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福岡県は北九州市での滞在創作が(北九州芸術劇場プロデュース公演)、無事に終わりました。
1月半ばからの1カ月半に及ぶ生活で、どんどんと北九州が好きになっていきました。
好きになればなるほど、創作のハードルはあがっていきました。好きな人には誠実でいたい。といったところでしょうか。
部屋で書いては、稽古場に向かう20分弱の徒歩の間に、町に跳ね返される感覚。ここの生活者達に響くようなものになっていない。ここの生活者たちに響くものとはなんなのだろか。
稽古初日からNHK北九州の密着取材が入りました(北九州✖️クロス)。そこで生活し、創作する姿を追ってくださいました。100時間ほどにも及ぶ記録は、情熱大陸のような30分の熱い番組になっていました。時には撮れ高を気にして、普段行かないところまでちょっと足を伸ばしてみたり。それが以外と発見があったり。
オーディションから、ほぼ直感のようなもので採用したキャスト達だったけど、彼らだからこそ生まれたものも多く。
小さな偶然からの必然が積み重なり、東京では行き着けないような景色を見渡せた気がしました。観劇して感涙する北九州の生活者たちの姿を見て、そう思えました。
東京の創作では行き着けないところ。がそこにはあるし、そこに魅かれる、一創作者として。
頻繁にやれることではないけども、時折はやっていきたいものだ。


ノゾエ征爾
ノゾエさん

のぞえせいじ○75年生。脚本家、演出家、俳優。はえぎわ主宰。青山学院大学在学中の99年に「はえぎわ」を始動。以降全作品の作・演出を手がける。11年 の『○○トアル風景』にて第56回岸田國士戯曲賞を受賞。2014年には初の主演映画『TOKYOてやんでぃ』が公開された。


【今後の予定】
チラシ
脚本参加
カンパニーデラシネラ
白い劇場シリーズ 最終年 第3回公演『小品集』
@浅草九劇(杮落とし公演)
2017年3月24日(金)~31日(金)
https://asakusa-kokono.com/sp/list/2016/11/id-391/