くまぱぱのブログ

お店での出来事。新入荷の海水魚、無脊椎の紹介、ちょっと気になった事など 色々読んでね。ホームページ や ツイッターもあるよ。詳細は画面右の くまぱぱのプロフィール(写真)をクリックしてね. ツイッターURL↓ http://profile.livedoor.com/nikkai/

カテゴリ : 工場でもの作り 


さてさて またまた侵入した先は、・・・・・・・
弊店の 古い工場。

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 既製品では 納得できない わがままな お客様のご依頼品

いや わがままで いいんですよ。 お客様は。
お客様は 神様です。 はい。

さて 何を 特注で作るの?   くまぱぱは?

さきほど 切った板に穴をあける。

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穴の開いたところに パイプを立てましたよ・・・・・・ 
そして 注射器で 接着材を 流し込む。
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接着だけでは 心配。 ぽろっと 取れやしないか?

そこで、 溶接する。
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熱で ねずみ色の溶接棒を溶かしながら  パイプの周囲に巻いていくのだ。
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余分な部分は CUT
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その黒板に 透明な板を 垂直に立てる。
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そこに 接着材を流し込む。
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今度は 側面にも 流し込む。
でも 側面の板は 黒板である。
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もう分かった? かな?
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くまぱぱが作っていたのは ゆりケースの黒バージョン。

右側が純正のゆりケース。 すべて透明である。
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今回作成したのは、 全面のみ透明で あとは 黒板。
ご存知の方もいるでしょう。
ゆりケースとは  (例えばクマノミの)稚魚が孵化した時に 、 稚魚をこの ゆりケースに入れ育てるための専用ケースなんだ。 もちろん、弊店オリジナル。 なぜ ゆりケースは ゆりケースと呼ぶのか?

 赤ちゃんのゆりかご の頭文字の 二つとって  「ゆり」 と 育てるケースだから 「ケース」を そのまま 組み合わせた 名前なんだよ 知ってた?


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ところで、 ゆりケースの稚魚は 生まれて 2週間ほど 24時間点灯する必要があるんだ。
つまり、 稚魚を寝かさず 常に餌を食べれる状態にしておくのが 稚魚育成のポイント。

ところが・・・ 24時間 ゆりケースだけを 点灯しておいても 
小さい水槽の場合
親魚はもちろん、その他の 魚も 明るくて眠れない。

魚は まぶた が無いので、点灯しておくと いつまでも起きている。 もちろん、それは良くない事。
数週間も寝かさないと・・
産卵は止まるし
・・お魚はノイローゼとなり やがて 星に・・・なる。

しかし 稚魚は 24時間点灯が必須。 じゃぁどうする。
じゃあ こうするしかない。
稚魚を見るところ・・・つまり 全面のみ 透明で     あとは 黒板。

と いう風に、 こうしてほしい ああしてほしい など わがままな ご提案がありましたら、
特注で 作っちゃいますので、じゃんじゃん 申し付けてね。
お客様は 神様ですから。

 


名古屋のお客様の 特注水槽フタを制作するとい情報をキャッチした
  取材班は 特別に工場に同伴させていただき、制作風景を カメラに収めることに成功した。

まずは この昇降台で まっすくに 寸法どおりカットする。

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刃は 鋭いので、作業には危険が伴う。  集中している くまぱぱ。
取材班は とにかく 気を使いながらの撮影であった。↓

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水槽のサイズは 
幅900 奥行230ミリ。

しかし  注文を頂いたフタのサイズは 
幅850 奥行は230ミリ と
幅が短い。つまり 水槽の両端まで フタはない。
という事は 長年使っていると フタ自身の重みで 下記のように フタが変形することが懸念させる。

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そこで、 それを防止する必殺技を くまぱぱは 取材班に 見せてくれた。↓
フタの下にある熱くなった黒い棒で フタを局部的に温めるのだ。
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重しをして 待つ事、15秒。↓
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お まがった。 ↓ 曲げて垂直に立てることで、 フタがゆがまないようにしていたのだ。

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角を 落とすことも重要な作業だ。↓

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昨年後半から、硝酸塩還元筒(硝酸塩をゼロにする商品)が、よく売れている。 

 この硝酸塩還元筒は、 好気性バクテリアによって 作られる硝酸塩(No3 窒素化合物)を 嫌気性バクテリアによって チッソと酸素に分解しちゃう商品なんだ。

この商品によって、 水槽の水質は、 天然海水と同じ アンモニアもゼロ  亜硝酸もゼロ  硝酸塩も ゼロ
を なんらく実現。

硝酸塩って何?  あるといけないの?・・・・・・なんて思っているかた いるでしょ?
お答えします。

通常の丈夫な魚(スズメや クマノミ類)であれば、硝酸塩が水槽内に残留していても、特に どう という事はない。
しかし
イソギンチャク や サンゴ には大敵。
硝酸塩がたまっていては・・・・・
うまく飼えない。

また、 硝酸塩は 苔の元にもなる。 硝酸塩をゼロにする事で、苔とも さよなら 出来るのだ。





と いう事で、、、、、 今夜は急遽 硝酸塩還元塔を 臨時に製造しないと ・・・・・・ 間に合わん。思いのほか 売れている。

これが パーツだ。
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切断後は 角を 落とすのだ。
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左が 角を 落としたもの↓
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これは何かって?
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これが くりぬいた板だ。 ↓
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ここで この円形を使用する。 ↓
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今度はキャップを組立る。↓
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おっと 中の中までは お見せできない・・・・。ちょっと 企業秘密が・・・・・。↓

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パカ ・・・。 ほら出来た。
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おっと 早く帰らないと 日付が変わっちゃう・・・・。 もう 変わっちゃたか。

昨夜の続き・・・・

寸法どおり切って、 角を おとして まろやかになった塩ビ板を 先ほど温めていた緑色の棒の上に乗せるのだ。 すると どうなるかって・・・・・・。↓

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乗せた部分だけが 暖められ 曲がるのだ。 その結果↓のようになる。
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これで 完成。 

え! なんで 曲げるの? めんどくさい。
と 思うでしょ。 くまぱぱも そう思う。 実にめんどくさい。

しかし 曲げなければならぬ 深~~~~い 理由が 隠されているのだなぁ ここに。

どこに?


出来上がったフタに 力をいれて 曲げてみよう。 ちょっとは 曲がるけれど ほとんど曲がらない。↓


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フタを持ち替えてみて。。。。。


反対側の L加工されている辺は 全く曲がらない。↓
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くまぱぱが 作ったL加工のフタA と 一般的な 切りぱなしのフタB を 比べてみよう。


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フタBは 使用してくるうちに だんだん、フタ自身の重みで 反ってくるのだ。↓
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なぜなら 濾過槽側には フタを支えるところが なにも 無いからだ。↑

ところが フタA なら 反らないのである。
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この反り防止に30ミリ立ち上げる必要があるため、昨夜のブログでも書いた。
本来の寸法より 30ミリ大目に切ったのであ~~~~る。



今夜は 水槽のフタを作ってみよう。 弊店のふたの材料は 国産塩ビ板を 使うんだ。
厚みは、塩ビフタのサイズのよって異なる。

当然、 大きなふたの方が 厚みは増す。 

今日作るのは、 60cm水槽のフタなんだ。 60cm水槽全面のフタなら ほんと
切りっぱなしの板でいいんだけど、 上部濾過槽が乗っている水槽の場合 フタは半分でいいんだよね。

この場合のフタ、半分でいいんだけど、半分だからこそ ちょっとした工夫をしなければいけないんだ。

それはさて置き。今回作るフタのサイズは
527×164 なんだ。 そう 弊店では、 その寸法に 作るんだよ。ミリ単位でのオーダーメイドだ。

で・・・・だれが作るかって?

もちろん くまぱぱだ。 くまぱぱは なんでも作っちゃうぞ。 少々はね。  フタぐらいかな?

なんだ 何でも作れるんじゃないんだ。

まあ まあ

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刃が 527に来るところに 昇降台カッター をセット。 1mmでも狂ったら大変。↑

そして、材料の塩ビ板をのせる。↓

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これ まさに うぃ~~~~~~~ん と切っている最中なんだけど、↓
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カメラのシャッタースピードが速かったのか、刃が止まって見える。↑


今度は 164mmできるんだけど、実は 30ミリ 多めに、
つまり 194mmで 切るんだ。 なぜかって?
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それが、終わったら、 ↓ 今度は この変な緑色の棒に電気をながし、 暖めるのだ。 
緑色の棒を・・・・・。
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その暖めている間に、塩ビ板の面を取る。↓ 
これが 面取り機。

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切りっぱなしでは、 切断面が 見た目に汚いし・・・・・・・。 切断面が鋭く 手を誤って切る可能性もあるんだ。

そこで、この機械で、切断面が丸くなるように角を落としているのだ。

角がたっちゃ ダメダメ。
人間も 塩ビ板も 丸く まろやかに行かないとね・・・・。

続く

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