事実を基に、指名停止一か月であった。

 私は当事者ではなく、業務依頼を受けた行政書士であるとはいえ、心情的には、どうしても業者側の立場になる。肩入れをしたくなる。

 指名停止の処分が確定したときは、本当に無力感に襲われた。なんとか処分軽減になると良かったのであるがー。

 これも、行政書士として貴重な経験であることは間違いない。前向きに考えよう!様々な分野で実力をつけ、頼れる存在になってやるぞ!!


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niina2870 at 19:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)行政書士業務 

2007年08月14日

建設業法上の監督処分

 私の知り合いの建設業者から、「弁明書の作成と提出」について、業務依頼があった。

 県の土木担当課が、建設業法違反の建設業者を一斉に調査し、違反のあった業者に対して、監督処分の中の指示処分をするとのこと。その処分の前提として、言いたいことのある業者へは弁明書の提出を、ということらしい。

 この監督処分には、「建設業許可の取り消し」「営業停止」「指示処分」の三種があり、最も軽い指示処分でも、その後に公共工事の入札において、指名停止がなされることとなる。

 私の県では、指名競争入札から一般競争入札へ移行しているのであるが、指名停止をされると、色々、不利益があるようだ。今回は、県内で70業者ほど、一斉に指示処分が出されるという。

 私に弁明書の業務依頼をした業者は、建設工事現場の「現場代理人」を「営業所の専任技術者」に併任したという建設業法違反であった。

 今までは、このような指摘はあまりなされなかったという。しかも、「とび・土工」の建設現場代理人が、「さく井」という建設業種の専任技術者にわずかな期間、併任されただけである。

 同じ建設業種なら、納得もできるが、違う建設業種の場合は、特に問題はないのではないか、というのが、私に業務依頼をした建設業者の言い分である。

 ある人が言うには、「建設業者潰し」の意図を感じるとのことー。

 弁明書を作って、県の担当課へ持って行った話は次回。



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niina2870 at 13:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)行政書士業務