FXなどで知られる東郷証券の男性取締役(57)が、損失補填等を禁じた金融商品取引法に違反したなどという容疑で立件されると報道されているのですが、この取締役が昭和54年にドラフト1位で巨人に入団した元投手だと産経新聞が報道しています。

ネット上ではこの元投手の特定が進み、林泰宏さん(57)だとみられています。

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画像はWikipedia。産経なので元号表記だが昭和54年は1979年。

ただ、一軍での登板が一度もないことから、ほとんど記憶が残っていない人が多いと思われる。

金融商品取引法における損失補填の禁止とは。

昭和40年の証券取引法改正において、証券会社又はその役職員が有価証券の売買その他の取引について生じた損失を負担することを約して勧誘することが禁じられた

その理由としては、こうした勧誘により投資家が安易な取引をすることにより投資家の自己責任原則が害されて、かえって投資家に不利益になる恐れがあること、損失保証を巡る紛争の防止、証券会社の健全経営が損なわれる恐れがあること、など

証券会社が損失補填をした場合、行為者には懲役3年以下若しくは300万円以下の罰金を科し、又はこれらを併科する(198条の3)。法人については3億円以下の罰金を科す両罰規定がある(207条1項2号)。(Wikipediaより)



産経新聞の報道によれば、

東京地検特捜部が、同社(東郷証券)の男性取締役(57)を金融商品取引法違反(損失補填等の禁止)容疑で近く立件する方針を固めたことが12日、関係者への取材で分かった

補填額が数千万円に上る顧客もいるという。補填の原資は架空の外部委託費から捻出していたとみられる

取締役は元プロ野球選手で、昭和54年に投手としてドラフト1位で巨人に入団し、引退後は証券業界に転身。親会社の代表取締役を務めており、特捜部は東郷証券の実質的な経営者で、損失補填を主導したとみている


「親会社」とは、橘フェニックス株式会社だと思われる。
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画像は日本商品先物取引協会会員企業情報開示2018年版(pdf)より


林泰宏さんは熊本県出身。尼崎市立尼崎高卒。

1979年のドラフト会議で巨人から1位指名

ファームのローテーション投手となったものの1軍には昇格できず、1984年近鉄にトレードされた。

近鉄では、故障のせいもあって満足な投球ができず、その年のオフに自由契約

同年、大洋の入団テストを受けて合格

イースタン・リーグで1試合に登板しただけで1985年のオフに自由契約になり、そのまま引退

巨人時代に元アイドルの黒木真由美と結婚したが後に離婚。タレントの黒木マリナは真由美元夫人との間に儲けられた娘

大洋ホエールズ退団後、小林洋行に入社。1993年に入や通商入社。1997年大雄社先物社常務。1999年に中堅証券会社萬成プライムキャピタル証券取締役。2005年6月に「入や萬成証券」社長に就任し、翌2006年2月まで務めた(Wikipediaより)


「入や萬成証券」は現在の「ばんせい証券株式会社」。


東郷証券公式サイトによると、同社は2002年設立。昨年、資本金を4億1千万円に増資した。

プロ野球・巨人といえば、近年では現役選手が酒に酔って暴行したり、賭博をしたりと不祥事が相次いでいるが、林さんは巨人を離れてもう35年以上で、「元巨人投手」と報道されるのは違う気も・・・・

ネットの声を聞いてみましょう。

























元野球選手というよりビジネスの世界で一応成功していた人では・・・・