くまぱぱのブログ

お店での出来事。新入荷の海水魚、無脊椎の紹介、ちょっと気になった事など 色々読んでね。ホームページ や ツイッターもあるよ。詳細は画面右の くまぱぱのプロフィール(写真)をクリックしてね. ツイッターURL↓ http://profile.livedoor.com/nikkai/

カテゴリ : サンゴの飼育について

先日 お客様宅のサンゴの成長にともなう お悩みの相談を受けた。
お客様は 2人。 二人はご兄弟 。
二人が 同じ店から購入した 同じ種類のブリードのミドリイシ 。

お兄さん宅 と 弟さん宅とでは 全く成長が異なるのだ。 弟さん曰く
「成長のみならず 太さが 違う。 お兄さん宅のミドリイシの方が 太く成長し・・・自分のミドリイシは 購入し半年も経つのに ほぼ 現状維持・・・・・ 」
とはいっても 緑色によく発色しているし ポリプも出しているとのこと。 

お兄さんの水槽と 弟さんの水槽は どこが違うのか どうして 成長に差がでるのか くまぱぱの聞き取り調査開始。

 お兄さんの水槽 
水量180リットル
照明 弟さんの ほうが明るい
添加材 ほぼ 差が無し
水交換 ほぼ 差が無し 
水流 強め

弟さんの水槽 
水量20リットル
照明 弟さんの ほうが明るい
添加材 ほぼ 差が無し
水交換 ほぼ 差が無し 
水流 弱め
 

異なる部分は 水槽水量と 水流 と 明るさ。
くまぱぱが 一番注目したところは  ・・・・・・・・水流・・・・・・

ところで、 今朝 テレビ番組で おもしろいのを見た。 
子供の夏休みの自由研究。 
「植物は言葉を理解できるか? 」と題して 
 小学校5年生の研究内容の紹介だ。

 2つの鉢に 同数の植物の種を植える。
Aの鉢の回りには 
「 かわいいね」  とか 「元気にそだってね」 とか  たしか そんな類のレッテルがはられている。
Bの鉢には
「バカ」 とか 「不安」 とか  そんなようなのレッテルがはられている。

Aの鉢にも Bの鉢にも 同量の水を与える。 
日照時間も同じとする。 

 Aの鉢に 水を与える時 「 おはよう 今日も元気だね 」 とか 話しかける。
  Bの鉢に 水を与える時 何も 話しかけない。

そして 夏休みの期間中で Aの鉢と Bの鉢とでは どのような変化が見られたのだろうか?
夏休み期間だけなのに なんと 、2倍の成長差が生じた。  ほんまかい?
もちろん 育ったのは Aの鉢。
育った本数も Aの鉢は 5本。
Bの鉢も 当初 5本目が発芽したものの 夏休みの終わりには 3本へり 2本になっている。

こんあ事が あろうものなのか?

このテレビ局が この取材内容(女の子の自由研究)を その道の博士たちに 見せて コメントをもらっていた。
A博士
「 たまたま そういう結果になっただけでしょう。もっと 多くの鉢で実験しないと なんとも言えませんね」 
B博士
「 Aの鉢だけ 可愛がっているので 無意識に Aの鉢に 多くの水が与えられたり その他、 何か Aの鉢に有利な事が あったのではないでしょうか?」
C博士
「 おもしろい 実験ですね。 これらの課題はまだ 未知の領域なので、私は 何もコメントできませんが これから こういう研究が進むと いいですね」

と 
C博士だけが 肯定的ともとれる お返事である一方、 残りの博士さんたちは・・・・
「 どうせ 子供の自由研究でしょ 」 と はなから 相手にしないような 上から目線のような 受け答えに 聞こえたのは くまぱぱだけだろうか?


要約すると、 こういう愛情が 植物の成長に差をつけた可能性が伺えるわけなんだが・・・・・?

先ほどのミドリイシの成長も 愛情の差なのだろうか?
いや それは なさそうだ。
お兄さんも 弟さんも どちらも 熱い人柄である。

くまぱぱが 思うに・・・・・ 成長速度が異なる ということは、 単純に 成長速度を速める何かが お兄さんの方にあったという事ではないだろうか。 成長速度を速めるもの ・・・・これは 光 又は 餌 。 もしくは その両方。

光に関して言えば、 むしろ 弟さんの方が 強いらしい。
では 餌なのだろうか。 
えさの給餌量も そんなに変わらない。

と 残るは・・・・・水流だ。 わかった。
考えてみれば そうだ。 サンゴは 魚と異なり 自分で泳ぎ回ることはしない。
一定の場所にいるだけだ。 という事は、 周囲のもの(ここでいうと飼育水)が動いてくれてこそ、餌も取れるし 代謝というものが スムーズにいくのではないだろうか。

光よりも 水流が大事であり 愛情も とっても大事 という一つの考え方が、頭をよぎった くまぱぱの1日でした。




 

昨夜は インドネシアの 首都 ジャカルタから サンゴ便の入荷。 サンゴはワシントン条約にて 輸入輸出規制がかかっているので、 シッパー(熱帯魚を海外に輸出する業者)の中でも、国に認可された業者しか 取り扱う事が出来ない。 したがって、 このシッパーから送られてくる生体は すべて サンゴ。 魚類は含まれないのだ。

 ワシントン条約による 輸入輸出とは・・・・・
言うまでもなく、世界的に貴重なサンゴを守るための規制である。
しかし・・・・ それをされては 死活問題 生きていけない国もある。 彼らにとって サンゴを売ることで生計を立てている国だ。
熱帯地方の国々である。  

しかし ほんとうに そうなのか? サンゴを売ること以外に 仕事はないのか?
また、 もしサンゴを売るとしたら・・・・ それで、サンゴは減少しないのか?  、減少させないためにはどのような基準が必要なのか などなど、 世界が話し合った。これが いわゆる1992年(平成4年) に日本で行われた 京都会議だ。
 その結果、年間の輸出量に制限付きではあるが その制限枠が広く かなり多種のサンゴの輸出を許可されたのがインドネシアである。  インドネシアでは サンゴの生産力(再生力)はすごいらしい。

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ところで これ ほとんど 水が入っていない。 なにか?というと センジュイソギンチャクである。
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こちらは ヒユサンゴ。 まるいサンゴである。↓

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水槽にだすと こんな感じ。
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こちらは黄色いスリバチサンゴ。 ↓
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あざやかでいいですね。

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こちらはイボヤギ。 ここまら さらに お花のようなポリプを咲かせるのだ。。↓
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こちらは スポンジ(オレンジ)。 おもったより 柔らかい。↓
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これも 色鮮やか。 ↓

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こちらは 紅藻。 実は これ 硝酸塩を下げるアイテムとしても有名 ↓
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こちらは オオシライトゴカイ。 名前でもわかるように これ サンゴではありませ~~~ん。
ゴカイの一種です。 ケヤリムシに近いかな・・・↓
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こちらは ブランチタイプのハナガササンゴ。 入荷直後は ほとんど 触手がでていない。↓
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ほら 徐々に 触手が出てきている。 10分後
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水槽 投入後 約1時間ほどで、徐々にではあるが 触手がでてきている。
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こちらは 入荷次の日の朝の写真 沢山の 触手が でてきた 出てきた。
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これは 前回入荷のハナガササンゴ・・・・ ここまで 触手をだすと 完璧なんだけどなぁ↓

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 そうそう サンゴにも 餌はあげるんだよ。 それが とにかく サンゴの長期飼育への 第一歩。
小さい口なら ズープレックス液体フード か コペポーダ。 大きい口なら マリンサクセス
 

 輸出規制をググりぬけ  縁あって 日本に・・・・日海センターにきた サンゴ達。
一日でも長く・・・・ いやいや 水槽で 増えるよう 皆 力を合わせて・・・・・がんばって行こう。 

今度は サンゴの給餌シーンでも お届けしようかな。 

また、この時が来た。 ここまで 大きくなったウスコモンサンゴ・・・・直径 15cmにまで達している、このサンゴに くまぱぱが 手をかけるのというのは・・・・・・。
まず どのように、大きくなっているかというと、 写真内に 1・・2・・3 と番号をふってみたところに 年輪のような筋が見えるのがわかる。もちろん、番号をふっているところだけに年輪があるのではない。 年輪は ウスコモン全体にある。成長しているからね。

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このサンゴに手をかけたくは ないけれど・・・・・・
やっちゃった。

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バキバキに 割っちゃったのだ。 なぜ?

これが、 サンゴの小分けの
スタートライン。

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小分けに使うのは・・・ これと↓
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コレ。
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まず コレ(ホールドフォスト)を開封・・・ 
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5cmぐらいのところで、 折る。
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折った面が 2色に分かれているのが見てとれる。
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コレを 素早く 手早く、カメラに映らないぐらいの 早業で、こねる。
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こね終ったら、 コレくらい ちぎる。
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ちぎったコレを 素早く丸め・・・・・
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先ほど 割ったウスコモンサンゴの欠片の一部に素早く・・・・コレを付け・・・
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先ほどの これ に乗せて 
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ほい 出来上がり・・・・
パチパチパチ・・・・・・。
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とにかく、 素早さが勝負。  なんたって・・・・・
その理由は 言うまでもない。
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理由1 サンゴは、海中でなければ生きられない。 空気中での作業時間は 一瞬に越したことはない。
理由2 コレ(ホールドフォスト)は数分で硬化し始める。 水中内でも硬化するところが この商品の良いところ。
もちろん、サンゴや その他生物に 全く無害。

本日 ウスコモンサンゴの小分け として、デヴューしたのが、この8個体。

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そんな綺麗じゃないって・・・・・・?

いや 彼らをあなどってはいけない。
彼らが、本気で ブルーライトを浴びながら 舞台で 踊りだすと・・・・・

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この欠片 が また あんな風に 彼らなりに成長していくのだ。

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彼らの成長をみ届けるには・・・・・
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ここにいたんだよ。 ミドリイシに潜んでいるカニ・・・・・。
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こんな狭い所に入っているカニをどうやって 取り出すのか?

長時間 海水から取り出して作業することもできない。
淡水につけることもできない。

答えは これ↓  このように針を使う。
針を使って サンゴの外へ誘導するのである。これなら 水槽に入ったままできるよ。
でも 実はこの白いカニ・・・
このカニは 良い子のカニなんだ。

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むしろ サンゴを守ってくれるカニなのだ。
悪者のカニは↓の白い 毛のいっぱい生えた 毛ガニっぽいカニなんだ。
色はたまたま 白っぽいが、 黒っぽいのもいる。 つまり 色は関係なくて 重要なのは毛が生えているかどうかだ。


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先ほどの写真↓の白いカニは 毛が生えていないでしょ。
でも 上の写真の黒いカニは どうもよくわからない。
足には毛があり 甲羅には 毛がない。・・・・・・良い子なのか 悪い子なのか?
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わからない時は・・・・・ミドリイシの状態を見る。
悪い子カニなら、 いつもカニがいる付近のミドリイシの表面が 他の表面と異なった色になっているはずだ?
例えば 色が薄いとか 白化しているとか?・・・・

そうじゃなければ まず問題のない良い子カニとおもって問題なし。

ところで 昨夜の続き、成長が爆発しているミドリイシ達・・・・の写真あれこれ↓
この個体は 先端というよりは、・・・・付け根・・・・
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ほうら 真っ白い新芽が ふすふすと 伸びてきている。↓
ポリプも満開だ。
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こちらの スギノキミドリイシは↓先端 赤丸部分に 青紫の新芽がニョキニョキ と 思ったら

それだけではない。
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ミドリイシの足元・・・・付け根にも 3個の新芽が 顔をのぞかせている。↓
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状態ばっちり・・・・と 思いきや、本日 東京都羽村市のお客様宅に お嫁に行っちゃった。
「お~~~い 頑張ってこいよ~~ 困ったことがあったらいつでも 戻っておいで・・・・」

と言っておいたから、大丈夫だろう。


これは ウスコモン。
赤丸部分に ご注目。↓この個体は ほとんど変化していない。
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ところが、この個体は 成長し 土台に降りてきている。
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また 別の個体は ↓ お皿のように 周りに広がり始めている。
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拡大すると こんな感じ↓。
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いやはや サンゴの成長には 目を見張るものがありますねぇ。
で・・・・我々の成長は???? 

ここんところ ミドリイシの成長が著しい。
夏だから・・・・ 
いや 室内で日差しも入らないし 水温も一定だから、季節は関係ないだろうが・・・
原因はともかくとして ミドリイシの成長を 撮った。
赤い円の中が成長点、 青い円が未成長点。
赤い円の中はサンゴの成長が速いため、褐虫藻の生育が追い付かず 白っぽい。



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こちらのサンゴは・・・・ 本来は 先端が青い円の状態で入荷したのだが・・・・
この赤い円のように あちらこちらで、新芽のラッシュが始まったようだ。
やはり LED照明が良く当たる 随所で このように新芽が爆発している。↓
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こちらは 文句なしのまっすぐ伸びた新芽である。↓
新芽は青紫色。
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こちらは あまり新芽がない。 それもそのはず、以前、このミドリイシに寄生していたカニが このミドリイシを食べ 傷つけたのだ。↓
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その場所は こちら・・・・・ もう 苔が生えている。↓
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てなことを話していたら、寄生しているカニを発見・・・・・・。どこにいるかわかる???↓
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ここにいるんだな。 これが、 言われないと 全然わかんないでしょう。
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さっそく、カニ退治・・・・・・・。 その様子は 明日・・・・・・。

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