
冬の寒波が来ると行きたくなる場所といえば、そう、高瀑の滝。
でもいろいろ調べてみると、今年はどうも林道が通れないらしい。
となると、歩いていくしかないよなぁ。
雪が多いと多分たどり着けないだろうから、雪が少ない今の時期での寒波を狙って行ってみた。
ここ数日石鎚当たりの1500m位は、てんきとくらすでの予報では殆ど-5℃を下回るくらいだった。
更に昨日は日中から気温が下がり-8℃くらいになる予報だった。
このくらいの低温だったら結構凍っているかもしれないな。
行くなら今日しかない。
諏訪神社の少し手前の広場に車を停めて、出発。

ユンボで通せんぼです。
事前情報通り通行止めです。
これから長い林道歩きの始まり。

ユンボの脇を通って林道を進んでいきます。
山の上の方は霧氷がついています。

先には小さいユンボででも通せんぼ。

2ヶ所道路補修中でした。

この写真の右辺りに踏み跡がある。
地図の道を示している点線の位置とはちょっと違う。
これも事前にネットで調べていなかったら分からなかったかも。

神社なのかな。

特に地図も確認せずに道なりに進んでいると踏み跡が薄くなったが、作業道に出た。
どうも地図の点線からはそれてしまったみたいだが、すぐに林道に復帰できた。

林道は、木が落ちてきたりとか、そこそこ荒れてます。

高い山には霧氷&青空、いい感じ。

しかし、この辺りまで来てこのつららの感じはめっちゃ不安になる。
高瀑の滝凍ってるんかいな。

あそこのふもとまで行くんだけど… めっちゃ遠い気がする。

アップで。

写真では分かりにくいけど結構掘れてる。
ちょっと車高のある四駆でも無理かも。

やっとトンネルまできた。
ここから林道歩きはあと2km。
もう少しや。

トンネル出たとこ。
あ~あ、林道崩壊。

やっと林道歩き終了。
スタートから2時間12分かかってる。
思っていたよりちょっと早いかな。

登山?道を進む。

すぐに川を渡る。

こんな橋をいくつも渡る。

ちょっとした滝があったりする。

これはかな~り上から滝が凍ってる。

これもなかなかいい感じ。
ちょっと期待できるかな。

こんだけ水量があるとさすがに凍らないわな。

さて、ここからが本日の核心部分です。

この梯子は使わないで、右の方に登っていきます。

この梯子は使う。
雪が少なかったので、それほど危険はなかった。
雪が多いとこの梯子の後が結構怖い。

写真では分からないけど、結構急な登り。

キタ━(゚∀゚)━! 写真横では入りきらんがね。

縦ショット。

さて、私はどこにいるでしょうか。
滝の大きさが分かるように写真に写り込もうとしてみたのだが、10秒のタイマーでは滝までたどり着けなかった。
家に帰って調べてみると、タイマーは最長で40秒近くまでセットできるみたいだった。
それを知っていればこんな写真じゃなかったのに。
左下の岩の色と同化して走っている私が分かりますかね。

もうちょっと近づいてみた。

もっかい10秒で行けるとこまで行ってみた。

もっと近づいてみた。

更にもっと。
もう足元には崩れ落ちた残骸もあるよ。
この場所に長居するのは危険かも。

ちょっと離れたところでまったり昼食。
結構寒い。
-7.5℃位か。

後ろ髪をひかれつつ下山。

また林道を歩く。
まだ霧氷は残っている。

だんだん遠くなる。

登りの林道ショートカットはこの標識の方から来た。
地図の点線からはそれていたので、帰りは点線通りに通ってみる。
ここを道なりに左にカーブして少し下る。

右手に作業道が現れた。
ここやな。

つぶれてしまった廃屋の横を通る。
登りではここは通らなかったな。

見覚えのある廃屋に着きあたった。

登りの目線。
登りではこの廃屋をまっすぐ通り過ぎたが、この廃屋の場所で右折すると点線の道だったみたい。

長い林道歩きがやっと終わった。

いやいや、林道歩き疲れた。
でも、ほぼ完全氷結(一番上の方がちょっと凍ってなかったけど)の高瀑の滝を見ることができで良かった。
これはほんとにすごいわ。
何度見てもいいもんです。
林道は結構傷んでいるみたいなので、今シーズンは多分歩いていくしかないだろうな。
補修はしているのでもう少し奥まで入れるようにはなるとは思いますが。
雪の無い寒い日を選んで行けばたどり着けるでしょう。