2015年09月03日

Arata Mino『Z/G』Exhibition & Workshop

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三野 新『Z/G』Exhibition & Workshop

2015.9.23 Wed. - 10.10 Sat.

 写真家 三野新の初作品集『Z/G』の展示を開催いたします。舞台芸術作品を制作する「写真家」として「現代における恐怖の予感を視覚化すること」をテーマに活動する三野新。「Z」はゾンビ、「G」はゴーストの略称で、表紙に掲載されている腕と手の小さな身振りの違いから二つのキャラクターが比較され、そこから物語や舞台背景を作り上げていきます。それをもとにした戯曲は舞台芸術としても上演されました。そうした創作の総体がこの作品集『Z/G』としてまとめられています。

 初日の9月23日(水・祝)には、オープニングイベントとして、言葉と写真を使ってアートブック・写真集を作るワークショップを開催いたします。


 イベントワークショップのご挨拶

 僕は、作品の展示や発表は、プレゼントのようだな、と思ったりします。プレゼントを人にあげるとき、どのようにあげるとあげた人は喜ぶだろうか、と考えることと似ている気がするのです。でも、プレゼントの「内容」が良ければ、どんな風にあげても嬉しいかもしれません。でも、単純にポケットから素っ気なく出す(その身振りを洗練させればとってもかっこいいかもしれないし、逆にたどたどしければ、それはそれで可愛いかもしれない)だけでなく、色んなシュチュエーションを配置したり、前もって準備したり、あげる人に敢えて情報を与えなかったりで、随分印象も変わるし、あげた人の反応も変わる。
 ところで、普段の生活において、写真を撮り、言葉を綴る経験はどなたにでもあるのではないかと思います。それを人に見せる時、その場が、「物語」とか「ドキュメンタリー」、はたまた芸術とか現代アートの概念にまで結びつくには若干の距離の遠さがあるような気が、いつも僕はしています。
 自分は写真家で、舞台芸術の演出のようなことをしながら撮影する手法で作品を制作しているのですが、それが現代アートの作品にする、というより、常にいつも日常の中にどう位置づけられ、どのように見られるのか、ということを作品が出来上がった後、まず第一に考えます。
 プレゼントの内容を「写真」と「言葉」と限定した上で、どうすれば、それがよりあげた人の反応をよくできるか。まず、そんな所から一緒に考えてみたいと思っています。

三野新

作品集『Z/G』のご紹介は こちら

オープニングイベント ワークショップ のご案内は こちら


プロフィール

三野 新
1987年福岡県生まれ。2011年早稲田大学文学部演劇映像コース演劇科卒業。
2010年より「写真と身体の関係性を追求するカンパニー」であるヒッピー部を主宰し、以降全作品の写真・構成・演出を手がける。2013年『Z/G』にて初個展以降、三野個人名義での展示/パフォーマンス作品を発表。主な発表に「ヒッピー部vol.4『あたまのうしろ』」(池袋シアターグリーンBASE THEATER、2012)、「Prepared for film」(SNAC&G/P gallery、2014)、「Z/G」(G/P gallery、2013)等。主な出版物に「Z/G」(artbeat publishers、2014)。受賞歴にフェスティバル/トーキョー12′公募プログラム選出、TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD ♯04 準グランプリ&ホンマタカシ審査員賞受賞など。


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