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北九州に来ています。
1月18日からいるので、もう約一か月いるでしょうか。
北九州に滞在して、稽古して、公演です。
慣れない土地に住むと、まず、そこの土地の新鮮な魅力に好奇心が止まらない期間があって、普段との違いに慣れるための期間があって、それを超えると、好き(もしくは嫌い)になる期間に突入して、
今ようやく、落ち着いてきたところでしょうか。
そう、なんだか妙に落ち着くのです。
人も町も、気さくで飾らないので、こっちも東京ではあまり歩かないような格好とかで平気で歩けちゃったりします。
東京では、ヒゲを剃らないのは3日が限界といったところですが(ボンとカールおじさんみたいな生え方をするので)、こっちでは、さらに1日2日平気です。
着飾る人も、真逆の人も、誰も浮かない。浮かないといのは、受け入れてくれるということでしょうか。そんな印象でしょうか。
気候的には、冬場は曇天が多い地域なのですが、住まう人々の気持ちよさがそれを忘れさせてくれるような。
そんな土地で過ごして出来上がってきた作品は、自分が10年前にやってたようなタイプのもので、もう自分にはそんなモードはないのだなとどこか寂しくも思っていた矢先に不意に戻ってきたので、妙に嬉しいのです。
この土地の普通の生活者たちに届くような、そんな作品に行き着けたら最高だ。


ノゾエ征爾
ノゾエさん

のぞえせいじ○75年生。脚本家、演出家、俳優。はえぎわ主宰。青山学院大学在学中の99年に「はえぎわ」を始動。以降全作品の作・演出を手がける。11年 の『○○トアル風景』にて第56回岸田國士戯曲賞を受賞。2014年には初の主演映画『TOKYOてやんでぃ』が公開された。


【今後の予定】
北九州劇術劇場プロデュース公演
『しなやか見渡す穴は森は雨』

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作・演出:ノゾエ征爾
・北九州公演:北九州芸術劇場 小劇場 2017年2月26日~3月5日
・東京公演:あうるすぽっと 2017年3月10日~12日
http://www.kitakyushu-performingartscenter.or.jp/event/2016/0226nozoe.html