くまぱぱのブログ

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2011年10月

昨日、 またまた 弊店オリジナル かんたん槽のビックバージョンが、仕上がった。

寸法900×450×400高さ見た目にも結構でかい。横浜在住のお客様の特注水槽である。

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もともと 簡単に 海水魚が始められる、・・・・・・というコンセプトで発売された かんたん槽 なんだけど、  
着実にかんたん槽のサイズが 皆 UP してきている。 
お客様が、 もう少し大きい もう少し 奥行きのある 水槽作ってよ、
と言われれば、 喜んで特注水槽 作っちゃうからね。

でも ちょっと 高くなるんだ。 価格がね。 特注だから。
 一台だけ作るので流作業も出来ないし。
 
それだけ、かんたん槽のシステムが お客様に支持されている証拠でもある。


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黒い仕切り板の右側が水槽で、 左側が濾過槽。
濾過槽は 手前の箱なんだ、ここで、好気性バクテリアによって、魚に有害なアンモニア 亜硝酸 を
分解してもらう。

写真左側に見えるグレーの太い筒状のものが、硝酸塩還元筒、である。
硝酸塩還元筒の中では、嫌気性のバクテリアが サンゴやイソギンチャクに有害な硝酸塩(No3)を分解してくれる。

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黒い仕切り版の 排水口は 取外して簡単に 洗えるようになっている。上に引っ張り出せばOK。↑
排水口って 汚れ易いからね。


最後に 横浜在住のお客様と かんたん槽の 記念写真。↓ カシャ。
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そう、 この水槽、アングル台が また 特注の色なんだ。

マンゴー 色??? そう 果物のマンゴー色が 希望。

マンゴー色って 難しいよね。 マンゴー 産地によって異なるかもしれないし、
熟れ具合によっても変わるかもしれないし・・・・・。

そもそも 普段 食べなれていない果物なので・・・・ どの色が 一般的なマンゴーの色なのか?
お客様は どの色を 望んでおられるのか?

でも え~~い 気合で 作っちゃいました。 マンゴー色の台。 なんだか 美味しそう。



水槽に入れる 岩に 付着物は合った方が良いのか 無い方が良いのか?
ライブロックなら しっかり 色々な物が付いている。↓

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飾りサンゴには、全くついていない。↓

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くまぱぱは 有った方がいいと思う。 それが自然だから・・・・・・。
しかし、無い方が結果的に喜ぶ魚たちがいるんだ。 それは、海水魚の中でも もっとも美しいチョウチョウウオの仲間だ。↓

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彼等、チョウチョウウオは 付着物を 嫌うのか? 
いや いや そんな事はない。 チョウチョウウオは岩肌をつんつん つつく。
 チョウチョウウオが 一番 付着物が好きな魚類かもしれない。

チョウチョウウオが 嫌いなのは、付着物と隣り合わせに居る 雑菌だ。

チョウチョウウオは とにかく 病気、特に白点病にかかりやすい魚だ。彼等を上手に飼育するには、なるべく雑菌を水槽にいれない方向性が求められる。

ライブロックは、有益なバクテリアもたっぷりいれば、有害な雑菌もいる可能性がある。
飾りサンゴは 熱消毒してあるので、 有益なバクテリアも 有害な雑菌も どちらもいないのである。

また、仮に 飼育しているチョウチョウウオが白点病になったとしよう。 ライブロックが入っていては、投薬ができない。なぜなら、投薬によりライブロックが死んでしまうからだ。
また、投薬する際、ライブロックを水槽から取り出したとしても、投薬した水槽に、ライブロックはもう戻せない。少なくとも半年は・・・いや 1年かも・・・。それぐらい長期にわたり 投薬による毒性が続く。

逆に言えば、それぐらい長期にわたり無菌をKEEPすることが出来る。

飾りサンゴなら大丈夫。もともと生きていないから 死ぬこともない。水槽に投薬しても飾りサンゴに影響を及ぼすことはない。

チョウチョウウオや 大型 中型ヤッコ ハギ類なども 病気になりやすい。そこへ あえて、病気の発生源となりえる、ライブロックは入れない方が お勧めである。

昨日に続き ライブロックと 飾りサンゴを比べてみると、結構色々あるもんだ。

昨日まとめてみた、ライブロックと 飾りサンゴの 長所と短所。
短所だけ ピックアップしてみて見ると、面白い事が分る。

■ライブロックの短所。
生きている岩なので、死ぬことがある。もしそうなれば、そのライブロックを入れているだけで、水槽の水を汚す。
生きている岩なので、岩の隙間に カニや ウニ ヒトデ等が潜んでいる。それらを水槽に入れたくなくても、
ライブロックを入れるだけで水槽に カニや ウニ ヒトデ等が入ってしまう可能性がある。
魚が病気になっても、ライブロックが入っている水槽には、直接投薬できない。


■飾りサンゴの短所。
バクテリアは付いていないので、水質浄化には繋がらない。
買った時の色合いは保てず やがて、苔が生えてくる。

ライブロックに関しては、 入れたくないカニや ウニ ヒトデ等が水槽に入ってしまったり、死んだライブロックが水を汚してしまう。・・・・・・・ など、水質に関して 明らかにマイナスになるかもしれないリスクが伺える。

それに変わって 飾りサンゴの短所には、水質的なマイナス面は全くない。
「バテリアは付いていないので、水質浄化には繋がらない。」っであっても、水質悪化に繋がるわけでは無いし・・・。
「白い飾りサンゴに苔が生えてくる」そうなっても、水質が悪化するわけでは無い。

まとめると、 飾りサンゴには、水質を良くもしなければ、 悪くもしない性質がある。
ライブロックは水質を浄化する事もあるが、水質を悪くする可能性も秘めている。


水質を左右する しない の他に、
もう一つ争点がある。付着物だ。
ライブロックには付着物がある。
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飾りサンゴには全くない。↓

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付着物は合った方が良いのか 無い方が良いのか?
という議論だ。

くまぱぱは 有った方がいいと思う。 それが自然だから・・・・・・。
しかし、無い方が結果的に喜ぶ魚たちがいるんだ。 それは、海水魚の中でも もっとも美しい・・・・・・。

みなさん、 飾りサンゴってしってる?  よね 当然。 でも知らない人も結構・・・・・・今の時代 いるみたい。

昔は、みんな 飾りサンゴを水槽に入れたものだ。
飾りサンゴとは、 水槽の中のレイアウトに使用する、サンゴの骨格や サンゴ岩などの事をいう。↓
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 昔は、ライブロックを水槽に入れる人はいなかった。 それもそのはず、昔、ライブロックという商品が無かったからだからだ。
今は、皆さんのほとんどが  水槽の中に入れるレイアウトには ライブロック↓を使っている。

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先日の新規で水槽をセットした人が、ライブロックを購入された。その際、飾りサンゴも入れようか、どうしようか。など、飾りサンゴの事が 議論の対象になる事は全くなく、
マズは ライブロック・・・・・を購入されたのだ。


でもね、水槽の中をレイアウトする物は、なにも ライブロックだけではない。飾りサンゴも素晴らしいヨ。

なのに何故、ライブロックが今、売れているのだろうか?
理由は いくつか考えられる。

★ライブロックが一種の流行のようなもの。 ライブロックを入れるのが 新しい水槽スタイルなのかなぁ? という受け止め方。
★昔は魚水槽がメインであったのに対し、最近は、サンゴ水槽 無脊椎水槽が主流・・・・・・ とまでは言わないが、
かなり、そのシェアを広げている。そういう水槽には これまた ライブロックが似合う。
★いやいや そもそも 飾りサンゴの存在を知らない。

先ほど 新規にセットした方は、恐らく、飾りサンゴの存在を知らないタイプなのでは・・・・。 

そこで、ライブロックと 飾りサンゴの長所と短所を整理しておこう。

■ライブロックの長所
生きている岩なので 表面に天然のバクテリアが付いている。そのバクテリアが水質浄化につながる。 
生きている岩なので、岩の隙間に カニや ウニ ヒトデ等が潜んでいる。何かおまけがついて来る面白さ。
生きている岩なので、苔が付かない。 
などなど
■ライブロックの短所。
生きている岩なので、死ぬことがある。もしそうなれば、そのライブロックを入れているだけで、水槽の水を汚す。
生きている岩なので、岩の隙間に カニや ウニ ヒトデ等が潜んでいる。それらを水槽に入れたくなくても、
ライブロックを入れるだけで水槽に カニや ウニ ヒトデ等が入ってしまう可能性がある。
魚が病気になっても、ライブロックが入っている水槽には、直接投薬できない。

■飾りサンゴの長所。
余計なもの(雑菌やカニや ウニ ヒトデ等) が入っていないので安心して入れられる。
水槽で飼っている魚が病気になった時、水槽に直接 投薬ができる。

■飾りサンゴの短所。
バクテリアは付いていないので、水質浄化には繋がらない。
買った時の色合いは保てず やがて、苔が生えてくる。

などなど、 続く。

今週土曜日に 御引渡し予定の90cm水槽の配管がようやく完成し、本日通水テストをした。
この水槽 900×600×350mm高さ 約180リットル。ちょっと変わった配管なんだ。

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水中ポンプ2台で回す。一台は、濾過槽と 濾過槽の上に設置した硝酸塩還元ボックスを循環させる。↓
硝酸塩還元ボックスの前には必ず ストップバルブを付け、通水量を調整できるようにしておく。
ストップバルブの下に付いているのが・・・・・・・

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これ、 ユニオンソケット。↓ 接着している配管を、必要な時に取り外し可能にするためのソケットなんだ。
これを、付けて置く事によって、濾過槽の上に乗っている硝酸塩還元ボックスを簡単に取はずしする事ができる。

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ユニオンソケット 弊店でも売っている 安いよ 13 や 16サイズなら 630円だ



このユニオンソケットは下の写真 ↓ 左の3本並んでいる配管にも使われている。こうする事によって、濾過槽を取り外す事が
出来るわけだ。逆にそれ以外の箇所は すべて完全接着してある。でないと、

すぽん と抜けたらどうする??? 水槽の水が 水中ポンプによってすべて 床に排水されてしまう重大事故になってしまう。
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もう一つの水中ポンプで、 クーラーと殺菌灯を回す。
クーラーと殺菌灯には、ストップバルブを 二つづつ付けてある。
インとアウトの両方だ。 本来、流量調整するために必要な、ストップバルブは1個あればよい。
でも今回の場合、クーラーや殺菌灯は、水槽より、下に設置してあるので、付けたんだ。

例えば、クーラー、 イン側のストップバルブを閉める事によって、クーラーの循環を、止める事が出来る。
もし、クーラーを取り外す場合を想定しよう。 アウト側の配管は水槽へと続いている。
その配管内には、まだ水が残っている。
なぜなら、クーラーより 上に水槽があるためだ。

、配管を外した瞬間、その配管内の水が ど~~と出てくるんだ。

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でも コックを付けて置けば 配管内の水は出てこないっ・・・・・て訳だ。

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