目指そうサイエンス主任

電験三種に挑戦し、やっとこ合格することができました。その奮闘記や以前取得し応援ブログを書いていた放射線取扱主任者に関する記事が中心になります。また愛読誌「ニュートン」に関する記事も毎月書いてまいります。

2020年11月

こんにちは。虹法師です。
今回は雑誌ニュートン1月号の感想です。
s1128ニュートン1月号
今月号の特集は「コロナ時代の心理学」と「コロナはなぜ冬こそ危険か」です。つまり過剰なまでに自粛を守らせようとする自粛警察出現などコロナ時代の様々な心理現象を心理学や精神医学の観点から解説した第一部と、新型コロナの最新の研究を踏まえ、今知りたい疑問を総力解説する第二部から構成されています。
心理学からの解説も魅力的でしたが、第三波が到来し、日々ニュースの大半を埋めているコロナの現状を、最新知見から解説していた二部が、やはりとても面白かったです。これを読むと、第三波に見舞われ、日々暗澹たる気持ちに捕らわれがちな私たちですが、人類も健闘しており、相当コロナの解明も進んできたことが分かります。治療薬については、アビガン、フサン、アクテラムがどのようにしてコロナへの治療効果を発揮するかもわかりやすく解説してありました。
興味を持って、インターネットで検索すると、アビガン開発者の一人である白木先生が、丁寧に説明している記事を見つけました。
緊急寄稿(4)新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に対するアビガン承認に向けて(白木公康)
ここで教授は「アビガンは細胞内に浸入した際のRNAの複製を阻害する薬なので、感染した細胞のまわりの細胞には効くが、既にRNAの複製を始めて撒き散らし始めた細胞には効かない。つまりウイルスに著効でも,炎症には即効性は期待できない。よって早期に使用することが重要である」と述べている。
早くアビガンが正式に承認され、どういう場合にどのように服用するのが良いかが示されて欲しいと思う。私見であるが、高齢者施設でコロナ患者が発生した場合、感染が疑われる高齢者にはPCR検査と並行してアビガン投与を開始しても良いのではないかと思う。


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こんにちは。虹法師です。
今年はコロナ禍のせいなんでしょう、年に一度の試験が12月に行われるそうです。年末の慌ただしい中大変でしょうが、合格目指して努力されてこられた方々、あと少しですので頑張って下さい。応援しております。
久しぶりに問題を解いてみましたが、難しいですね。合格率14.9%。出題される方々は少し考えた方が良いのではないでしょうか。比較的2種は優しくして、放射線の勉強の楽しさを感じてもらい、1種への挑戦を誘った方が良いのではと思うのですが....。
今、私が挑戦している電験三種は一応合格ラインを60%としていますが、問題が難しくて合格者が激減しそうなときは、合格ラインを下げる工夫をしております。例えば令和元年の試験では、理論が55点、法令に至っては49点と合格ラインを調整しました。(因みにこの時私は理論が手元集計で55点、この合格ライン調整のお陰で辛くも科目合格いたしました)
でも、試験制度のことをとやかく言っても、私達受験生には何の得もありません。制度に合わせて勉強するしか道はありません。
微力ながら、虹法師は合格を目指して頑張っている方への応援と、解き方のコツをお伝えして参りたいと思います。

まづはその1、
LOG問題は棄てよ
です。
自分は2008年に、2種に合格させていただいたのですが、元々文科系ということもあって、計算問題が苦手で、しかもLOGを使わなければならない問題は、少しひねりが加わると手も足も出ませんでした。これではいけないと、LOGの計算問題を集中的に勉強しました。でも、少しも上達しませんでした。時間の無駄でした。数学ができないから、理科系に行くのを諦めて、文科系に進んだのだという苦い思い出が蘇ります。
勿論、理系バリバリで「何言っての」という方もいらっしゃるでしょう。そんな方々は虹法師の戯言は無視して頂いて結構です。
ただやむにやまれずこの資格に挑戦せざるを得なくなった、理系バリバリでない方も多いと思います。そんな方に寄り添い、得点アップのコツをお伝えしたいと思います。
とは言っても、LOG問題が全く扱えないのでは、放射線取扱主任者として恥ずかしいと思われるかも知れません。そんなことはありません。日常業務ではエクセルを使えば、理系バリバリの方と同じ結論に達することができます。
次回から、試験会場でLOG計算を使わずに正解を当てる方法を解説したいと思います。
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こんにちは。虹法師です。
今回は雑誌ニュートン12月号の感想です。
s1104ニュートン12月
今月号の特集は「ゼロと微分積分」です。理系ではない多くの方々が苦手意識を持つ微分と積分を「ゼロと無限」という視点から解説していました。その中の「コラム「2^0」「0^0」「0!」の答えは?」は楽しく読まさせて頂きました。0!=1は肌感覚では腑に落ちないのですが、nr=n1!/(r!(n-r)!)と(1+x)^nの多項式を考えたとき、n=r、すなわち(n-r)!=0!=1であるとの説明は納得できます。0^0についてはニュートン記事以外にもいろいろネットで検索し、あれこれ考えてみました。こういった時間を持てることが、現在の私の至福です。心地よい時間を私に与え下さり、ニュートン編集者に感謝します。「ゼロと積分」の後半は、私にはかなり難解でした。ふ~。
 毎回、話題の最終研究やニュースをコンパクトに紹介する「FOCUS」。今月号も楽しめる話題が沢山ありました。その中で「ベテルギウスの減光理由」について触れて見ます。
 2019年12月から2020年初旬にかけて、ベテルギウスが暗くなる様子が観察され、超新星爆発の前兆ではないかと注目を集めた。ハッブル宇宙望遠鏡の観測データを分析した結果、ベテルギウスの南半球上層大気から大量の電離ガスが放出され、ベテルギウスの一部を隠すこととなって、地球から見たベテルギウスの明るさが暗くなったと考えられる。
s1105ベテルギウス
 もしベテルギウスが超新星爆発を起こすと、満月よりも明るくなると想定されているという。ワクワクします。私が生きている間に、超新星爆発を観測できたらな~と思います。
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こんにちは。虹法師です。
s1101那谷蜘蛛山
思い込みが激しいというか、虹法師は時々読み間違えて、間違えたまま言葉を記憶するという癖があるようです。先日も女房と「鬼滅の刃」について語り合っていた際、
「いや~、本当に那田蜘蛛山編は何度見ても感動するよね。特によく神回と言われる19話の「ヒノミカ神楽」が凄い。
ここで女房の目が点になります。
「あんた、それ外で言わん方がいいよ。ヒノカミ。ヒノミカは演歌歌手でしょう。自分で言ってて変だと思わない?」
「・・・・・・・・・・・・」
よもや、よもや、穴があったら入りたい。恥ずかしさのあまり、心の中に氷雨が降り注いだ。

s1101日野美歌

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