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1月9日から広島におるとです。
アステールプラザ:演劇引力廣島・第12回プロデュース公演「飛ぶひと」での作・演出です。
第9回プロデュース公演以来の3年ぶりの担当。なんだか帰って来たって感じもほんのり。
前回と違うのは、今回は、新作だということ。
1月いっぱいは稽古場に行く以外はホテルの部屋に籠って執筆の日々でした。
稽古場と言えども、20メートルほど下の階にあり、あとはコンビニ行くか、近所の食事処に行くか。
生活範囲100m。
東京の部屋からは何百キロ離れているものの、行動範囲100mみたいな。
それでも、部屋の窓からの景色はなかなかに壮観で、朝焼けを見てはカメラにおさめ、でっかい雲の流れを見てはカメラにおさめ、夕焼けを見てはカメラにおさめ、それだけでも割と満足な日々だった。
オーディションで採用させてもらった出演者15人は、広島だけでなく結構色んな土地から集まってくれた。スタッフさんも含め、若い者が多く、稽古場に行くだけで、なんか非日常がそこにあった。随分と元気をもらった気がする。
遠く離れた土地にいると言うだけで、東京にもあるような風景にさえ新鮮味を感じる。
そんな中で書いた本は、近年の自分の作品群とはまた結構違う雰囲気になった気がしている。まあ、逆に同じだったら変か。
今は、本番を3日後に控え、劇場での場当たりなどをしている。
こちらで演劇をする方々はほとんどの人が、働きながらの演劇活動なので、直前でも平日の稽古時間は、夜から。そこが地方演劇の大きな特徴の一つか。
でも、それゆえになのか、作品に対する姿勢がとても純粋だ。売れてる売れてないだとか、立場やプライドだとか、そういった邪念が何一つない。ただただ目の前の作品のことだけに向き合っている。
創作しやすい。創作家としてはすごく創作のしやすい現場だ。気遣いなく、作品の事だけに集中できる。通勤時間1分だし。部屋の掃除もしてもらえるし。ってそこがでかいか。。
一週間後には東京に戻っている。
日常生活に戻るまで、少々時間がかかりそうだ。
その前に広島での本番。
うーむ、楽しみで仕方ない。


ノゾエ征爾


ノゾエさん

のぞえせいじ○75年生。脚本家、演出家、俳優。はえぎわ主宰。青山学院大学在学中の99年に「はえぎわ」を始動。以降全作品の作・演出を手がける。11年 の『○○トアル風景』にて第56回岸田國士戯曲賞を受賞。2014年には初の主演映画『TOKYOてやんでぃ』が公開された。

【今後の予定】
演劇引力廣島・第12回プロデュース公演
『飛ぶひと』

270219tobuhito1-300

作・演出:ノゾエ征爾
2015年2月19日~22日
@広島市アステールプラザ多目的ホール
http://www.cf.city.hiroshima.jp/naka-cs/engeki/produce.html#tobuhito


はえぎわ「飛ぶひと」

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作・演出:ノゾエ征爾
2015年4月3日~12日@ザ・スズナリ
http://haegiwa.net/


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