食中毒の季節がやってきました。この時期は高温多湿の日が続くため、細菌が繁殖しやすくなります。食中毒を防ぐため食品の取扱には細心の注意が必要ですが、重要なのはそれだけではありません。今回は、食中毒に負けない体になるための、免疫力を高める方法をお伝えしていきます。

●食中毒のメカニズム

食中毒のリスクは身近なところに存在しています。飲食店での食事はもちろん、家庭での食事やお弁当などにも注意が必要です。そもそも食中毒とは、有害な細菌が侵入してきたことにより、発熱や嘔吐、腹痛や下痢などの症状を引き起こす中毒の総称です。

代表的な食中毒菌にはサルモネラ属菌や黄色ブドウ球菌、腸炎ビブリオ、ボツリヌス菌などが存在します。数日から数週間で回復するものが多いですが、中には数年単位で症状が続いたり、命を落とすケースもありますから、食中毒を軽く見てはいけません。

食中毒には大きく分けて、キノコやフグなど食品自体に毒性が含まれる毒素型と、食材に付着した食中毒菌による感染型、その両方の要素を持つ中間型が存在します。

また、食材ではなく手に付着した菌が体内に侵入することで起こる食中毒もあります。食事前に手を洗うように言われているのは、食中毒を防ぐためでもあるのです。

●食中毒になる人とならない人

同じ食材を摂取したのに、食中毒を発症する人と発症しない人で分かれるケースがあります。一体なぜ同じものを食べても感染しない人がいるのでしょうか。

その大きな理由は、免疫力の高さにあると言われています。高齢者や乳幼児などは健康な人と比べ免疫力が低く、殺菌する力が足りないため食中毒になりやすいのです。健康な人は腸内細菌のバランスが整っており、酸性に保たれるため食中毒菌は繁殖することができません。

しかし細菌バランスが崩れた腸はアルカリ性に傾くため、食中毒菌が繁殖しやすくなってしまうのです。

●免疫力を高めて食中毒を予防

食中毒を予防するために大事なのは、食中毒菌を侵入させないということです。食材は冷蔵庫や冷凍庫で保存する、しっかりと火を通す、こまめに手洗いうがいをすることが重要といえるでしょう。

しかし、完全に食中毒菌を全滅させることは簡単ではありません。もし体内に侵入した場合でも感染しないように、普段から免疫力を高める生活を送ることが大切です。

・睡眠をしっかり摂る
・適度に運動をする
・栄養バランスを整える
・食物繊維やオリゴ糖を摂る
・乳酸菌を摂取する

これらを意識して、腸と体の健康を保ちましょう。

●おわりに

免疫機能が備わった腸は、有害菌やウイルスの侵入を防ぎ、繁殖を抑える働きがあります。
食中毒だけでなくアレルギーや風邪などのリスクを下げることもできますので、腸内環境を整えて免疫力を高めていきましょう。

「森のバター」と呼ばれるアボカドをどれくらいの頻度で食べていますか?高い栄養価を誇ることで知られているアボカドは、便秘解消にもぴったりの食べ物なんです。このページでは、アボカドの栄養とおすすめの食べ方について解説していきます。

●アボカドの栄養を知ろう

アボカドにはビタミンEなどのビタミン、カリウムやマグネシウムなどのミネラル、食物繊維や不飽和脂肪酸、リノール酸などが含まれています。これらの栄養を摂取することで期待できる効果を見ていきましょう。

・整腸作用
・動脈硬化の予防
・美肌
・アンチエイジング
・生活習慣病の予防
・血圧やコレステロールの上昇を防ぐ

これらの他にもたくさんの効果が期待できるアボカドは、まさに果物の王様といえます。

また、アボカドは森のバターと呼ばれるだけあり脂質が豊富です。脂質が多いと聞くと体に悪い印象を受けますが、アボカドの脂質は不飽和脂肪酸と呼ばれる良質な油です。不飽和脂肪酸には悪玉コレステロールを下げる働きがあるため、コレステロールが気になる方にもぴったりの食材なのです。

●アボカドで便秘解消できる理由

アボカドの栄養素の中でも注目したいのが食物繊維。食物繊維は便秘解消効果があることで知られていますが、不溶性か水溶性のどちらか一方に偏ってしまうのはよくありません。特に不溶性は過剰に摂取することで便秘が悪化してしまう可能性があります。

その点、アボカドは不溶性と水溶性がバランスよく含まれているため、効果的に食物繊維を摂取することができるのです。

●おすすめの食べ方

アボカドは生のままでも調理しても美味しく食べることができます。食べる時はアボカドを縦にして切り込みを入れ、手でひねるようにして二つに分けます。種は包丁の角を刺せば簡単に取り出すことができますので、試してみてくださいね。

アボカドは様々な食材と相性抜群。便秘解消効果を高めたい場合には、オリーブオイルを混ぜて食べてみましょう。オリーブオイルが腸内で潤滑剤となり、便を出しやすくなります。

また、アボカドに含まれるビタミンEはビタミンCとの相性がいいので、ビタミンCを多く含む食材と一緒に摂ることをおすすめします。ブロッコリーやピーマン、レモンなどと一緒に食べるようにしましょう。

●食べすぎには注意!

栄養豊富なアボカドですが、一点注意しなければならないのがカロリーが高いということ。果物の中で特にカロリーが高いアボカドは、大きいものだと一個で300kcalを超えることもあります。体に良いとはいえ食べすぎれば太ってしまいますので、一日半個~1個を目安に摂取するようにしましょう。

転ばぬ先の便秘薬

通勤中や仕事中など、急な腹痛と下痢に苦しめられた経験のある方も多いのではないでしょうか。外出先でのお腹の不調は、その場で対処することが難しいため焦ってしまいますよね。

時と場所を選ばすやってくる下痢は、どのようなメカニズムで発生するのでしょうか。下痢の原因と対策をご紹介します。

●下痢のメカニズムとは

下痢のメカニズムを知るには、食べ物がどのように消化され排出されるのかを知る必要があります。経口摂取した食べ物は、食堂を通り胃へと運ばれます。胃で消化されたあと小腸へと運ばれ、ここでさらに消化されたあと、わずかに残った食べ物のカスが大腸へと移動していきます。

大腸に移動した食べ物のカスは、この時点ではまだ固形ではありません。この内容物には水分が多く含まれており、この水分が大腸内で適度に吸収されることによって、固形の状態へと変化していきます。この一連の流れによって、経口摂取した食べ物が便へと代わり排出されるのです。

ところが、大腸内で水分の吸収がうまく行われなかったり、腸管からの水分泌物が増えたりすると、便の水分が多い状態で排出されてしまいます。この便こそが下痢の正体なのです。

●下痢の種類は2つ

下痢には大きく分けて「急性下痢」と「慢性下痢」の2つの種類があります。

1.急性下痢

急性下痢になると、一日に何度もトイレに行きたくなることが増えます。原因は暴飲暴食や冷え、アレルギーやストレス、細菌感染など様々ですが、ほとんどの場合は数日~2週間以内に治まります。腹痛の他に嘔吐や発熱などの症状がある場合には、感染性下痢の可能性も考えられます。

2.慢性下痢

慢性下痢の場合、トイレに行く回数はそれほど多くなくても、3週間以上症状が治まらなかったり、治ったと思っても再発してしまうのが特徴です。こちらも暴飲暴食やアレルギー、薬剤の影響など様々な要因が関係しているため、おかしいと感じたらできるだけ早く診察を受けるようにしましょう。

●下痢の対策と注意点

腸の働きが悪くなると下痢が発生しやすくなるため、腸の働きを阻害するような習慣は避けることが大切です。暴飲暴食や過度な飲酒、甘いものの食べすぎには注意しましょう。また、食品の衛生管理をきちんと行い、帰宅時や食事前の手洗いうがいを忘れず行うことが大切です。腸内環境を整える乳酸菌も意識して摂取するようにしましょう。

そして下痢になった時に注意しなければならないことがあります。下痢になると下痢止め薬を飲んで対処する方が多いかもしれませんが、自己判断での薬の服用はあまりおすすめできません。下痢は体を守る反応の一つでもあるため、下痢止め薬で無理やり腸の働きを停めると、却って悪化してしまうことがあります。

下痢が発生した場合は、すぐに薬は飲まず水分を補給し、改善しない場合には病院で診察を受けるようにしましょう。

便秘から出たサビ

↑このページのトップヘ