第29回「色」

主にこんばんわ。
小野寺ずるです。更新非常におくれてしまいもーーーしわけありません!!

そして
急なご報告ではありますが
この連載「お散歩エロジェニック」は来月の更新で連載終了となります。
もう一度いいますね。「お散歩エロジェニック」は6/20更新の第30回で連載終了となります。

変態丸出しの読者の皆様には間違いなく”悲報”でしょう、、。

しかし!この連載終了は「小野寺さんもうやめてください」という後ろ向きな終了ではなく
とあることを進めるために終了する、という前向き?な終了であります。
(名誉のために)もう一度いいますね。「小野寺さんもうやめてください」といわれたわけではありません。

ですので、その"とあること"を進めてちゃんとご報告できるようにがんばります。
(ずぼら~の私ですがどうにか。)

このキモ連載、今号含めあと2回!おつきあい宜しくお願いします!!

最近は皆様いかがおすごしでしょう。
最近のおずるは、個人的に色色あり、ああ、色色あり、すごく久しぶりに滅入ったりしておりました。
人間とは実に脆いですね、、。

滅入っているときベランダにでてボーーーっと外を眺めます。

そんな時、なんだか世界の彩度が低いのです。気のせいではないような気がします。
ずっとガスがかかっているような景色が目にうつり続けております。でもそれでもそれを眺めていないと気がすまない。

家の目の前の小学校のプール、最近水を抜いたり入れたりを繰り返しているようです。
それでも水の色がずっとすすけた緑色なのは私の心の目が水の変化を捉えられないほどに鈍くなっているからでしょうか。

「つまらないこと」「かなしいこと」「たいくつなこと」それらは不正解で、悪で、、、そんな風潮ですが、
最近思うのはそれらはなにも不正解でも悪でもないということ。
「たのしい」「うれしい」「あきない」ことが正解でも正義でもないということ。
それらを好む人が多いという事実・現実があるというだけなんだと思うのです。

「いまは重くてだるくて鈍い、ならばそれを見張るだけ、
夏がくればまた違う、私の心も身体も、うつろいやすく軽薄!だから!」

と思いながらしみじみ、とそこに在るだけ、の四角いすすけた緑の水を眺めております。
(贅沢な鉛の時間、と考えれば思い悩むことも苦痛ではない。)

まあ、最近は復活してきつつあるのですが!!めでたし♥︎

そういえば絵描きの友人からこんな興味深い話をききました。

「生命エネルギーが高いときは景色の色もビビッドになる。弱っているときは色も沈んでみえる。」

と。科学的に、心理的に本当にそうなのだそうです。
なんとも興味深いではありませんか、、、??

ということで今月のテーマは


「色」
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~このコーナーは日常でエロスを感じるものに焦点をあてて、わたくし小野寺ずるが
皆様にイラストとエッセイ、ポエムでおおくりするという欲深いコーナー~

色にまかれる、色に溺れる、色に染まる、etc
文章の一節に色と入れば、それは、エロスへのいざない。

日本人であれば
色とエロスは切り離せないものかもしれません。

日常でエロを考えたときに
日本語では色が入って来てしまうのですから
「あの人、色気あるよねえ」「わかる、超色っぽい!」
日本ではエロを感じるものには色が入ってくる。

私は色が大好きです。
色に敏感でありたい。。。それつまり、エロに敏感であるということ。。。

犬には白黒の世界、人間なんだから、そう、色を知る目をもっているのですから、ね。
色を、気にすること、エロを、気にすること、運命(SADAME)ではありませんでしょうか。

色=エロそのもの、さら~にその中でもエロを象徴する色と言えば
桃色、でしょう。

映画やテレビでもセクシーシーンとなればピンクの明かりに管楽器の悩ましい音楽と決まっています。

桃色に照らされた人間、そのイメージだけで「ああ、今から官能シーンね」とピンときてしまう。
色は、桃色は、エロスのスイッチなのですね。。。

しかし!!驚くべき事実が発覚したのです
桃色=エロ という感性で生きて来て20数年。
この事実、私のエロアンテナに「ちょっとまった!」をかける重大な事実。

なんと

国によってセクシーとされる色は違うようなのです。。

「、、、、マジで?」じゃないですか。。。?

「桃色って本能的にエロを感じる色なんだな、あれかな粘膜の色だからかな」
なんて当然のように思っていた私。

それ、全部、刷り込み、だったのです!!!こわああ!!

アメリカ→青
中国→黄色
スペイン→緑
フランス→白
イタリア→赤

なんだそう、、。

その事実を知ってから、TSUTAYAで色んな国の映画のジャケットを見たりして妙に納得したりもして、、。
(セクシーな感じの写真に青が多く使われていたり、タイトルにブルーがはいっている映画の内容を思い出して納得したり。)

ちなみにピンク映画は
アメリカではブルーフィルム、中国では黄色電影だそう、、。そのまんま、面白いですね、、。

イタリアのセクシー映画「桃色画報」あれは原題は「Fallo!(イタリアの土地の名前)」だし、
知れば知る程国によって色の文化も違い、そして色によって私はマインドコントロールされていたのだなあ。と驚きます。
(桃色画報を借りたときもその名前に惹かれて、です。「む、エロいこと間違い無しだ!」と。アホですね、まんまと。)

調べてみると、それぞれのエロカラーには理由があるようです。
(真実かどうかはさておき)

アメリカのブルーは卑猥な映像に規制をかけるときに青みがかった加工をしたから、
フランスの白は、客引きの娼婦は白いヒールだったからなどなど、、、。

理由がわからなくてもこうやって考えて行くと
桃色以外のどの色もエロい色に思えてきてしまいます。

「なんでこの色がエロカラー??」
と想像が膨らみますね、、、。

赤は血の色でしょう?
白はパンツとかシーツの色でしょ?
黄色はおしっこ?
緑はなんだろう、イヴが恥部を隠した葉の色かしら。
青はアオカンの青かな、とか。

ええ。
今、書いてて自分の想像力の浅さにびっっっくりしているとこです。
浅すぎる、水深2cmだぞこれは?

なんだアオカンの青って。精通したての少年の発想。
さらにいうと「黄色はおしっこ」、、、保育園か!!!!!
※でも、そんな単純な自分、嫌イニナレナイヨウ!

そんな風にね色色考えてみてね、そこから文化や理由を気にせず、
じゃあ、私にとってのエロい色、なんだろう、と考えてみました。

アレですね、、、黒、、、ですね、、、。
なんか黒は、よくわからないけどムラムラしますね、、。

夜の黒、
スーツの黒、
拒絶の黒、
重さの黒、
重厚の黒、
不吉の黒、
悪の黒、

色色考えたのですが、あれかもしれない、私は無自覚だけどドMなのかな!
黒、なんというか受け入れてくれない、拒絶のイメージなのです。
だからその黒が性に向かう=他者と接触する=受け入れる=黒だから×2で倍受け入れた感がある

つまりそれ喜び!!!なのかな?わかるかな?
あとやはり黒は隠されて情報が開示されない。謎おおき、というイメージもあるから好奇心を掻き立てられるのかもしれない。

家に、色彩心理学の本があるのですが、本能としてはエロを掻き立てられる色は赤なんだそうですね。

だからデートで「仕留めるぜ!」と思ったら赤い服を着ろ。と書いてありました。
赤ちゃんの語源は産まれてすぐ認識できる色は赤だからという説もありますし、やっぱり血の色、赤か。
なんのひねりもねえけど。やっぱ赤か、と。俺たちゃ闘牛と一緒だな、と。

皆様、性的に仕留めるときは赤!!ずるを仕留めるときは黒!と覚えておいてくださいね。

皆さんも自分の、自分だけのパーソナルエロカラーをみつけて豊かなセクシーカラーライフをおくってください。
それでは、あじゅ~。

P.S

今気づいたんだけど、
各国のエロカラーそれぞれの国旗に絶対入ってる色じゃない。。?

日の丸の色、混ぜちゃえばピンクやーーーーん!!
そう考えるとみ~~~んな愛国者~~~~!!どひゃ~えろ~~~~~!



★今月のポエム★

『見えないブルース』作詞:小野寺ずる

人知れずステップ
聴こえないブルース

ばばあでなにが悪い?
おさなくてなにが悪い?

見えないソウル
聴こえないブルース

センスの商談
才能の量り売り

聴こえないブルース

(あえぐのはわたしの仕事じゃないのかよ)

聴こえないブルース
不誠実なシャウト、昨日から
不機嫌なフロア、後遺症で無気力

最後の一滴、スローモーション
目が覚めるレモン

のれないレゲエ
かれこれ4年目

聴こえないブルース

枯れた私情
お箸でマスターベーション
飽きて寝る

最後の一滴、スローモーション

聴こえないブルース

ロールプレイングレベル上げ
誰よりも生真面目、先天性
飽きて寝る
起きて泣く

誰よりもノスタルジー
つまらなすぎて胃痙攣

迷惑な乱反射エレクトロニカ
役目をとられた大きなワルツ

ばばあの、あの、ステップ!
激しい激しいばばあの、あの!ステップ!

地団駄踏んでる小2のリズム
子犬の威嚇 唾液臭

激しい激しいばばあの、あの、ステップ!

聴こえないブルース
きらめいて
聴こえないブルース
見えないブルース

地団駄踏んでる小僧のリズム
激しい激しいばばあの、あの、ステップ!

ミラーボール「ああ、寝違えてら」

(差し歯がとれる)
(足をくじく)あのっ!ステップ!あのっ!ステップ!

聴こえないブルース(まわる)
見えないブルース(まわる)
聴こえないブルース
見えないブルース…………


■小野寺ずるプロフィール
小野寺プロフ
役者。思春画家。気仙沼市出身の糞詩人。ロ字ック所属。だだ漏れの佇まい、子どもの声と獣の瞳を武器に一進一退。最近は緑色が好き。

■小野寺ずる出演情報
◆ロ字ック
ライブハウス公演『Y FUTAMATA』
7/4(火)~7/7(金)@ライブハウス近松
http://www.roji649.com/next

◆ロ字ック
『滅びの国(仮)』 出演
作•演出 : 山田佳奈
2018/1/17(水)~1/21(日) @本多劇場
 http://www.roji649.com


えんぶチケット日時・枚数限定、お得に販売中!
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第28回「整体」

主にこんばんわ。小野寺ずるです。

皆様、最近いかがおすごしですか。春。受粉、してますか?心の発芽、待ち遠しいですね。

おずるは舞台連チャン、なかなかにハッピーな毎日です。

この連載が更新されるのは、、あやめ十八番の公演二日目、ですね。

うーん今回はどの程度つかれるのでしょう。

身体の疲れ、ストレッチやお風呂で解消できる部分もあるのですが、どうしてもそれだけでは解消できないときもあります。
「ああ、体が重い、、、」と溜め息が出たりしますね。。それはどんなに豊かな現場でも、関係なく体の疲労は蓄積されます。

演劇関係者に限らず、そうでしょう。

そんなとき皆様はどうしますか??

私はこれです。


そして今月のテーマ

「整体」

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~このコーナーは日常でエロスを感じるものに焦点をあてて、わたくし小野寺ずるが
皆様にイラストとエッセイ、ポエムでおおくりするという欲深いコーナー~

整体、皆さんいかれますか?
愛。ずるは整体、愛。で御座います。

酒もギャンブルもタバコも異性交遊もお買い物もしない(できない)ずるの悦びなんて、
冗談抜きで、銭湯と整体だけです!
あとは寝ること、寝ることだ!!(ひぃつまんねえ女ぁぁ!)

しかしお金もちではないので
整体に行っていいのは
「一公演につき一回♥︎」と決めております。(予算4000円。)
なので年に7.8回くらいしかいけてないのですね、、。

大好きな整体!!でも滅多にいけない整体!!すっきりしたい満足したい優しくされたいよおお!
(わたし、女性ですが、これ、もしかして風俗に行く男性のキモチと近いんじゃないか?知らんけど。)

身体が軽くなるからいくのは勿論、なぜ好きかってねえ、施術されてる最中ねえ、エロいんだよな!!!
エロいキモチになるんだよ!!!それはしかも、なんていうのかな!優しいエロさ、満たされるエロさ!

世界の全てを赦してもいいようなキモチになる包容のエロ。きもちEってジャスティスですな。

私はね、そんな一回の公演に一回しかいけないから、店、選びで泣きをみたくないんです。

一回毎に開拓!と思って色んなお店いってたけど、
へったくそ!にあたったときの怒り、叫びながら首を絞めてやりたくなるくらいの怒りなので
もう最近は行く場所、やってもらう人、決めてます!

ふふふ。

近所にある中国整体。そこに勤めるヤンさん(仮名)です。

45歳くらいの中国人の女性です。彼女は私の整体ライフの最高のパートナーです。

あたくしの
カ ラ ダを知り尽くしている、、。ああ、ヤンさんのことを考えるとカラダが熱い、、。

悪口をいうつもりはありませんが、今までの経験、、、
顔のいい人は総じて下手だ。本当にそう思います。。

そんなぺらぺら整体師達に比べてヤンさんは違う、、。テクニシャンだ。
見た目は、こういってはなんだが、、北区でみかける浮浪者のようだ、、。

いつも眉間にしわをよせ、ボサボサの髪、だらしないよれよれのスェット。
酷い。さらには勤務態度も酷い。自分のケータイが鳴ると施術中だろうがでておしゃべりをしだす。
(大体プライベートな内容の電話だ。)

さらに時々口も悪い。

片言の日本語で「オネサン痩セタ鳥ミタイ」といい放つ。
先日は私のボデイを触りながら「消シカスミタイダ」と言い出した。(なんだったんだ、、、)

さらに、自慢家だ。。。
「タケシタサン生理止マル、デモ私押ス、マタ始マル」。
多分、自分がいかにテクニシャンか。ということを私に言いたかったのだろう。。。
(生理不順を暴露されたタケシタさんはかわいそうだ。)

しかし、それも含めてヤンさんは最高だ。
最高のエロテクニシャンなんです。官能の整体師です。

施術中の電話だって
ああ!身体がゆるんできたところで放置はないわ!もっともっと!早く!とますますじんじんするし

私の身体を触っていうストレートな悪口にも
え?なんでいきなりそんなこというの、、?と不安をあおる。グッとくる。。。

焦らし上手は施術上手、、。
言葉責めは愛のあかし、、。

でもそんな乱暴な態度も
ヤンさんの指圧のテクニック、という土台あってこそ。

彼女の揉み方、押し方はパワフル。遠慮がない。身体のことを把握しているうえでのパワフル。
身体の細かい凹凸としかいえないようなものを把握している。本当に身体がスッとする。

その上での乱暴な勤務態度なので私はヤンさんの掌の上で転がされているような官能的なキモチを味わえる。

あなたがいかに素晴らしいかということを伝えたい。でも言葉があまり通じない。
「きもちいいです」これしか言えない。しかし心を込めて伝えている。

そのおかげか、私がヤンさんのことが大好きなこと、、ヤンさんにも伝わっているようで、
いつもちょっと高い施術をサービスしてくれる、、。

オイル。
オイルのサービスだ。

「いよおおおお!!!まってましたあああああ!」

このとき程テンションが上がることはなかなかない。
ヤンさんのオイルマッサージ。よだれでるほどきもちいいんだな、これが。。。

最近はカタコトながらもなにか私を気遣うような言葉をかけてくれるようになった、、。
嬉しいし、ほんとうに、この、言葉が通じない、身体だけの感覚の60分が、私にとっては神秘のエロジェニックなんです。

2人の心が通じ合ってからの施術は増々、安心感に包まれる、、。愛、、。
愛の施術、どうやっても振り切れられない慎ましい、エロス、、。

皆様の官能マッサージ情報、お待ちしております。

また来月♥︎


P.S
昔、一度、間違えて風俗店に入ってしまったことがある。
マッサージ屋さんだと思って入ったら風俗店だった。

すぐ帰りたかったのだが
いかついカタコトのおじさんが話しかけてきて怖くて帰れる空気ではなかった。

結果、30分5000円というぼったくりの仕打ちを受けた。

シミーズの巨乳のお姉さんに個室でひたすらお尻を揉まれた。
お布団の上で震えるランニングとパンツのわたし。

これまたカタコトで「オネサンヤセヤセ」と囁かれた。
魔法の呪文か、、、?

店を出たら雨だった。
全ては幻だったのか、、?
川口のあの店、まだあるのか、、?雨に濡れるあの看板の黄緑色、忘れられない、、。


★今月のポエム★

『雷のへそ』作詞:小野寺ずる

天空橋から新設備場駅

あの稲光
霧霧舞「結局俺だけ仲間はずれ」
おうおう泣いて溶けてった

モノレールにまたがった肥満の女が太鼓をたたく!
「満たされないし寒いしどうなってんだ臨海戦」

裸ん坊
きかん坊
三男坊

動き出せないしゃららかすり傷
三島のふんどし小馬鹿にしたのそうです僕です終身刑です

強くなる右翼!強くなる左翼!

ブリキの芋虫、中身が光る
大崎品川エアポート
吐き出すガッチャマン

吐き出すガッチャマン

どうもーーデリバリーレズでーす!ピザのごとく8等分でーす!
忙しい忙しい、大忙しだ今夜の嵐わ!

その魚群!雷につかまってね、ビルの畑に尿を撒いておるんですわ...
「印刷所の分際で偉そうだぞ!」大したもんですわ...
「そおれ!私たちを表紙にしなさい!レズ大国ニッポン!」大したもんですわ...

傘がないと歩けませんか
いやいやなになにしゃららかすり傷
いやいやまだまだしゃららかすり傷

雷のへそ雷のへそ!
雷のへそ8個まとめて馳せ参じる!
雷のへそ雷のへそ!

驚くなかれ!!雷の!

へーーー!!
そーーーー!!!


■小野寺ずるプロフィール

ずるプロフ

役者。思春画家。気仙沼市出身の糞詩人。ロ字ック所属。だだ漏れの佇まい、子どもの声と獣の瞳を武器に一進一退。ツボの本が好き。

■小野寺ずる出演情報

◆あやめ十八番
『ダズリング=デビュタント』出演
作・演出 : 堀越涼
4/19(水)-23(日)@座・高円寺1
http://ayame-no18.com/nextstage/

◆ロ字ック
ライブハウス公演『Y FUTAMATA』
7/4(火)~7/7(金)@ライブハウス近松

◆ロ字ック
『滅びの国(仮)』 出演
作•演出 : 山田佳奈
2018/1/17(水)~1/21(日) @本多劇場
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第27回「愛」

主にこんばんわ、小野寺ずるです。

主にこんばんわ。といっておりますが、夜、基本的に寝てます。

皆様、春がきましたね。ずるの苦手な春でございます。
花粉も勿論そうですが、細胞がぷつぷつと沸き立つ感覚といいますか、ど~~~も苦手であります。

「腰を あげたら 吹きこぼれそうだ…」
というようなポエムを先日つづったばかり、、、そう、、そのとおりなんです、、。

なんにも理由がないのに毎日「うううううう!!!」となにかがはみ出ないように、抑える、春。
理性とはお鍋のフタのような役目なのでしょうか?(だれか答えてくれる気がしてしまうのも春。ん、イケナイ。)

「なにをいっているんだろう。」
※ここで一度さざ波の音を思い出してください。


先日、とても久しぶりに気仙沼に帰省しました。
海の近くの北のそこ。産毛のような春が訪れていました。

父とすご~く久しぶりに素直なキモチで話ができた気がする、素敵な帰省でした。
愛を疑ってかかる毎日でしたが少しでも愛を信じる毎日になればいい、そんな勇気が湧きます、、。
私の心にも産毛のような春。

しかしなぁ、、私が疑っていた、そして信じたい、と思う、愛というものは、一体なんなのだろうか、、。

そんなことを考えながら
花に水をあげている祖母ヨーコを眺めておりました。

80歳をすぎた、ひ孫も見ている、ヨーコ、、。

ヨーコは花を育てるのが好きなようで、家の窓辺はシクラメンだらけです。
怖い程りんりんと豊かに咲いているシクラメン。

シクラメンの草っぱをかきわけ小さなつぼみを剥き出しにするヨーコ
くちゃくちゃの大きな手で「早く咲け~早く咲け~」と重低音を響かせながら呟き、撫でる、ヨーコ。


強引。


愛にも色んな形があるのかな、、。


そう今月のテーマは

「愛」

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~このコーナーは日常でエロスを感じるものに焦点をあてて、わたくし小野寺ずるが
皆様にイラストとエッセイ、ポエムをおおくりするという欲深いコーナー~

壮大なテーマをもってきてしまった、、。

「オマエごときが愛だとお?!!」

という声が聴こえてきそう、、恐ろしいが、、しかし、今月は「愛」について書いてみたい、、。

本でも映画でも日常でも愛を語ることは大変なことで軽々しく語ることはできない
愛は真面目に丁寧に、というのは人としてのマナー。
いや、もっというなら愛を語ることは禁忌、、。
そんな風潮を感じます。。。

50音の最初の2文字、あ、い。語りたかったが、言えないまま、、、
そんな風に生きて行って、そしてそのまま死ぬのか、、。

と思ったら、最近、愛、軽軽しく言ってみたくなりました。

愛、愛、愛、ら~~ゔ。

まあ愛、以前に

ここはエロジェニック、という連載。
愛とエロスは繋がるのでしょうか。という問題。

まず愛をなんなのか。と定義することもできない。人類そうやって何百年議論を続けてる。
勿論、愛に限らず、幸せ、優しさ、悲しさなんてものも定義は人それぞれでありますから、、、
うーん難しい題材をもってきちまったぜえ、、。

愛の破片も知らない、人の心も知らない
27歳、ですから。

しかしどこかで

生まれたときから全部知ってる気もする
27歳、ですから。
(生意気でしょう!)

多分、私がエロジェニックでエロと愛について書こうとしたなら
それは性愛になってしまう。。。

倫理の授業でいったら
アガペー(最上の愛)とエロース(性愛)の違い。か?

しかし
性のことも
愛のことも
自己判断という定規・メジャーしか持ち合わせない私含む人類に
それの比較、関連を語ることはできないかもしれない。と考えました。

できたとしても、それは私の偏った考察で終始してしまいそう。
(毎月、そうなんですがね♥︎)

そこで、
最近きいていて

なんだかわからないけれど
胸が熱くなったお話を。

大した話じゃないんですが。

先日、気仙沼の実家に帰っていたとき

結婚式に出席していた父が帰宅。
海の近くの結婚式場。スピーチをしたらしい。

母「おかえり。どうでしたか?」
父「うん。よかったよ。」
母「スピーチはなにを話したの?」
父「ここから見える海、妻との初デートはここでした。彼女が作ってきたお弁当を食べました。という話をしたよ。」
母「へえ」
父「お箸が入ってなかったことは話さなかったけど、、。どうやって食べればいいか困ったよ、、、。」
母「そうだったね、、今も変わらないね、、。」
父「うん、、、マキちゃんは変わらない、、、。」

私はその話をなんとなくお茶を飲みながらリビングできいていました。

夕日が、シクラメンのカーテンを逆光にしている。
花びら花びらの隙間からどうしたって「ここにいる」と光が潜り込んでくる。

彼らにとってはただの日常会話だったでしょうが

私にはなんだろう、なんだろう。という胸の締め付けがあったのです。
60歳に近づく彼らのことを「尊い」「誇らしい」と思うような、いやまだ足りない、
なんといっていいかわからないキモチが込み上げてきました。

2人は支え合って生きているのだよな。という知っているはずの事実がふいに、心にズドンとぶつかってきたのです。

私はその話を聴いているとき、アウシュビッツ強制収容所の伝記「夜と霧」を読んでおりました。
脱腸帯を剥ぎ取られ、毛という毛を全て剃られる壮絶なシーンを読んでいる最中でした。

世界の名作を読んでいるときだったのに、
その、ただの、日常会話に心がもっていかれたんです、、顔をあげました。

私「どうやってお弁当をたべたの?」
父「そこらへんにあった木の棒を海で洗って使った、、。」
私「木の棒?」
父「いま思うと、海で洗ったところでさ、汚かったよな、、。」
母「あなた潔癖性なのに、よくね。卵焼きが入ってたね。」
私「木の棒、、。」

今、あのデートの場所は閉鎖されています。津波でごちゃごちゃになったようでまだ入れないのでしょう。
(みんな勝手にはいってなんか色色してるみたいですが。人はたくましい。)


私は昔、そこで何度も泳ぎました。そういえば。


その話をする2人は

なんだか色っぽかったんです。
淡い、スーパーエロジェニックだったんです。
例えるなら、8mmフィルムの色気のような。
(家族に対してエロい。なんて思いたくありませんが。ぉぇぇ。)

色っぽい、そして、感じたことがあまり無い、胸の締め付け。
何だか足りない、説明できない。これを「愛しい」という言葉に人は置き換えたのか。

愛しい。愛。
愛、堪えるような、滲むような淡い色気が漂っている。そんな気がします。

世間知らず!の私ですが、
そんなことを想う3月でありました。

愛、愛、ら~ゔ。まだ、恥ずかしいしよくわかりませんが、、、使ってまいりたい。。。

それでは、また来月。


P.S
どうして、愛しいキモチが込み上げると、
胸がきゅぅ~~~と締め付けられるのでしょうか。
滅多にない現象ですが、いつも不思議です。

体の真ん中が小さく、搾られるような。

胸の真ん中、解体新書にも記載できないような見えない臓器があるとしかおもえません!!!

最後に。
昨日読み終えた「夜と霧」からの一文を、、。

"愛する人間にたいする責任を自覚した人間は、生きることから降りられない。まさに、自分が「なぜ」存在するかを知っているので、ほとんどあらゆる「どのように」にも耐えられるのだ。"


★今月のポエム★

『花の匂い』作詞:小野寺ずる

働く、齧る、そんなコンボでキメてきた

うんこして食って死ぬだけの
生活
うんこして食って死ぬだけの
生活

求めれば
優しい言葉はかけてもらえる

お金があれば
優れたチカラで守られる

これからは
どうぞよろしくね

サボテンからとげを全部とってみる
ペニスのような
ものだけ残った

「愛というSFに縛られて殺伐とはしたくないんだよ」

とげを丸めてなんとなく捨てられない
明日あさってには謝ろう

うんこして食って死ぬだけの
生活
うんこして食って死ぬだけの
生活

働く、齧る、そんなコンボでキメてきた

あたたかくなったいま
まっている


■小野寺ずるプロフィール
小野寺写真

役者。思春画家。気仙沼市出身の糞詩人。ロ字ック所属。だだ漏れの佇まい、子どもの声と獣の瞳を武器に一進一退。愛より睡眠。


■小野寺ずる情報

◆BSスカパー
『演劇人は、夜な夜な、下北の街で呑み明かす…~振り切った女優会~』出演
3/22(水)23:00~25:00 放送
https://www.bs-sptv.com/yonayona/

◆ネルケプランニング
『上野パンダ島ビキニーズ』出演
演出 : 堤幸彦 / 脚本 : 山田佳奈
3/30(木)~4/2(日)@品川プリンスホテル クラブeX
http://www.nelke.co.jp/stage/bikinis/

◆あやめ十八番
『ダズリング=デビュタント』出演
作・演出 : 堀越涼
4/19(水)-23(日)@座・高円寺1 出演
http://ayame-no18.com/nextstage/

◆ロ字ック
『滅びの国(仮)』 出演
作•演出 : 山田佳奈
2018/1月 @本多劇場 出演
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