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昨年12月から取り掛かり、1月から広島に滞在創作。2月下旬に広島版の公演を終え、
すぐにまた、はえぎわ版として稽古をし、
この4月上旬にザ・スズナリで上演した「飛ぶひと」。
先日ようやく、全行程を終えたわけですが、
いやあ、なんでしょう、一言、長かった。
雪が降る頃から初め、終わると桜が散っておりました。
これだけ長く一つに作品に取り組み、土地を変え、人を変え、これだけ多くの人々が関わった公演は初めてでした。
「飛ぶひとは、落ちる。」
飛躍しようとしては落ち、落ちては飛躍を目指す人々の悲喜哀劇。
舞台の中央に「穴」を設け、
そこから生まれ、そこに消えていき、そこにハマる人々。
進めているのか、ハマってんのかどうかもわからない。
実際、この公演で、何をどれだけ進めたのか、実はハマったままなのか。
も少ししたら分かってくるのかもしれないけども、分かる頃には、いろんな事が既に先に進んでいるわけで。
挑戦と成果の、いたちごっこ。
このいたちごっこが、やはりたまらなく楽しいのだろう。
2015年、
なんだかようやく、東京で腰を据えて始まるという感じがしている。


ノゾエ征爾


ノゾエさん

のぞえせいじ○75年生。脚本家、演出家、俳優。はえぎわ主宰。青山学院大学在学中の99年に「はえぎわ」を始動。以降全作品の作・演出を手がける。11年 の『○○トアル風景』にて第56回岸田國士戯曲賞を受賞。2014年には初の主演映画『TOKYOてやんでぃ』が公開された。

【今後の予定】
『気づかいルーシー』
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原作:松尾スズキ『気づかいルーシー』(千倉書房)
脚本・演出:ノゾエ征爾
8月◎東京芸術劇場 シアターイースト


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