sehari-hari 日常

2012年11月28日

波蘭調 尾声

ブログにいらしていただきありがとうございます

ポーランド、ワルシャワから東京に戻り、とりあえずあの「のんびり感」は忘れたくない、でもなんでこうドタバタしてしまうんだろうと思いながら毎日過ごしており、

そんなこんなをまたもや「胡桃随想曲 築地町調」にダラダラと書いてます。

神楽坂の素敵な場所、美味しいお店も載せられたらと・・・とりあえずは新居を整えちゅう。よかったら新しブログも覗いてくださいね~



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2012年11月27日

平原の国、寛容なこころ

平原の国ポーランドはその歴史の中で宗教、民族的に寛容、時代を超越した人権意識を持ち、異なる思想を持つ者に寛容であることと

IMG_8813愛国心による自己犠牲が両立することを最大の社会価値としていたそうです。

「なるほど、その意識の上に今の社会があるんだなぁ」と思うこともしばしばだった1年半のワル生活。

何の知識もない最初はジロジロ見られるたびに「ん、差別?」と被害妄想的なキモチにもなったけれど、そういう価値観を持つ社会の一端に触れたことによって、

恥ずかしながら今まで非常に低かった宗教、民族、人権に対する意識、知識が少々強くなり、自分が「寛容」とは程遠い心で生きて来たことを痛感したのがワルで一番の収穫。

そして結婚してから16年間、平日のほとんど、ヘタをすりゃ土日もバラバラに過ごし、「夫婦円満の秘訣はなるべく一緒にいないこと」と言っていた私達が

毎晩一緒にゴハンを食べ、一緒に買い物に行って、ヒマな時間も何かと一緒・・などという生活に突入最初は「こんなに一緒にいて大丈夫?」とか思いつつ、

まぁなんとかなったこともよかったです(笑)。

「せっかくご縁あって結婚したのだから一度くらいはこんな風に暮らしておくのも悪くはない」って主人に言えば「何言ってるんだ、老後はこういう生活になるのに・・」

と返してくるけれど、猛烈サラリーマンで家にはほとんどおらず、わずか51歳で他界してしまった私の父。その後亡くなった母。

両親にはふたりでゆっくり暮らすチャンスも老後もなかった。

両親が健在で仲良く暮らす主人にはピンとこないだろうけど、「老後は誰にでも来るわけじゃない」っていつも思う私には余計、ワルでの時間がありがたかったです

そして私自身は・・中学の頃からの筋金入り「隙間恐怖症」で、

「この空いている日には誰々と会う、この5分あったら何ができる、3分でこれをやる!」、てな調子でず~っときていたのに、ワルではご縁があった方とだけお付き合いいただき、

日々のんびりと勉強して、ご飯を作って、パソコンに向かって、自分とたくさん会話をして・・・。「ああ、こういう生き方も自分には出来るんだ」という驚き(笑)。

ま、東京に帰ったらあっという間に元に戻るのだろうけど、せっかく得た感覚を上手く暮らしと自分の中に取り入れてゆきたいと思ってマス。ということで・・・

大好きになったポーランドについては尽きないけれど、これで「波蘭調」は終わりです。みなさま、この1年半もダラダラ・ブログにお付き合いいただきありがとうございました!

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2012年11月24日

ポーランド旅行のススメ

突然の転勤、引越しを聞かされて「ポーランドってどこにあるんだっけ」からスタートした1年半の暮らし。最初は知らないこと、わからないことのてんこ盛りだったこの国、この街は、

IMG_8266住んでみれば本当に素敵な所でした。

直行便のない不便さは逆に日本を離れたいキブンの時、「こんなに遠い、アジアの空気さえほとんど感じない異国に来られた!」

という楽しさになるし、なにより物価が安いのはありがたい

遊びに来てくれた友達も財布開いては「え、まだこんなにお金が残ってる・・」と、驚くことが何度もありました。

買った、食べた、飲んだものの満足度を想うと、お財布の減り方がどうも少なく感じるのよねー。

読んだ本の中に「愛知万博の際、ポーランド館でアンケートを行ったところ「ポーランドに行ってみたい」と答えた人は15%だけ、

その主な理由は「ポーランドについて知らないからだった」とあって・・・ホントにもっと情報があれば、知れば、きっとみんなが行きたくなる、オススメの旅行先ポーランド!

帰国後、このキモチをたくさんの人に伝えてゆきたいと思うし、

近いうちに予定されている「ワルシャワ成田直行便」が就航すれば、もっとたくさんの人々がポーランドを訪ね、感動的な時間を過ごせると信じています

写真はポーランドが誇る、偉大なるキュリー夫人の記念切手。

nimadekurumim at 18:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年11月18日

また値上げ!?

日々便利に乗っていたトラム、バス、地下鉄はワルシャワ市交通局によって運営され、普通の切符である1回券、20分間券、1日券などの共通チケットが導入されていました。

IMG_9348で、少し前に目にしたポースターに「え~っ、また!?」の驚き。

私がワルに上陸した2011年4月には2.8ズウォーティで販売されていた1回券は同じ年の8月、

一気に20%以上の値上げで3.6ズウォ―ティになり

さらに1年ちょっとしか経過しない来年の1月にはまたまた20%以上の値上げ、4.4ズウォーティになると案内されてます。

国や街の事情もそれぞれではあるけれど、単にここ何十年たいして料金に変化がない東京の鉄道、地下鉄と比べたらスゴイことだなと・・・。

nimadekurumim at 23:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年11月16日

がんばれニッポン

ホテル暮らしの間に何度か利用した朝食ブッフェ。ネットには「日本食が提供される」とあったので楽しみにしていました

IMG_9299ら、目当てのものたちはラインナップから消されちゃった模様、かろうじてあるのは味噌汁とガリのみ、で。

同じコーナーに置いてあったのはナムルと春雨が海苔で巻いてある不気味な一品とキムチに春巻き。

ワルの街中で感じていた「タイも中国も韓国もベトナムも日本も同じようなもん、アジアってこんなカンジでしょ?」みたいな空気が漂っていました。

さらにショックだったのは、テレビのプログラムにはしっかり印刷されている「JSTV(日本語衛星放送)」が映らず、その35番チャンネルが中国国営放送に変わっていたこと。

ワルではそんなに「ニッポン」の勢い、弱まっているのかなぁ。

そらにさらに、近くのイタリア食材店のレジ横に積まれていたのは我らが「クレラップ」9ズウォーティ也。「20mで230円じゃぁやっぱり高いな

と、よくよく見てみると、「一個買ったら一個タダ」って書いてあります・・もしかして投げ売り!?せっかくポーランド語での印刷もされているのに~。

誰にも見向きもされていない様子が悲しくて、思わず買わずにはいられず、これ、わざわざ日本まで持って帰ってきました・・・う゛~、がんばれニッポン!!

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nimadekurumim at 23:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2012年11月12日

おわかれワルさんぽ

ワルで過ごす最後の一日。午前中は公私共にと~っても良くしていただいた主人の仕事場のみなさまに帰国の挨拶をし

IMG_0006これから日本に戻るっつーに、フードコートで「TOKIO」のロール寿司を頬張り、

日本茶で温まってからワルの風景たちとお別れの散歩をしました。

あちこちに点在する「好きだった風景」の全部には時間と気温の問題で行けるはずないので・・・

街の中心にあるスターリンからの贈り物「文化科学宮殿」を起点に、まずは古くて独特な雰囲気を醸し出す「Fotoplastikon」を眺め、

昨日はかなりの騒ぎとなったイエロゾリムスキエ通りとマルシャコフスカ通りの交差点へ。そこからトラムでヴィスワ川を渡り、プラガ地区に10分ほど滞在・・って、

停留所で降りて大通りを反対側に渡り、中心街に戻るトラムを待った時間がトータル10分ほどってことですけど。ふたたびトラムに乗って2停留所、

一番想い出深い、語学学校への通学路でもあった「新世界通り」へ。

遠くに見える、ショパンの心臓が収められている「聖十字架教会」に心の中で手を振って、しょっちゅう菓子パンを買い食いしていたお菓子屋さんにもさよーなら

それから不気味な佇まいが怖かったテレビポーランド横の古いビルが壊されているのをまじまじと眺め、ふたたび「文化科学宮殿」に戻ると、広場にはサッカーボールを持った人魚が並んでいました。

今年の夏はEUROで盛り上がり、その時の人魚像たちがここに集められたのかぁと、しみじみ。かなり寒さが身に沁みてきたのでホテルに戻って「Wedel」のホットチョコレート

は・・・いくら最後でもあの甘さがムリ・・・ってことでコーヒーとチョコレートで「さよならワルさんぽ」を〆とし。

1年半暮らしてみて、ワルの街、人々にはかなり惚れたし、去りがたい気持はあるけれど、私の帰る場所は日本、東京なのだと気持は切り変わってます。

全ての風景、みなさん、色々な経験、体験に感謝!

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2012年11月11日

独立記念日は出逢った記念日

11月11日は第一次大戦後の1918年にポーランドが独立を回復した「独立記念日」。

IMG_9849記念の行進が毎年行われるそうなんだけど去年は一部が暴徒化、外出には十分注意するよう大使館から連絡がありました。

そんな日にダイアナクラールのライブに行くつもりなあたし。


でもまあ会場はホテルの前だし、夜までにはなんとかなるだろうとたかをくくりつつ、叫んだり歌ったりしながら通り過ぎる団体たちを見守ります。

と、お昼過ぎには空砲のような音が激増、行進の数もどんどん多くなって、イエロゾリムスキ通りとマルシャコフスカ通りの交差点に不穏な空気が・・

やがて花火飛ぶ飛ぶ、一帯は煙モクモク、多くの警察隊、警察車両が慌ただしく行き交い、テレビをつけると群衆の中はかなり大変なことになってます、あ゛~!

今日は主人と私が「出逢った記念日」でもあり、大切な日にひとりでライブに行こうしたバチ?

でもそれは「帰国前で忙しくて一緒に過ごせないかも」とも言われていたから、主人にプレッシャーをかけないよう、「ひとりでも楽しくやってますよ♪」への仕込みだったんだけどなぁ

日が暮れても外出はムリっぽい窓の外にライブは諦め、主人と一緒に部屋でショボイお祝い晩ご飯を食べました。ら、開演1時間前になると、

あれ?確認できる範囲では街にいつもの静けさが戻っていて・・・「やっぱり行ってくるっ!」と主人を置き去りにして、ひとりでライブへ走ったという・・。

うっとりな歌声、バリバリのピアノ、チャーミングで笑えるトーク、これを逃さずに済んで本当に良かったです

一時、一部は暴徒化はしたけれど、本来の目的である平和的な行進はふたたび南下をはじめ、警察もキッチリと仕事をしたおかげでしょうか・・・やっぱりポーランドは安全で素晴らしい国だ。

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2012年10月31日

ハロウィンの風景

ハロウィンの「ハラミロフスカ市場」もスーパーマーケットもカボチャだらけ(笑)。怖~い顔をした、大きなジャコランタンがかなりの迫力で積み上がっており

IMG_9267明日は「万聖節」の休日、そして翌日は「死者の日」。

日本のお盆のように多くの人々が家へ帰ってお墓参りをするそうで、ほとんどのお店もお休みになります。

そのせいか、街はいつもより忙しない風で、中央駅の切符売り場にはこぢんまりとしたカバンを手にした長い行列が・・・

売場のメインを飾るのは、お墓参りに欠かせないカラフルだったり、美しい瓶に入る蝋燭たち。

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2012年10月30日

バーくるみん閉店

住処が移っても、なんだかんだ毎日通ってしまった以前の家。ですが、今日の航空便引越荷物搬出を最後に鍵を返さなくてはならず・・そうなるとじ~んと寂しくなりますなぁ

IMG_9240週に5日は通ったお向かいの小さなスーパーにも行き、

顔見知りのオバちゃんたちに「日本に帰るからもう来られない、さようなら」と挨拶をすると、

「そうなの?」と残念がってくれたり、いつもは「なんか怒ってる?」という表情だったレジ担当者さんも、

見たことのない優しい笑顔で「今までありがとう、さようなら」と言ってくれました

そして、一日に何度も佇んで移りゆく季節や風景を眺めたり、主人の車が車庫に入るのをウォッチしたり(怖っ!笑)、ひとりぼっちの夜にはスツールを置いて

「夜景の見えるバーカウンター」にしていた窓ともお別れ・・ま、転勤云々は私にどうもできないことだし、次に住む場所がまたすぐ都になるんですけどね~。

夜は「引越し疲れた、外食に連れてゆけ~」と主張して、この1週間で3度め、どんだけ好きなのかの「日本館」へ。今日はカツオ兄ちゃんのタタキもいらっしゃって、

メインの「寄せ鍋」にほっこり。良い出汁にプリップリのエビ、貝や練りモノもたっぷりで豚肉も大活躍!〆の雑炊も美味しかったです♪

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2012年10月28日

白い朝と、これが最後だぜベイベー

朝起きたら一面の白い世界・・・の中を家へと向かい、転居のための荷物運び、2日め。雪が溶けてドロドロになった道を走ったら車もドロドロ・・になったけど、

IMG_9178雪は止み、路面が凍っていないだけよかったデス。

引越しの度に想う・・・。私物を最後のひとつまで片付けて持ち主に部屋をお返しするって本当に大変ですよね。

引き出しを開けて「う、ここにこんなものが」とか、

IMG_9181「あ゛、これも処分するんだった」とか、数時間で片付くつもりが結局夕方までかかり。
そして掃除機、モップがけをする時には

「このキタナイ、掃除のしにくい家をキレイにするのもいよいよ最後!」と心底嬉しくなりました。

IMG_9089が、「土足仕様でワンコの毛まみれだった恐怖の空間を私がここまで磨き上げた」とか思うと、愛しさ(?)と

寂しさも込み上げる複雑な心境に・・浸ったところで、

次に住む人が土足で暮らす確率はかなり高いし、意味がない、ただの自己満足ですけどね。

それにしても、買ってからすぐにホースがちぎれ、吸引口のロールも左、右と順番に外れてしまった掃除機。ガムテープで張ったり、ボンドでくっつけたりしながらの1年数か月を

よくぞ持ちこたえてくれました

nimadekurumim at 21:28|PermalinkComments(0)TrackBack(0)