July 24, 2021
Vaio Z レビュー(2)使用感編
今回からやっとまともなレビューを記載する。
購入をためらっている人が、これを読んだら買いたくなることを目指すw
■素晴らしいキーボードとタッチパッド
今回のVaioZにおいて、最も素晴らしいと思うのはキーボードの使い心地である。
従来のノートPCと比較して、キーピッチ広め、ストローク深めで非常に打ちやすい。
キーの配列も素直なので、ブラインドタッチですいすい打てる。
これまで多くのノートPCを使ってきたが、今回のVaioZのキーボードは、これまでのどのノートPCのキーボードよりも打ちやすいと思う。
SX14のようなキーの微妙なグラグラ感のようなものもない。
そして、かな表示なしの隠し刻印が選択できる。
これは見た目的にもかっこいいし、無刻印よりも実用性も高いので理想と言える。
かな表示は本当にいらないので、他のPCでもなくしてもらいたいところ。
タッチパッドも素晴らしい。
Windowsのタッチパッドはおまけかと思うほど操作感が悪いものが多く、Macユーザーが使うとイライラさせられるが、VaioZのタッチパッドはMac並みのクォリティで満足のいく操作感が得られる。
また、キーボード、タッチパッドどちらも指紋跡が目立たないため(タッチパッドのボタン部分はややテカる)、見た目的にも美しく、手触りもサラサラしていて心地よい。
カーボンのパームレストもベトつかずスムーズなキー入力に貢献している。

■アプリの起動や表示がおそろしく速い
キーボードの次に素晴らしいのが、アプリの起動の速さである。
デスクトップ並に速いどころか、デスクトップより速い。
ブラウザはもちろん、あの起動が遅いOffice系のアプリでも一瞬で起動する。
別にアプリが起動する間くらいちょっと待ってもいいじゃないかと思うかもしれないが、速いに越したことはないし、思っているより起動が速いのは気持ちが良い。
気持ちが良いというのは、作業の集中力が削がれないことを意味するので、思っているよりも作業の効率も上がる。
画面の描画も速く、表示されるまで待たされるようなことも無い。
■電波の掴みが良い
電波の受信精度が高く、カフェのWifiでも、安定した通信環境が得られる。
電波の受信が不安定だったり、そもそも繋がりにくかったりするのは、ノートPCを使う上で地味にイライラさせられる要素なので、電波の掴みの良さは快適さにものすごく貢献している。
■バッテリーの持ちも良い
twitterでは、バッテリーの持ちが悪いという話を散見したが、自分の使用感としては、持ちが悪いと感じることは無く、実際2〜3日充電なしでも使えている。
使用しているアプリや、本体の設定にもよると思うが、少なくとも他のPCよりもバッテリーの消費が激しいということは無いし、どっちかというと全然減らないなという印象。
感覚的には、買いたての頃のMacbookくらいのバッテリーの持ちの良さはある。
■そこそこ軽くて剛性感がある
もっと軽量なノートPCはあるが、サイズに対して十分な軽さ。
MacBookAirのような「どこがAirなんだよ」と突っ込みたくなる製品と比べると、めちゃくちゃ軽い。
また、剛性感は半端なく、使っていて安心感がある。
うまく言葉にできないが、金属のような硬さではなく、頑丈な感じというかなんというか。
■左右どちらのUSB-C端子からも充電可能
電源はUSB-C経由のみになったわけだが、ノートPCによっては充電可能な端子が1つしかないノートPCも多い中、VaioZは、左右のどちらの端子からも充電が可能である。
これは本当に地味な要素ではあるが、実用面から見ると非常に利便性が上がる仕様である。
こういう細かい配慮がされてる製品はコストの関係からも他にはなかなか無い。
■総合力に優れた製品である
このようにVaioZは、カタログスペックや、よくあるベンチマークテストでは見えないが、実用上の快適さをアップさせる部分をしっかり作り込んだ製品であることがわかる。
逆に言うと、使ってみないと良さがわからないという要素が多すぎて、価格の高さもあり、いまひとつ評価が高まっていないように思われる。
しかし、価格分の作り込みは十分に行われており、買って損をすることは無い、実にVaioZらしいハイクォリティな製品となっている。
これまで、Zを含むVaio製品をいくつも買ってきたが、ここまで完成度の高いものは、これまで無かったように思うので、購入を検討している方は、安心してほしい。

良いところばかり書いても疑われるので、そんなに良くない部分も記載する。
■ディスプレイは普通
4Kはバッテリーの減りが気になりそうなので、FHDを選択した。
表示品質的には普通のノートPCといった印象で特筆することはないが、悪いところもない。
ごく普通なディスプレイである。
■指紋認証の精度はイマイチ
指紋認証は便利かと思いきや、認識精度がそれほど高くなく、3回くらい入力しないと認識されないことも多々あり。
別で設定する必要はあるが、顔認証は高精度なので、そちらを使う方をおすすめする。
■やっぱりデザインが…
性能には直接関係ないが、デザイン的なインパクトがもっとあれば、とっつきやすかったのではないかと思う。色も黒というのは無難ではあるが、どうしてもおっさん向け感が出てしまう。
地味な良さの積み重ねがされているぶん、デザインで新規性を出して目立たせたほうが、もっと注目度が高まったのではないかと思う。
今後、勝色とかレッドとか出す計画かもしれないけどw
購入をためらっている人が、これを読んだら買いたくなることを目指すw
■素晴らしいキーボードとタッチパッド
今回のVaioZにおいて、最も素晴らしいと思うのはキーボードの使い心地である。
従来のノートPCと比較して、キーピッチ広め、ストローク深めで非常に打ちやすい。
キーの配列も素直なので、ブラインドタッチですいすい打てる。
これまで多くのノートPCを使ってきたが、今回のVaioZのキーボードは、これまでのどのノートPCのキーボードよりも打ちやすいと思う。
SX14のようなキーの微妙なグラグラ感のようなものもない。
そして、かな表示なしの隠し刻印が選択できる。
これは見た目的にもかっこいいし、無刻印よりも実用性も高いので理想と言える。
かな表示は本当にいらないので、他のPCでもなくしてもらいたいところ。
タッチパッドも素晴らしい。
Windowsのタッチパッドはおまけかと思うほど操作感が悪いものが多く、Macユーザーが使うとイライラさせられるが、VaioZのタッチパッドはMac並みのクォリティで満足のいく操作感が得られる。
また、キーボード、タッチパッドどちらも指紋跡が目立たないため(タッチパッドのボタン部分はややテカる)、見た目的にも美しく、手触りもサラサラしていて心地よい。
カーボンのパームレストもベトつかずスムーズなキー入力に貢献している。

■アプリの起動や表示がおそろしく速い
キーボードの次に素晴らしいのが、アプリの起動の速さである。
デスクトップ並に速いどころか、デスクトップより速い。
ブラウザはもちろん、あの起動が遅いOffice系のアプリでも一瞬で起動する。
別にアプリが起動する間くらいちょっと待ってもいいじゃないかと思うかもしれないが、速いに越したことはないし、思っているより起動が速いのは気持ちが良い。
気持ちが良いというのは、作業の集中力が削がれないことを意味するので、思っているよりも作業の効率も上がる。
画面の描画も速く、表示されるまで待たされるようなことも無い。
■電波の掴みが良い
電波の受信精度が高く、カフェのWifiでも、安定した通信環境が得られる。
電波の受信が不安定だったり、そもそも繋がりにくかったりするのは、ノートPCを使う上で地味にイライラさせられる要素なので、電波の掴みの良さは快適さにものすごく貢献している。
■バッテリーの持ちも良い
twitterでは、バッテリーの持ちが悪いという話を散見したが、自分の使用感としては、持ちが悪いと感じることは無く、実際2〜3日充電なしでも使えている。
使用しているアプリや、本体の設定にもよると思うが、少なくとも他のPCよりもバッテリーの消費が激しいということは無いし、どっちかというと全然減らないなという印象。
感覚的には、買いたての頃のMacbookくらいのバッテリーの持ちの良さはある。
■そこそこ軽くて剛性感がある
もっと軽量なノートPCはあるが、サイズに対して十分な軽さ。
MacBookAirのような「どこがAirなんだよ」と突っ込みたくなる製品と比べると、めちゃくちゃ軽い。
また、剛性感は半端なく、使っていて安心感がある。
うまく言葉にできないが、金属のような硬さではなく、頑丈な感じというかなんというか。
■左右どちらのUSB-C端子からも充電可能
電源はUSB-C経由のみになったわけだが、ノートPCによっては充電可能な端子が1つしかないノートPCも多い中、VaioZは、左右のどちらの端子からも充電が可能である。
これは本当に地味な要素ではあるが、実用面から見ると非常に利便性が上がる仕様である。
こういう細かい配慮がされてる製品はコストの関係からも他にはなかなか無い。
■総合力に優れた製品である
このようにVaioZは、カタログスペックや、よくあるベンチマークテストでは見えないが、実用上の快適さをアップさせる部分をしっかり作り込んだ製品であることがわかる。
逆に言うと、使ってみないと良さがわからないという要素が多すぎて、価格の高さもあり、いまひとつ評価が高まっていないように思われる。
しかし、価格分の作り込みは十分に行われており、買って損をすることは無い、実にVaioZらしいハイクォリティな製品となっている。
これまで、Zを含むVaio製品をいくつも買ってきたが、ここまで完成度の高いものは、これまで無かったように思うので、購入を検討している方は、安心してほしい。

良いところばかり書いても疑われるので、そんなに良くない部分も記載する。
■ディスプレイは普通
4Kはバッテリーの減りが気になりそうなので、FHDを選択した。
表示品質的には普通のノートPCといった印象で特筆することはないが、悪いところもない。
ごく普通なディスプレイである。
■指紋認証の精度はイマイチ
指紋認証は便利かと思いきや、認識精度がそれほど高くなく、3回くらい入力しないと認識されないことも多々あり。
別で設定する必要はあるが、顔認証は高精度なので、そちらを使う方をおすすめする。
■やっぱりデザインが…
性能には直接関係ないが、デザイン的なインパクトがもっとあれば、とっつきやすかったのではないかと思う。色も黒というのは無難ではあるが、どうしてもおっさん向け感が出てしまう。
地味な良さの積み重ねがされているぶん、デザインで新規性を出して目立たせたほうが、もっと注目度が高まったのではないかと思う。
今後、勝色とかレッドとか出す計画かもしれないけどw
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16:15
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Vaio Z レビュー(1)まえおき編
■まえおき
なんと3年ぶりの更新である。
VaioZを購入し、いろいろなサイトのレビューを漁っていたが、どのサイトもスペックやらベンチマークやらの記載に終始しており、実際の使い勝手などのレビューには辿り着けなかった。
twitterが流行りだしてからはblogに個人のレビューをまとめる人も減ったせいもあるのかもしれない。
twitterでvaioZを検索すると、今度はネガティブな感想しか引っかからない。
ということで、自分でレビューを書くことにした。
このレビューはもちろんVaioZで書いている。
キーボードが素晴らしいため、ミスタイプが発生せず、むちゃくちゃ快適である。

■購入にあたり
googleでVaioZを検索しようとすると、検索候補に「VaioZ 高い」と出てくる。
それくらい今回のVaioZは、多くの人に高いと感じさせる価格設定となっている。
ただし、VaioZは、初代Vaio note Zの頃からずっと高かったし、ハイエンドゲーミングPCよりは安い。
にも関わらず、今回は高い高いと言われている。
自分自身も何度もスペックをカスタマイズして、カートに入れるところまで行って、「40万か、さすがに高いな」と思い、購入をためらっていた。
7月から始まった7周年の7%オフと、お得意様割引がなかったら、購入に至らなかっただろう。
そもそもちょっと前にVaio SX12勝色Editionを買ったばかりだし…
■なぜ「高い」と言われるのか
いつも高いVaioZが、なぜ今回に限ってその価格が取り沙汰されるのか。
・他社のノートPCとの価格差
他社のPCであれば、20〜25万も出せば、ハイスペックな構成が組める。
HP Spectre x360 13 なんて、メモリ16G/SSD 1Tにしても18万で買える。
VaioZの半分以下の価格である。
比較的高価なMacBookでさえ、30万も出せば満足の行くスペックが得られる。
そこにきてVaioZは、40万コースとなるので、明らかに他のノートPCより高い。
そしてハイスペックを売りにしているのに、ほぼ同じ価格帯のハイエンドゲーミングノートほどのグラフィック性能が無いことも「高い」と感じさせる一因となっている。
要するにVaioZの価格設定自体はいつもとたいして変わっていないが、相対的に高くなってしまったのである。
日本人の給与水準も上がってないし。
・良さが地味
今回の打ち出した最大の売りが「フルカーボンボディ」である。
高度な技術が大好きなVaioZファンには受けそうな内容ではあるが、マグネシウムやアルミと違ってカーボンという素材自体が地味なので、良さが伝わりにくいのではないだろうか。
天板以外は言われなきゃわかんないし。
筐体のデザイン自体も新デザインではあるものの、従来のVaioとそれほど変わらないし(意外と全部変わってるけどよく見ないとわからない)Vaio SX12勝色Editionのようなデザイン的な華やかさが皆無であることも、「高い」と感じさせる一因ではないだろうか。
スペック的に疑問が残る点も
・最新のトレンドである4:3に近い画面比率ではない
・WANが5G対応のものしか選べない上に、信じられないほど高い(約5万円)
今のトレンドに乗っていないのに、現状たいして使えない5Gには、いち早く対応しているというのはアンバランスに感じる。
・ターゲットユーザーの読み違え
データがあるわけじゃないので単なる推測ですが、高価なことはVaio側も理解しているので、ターゲットユーザーをビジネスエリートと設定して、伊勢丹で売ってみたりプロのクリエイターの試用記事を載せてみたり、コワーキングスペースに展示したりといったプロモーションをしているが、これはけっこうズレてるんじゃないかと…
大抵のビジネスマンは会社から支給されたPCを大人しく使っているし、勝手に自分のPCを使ったらセキュリティ面で怒られるので、そもそもPC選択の自由がないのである。
スタバでMacを使っている人たちにはデザイン的に受けが悪そうだし、クリエイターの人たちは、グラフィック性能が高いPCで家で作業するだろうから、ノートPCが高性能である必要は無い。
実際にVaioZを購入している主な購入層は、我々のようなノートPCマニアなのではないだろうか。
要は、ターゲットユーザーは設定せず、ビジネス以外のいろいろなニーズを想定してプロモーションしたほうが良いのではないかと思う。
…と、ここまでで無駄に長い文章になってしまったので、レビューについては次の記事に分けることにする。
なんと3年ぶりの更新である。
VaioZを購入し、いろいろなサイトのレビューを漁っていたが、どのサイトもスペックやらベンチマークやらの記載に終始しており、実際の使い勝手などのレビューには辿り着けなかった。
twitterが流行りだしてからはblogに個人のレビューをまとめる人も減ったせいもあるのかもしれない。
twitterでvaioZを検索すると、今度はネガティブな感想しか引っかからない。
ということで、自分でレビューを書くことにした。
このレビューはもちろんVaioZで書いている。
キーボードが素晴らしいため、ミスタイプが発生せず、むちゃくちゃ快適である。

■購入にあたり
googleでVaioZを検索しようとすると、検索候補に「VaioZ 高い」と出てくる。
それくらい今回のVaioZは、多くの人に高いと感じさせる価格設定となっている。
ただし、VaioZは、初代Vaio note Zの頃からずっと高かったし、ハイエンドゲーミングPCよりは安い。
にも関わらず、今回は高い高いと言われている。
自分自身も何度もスペックをカスタマイズして、カートに入れるところまで行って、「40万か、さすがに高いな」と思い、購入をためらっていた。
7月から始まった7周年の7%オフと、お得意様割引がなかったら、購入に至らなかっただろう。
そもそもちょっと前にVaio SX12勝色Editionを買ったばかりだし…
■なぜ「高い」と言われるのか
いつも高いVaioZが、なぜ今回に限ってその価格が取り沙汰されるのか。
・他社のノートPCとの価格差
他社のPCであれば、20〜25万も出せば、ハイスペックな構成が組める。
HP Spectre x360 13 なんて、メモリ16G/SSD 1Tにしても18万で買える。
VaioZの半分以下の価格である。
比較的高価なMacBookでさえ、30万も出せば満足の行くスペックが得られる。
そこにきてVaioZは、40万コースとなるので、明らかに他のノートPCより高い。
そしてハイスペックを売りにしているのに、ほぼ同じ価格帯のハイエンドゲーミングノートほどのグラフィック性能が無いことも「高い」と感じさせる一因となっている。
要するにVaioZの価格設定自体はいつもとたいして変わっていないが、相対的に高くなってしまったのである。
日本人の給与水準も上がってないし。
・良さが地味
今回の打ち出した最大の売りが「フルカーボンボディ」である。
高度な技術が大好きなVaioZファンには受けそうな内容ではあるが、マグネシウムやアルミと違ってカーボンという素材自体が地味なので、良さが伝わりにくいのではないだろうか。
天板以外は言われなきゃわかんないし。
筐体のデザイン自体も新デザインではあるものの、従来のVaioとそれほど変わらないし(意外と全部変わってるけどよく見ないとわからない)Vaio SX12勝色Editionのようなデザイン的な華やかさが皆無であることも、「高い」と感じさせる一因ではないだろうか。
スペック的に疑問が残る点も
・最新のトレンドである4:3に近い画面比率ではない
・WANが5G対応のものしか選べない上に、信じられないほど高い(約5万円)
今のトレンドに乗っていないのに、現状たいして使えない5Gには、いち早く対応しているというのはアンバランスに感じる。
・ターゲットユーザーの読み違え
データがあるわけじゃないので単なる推測ですが、高価なことはVaio側も理解しているので、ターゲットユーザーをビジネスエリートと設定して、伊勢丹で売ってみたりプロのクリエイターの試用記事を載せてみたり、コワーキングスペースに展示したりといったプロモーションをしているが、これはけっこうズレてるんじゃないかと…
大抵のビジネスマンは会社から支給されたPCを大人しく使っているし、勝手に自分のPCを使ったらセキュリティ面で怒られるので、そもそもPC選択の自由がないのである。
スタバでMacを使っている人たちにはデザイン的に受けが悪そうだし、クリエイターの人たちは、グラフィック性能が高いPCで家で作業するだろうから、ノートPCが高性能である必要は無い。
実際にVaioZを購入している主な購入層は、我々のようなノートPCマニアなのではないだろうか。
要は、ターゲットユーザーは設定せず、ビジネス以外のいろいろなニーズを想定してプロモーションしたほうが良いのではないかと思う。
…と、ここまでで無駄に長い文章になってしまったので、レビューについては次の記事に分けることにする。
May 23, 2018
Fostex TH900mk2(SB) 試聴
4年ぶりに急に更新を再開してみる。
今回、TH900mk2(SB) に興味が湧いて検索をかけてみたものの、公式サイトと販売サイトしか出てこなかったので、こういった個人の感想にも需要があるのではないかと思ったためである。
あくまで個人の感想レベルではあるが、製品を検討する一助になればと思います。
では、本題。
Fostex ショールームで TH900mk2(SB) が試聴可能となっていたので、早速聴きに行ってきました。
試聴した構成は、iPhone7Plus > HP-A8MK2 > TH900mk2(SB) です。
ソースはハイレゾでも何でもない、一般的なフォーマットになります。
まず、装着感ですが、以前TH900を試聴したときは、側圧が緩いと感じたことがあったのですが、今回はやや側圧は弱めなものの、むしろ長時間使っても快適に感じられるような適度に弱い側圧であると感じました。
次に音について。
一番の特徴は、密閉型特有の籠もり感はほとんど感じず、まるで開放型のような音の広がりがあり、なおかつ密閉型の特徴である音の聞き取りやすさ、明瞭さも兼ね備えているという点です。
開放と密閉の中間の音ですが、音の聞こえ方はどちらかというと開放型の音に近いように思います。
音の出どころが掴みやすく、個々の音も綺麗に分離しています。
特にボーカルの明瞭さは edition9 と比べても遥かに上回っています。
(比較ヘッドホンが古いのは 4年のブランクがあるので仕方ない)
低音も非常に良質で、迫力には欠けますが物足りないということではなく、音全体を見渡せるようチューニングされているように思います。
個々の楽器の音を聞いてもハウジング由来の不要な付帯音のようなものもなく、脚色のない素直な音です。
やはり、Fostex のフラッグシップだけあって、非常に上質な音が楽しめるヘッドホンになっています。
1個くらい良いヘッドホンを持っていたいという人には、ぴったりです。
逆に僕のようにヘッドホン持ちすぎの人からすると、これは完全に通常は長所でしかないんですが…バランスが良すぎて個性が足りないように感じます。
例えばフェラーリとかポルシェは車としてのバランスが良さとか、乗り心地が良さが評価されているわけではなく、過剰な個性が魅力であるとか、そういう感じのことです。
TH900mk2(SB) と、普通のTH900mk2と音が違うのか?という点については、直接比較していないのでわかりませんが、以前聴いたTH900(アンプもmk2以前)よりも、洗練された音のように感じました。感じただけなので、本当かどうかはわかりませんが…そのへんはぜひ、自分でショールームに足を運んで聴き比べてみてください。
僕は両者の差異にそれほど興味が無かったので、その場では聴き比べませんでした。
色的に味噌汁茶碗みたいな赤が好きじゃないので…
ブルーは深みがあってすごく良い色に仕上がっていると思います。
これもぜひ、実物を見て欲しいです。

コネクタの部分もブルーになっていてカッコいい。細かい部分まで綺麗にデザインされてるなと感じます。
今回、TH900mk2(SB) に興味が湧いて検索をかけてみたものの、公式サイトと販売サイトしか出てこなかったので、こういった個人の感想にも需要があるのではないかと思ったためである。
あくまで個人の感想レベルではあるが、製品を検討する一助になればと思います。
では、本題。
Fostex ショールームで TH900mk2(SB) が試聴可能となっていたので、早速聴きに行ってきました。
試聴した構成は、iPhone7Plus > HP-A8MK2 > TH900mk2(SB) です。
ソースはハイレゾでも何でもない、一般的なフォーマットになります。
まず、装着感ですが、以前TH900を試聴したときは、側圧が緩いと感じたことがあったのですが、今回はやや側圧は弱めなものの、むしろ長時間使っても快適に感じられるような適度に弱い側圧であると感じました。
次に音について。
一番の特徴は、密閉型特有の籠もり感はほとんど感じず、まるで開放型のような音の広がりがあり、なおかつ密閉型の特徴である音の聞き取りやすさ、明瞭さも兼ね備えているという点です。
開放と密閉の中間の音ですが、音の聞こえ方はどちらかというと開放型の音に近いように思います。
音の出どころが掴みやすく、個々の音も綺麗に分離しています。
特にボーカルの明瞭さは edition9 と比べても遥かに上回っています。
(比較ヘッドホンが古いのは 4年のブランクがあるので仕方ない)
低音も非常に良質で、迫力には欠けますが物足りないということではなく、音全体を見渡せるようチューニングされているように思います。
個々の楽器の音を聞いてもハウジング由来の不要な付帯音のようなものもなく、脚色のない素直な音です。
やはり、Fostex のフラッグシップだけあって、非常に上質な音が楽しめるヘッドホンになっています。
1個くらい良いヘッドホンを持っていたいという人には、ぴったりです。
逆に僕のようにヘッドホン持ちすぎの人からすると、これは完全に通常は長所でしかないんですが…バランスが良すぎて個性が足りないように感じます。
例えばフェラーリとかポルシェは車としてのバランスが良さとか、乗り心地が良さが評価されているわけではなく、過剰な個性が魅力であるとか、そういう感じのことです。
TH900mk2(SB) と、普通のTH900mk2と音が違うのか?という点については、直接比較していないのでわかりませんが、以前聴いたTH900(アンプもmk2以前)よりも、洗練された音のように感じました。感じただけなので、本当かどうかはわかりませんが…そのへんはぜひ、自分でショールームに足を運んで聴き比べてみてください。
僕は両者の差異にそれほど興味が無かったので、その場では聴き比べませんでした。
色的に味噌汁茶碗みたいな赤が好きじゃないので…
ブルーは深みがあってすごく良い色に仕上がっていると思います。
これもぜひ、実物を見て欲しいです。

コネクタの部分もブルーになっていてカッコいい。細かい部分まで綺麗にデザインされてるなと感じます。
July 14, 2014
HiFiMAN HE-560
もう二度と更新されないと思われた方もいたのではないでしょうか。
一年以上ぶりの更新です。
そんなにサボっていた気もしないのですが、Twitterに書いて満足していた感がありますね。
そんなわけで、久しぶりに(嘘)新しいヘッドホンを手に入れたので、いろいろ書いていこうと思います。
HiFiMAN HE-560
スペック:音圧感度90db/インピーダンス35Ω/重量380g
HiFiMANの新製品、平面駆動型のヘッドホンHE-560です。
価格は10万近いですが、平面駆動型としては、これでもミドルレンジという感じですかね。

立派な木箱に入っています。
Edition7なみに立派です。
「箱なんて凝らなくていい」という人もいるような気がしますが、僕はこういう雰囲気作りも好きです。

今までにもいくつも平面駆動型のヘッドホンは出ていましたが、ガッツリ聴くのはこれが初めてです。
平面駆動型は、今までに何度か試聴した印象では、従来のダイナミック型に比べて、なんとなく音が薄い、
名前どおり音が平べったいという点が目立ってしまい、なかなか良さが見いだせなかったのですが…

コネクタは金メッキでしっかりした作りになっています。
むしろしっかりしすぎていて、Hugoとかには刺しにくいくらいです。
でも、安定感があって良いと思います。

●装着感は快適
アームの調整機構が少々古典的で調整しにくいですが、装着感は悪く無いです。
イヤーパッドが表面(?)と側面で別になっています。
適度に耳にフィットする感じで、重さも気になりません。

側面は革っぽく、表面はベロア調加工。
今まで見たことがないので、めずらしい作りだと思います。

●試聴環境
とりあえず試聴環境はというと、mac → CHORD Hugo → HE-560 で、音源はCDをリッピングしたものです。
ハイレゾ音源は、ありません…!
好きな曲が出てませんからね。
曲はいろいろなジャンルのものを適当に。
●音の特徴
音のセパレーションが明瞭で音場は左右に広く、音の出どころが非常に把握しやすい。
クールかウォームかで言うならウォームな傾向で、ボーカル、楽器の生々しさが際立つ。
非常に滑らかでありながら、歯切れのよい表現。
低音も出し過ぎない感じで、心地よい自然な低音。
●得意ジャンル
音色の自然さ、響きの綺麗さが活かされる、クラシックとかジャズをゆったり気持よく、聴くのにぴったりのヘッドホンだと思います。
性能の低いヘッドホンでは決してわからない、微細なニュアンスまで捉え、音楽の感動を伝えられるだけの充分な性能を持っている非常に優秀なヘッドホンだと思います。
●苦手ジャンル
平面駆動型…というよりオープン型なので、やはりガツン!とした音は出ません。
音にインパクトやパワフルさが求められる、ハードロック等にはあまり向かないと思います。

また、鳴らしにくさは健在… 平均的なヘッドホンよりもずっとボリュームを上げる必要があります。
音漏れは…「音漏れ」という表現が控え目に感じてしまうくらい漏れる…というより普通に曲が聴こえますw
●さいごに
ケーブルは、最近流行りの着脱式なので、次はバランス接続や他のケーブルで試聴してみたいと思います。
一年以上ぶりの更新です。
そんなにサボっていた気もしないのですが、Twitterに書いて満足していた感がありますね。
そんなわけで、久しぶりに(嘘)新しいヘッドホンを手に入れたので、いろいろ書いていこうと思います。
HiFiMAN HE-560
スペック:音圧感度90db/インピーダンス35Ω/重量380g
HiFiMANの新製品、平面駆動型のヘッドホンHE-560です。
価格は10万近いですが、平面駆動型としては、これでもミドルレンジという感じですかね。

立派な木箱に入っています。
Edition7なみに立派です。
「箱なんて凝らなくていい」という人もいるような気がしますが、僕はこういう雰囲気作りも好きです。

今までにもいくつも平面駆動型のヘッドホンは出ていましたが、ガッツリ聴くのはこれが初めてです。
平面駆動型は、今までに何度か試聴した印象では、従来のダイナミック型に比べて、なんとなく音が薄い、
名前どおり音が平べったいという点が目立ってしまい、なかなか良さが見いだせなかったのですが…

コネクタは金メッキでしっかりした作りになっています。
むしろしっかりしすぎていて、Hugoとかには刺しにくいくらいです。
でも、安定感があって良いと思います。

●装着感は快適
アームの調整機構が少々古典的で調整しにくいですが、装着感は悪く無いです。
イヤーパッドが表面(?)と側面で別になっています。
適度に耳にフィットする感じで、重さも気になりません。

側面は革っぽく、表面はベロア調加工。
今まで見たことがないので、めずらしい作りだと思います。

●試聴環境
とりあえず試聴環境はというと、mac → CHORD Hugo → HE-560 で、音源はCDをリッピングしたものです。
ハイレゾ音源は、ありません…!
好きな曲が出てませんからね。
曲はいろいろなジャンルのものを適当に。
●音の特徴
音のセパレーションが明瞭で音場は左右に広く、音の出どころが非常に把握しやすい。
クールかウォームかで言うならウォームな傾向で、ボーカル、楽器の生々しさが際立つ。
非常に滑らかでありながら、歯切れのよい表現。
低音も出し過ぎない感じで、心地よい自然な低音。
●得意ジャンル
音色の自然さ、響きの綺麗さが活かされる、クラシックとかジャズをゆったり気持よく、聴くのにぴったりのヘッドホンだと思います。
性能の低いヘッドホンでは決してわからない、微細なニュアンスまで捉え、音楽の感動を伝えられるだけの充分な性能を持っている非常に優秀なヘッドホンだと思います。
●苦手ジャンル
平面駆動型…というよりオープン型なので、やはりガツン!とした音は出ません。
音にインパクトやパワフルさが求められる、ハードロック等にはあまり向かないと思います。

また、鳴らしにくさは健在… 平均的なヘッドホンよりもずっとボリュームを上げる必要があります。
音漏れは…「音漏れ」という表現が控え目に感じてしまうくらい漏れる…というより普通に曲が聴こえますw
●さいごに
ケーブルは、最近流行りの着脱式なので、次はバランス接続や他のケーブルで試聴してみたいと思います。
June 28, 2013
vaio pro 11 と typeZ mac book air11 を比較。

今回は乗り換え前の機種として使っている人が多いと勝手に思っている、
typeZ 、mac book air 11inch の2機種との簡単な比較をしてみました。
開いた状態は、形状といい、構造といい、ひとまわり小さくなった vaioZ というイメージ。
画面は、タッチパネル+フィルタ仕様なので、反射はそこそこありますが、
表面はマットになっています。
キーボード周辺のフレームは vaioS のように中心にむかって凹んだ形状になっています。
ここのマットな仕上げも vaioS と同様。
air 11inch との比較

画面解像度、画面周辺の額縁の広さが大きく異なります。
こうやって比較すると、air の額縁の太さは、かなりダサく感じます。
キーボードは、似たようなものですが、air のほうがずっと打ちやすいです。
SONY的には今回のキーボードはがんばったということで、
たしかに打ちにくいというようなことはないですが、快適さも感じられません。
タッチパッドはairのほうが大きく、なおかつレスポンスも優れています。
これはOSの違いが大きく影響しています。
ULTRABOOKのマルチタッチ対応タッチパッドの精度はどれも低いですが、
pro11 も御多分にもれず、air に慣れた人にとっては、かなり反応が鈍く、
誤動作も多く、辟易してしまいます。
今回も最もガッカリなポイントがこれでした。
その反面、画面タッチのレスポンスが非常に良いので、こちらをメインに使っています。
マウスを使う頻度も増えました。
ただ、キーボード入力→画面タッチという操作は、かなり面倒なので、
なんとか改善してほしいところです。
もしくは、もうこんな出来なら、タッチパッド無くしてほしいw
typeZ との比較

typeZ との比較でも、あまりいいところは見いだせません。
やはり完成度が大きく違います。
サイズが違うのであたりまえですが、air 以上にキー入力がしやすく、タッチパッドもボタンつきなので、
クリック時にカーソルがずれるようなこともなく、非常に快適です。
画面も少し細かすぎるかもしれません。
画面を広く使えるのはよいですが、文字サイズを最小にすると、かなり読みにくいです。
vaioZ、duo11などの画面を最初に見たときは、画面の美しさに驚きましたが、
pro11 の画面は、typeZ のほうがいいのでは…と、思ってしまいました。
いろいろ設定もできるみたいなので、また後日調整してみたいと思います。

キーボードは vaioZ よりは深くなったとはいえ、やはりストロークが足りない感じが強いです。
僕はそれほど強い力でタイピングしないほうなので、ボディがたわんだりはしませんが、
入力時に気持ちよさが全くないのが残念です。

また、スペックは4年も前の typeZ よりも大きく向上しているはずですが、
SSD が RAID ではなかったり、CPUが通常電圧版ではなかったりするせいか、
ほとんどスペック的な向上は実感できません。
起動そのものは非常に高速ですが、OS起動後に読み込みが入るので、逆にストレスがたまります。
Z から買い替えを考えている人は、より高速なSSDを選択でき、
キーピッチも広い pro13 のほうも検討することをおすすめします。

また、端子類は必要最小限になり、全て右側にレイアウトされています。
マイク端子がヘッドセット対応ヘッドホン端子に統合され、なくなりました。
USBマイクを使うこともできるので、このへんは見た目もスッキリするし、良いかと思います。
そして、ちょっと音質を売りにしているスピーカーですが、全然たいしたことはありませんw
スピーカーの音を本体に一度反射させる仕組みになっているため、
多少の音の広がりは出ますが、音像がぼやけてしまい非常に聞き取りづらく、
skypeなどで音声チャットをする際も、かなりボリュームを上げる必要があります。
pro11 の後に、3DSで遊んだら、あまりの音の良さにびっくりしたくらいですw
まだ聴いたことがない方も、期待しないほうが良いと思います。

ここまで不満点を多く挙げるかたちになってしまいましたが、なんとまだ不満がありますw
なぜか無線が非常に切れやすく、すぐに切断されてしまいます。
モバイルパソコンで無線が切れるというのは致命的です。
その結果、まだまだ typeZ を使っています。
動画どころかwebページでさえまともに見れない状態が頻発します。
これはソフト側の不具合の可能性もあるので、早急に対応してもらいたいところです。
さて、全く pro11 をおすすめしないような内容になってしまいましたが、
それでも僕は pro11 をそれなりにおすすめしますw
やはり、軽量、コンパクトになったという点において、その価値は大きい。
本当は、軽量、コンパクト、ハイスペック、が良かったんだけど、
ハイスペックの部分は後継機に譲ることになりそうです。
また、CPUファンの音がうるさいといった評判を散見しますが、
少なくとも typeZ や air よりも際立ってうるさいとは思いません。
むしろ僕は air の小さいけどけっこう常時回ってるファン音のほうが気になるくらいです。
瞬間的には typeZ くらい激しくファンが回ることもありますが、
ps3 とかよりはずっと小さいし、特別に気になったことはありません。
そして、一番気に入っているのは、驚異的なバッテリ稼働時間の延びです。
追加バッテリーの仕様で、まるまる一日、充電せずに持ち歩けるのはすごく嬉しい。
軽量、コンパクト、実用充分なパフォーマンスという、
モバイラー(死語)が、心待ちにしていたノートであることは間違いない。
最後にこれを見れば、あなたも納得するはずだ。

こんなに持ち歩いてたのが…

こうなるんだから、これはもう買うしかないわな!w








































