4月15日に放送されたフジテレビの番組「バイキング」では、先日話題になった東京大学学部入学式での上野千鶴子さん(70)の祝辞について放送。

そのなかで、元宮崎県知事・元衆院議員(日本維新の会、近畿比例ブロック)でタレントの東国原英夫さん(61歳、専修大卒、早大卒)が批判的な意見を述べ話題になっています。

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「宮崎をどげんかせんといかん」からもう12年か・・・・
フェミニスト・社会学者で東大名誉教授の上野千鶴子さんの祝辞全文は、東大の公式サイトで閲覧することができる。

全文はこちらで(東大公式サイト)


この祝辞は大きな話題になり、ネット上では賛否の声があがっていた。

【参考記事】【東大入学式】上野千鶴子の祝辞全文が公開「大荒れ」と伝えられた「女子学生の現実」「東京大学で学ぶ価値」などの言葉


多くの番組でこの祝辞がとりあげられた。特に4月14日放送の「Mr.サンデー」では木村太郎さんが批判して話題になっていた。

【参考記事】木村太郎、上野千鶴子の東大入学式祝辞を批判。逆差別や差別ビジネスの問題をあげ「どう戦うのか、わからない」

木村さんの批判は「差別があるのはその通りだが、差別とどう戦うのかというメッセージがない」というものだった。



一方、4月15日で東国原さんが指摘したことは以下の通りだ(要点)。

1.「四年制大学への進学率に男女差があるのは、親の性差別の結果」と言い切るのは間違い。本人の希望など、他の要因があるのではないか

2.「東大だからナントカ」と言われるのは百も承知で東大に入ってるはず。それを受け入れないといけない


3.「恵まれた人が、恵まれない人を助ける」という上野さんの考え方(=ノブレス・オブリージュ)は、上から目線の考え方である


4.「頑張っても公正に報われない」というが、僕は「努力は人を裏切らない」「頑張りましょう」というメッセージもあっていいと思う。世の中には「がんばれるのに、がんばらない人」もいる。その方たちへの問題提起がない


5.「クォーター制度」は女性が望んでいない。女性が議員になりたがらないのは、「面倒くさいことが嫌だ」という理由もあるだろう

6.日本では、家庭内で女性の地位が高い。それも含めて数値化すると、日本では女性の方が地位が高いのではないか



1.については、上野さんの祝辞の以下の部分について指摘している。

4年制大学進学率そのものに性別によるギャップがあります。2016年度の学校基本調査によれば4年制大学進学率は男子55.6%、女子48.2%と7ポイントもの差があります。この差は成績の差ではありません。「息子は大学まで、娘は短大まで」でよいと考える親の性差別の結果です。


東国原さんは「親の性差別の結果と断言されてるのは、いささか疑問」「そういう親もいるでしょうが、どれぐらいの親(割合)なのかデータを出してほしい」「女性本人が、看護師・保育士・衛生士・調理師・美容師になりたい人は四年制大学に進む必要はない。そういう方は四年制大学は捨てる(選択肢にない)。そういう調査をしたのか」などと述べた。


2については、以下の部分についてである。

他大学との合コン(合同コンパ)で東大の男子学生はもてます。東大の女子学生からはこんな話を聞きました。「キミ、どこの大学?」と訊かれたら、「東京、の、大学...」と答えるのだそうです。なぜかといえば「東大」といえば、退かれるから、だそうです。なぜ男子学生は東大生であることに誇りが持てるのに、女子学生は答えに躊躇するのでしょうか。なぜなら、男性の価値と成績のよさは一致しているのに、女性の価値と成績のよさとのあいだには、ねじれがあるからです


東国原さんは「東大だから(引かれる、逆に過剰な期待をされる)」と言われるというのは、「贅沢な優越感なのよ。東大はそういう存在なのよ。それは受け入れて生活しないとね」などと発言。


3については、以下の部分の議論である。

あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。


東国原さんは「(上野さんが言ってる)ノブレス・オブリージュは高飛車の、上から目線だと思うよ。ふざけんなお前らと、たかが東大じゃないかという話。世界では偏差値47位ですよこんなの。そんなに偉いのかと思ってますよ。僕は嫉妬ですけど、そういうことを言われると、百も承知で生活しないといけない」などと指摘した。



5.については、ある政党がある地域で候補者を募集したところ、女性の応募者が一人もいなかったことを例にあげ「議員になりたい女性が少ない。それは男性社会だから行きたくないというのもあるが、面倒くさいことが嫌だとか、行ったら子育てできない、結婚できないという理由で諦める方もいるのは事実」と発言。

芸能界では「バラエティ番組の司会者に男性が多く、一方で女子アナは非常に存在価値が大きい。ドラマの世界では女性の主役も多い。これは能力の差」などと指摘した上、「クォーター制度」(政治の世界での男女格差是正のため、議員に女性枠を設けて、一定の割合の女性議員を確保すること)については「これを導入すると女性が嫌がるんですね。"その枠に私達が入るわけ?"みたいな、"私達、能動的に自分で決めたい"っていう方もいらっしゃる」と述べた。



6.については「日本はジェンダーギャップ指数(社会進出の男女格差)が低い(格差が大きい)が、ジェンダーギャップを埋めようという主体的な女性がまだ日本国内では少ないと思う。"私は専業主婦のほうがいいわ。専業主婦になりたいの。高等教育はいらない"と自分で考える人が多いこれは国民性なんですよ。それを無理やり同数にしなくてもいいと思う」と指摘。

そして「日本では、家庭内では圧倒的に女性が権力を持っている。そこは数値化できない。それも入れたら日本は女性のほうが(地位が)上になる。そういう数字も入れてない。(上野)先生に忖度していただきたかった」と発言した。


(番組での発言順とは異なる。この記事では発言の趣旨ごとに整理した)


ネットでは、東国原さんの意見に少し賛成の声があがる一方、多くの批判的な意見があがっている。ネットの声を聞いてみましょう。







































これだけ話題になったら成功なのかな・・・・・