fr_716_size580

あぶくゼニーが入ったので超久しぶりに好きなバーに行ってみたよ。

久しぶりでもバーテンダーは憶えててくれたけど、僕が逆の立場だったら無理だなあ。この店に行く前に飯を食いながら永瀬正敏と浅野忠信を1時間ぐらいかけて思い出してたぐらいだから。

この二人のどちらかを思い出そうとしてちょっと気を許すと「〇〇の旦那(だった)つながり」でCHARAとUAがややこしい感じになって、村上淳が入り込んでこようとするから気を許せないんだ。

fr_721_size580

このバーのテーブルはながーい一枚板なのだけど、そのような板が割れている場合、これ以上割れないように別の硬い木をこのような形で埋め込む事がある。これがまた思い出せなくて「楔(くさび)じゃなくて、鎹(かすがい)じゃなくて」なんて考えてるうちに30分経過し、思い切ってバーテンダーに訊いたら『契(ちぎり)』だった。あの契りを交わすはこれが語源なのです。


幼い僕の世界観を形成したのは漫画では『マカロニほうれん荘』『あしたのジョー』『じゃりン子チエ』あたりなのだけど、何故じゃりン子チエが入っているのかがわからない。

あれは幼いチエちゃんが家族関係というコンプレックスを抱いたまま、まわりのあらゆる人間関係に本来許されるべき「子供らしさ」を蹂躙される漫画だ。

おそらく関西独特の風俗、食事というより軽い感覚で食べに行けるお好み焼き屋、ヒラメちゃんの好きな塩せんべい、カルメラ兄弟の焼くカルメ焼きなんかが好奇心をくすぐりまくったのかもしれない、あれ、なんだ、食べ物の記憶ばっかりか。(ちなみに今になって、カルメ焼きはカルメラ=カラメル=キャラメルということに気付いてちょっと驚いた)

幼い頃、冠婚葬祭で電車で出かける時、親が駅の売店(まだキオスクという名称ではなかった)で必ず本を買ってくれたのを思い出す。買ってくれたというより「あてがってくれた」という表現が適切だったように思う。大人の行事は退屈で長い。その間騒がずにじっと漫画を読む。親の戦略にありがたくハマった。

いつだったか、江戸川沿いの建物で、おそらく結婚披露宴だったと思うけど、退屈でしかたなくなり、出入り口近くの大きな木に登って遊んでいたら、まんまと足を踏み外して落ちた。

何度も枝に体がぶつかったのを記憶しているので、相当高いところから落ちたのだと思う。
激痛とともにドロリとした粘度の高い樹液が体中にへばりついて、パニックになった。
あれがトラウマなのか、今でも樹液が怖い(粘菌だったりして)

いまでもじゃりン子チエを見ると木から落ちたあの記憶が甦る。


色々と問題があるのかもしれないが、あの作品こそNHK連続テレビ小説で実写で見てみたい。