★今月のポエム★

『ここからがいいところ』作詞:小野寺ずる


音楽が止まれない。ように、
蓄音機、から、のびのびに声が聞こえる

耳を澄ますと息が止まる

息が止まれない。ように、
リボン、が、昨日の方向に手を伸ばしている

目を見張った
風が今しか吹きさらさない

いつはじまっていつなの。止まれないでどこいくの。

それが通った後を追いかけて
視覚だけ追跡のおもい

「ここからがいいところ」
※耳が吹き飛ぶ

========================

主にこんばんわ。小野寺ずるです。

風が春の気配をはこんで参ります。
芽(目)がかゆい、花(鼻)がかゆい。

もじもじむずむずうずくのは、花粉のせいだけではありません。
春ですから。

ずるは春が苦手です。
「春はなんか優しくて残酷」
とロックンローラーが唄っておりました。

まさに。で、、、

こそばゆく頬をなでる風
まどろませる陽光
大切な景色は霞がかって虚ろにけぶる

なんだかそれだけで悲しくって
心が朽ちてしまいそう。

眠るまで髪を撫でてくれていたのに、目が覚めたら居なくなっていた、、。
春はきっとそんなヤツであります。

冬が好き。
寒さで世界の輪郭がくっきりとする冬が好き。
なにもかもが身が硬いおすましさんになって
誰もがキリリと光に目を見張っている、そんな気がするのです。

そして春よりも冬のほうが
温泉に入る悦びが増し増しだから。好きさ。

そう。今月のテーマは

「風呂」

26erojenic

~このコーナーは日常でエロスを感じるものに焦点をあてて、わたくし小野寺ずるが
皆様にイラストとエッセイ、ポエムをおおくりするという欲深いコーナー~

ずるは温泉が大好きであります!!

冬の間、ずっと温泉のことを考えておりました。
しかし、、結局温泉にはいけず、、、

近所の銭湯やスパを楽しむ。という冬でありました。

私がお金持ちになったら、月一回は温泉旅行に行きたい。そんなことを夢想しております。

温泉は勿論リラックスや健康、という部分でも大好きであります。
しかし私が温泉を愛している理由は勿論、、、
エロジェニックだから♥︎であります。

人の裸を生であんなに堂々と見ることができる場は温泉以外にありますでしょうか。

ちちくびの色や形、ケツの揺れ、足の形

のぼせるくらいに眺め倒して風呂をでます。もと、とってまっせ。

女性の裸というのは強さをもっております。
痩せてて貧相、という体にだって不思議と弱さを感じない。これは不思議。

女性の体をみているとエロスとは違う不思議な元気が湧いてきます。
温泉の効能なのか視覚からの元気なのか、、。

温泉には裸がつきもの。
当然のようにエロいことを考えながら湯につかっています。(時にはダブルピース)

むちむちのお姉さんの体の痣、見つけてしまったり、
洞窟の入り口を思わせるようなお尻の割れ目。からのぞく、ご老体のヴァギナだったり、
幼女の膨らみかけの胸にこれからの成長を想像して目頭が熱くなったり、

そんな、時を超えた色とりどりの生命体が
体を清める!休ませる!というおなじ目的をもってここに集まっている。

そして裸をみせあって、、、
温泉というのは毎日が異常事態でありですね、、。ん、COOL JAPAN。

温泉なんてのは天井のほうが、空いていて、男風呂と繋がっていたりするし、、、エロすぎる、、。
温泉にいるといつ犯罪がおきても不思議ではないな。と思うのです。こんなエロすぎる世界だもの。。。

不思議な元気を沢山くれる、温泉。
視覚の愉しみ。
皮膚からの刺激。
アメニティ。
脱衣所のジュース。
髪を乾かしているときの充実感。
心も体もデトックス。

健康的なエロ精神が戻ってくるような気がするのです。
裸を見る。熱い液体(湯)に浸かる。己の身体とも向き合う。
それは心の整体(整心と書きましょうか)かもしれません。

なによりも、温泉につかる瞬間、の身体を満たす快感。
思わず「はぁ~~~~♥︎」と声が出てしまうあの悦びは、なににも代え難いエロジェニック、、。


しかし、
リラックス効果と裸ん坊だけが温泉のエロスではない。と思わされる話をききました。

先日、温泉マニアの方とお会いしたときのお話です。

(※私が覚えている範囲でその方の温泉への想いをここに書き起こします。)

「ずるさんは宮城県のご出身なのですか?」
「ええ。」
「宮城県の東鳴子温泉、あそこは私が思う日本一の温泉です」
「お湯がでしょうか?」
「そう。熟れた林檎のような湯です。」
「どういうことでしょうか?」

「温泉というのは地球そのものなんです。地球のエネルギーそのもの。温泉なんてのはどこにでも湧くんですよ。掘れば。
しかし、無理矢理に掘って出したお湯なんて青い林檎。私が求めているのは出して出して!と地球の中心からもう耐えられないと地表めがけて沸き上がってくるお湯。
それは、今にも木からぼとりとおちそうな熟れた真っ赤な林檎と同じなんです。」

「出して出してと耐えられないお湯。。(なんだかエロいな、、)ゴクリ。。。」
「そう。マグマのようなエネルギー。遠い地下から無理矢理に掘って引っ張ってくるお湯と比べ物にならないエネルギーのお湯です。
例えるならついだばかりの生ビールと、時間がたったグラスビールですよ、、。あそこは生ビールのサーバーひねってそのまま直接呑んでるみたいなものです。」
「はあ。」
「またそういう場所は水がいいから酒がうまい!宮城の日本酒は最高ですよ!」

そこからずっと酒とお湯の話をその方はしておりました。

温泉をイベントの1つとして幼く楽しんでいた私は、
その方のほとばしる温泉愛の話をきいて、
温泉の真(芯)のエロスに少しだけ触れた気がしたのです。

特に好きなことや趣味もない私の、唯一の趣味になりそうな温泉というもの。
歳をとってからも愉しめるエロジェニックでしょう。

これからの温泉ライフが愉しみです。

それでは、また来月。

P.S
大学生のとき、近所の銭湯で死にかけたことがあります。
廃れた銭湯で誰もいないときでありました。

その銭湯は女湯の湯船と男湯の湯船が繋がっていたのです。
湯船に潜ると壁の下に小人が泳いでくぐれるかくぐれないか位の穴が空いておりまして、、、

ずるは馬鹿なのでくぐることにチャレンジしたのです。
もぐって潜水のポーズ、そして勢いよく床を蹴って穴に泳いで行く!!

無論、おケツでひっかかりました。

おケツでひっかかった衝撃でお湯を飲んでしまいパニックになりくぐれないしもどれないしで
穴にひっかかったまま死にかけました。
なんとか女湯のほうに戻り一命はとりとめました、、。酸欠?で視界の上半分が真緑という謎の状態が3分くらい続きました、、。
怖すぎて泣きました。
マナー違反をした罰があたったのでしょうか、、。

『男湯に侵入しようとした痴女・溺死。』

と危うく報じられるところでした、、。
なんでくぐってみようなんて思ったのか。。。いまだに不思議です、、。


■小野寺ずるプロフィール

小野寺

役者。思春画家。気仙沼市出身の糞詩人。ロ字ック所属。だだ漏れの佇まい、子どもの声と獣の瞳を武器に一進一退。最近、岩盤浴に目覚める。

■小野寺ずる情報

◆abemaTVスペシャルチャンネル
『もうちょい、奪い愛 with 生ドラマ』 毎週土曜20:50付近~出演
※3/4(土)最終回
http://s.news.mynavi.jp/news/2017/01/12/300/
インタビュー掲載▼
http://minicine.jp/4/0209.html
http://movie-highway.com/interview/

◆徳永京子プロデュース
『演劇人の文化祭vol.1』 3/3(金)-12(日)@パルテノン多摩(イラスト展示)
※3/12(日)15:30~ギャラリートーク出演
http://www.parthenon.or.jp/act/2901.html

◆あやめ十八番
『ダズリング=デビュタント』4/19(水)-23(日)@座・高円寺1 出演
http://ayame-no18.com/nextstage/

◆ロ字ック
『滅びの国(仮)』 2018/1月 @本多劇場 出演
 http://www.roji649.com


えんぶチケット日時・枚数限定、お得に販売中!
shop_rogo_sp

header_rogo