NOZOE

対談などの機会がちょこちょこあるわけですが、
そういう時に、よく話題にあがるものの一つとして、
小さい時に、何にハマってたか、何に強く影響を受けたか?というものがある。
つまり、創作のルーツを探ってみようということなのだが、
答えがいつもしどろもどろになる。
しどろもどろになると、その場のテンションが急激に落ちて、これはまずいと、慌てて何かを言ってみるのだが、違うなあとなって、あ、これかな?と言っては、また違うかもとなって、
結局ルーツを探る以前のものを探る作業に入ってしまい、
最終的に無理くり何かをピックアップする。
帰り道で、若干嘘に近いものをついてしまったことを落ち込んだりする。
その時その時で、ハマってたものや影響を受けたものは確かにある。色々とある。
色々とあり、色々と変遷していった。
ゆえに、これ!というものがなかなか浮かばない。
なかなかというか、全然浮かばない。
つまり、自分の創作のルーツがよく分からない。
実に曖昧。自分に対する評である。
電車にハマっている少年などを見ると、羨ましく感じる。
何かにすごく詳しい人を羨望の眼差しで眺めたりする。
オタクになりたい。何かのオタクになりたい。今更ながら少し思う。
まあ、一生ならないのだろうけど、
ちなみに、今一瞬だけハマっているものは、トマトかな。
なんか、トマトが異様に美味しく感じる今日この頃なのです。
居酒屋で、まずトマト!という自分は、初めてである。
ちなみに、この写真を撮った頃は全くトマトに興味なかったわけであるが。


ノゾエ征爾

ノゾエさん
のぞえせいじ○75年生。脚本家、演出家、俳優。はえぎわ主宰。青山学院大学在学中の99年に「はえぎわ」を始動。以降全作品の作・演出を手がける。11年 の『○○トアル風景』にて第56回岸田國士戯曲賞を受賞。2014年には初の主演映画『TOKYOてやんでぃ』が公開された。


【今後の予定】

世界ゴールド祭2018
ゴールド・アーツ・クラブ×ノゾエ征爾
「病は気から」
2018年9月29日~10月8日
@彩の国さいたま芸術劇場・大ホール

http://www.saf.or.jp/arthall/stages/detail/5646



★話題の舞台を“お得に”観る!割引チケット販売中!
4bbb344f

8e307e54