くまぱぱのブログ

お店での出来事。新入荷の海水魚、無脊椎の紹介、ちょっと気になった事など 色々読んでね。ホームページ や ツイッターもあるよ。詳細は画面右の くまぱぱのプロフィール(写真)をクリックしてね. ツイッターURL↓ http://profile.livedoor.com/nikkai/

カテゴリ : カルシウムについて


パキパキ パイプカッターで 切断している・・・
一体 何を作っているのかなぁ。 
それにしても 年期の入った それでいてよく切れる パイプカッター。

だって こんなにも硬い塩ビ管を ものの2秒で 切断しちゃうんだから、、、、

人間の指なんて 


IMG_3878

さて、 さて、 パーツが揃ってきたぞ、
IMG_3879

じゃん これが 完成品。    の ちょっと手前。
IMG_3880

これ わかるだろうか? わかる人には わかる 
わからない人は ここで 頭に入れていただけると幸いだ。 なんたって 弊店のオリジナル商品であるからにして・・・・
IMG_3883

おそらく 市場ででまわっている中で 最も小さい・・・・ 最もコンパクトサイズでは・・・ないだろうか?
これ カルシウムリアクター・・・・・です。 その名も かんたんカルシウムリアクター

カルシウムリアクターには 二酸化炭素も 必要である。 二酸化炭素を このカルシウムリアクターに流し込むのである。 流し込む場所は・・・ 中心付近に 黒っぽいもの 揚水ポンプが あるでしょ。
その 下の接続部分のグレーの塩ビ管に 白い突起物があるよね。
そこに チューブをつないで 二酸化炭素を 送るのだ。


そもそも 二酸化炭素は どこから持ってくるのか。
一般的には 二酸化炭素ボンベを 使うのが 一般的vで それでOKだが、弊店は違う。弊店は 二酸化炭素ボンベを使わない。
使うのは・・・Co2発生ビン(下の写真)

LL_img_6033

もち 弊店のオリジナル。 ここでも 活躍するのが 微生物。
この中で 微生物におよる発酵が行われ、 それにより 二酸化炭素が 程よく発生する。

発生期間は、気温が高ければ・・・・Ⅰケ月間前後。 
微生物を使うから エコ 環境に易しいでしょ。 でしょ?

これなら 自動でカルシウムを添加してくれるから


レッドシーのカルシウムテスター(カルシウムプロテストキット)で カルシウム濃度を測定してみよう。

ミドリイシをはじめ、 ハードコーラルの飼育には欠かせない カルシウムテスター。
というのも、 ハードコーラルは成長する際 海水中に溶けているのカルシウムやその他 微量元素を自分の骨格形成のために、吸収していくのだ。
吸収して減った分だけ、カルシウムを添加してあげればいいのだが・・・・・・・・
どれくらい減ったかが わからないと・・・・・どれくらい添加していいのかも わからない。

そこで、 カルシウム濃度を測定する必要がでてくる。

IMG_6812




「いやぁ うちの水槽には サンゴは入っていないから・・・・・・」
と・・・・・他人ごとに 思っている あなた・・・・。

実は、 カルシウムを吸収するのは サンゴなどの ハードコーラルだけではない。
ライブロックも吸収する。

以前こんなお客様がいた。

スターポリプと カクレクマノミが入っている水槽に 何度いれてもイソギンチャクだけがすぐに星になってしまう。
硝酸塩は ゼロ 照明もメタルハライドランプ。
イソギンチャクを飼育する条件としては 申し分もない。
なぜイソギンチャクだけが うまくいかないのか、くまぱぱも さっぱりわからなかった。

カルシウム濃度を測って初めて、その理由がわかった。
本来 カルシウム濃度は 400以上 なければ ならない。
お客様の水槽は なんと 280であった。
くまぱぱは お客様にこう話した。
「イソギンチャクはカルシウムを吸収しません。 しかし、イソギンチャクはカルシウム濃度 280の海に生息している生物でもありませんよね、とりあえず 400になるまで、添加剤でカルシウム濃度を あげてみてください。それから イソギンチャクを入れてみましょう」

くまぱぱの 推測はずばり的中した。
カルシウム濃度が標準にもどった水槽では イソギンチャクは元気に生きるようになったのだ。

でも そもそも・・・・・サンゴを飼育していないのに なぜ ここまで カルシウム濃度が低下したのか・・・・・・・
カルシウム濃度を低下させた犯人は ライブロックだ。
ライブロックもカルシウムを吸収する。

だから、水槽に サンゴが入っていなくても ライブロックが入っているならば・・・・
カルシウム濃度を測ってみる必要がでてくるわけだ。

まず 測りたい水槽の飼育水を附属の注射で 5ccとる。
IMG_6735

次に 試薬1を 5滴添加
IMG_6736

軽く 振る・・と・・・ 白く濁る。
IMG_6737


試薬2(粉)を 附属スプーンに1杯入れる 
IMG_6739

振るとピンク色に変わる。
IMG_6741
IMG_6743

試薬3を 注射器でとり
IMG_6744

先ほどの ビンにセットして、
IMG_6750

振りながら 少しずつ添加する。
IMG_6753

ある時に ピンクが 青にかわる。 そこで 測定ストップ。
IMG_6755

試薬3を何cc入れたら 変色したのか?を注射器のメモリから読みとる。  
想定結果は 日海センターのサンゴ水槽は 500ml あった。

なかなか 簡単に測れる いいテスターだ。
商品ページはこちら・・・
 

これ なんだかわかる? 
IMG_9474-6

右に セロファンテープも ある・・・・・。
そうなんだ、 これも くまぱぱの 愛情たっぷりの手作り商品なのだ。 なぜなら・・・・
これも 弊店オリジナル商品の一つ だからだ>。

もう少し 近づいてみると・・・・


IMG_9475-6


もう わかったでしょ。このビンは 二酸化炭素を発生させるものなんだ。

弊店のこの商品と特徴は・・・いわゆる二酸化炭素高圧ボンベでは無い という事だ。
微生物によって二酸化炭素を約1ケ月間発生させる わずか500円のCo2発生ビンんんだ。 


二酸化炭素? 何に使うんだ?
と 思われるかもしれないが、 弊店での 使用目的は 二つ。

一つは 淡水魚や 熱帯魚の 水草に使うのだ。 水草は ご存じのように 光合成する事によって、二酸化炭素を吸収し 酸素を水中に放出。
IMG_5986-4[1]

通常は 熱帯魚・・・・ つまり 水槽内に 魚が居れば、魚が呼吸する事によって 二酸化炭素を出してくれるので あえて 二酸化炭素を供給する必要性はないが・・・・・・。

極端に、 魚が少ない水槽や・・・
極端に水草が多い水槽では、 二酸化炭素不足になりやすく、その結果 水草が枯れてしまう要因になっている。

そこで、 このような水槽に、愛情たっぷりの 二酸化炭素を供給するので あ~~~る。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

二酸化炭素の もう一つの用途は、 カルシウムリアクターに使用する。
写真↓は 弊店オリジナル かんたんカルシウムリアクター 。

何?  カルシウムリアクター・・・・・・・ というものは なんじゃ?
という方のために・・・・・・・。

カルシウムリアクターとは、 サンゴ水槽で カルシウムやマグネシウムを自動で添加するための商品である。
サンゴを飼育する水槽では、サンゴの成長に伴い、 海水中のカルシウムや マグネシウム等が サンゴに吸収され、どんどん減っていく。この状態が そのまま 進行すると、カルシウム不足に陥り サンゴは崩壊してしまう。 


img_6028[1]

そこで、このカルシウムリアクターで カルシウムやマグネシウムを添加してあげるのだ。

なるほど・・・・・・でも にわかに分からない点があるでしょ。 気が付いた?
サンゴ水槽に・・・・・カルシウムやマグネシウムを添加してあげる必要性は分かったけど・・・・・・
それと 二酸化炭素と なんの関係があるのかい?  って事。

言われて 初めて その疑問が浮上した貴方・・・・そう あなた・・の ために・・・・。

上の写真を見て、、、、 最も太い グレーのパイプの透明部分にサンゴ砂(厳密には 弊店オリジナルメディア)のような物が入っているでしょ。

そこ(筒の中)に 海水と二酸化炭素を一緒に流し込むのだ。すると、二酸化炭素は海水のPHを下げる。
海水のPHが下がると、筒内のサンゴ砂(厳密には 弊店オリジナルメディア)の成分である カルシウムやマグネシウムが海水中に溶けるという仕組みだ。

この 仕組み。実にすばらしいところは・・・・過剰に添加し過ぎない仕組みになっている。
・。
ある程度の カルシウムやマグネシウムが 海水中に溶けている状態(つまり カルシウムやマグネシウムを添加する必要性がない水槽)では、二酸化炭素を供給しても 海水のPHは下がらない。

海水のPHが下がらない という事は、筒内のサンゴ砂(厳密には 弊店オリジナルメディア)に含まれる カルシウムやマグネシウムは もう 海水中に溶けることはない。

つまり、この方法は  カルシウムやマグネシウムを自動で添加しながらも、 過剰に添加し過ぎない仕組みになっている。
このカルシウムリアクターの原理を 考え付いたのは ドイツ人。ごめんなさい。 名前忘れちゃったけど、
ちょっと 驚いて・・・・2年前、弊店に来たことがあるんだよ。
現在彼は  添加剤や テスター 餌等で有名なメーカー セラ社 の重要ポストで勤務されている。

彼に負けないよう・・・ くまぱぱも 頑張るぞ。

どんな添加剤がよいのか? 
くまぱぱも 全種類の添加剤を使っているわけではないので、正直 わかりません。
ただ、気を付けたい事は わかるんだ。

色んな数種類の添加剤(例えば カルシウム添加剤 やマグネシウム添加剤)を使用する場合、必ず、同じシリーズでそろえた方がよい。
A社の カルシウム と B社のマグネシウムを使用してはいけないという事だ。
カルシウムは会社によて微妙に成分が異なる。 水酸化カルシウム だったり、 塩化カルシウムだったりする。
そのカルシウムの形により、マグネシウムの形も変わってくる。

他社同士では、うまくカルシウムが溶けない場合が考えられる。

また、添加剤には、1本で重要な微量元素がすべて補える商品がある一方、
カルシウムや マグネシウム ストロンチウムと いったように 個別に分かれていてるシリーズもある。

これまた、どちらにしょうか。1本にまとまっている方が楽だし、、。

と」考え方は色々あるけでど、どちらを添加したほうが良いかは、飼育水の硝酸塩値によって左右される。
硝酸塩対策をしていて、硝酸塩が常に低く保たれている場合は、個別に分かれているシリーズの方がよい。

つまり、 硝酸塩値がゼロの水槽の場合、1本にまとまっている添加剤は向かない・・・・・という事になる。

1本にまとまっている添加剤の中身は通常白く濁った液体で、添加すると水槽が濁る。
しかし、個別に分かれている添加剤は濁ってはいない。

下記の左は カルシウム で 右がマグネシウム。
ごらんのように、カルシウムは完全透明で マグネシウムは薄濁り状態である。↓
IMG_2320

ところが、その両者を 試験管で混ぜ合わせると、一気に白濁する。↓
IMG_2321
IMG_2323

この状態で水槽へ流しいれると 水槽も一気に濁る。

IMG_2325

このように、微量元素が、凝縮された状態で混ぜ合わされると化学変化をおこしており、その状態で、商品化されている添加剤は、必ず、化学変化を緩和するための微量元素とは関係ないものが、合わさって 入っている。

例えば、必ずといって入っているのが、バッファー材、 KHをUPさせるものだ。
硝酸塩値が高いと、KHは下がる。それを補うためにKHをUPさせるものも入っているのだ。

硝酸塩値が高い水槽に添加するには、都合がいいのだが・・・・

もともと 硝酸塩値がゼロの水槽の場合、 
バッファー材、が入っていると、KHが上がりすぎてしまう。
KHが上がりすぎてしまうと、カルシウムの飽和点がさがり、もともと溶けていたカルシウムも底砂に沈殿してしまう。
こうなると、いくら カルシウムを添加しても 溶けないカルシウムは底砂に沈殿してしまうだけだ。

このように、水槽の状況に応じて 添加するものを変えていく必要がある。
 水槽の状況を確認するためには カルシウムテスターで、今 値がどうなのか正確に測ることから始めなければならない。

今日は いつもの常連さんが 飼育水を持ってきた。
水質チェックするためだ。

こちらのお客様(常連さん)は水槽が二本ある。 というか、彼氏さんの水槽と 彼女さんの水槽だ。
だから測る時はいつも一緒。
どちらの水質がいいのか? 競い合っている・・・・・・・ようにも・・・・・・・・・み・・・え・・・る。

さぁーって今日はどちらに軍配があがるのだろうか?

IMG_2315


ジャン 彼女さんかな? ま 軍配は冗談として、
赤字の方が水質が良い。

      彼氏      彼女
NO3  50未満    25ちょっと
Ca   460       380
Po4  0.5      0.1
KH   7        7

とはいっても
数字の上では そうだけど、実質、その水質が
生体にあたえる影響からみれば 引き分けである。

No3硝酸塩は 低いほうがよい。理想値はゼロ。
彼女さんの値(25)は  ソフトコーラルは問題がなくても、ハードコーラルには、
ぎりぎり・・・・いや 難があるといった方が良い・。

カルシウムCa は 420が ボーダーライン それ以下は 失格

リン酸Po4 は 1.0以下なら言うことはない。どちらも合格である。

KHは 理想値は8-10だが・・・・ サンゴが沢山入っていると どうしても落ちてしまう。
ま 7 でも ぎりぎり合格といった ところだろうか?


ところで、ご来店くださった、彼氏さんと 彼女さんとの間でち~~~~と話題になった事がある。
添加材って どういうのが良くて どういうのが良くないのか?

彼女さん 曰く  添加しているのに Caが上がっていない そうだ。

もしかすると 添加剤に問題があるのか、 添加の仕方に問題があるのか、 いや 単純に添加量が少ないのか?

下記は 左が カルシウム  右が マグネシウムだ。
IMG_2320

これで 面白い実験をしてみよう。 
続きは 明日ね。





このページのトップヘ