2012年11月27日

平原の国、寛容なこころ

平原の国ポーランドはその歴史の中で宗教、民族的に寛容、時代を超越した人権意識を持ち、異なる思想を持つ者に寛容であることと

IMG_8813愛国心による自己犠牲が両立することを最大の社会価値としていたそうです。

「なるほど、その意識の上に今の社会があるんだなぁ」と思うこともしばしばだった1年半のワル生活。

何の知識もない最初はジロジロ見られるたびに「ん、差別?」と被害妄想的なキモチにもなったけれど、そういう価値観を持つ社会の一端に触れたことによって、

恥ずかしながら今まで非常に低かった宗教、民族、人権に対する意識、知識が少々強くなり、自分が「寛容」とは程遠い心で生きて来たことを痛感したのがワルで一番の収穫。

そして結婚してから16年間、平日のほとんど、ヘタをすりゃ土日もバラバラに過ごし、「夫婦円満の秘訣はなるべく一緒にいないこと」と言っていた私達が

毎晩一緒にゴハンを食べ、一緒に買い物に行って、ヒマな時間も何かと一緒・・などという生活に突入最初は「こんなに一緒にいて大丈夫?」とか思いつつ、

まぁなんとかなったこともよかったです(笑)。

「せっかくご縁あって結婚したのだから一度くらいはこんな風に暮らしておくのも悪くはない」って主人に言えば「何言ってるんだ、老後はこういう生活になるのに・・」

と返してくるけれど、猛烈サラリーマンで家にはほとんどおらず、わずか51歳で他界してしまった私の父。その後亡くなった母。

両親にはふたりでゆっくり暮らすチャンスも老後もなかった。

両親が健在で仲良く暮らす主人にはピンとこないだろうけど、「老後は誰にでも来るわけじゃない」っていつも思う私には余計、ワルでの時間がありがたかったです

そして私自身は・・中学の頃からの筋金入り「隙間恐怖症」で、

「この空いている日には誰々と会う、この5分あったら何ができる、3分でこれをやる!」、てな調子でず~っときていたのに、ワルではご縁があった方とだけお付き合いいただき、

日々のんびりと勉強して、ご飯を作って、パソコンに向かって、自分とたくさん会話をして・・・。「ああ、こういう生き方も自分には出来るんだ」という驚き(笑)。

ま、東京に帰ったらあっという間に元に戻るのだろうけど、せっかく得た感覚を上手く暮らしと自分の中に取り入れてゆきたいと思ってマス。ということで・・・

大好きになったポーランドについては尽きないけれど、これで「波蘭調」は終わりです。みなさま、この1年半もダラダラ・ブログにお付き合いいただきありがとうございました!

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nimadekurumim at 15:43│Comments(0)TrackBack(0) sehari-hari 日常 

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