くまぱぱのブログ

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カテゴリ : クマノミ類について



昨日の続きなんだけど、 クマノミの稚魚は 生後 約2週間の浮遊生活を経て、ようやく 底に舞い降り イソギンチャクとの共生生活に入る・・・・・・と書いた。
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そこで ちょっと 余談だけど・・・ よく イソギンチャクに ファミリーで入っている クマノミたちがいる。
小さなクマノミが数匹 なんと 親ペアーと一緒に 共生しているのだ。

なんとも クマノミ一家 家族??????
と 言いたいんだけど・・・・・

そのチビクマノミたちは・・・ そのペアーの実の子供でないことは ・・・・わかるよね。

だって、そうでしょ。 孵化した場所から 2週間も 潮に流されるんだよ 稚魚は・・・・。
2週間流されると どれくらい移動するのかな。
ちなみに
黒潮の本流の速度ってしっている?時速3から5キロあるんだ。
一日 黒潮の本流に そのまま 乗っかると 約100キロ流される。

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生まれてから 2週間 すべて黒潮の本流に乗っかたとすると なんと 移動距離 約1400キロ。

 1400キロとは 沖縄 東京間 に相当する。
だからだ・・・・。

トゲチョウチョウウオや 
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フウライチョウ
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 その他 色々な 沖縄産チョウチョウウオが、 夏になると 伊豆半島や 房総半島で ちらほら 見受けられる。

 しかし そのほとんどは 関東の寒い冬の海を越せず・・・・天国にいってしまう。
でも この海流に流されるというシステムは無駄でななく 実は 実は 大切な事なんだ。

常に 新しい生息場所を探している行為なのだ。なぜなら 数百年後、地球温暖化で 暑すぎて 沖縄にチョウチョウウオが住めない 時がきても、
海流というシステムが チョウチョウウオに適した環境を 提供することができるのだ。
自然って素晴らしいね。 


昨夜は インドネシアからの直便だったんだけれど・・・・・・
ペルクラクラウン(カクレクマノミSP)で面白い模様の 個体が入荷したよ。

ちなみに これ↓が ペルクラクラウンの 通常の模様。
カクレクマノミとそっくり。違いをいうならば カクレクマノミより 黒いふちが多くて 濃い。

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基本形の模様を整理しておこう。
●白いバンドは3本
● 2本目のバンドと 3本目のバンドは 直線の帯ではなく、 頭側にすこしでっぱる。
 いわゆる パンツのような形になっている


しかし 昨夜入荷した この個体A↓ 2本目と 3本目のバンドが 少しいびつ・・・。

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この個体Aの裏側は・・・・2番目のバンドに注目。
背中の バンドが広くなっていて、変わっている。↓

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この個体Bは・・・・・ 3本のバンド以外にも白い点が背中に存在する。
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反対側は・・・・↓   点というより 帯になりかかっている。
これじゃぁ 3バンド じゃなくて 3.5バンドと呼んでいいだろう。↓
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こちらの個体Cは、 2本目のバンド・・・が、頭側にも 尾側にも 開いている
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と 思ったら この個体Cの反対側は ・・・・・・・

誰が何をしたの??? と言いたいぐらい 変わったバンド模様だ。
おまけに 黒いシミみたいなものが・・・・・2本目のバンドの後ろにある。
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こちら個体Dは どうだい 十文字模様だ。
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こちらは カクレクマノミの ・・・・結構白い・・・・・・
これぞ スノーフレークオセラリス。 弊店でこれから 繁殖を試みるペアーなんだ。
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どこから入手したかって・・・・ ???
実はね・・・
この個体の入手先は ね、

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ひ・ み・ つ・
ちゃんと、 産卵して元気な赤ちゃんを 産んでもらうよう、 頑張って餌を与えるから・・・・
皆も 応援してね。


現在クマノミ類は2属28種に分類されている。そのクマノミ類はスパインチークアネモネフィッシュとそれ以外のクマノミ類(27種)に大きく分けられる。スパインチークアネモネフィッシュだけがエラ蓋の上に鋭い棘があることで区分されている。27種の仲間をさらに細かく分けると、特徴からおおよそ5つのグループになる。
クマノミ、②カクレクマノミ、③ハマクマノミ、④ハナビラクマノミ、⑤トウアカクマノミである。スパインチークアネモネフィッシュを加えれば、クマノミには合計6つのグループがあるといえよう。

①クマノミのグループ

クマノミ、オレンジフィン、バリアリーフ、アラルズを含む最多の合計11種からな

る。また、分布においても最も広範囲で、アメリカ大陸を除くほとんどの熱帯の海に生息している。バンド数は23本。どの種もバンドはまっ直ぐで凸型ではない。

好むイソギンチャク:比較的どのイソギンチャクでも入る。
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②カクレクマノミのグループ

カクレクマノミとペルクラクラウンの2種から構成される。オレンジの体色に3本

の白いバンド、その真ん中のバンドが凸型になっていてピエロのような模様をもつ。

インドネシア地域では黒っぽいオレンジ色の個体や、オーストラリア地域では真っ黒

なカクレクマノミもいる。

好むイソギンチャク:センジュイソギンチャク、ハタゴイソギンチャク


③ハマクマノミのグループ

ハマクマノミ、インドトマト、レッドアンドブラックアネモネフィッシュを含む合

計5種で構成される。基本的に頭部に白いバンドが鉢巻のように1本入る。このグル

ープは幼魚の際にバンドが3本あり、成長と共に2、1と減ってゆく。インドトマト

だけは、同様の成長を見せながら頭部のバンドも全て消失してしまう。

好むイソギンチャク:タマイタダキイソギンチャク、サンゴイソギンチャク、シラ

イトイソギンチャク

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④ハナビラクマノミのグループ

ハナビラクマノミ、セジロクマノミなどを含む、合計6種から構成される。いずれ

も体色が肌色からピンクがかっていて、白い帯が鼻から背ビレを通り尾の付け根まで

入っている。頭部のバンドは、ある種とない種がある。性格はおとなしく、クマノミ

類の中で最も小型のグループだ。

好むイソギンチャク:センジュイソギンチャクを最も好むが、比較的どのイソギン

チャクでも入る。


⑤トウアカクマノミのグループ

トウアカクマノミ、セバエアネモネフィッシュ、ワイドバンドアネモネフィッシュ

の合計3種から構成される。顔が丸くて体高が低い独特の流線型で他のクマノミ類と

大きく異なる。バンドは23本で、かなり太め。幼魚の時は黄土色の種類もあるが、

成魚になると黒っぽくなるので、基本的に体色は黒に白バンドのグループだ。

好むイソギンチャク:ハタゴイソギンチャク、イボハタゴイソギンチャク


⑥スパインチークアネモネフィッシュ

全体的にカクレクマノミに似ているが、オレンジ色のカクレクマノミと異なり体色

が赤系で、バンドも細い。カクレクマノミに見られる凸型バンドもこの種にはない。

この種だけが眼の下に鋭い棘をもつ。

好むイソギンチャク:タマイタダキイソギンチャク、サンゴイソギンチャク

今日から連載。皆さんからのお問い合わせ、ご質問が最も多い クマノミについて、イソギンチャクにについて、産卵についてなどなど、盛りだくさんに お届け ・・・・・・しようかな?



◆クマノミとイソギンチャクの共生について


クマノミはスズメダイ科のクマノミ属に分類される。つまりクマノミはスズメダイの仲間なのである。細分すれば2属28種に現在は分類されていて、判りやすくいうと世界には28種類のク

マノミがいるということだ。一方、ショップでよく見られるイソギンチャクは刺胞動物門花虫網六放サンゴ亜網に分類され、実はイシサンゴに近い種類である。


サンゴと大きく違う点は、イソギンチャクは骨格をもたないこと。そして、足

盤で岩や砂に固定するが、移動もできることである。イソギンチャクは主に小魚やエ

ビやカニなどの甲殻類を食べるが、その一方で体内に褐虫藻(藻類)を共生させ、光

合成によって作り出されるエネルギーも利用している。光合成するためにはもちろん

光が必要で、動物でありながら植物のような一面をもつ不思議な生き物なのである。



クマノミたちはイソギンチャクと共生関係にあることは有名な話だが、改めて

”共生とは何か?“について触れてみよう。 共生とは字のごとく共に生きることであ

る。クマノミとイソギンチャクは全く異なる種類の生物同士だが、お互いに助け合い

ながら、共通の目的”生きること“に向かって暮らしているユニークな関係である

共に暮らすからには、お互いにメリットがなければならない。


クマノミにとってのメリットを考えると、イソギンチャクの触手には刺胞毒があり、

クマノミ以外の魚がイソギンチャクに侵入することはできないことだ。つまり、クマ

ノミにとってイソギンチャクは、自分たちしか入れない安全な隠れ処なのである。

そしてクマノミには、ひと口に食べきれない大きさの餌を自分の住まいであるイソ

ギンチャクに一旦運び、それから食べる習性がある。

そしてイソギンチャクはその運
んできた餌のおこぼれを食べて生活する。これはクマノミの習性をうまく利用した知

恵であり、イソギンチャクにとってのメリットといえる。


◆クマノミ水槽を作ろう

クマノミ水槽を作るにあたっては、少々気を配ってほしい点がある。まず、イソギンチャクは非常に水を汚すので、濾過槽は極力大きいほうがよい。また、先ほど述べたようにイソギンチャクは光合成もするの

で照明にも気を配ろう。メタルハライドランプなら問題はないが、蛍光灯ならば最低2灯、できれば3灯は欲しい。色合いはブルーライトではなく、通常の植物育成用蛍光灯がよい。また最近のLED照明も明るくなってきた。蛍光灯より断然明るいタイプもある。LEDなら白からピンク系の光が最高である。


水温は28
30℃が適温だ。導入するカクレクマノミは、入荷直後はなるべく避け、入荷後2、3日以降経って

いてよく泳いでいる個体を選ぶ。なおかつ、お店の人に餌を与えてもらいよく食べる個

体であれば最高だ。とにかくイソギンチャクはよく開いている個体を選ぶ。水槽が小

さい場合は小さい個体を選ぶこと。さまざまな色合いのイソギンチャクがあるが、色

にこだわる必要はない。

こだわるのは飼い主だけで、どの色でもカクレクマノミは喜

んで入ってくれる。購入してきた生体のカクレクマノミとイ

ソギンチャクは袋のまま水槽に1時間ぐらい浮かせよう。温度合わせが終わったら、

まずイソギンチャクから入れる。

センジュイソギンチャクは砂地より岩に付着するの

が好きなので、ライブロックの上に乗せてあげよう。そして、少しでもたくさんの光

が当たる場所に置く配慮も忘れずに。複数のカクレクマノミを購入してきた場合は、

小さいサイズから放してあげよう。



◆給餌について

カクレクマノミは市販されているマリン

フードなら通常何でもよく食べる。1日23回の給餌をしてあげたい。購入してす

ぐは、落ち着かないので食べなくても心配することはない。数日中には食べ始めるは

ずだ。ただし、一週間も経っても食べない場合は、対策をとらなければならない。ま

ず、なぜ食べないのかを見極めよう。

パターン①

餌を口にするが吐いてしまう。

パターン②

餌に見向きもしない。

パターン①の場合は、口にするわけだから空腹で何かを食べたいはず。おそらく餌

の種類が気に入らなくて食べないのだ。この場合は餌の種類を変えてみよう。一番手堅いのは、冷凍ブランシュリンプだ。だがパターンはちょっと深刻。店でちゃんと食べていたのならば、水質悪化に原因があると考えるのが自然だ。水質(アンモニア、亜硝酸、pHなど)をチェックし、改善に努力しよう。イソギンチャクの餌は、冷凍ディスカスハンバーグやスーパーで売っている刺身用アマエビがよい。アサリなどは水槽内に雑菌を持ち込むので避けるべきだ。餌のサイズは1㎝角ぐらいに切って与えよう。イソ

ギンチャクは基本的に週に12回でOK。与え過ぎれば”いりませ“と吐き出すので与え過ぎの心配ないが、吐き出した餌は水を汚すので、水槽からすぐに取り出してあげよう。



 


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ご存じ カクレクマノミのペアー、 クマノミの中でも人気ナンバーワン。 いや もしかすると、海水魚の中で人気ナンバーワンかもしれない。 そんなカクレクマノミのペアー 弊店では、主に 2種類のペアーを販売している。
一つは、沖縄産 カクレクマノミ天然ペアー。  もう一つは 弊店でペアリングした 弊店おすすめカクレクマノミのペアー。 

何が違うのか?は、名前のごとく お分かり頂けると思うが、 もう一つ大きく違う点が、ある。価格だ。 沖縄産 カクレクマノミ天然ペアー  は ペアーで8400円に対し 弊店おすすめカクレクマノミのペアー、だったら 3675円。 
なんだこの値段の違い????? と思うでしょ。 
1000円2000円の差ではない。 倍だ いやそれ以上だ。この差は・・・?。


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弊店は フィリピンや インドネシアから輸入しているカクレクマノミは 1匹 900円。大きいサイズで1200円。
それらを、弊店でペアリングしたのが、弊店おすすめペアーなんだけど。

沖縄のカクレクマノミ天然ペアー は 実際に沖縄の海で 一つのイソギンチャクに入っていた二匹を採取したもの。
自然界ですでに結婚式を挙げたカップルである。

ただ、フィリピンでも インドネシアでも 自然界にペアーは居る。しかし、大量に扱っているため、ペアーだけを、特別扱いはしない。ストック水槽で、他の、カクレクマノミと混ぜられ、 夫婦ともども 離れ離れになってしまうケースも多い。 例えば、メスは アメリカに行っちゃって、、、オスは日本に、、、と言う具合だ


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しかし沖縄は違う。ペアー毎にストックしてある。当然といえば当然だが、。しかし、ペアー毎にストックするためには、ペアーの数だけストック水槽が無くてならない。20ペアー入れるのに どれくらいの水槽や場所が 必要になるのか?
フィリピンなら、90×45×45の水槽に カクレクマノミ、40匹から50匹は入れちゃう。 あくまでもストック水槽だから。

沖縄天然ペアーでは 90×45×45の水槽なら 仕切り板で分けても、せいぜい4ペアー。

沖縄便のカクレクマノミはこの手厚く 扱われている分だけ、高いんだよね?

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