IPv4、IPv6などのインターネットリソースを管理する、地域インターネットレジストリ(RIR)のヨーロッパ・中東・中央アジア担当組織RIPE Network Coordination Centre(RIPE NCC)が、IPv4の最後の割り当てを終了したとアナウンスしています。

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画像はRIPE NCC公式ツイッターより

担当地域は以下参照。今回アナウンスがあったのはRIPE NCC。
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上記ツイート中にある「Today(11月25日のこと), at 15:35」はUTC+1時間であり、日本時間より7時間遅れ。

この日、RIPE NCCは使用可能なプールの最後のアドレスから、IPv4アドレスの割り当てを終了したと発表。「The RIPE NCC has run out of IPv4 Addresses(RIPE NCCはIPv4アドレスを使い果たしました)」とアナウンスしている。

IPv4はInternet Protocol version 4の略。

IPアドレスと呼ばれる32ビット(約43億)のアドレスの枯渇は、1990年代以前から予測があったが、1990年代には現実的な問題として認識されるようになり、その後各地域で枯渇は現実となっている。

その対策としてはIPv6(アドレスの数は128ビット=約340澗。澗は万→億→兆→京→垓→𥝱→穣→溝の次の単位である。つまりほぼ無限)の展開が必要となっている。


RIPE NCCの声明(要約)は以下である。

・RIPE NCCはIPv4アドレスを使い果たしました

・我々の発表は、ネットワーク事業者にとっては驚きではない

・これからも廃業した企業や閉鎖された組織からIPv4が回収され、待機リストに従って再割り当てが行われる

・だからまだしばらくはIPv4が割り当て可能であることを期待するが、今日のネット環境においては少なすぎる

・今後、大規模なIPv6の展開がなければ、インターネットの成長が制限されるリスクが有る。すべての利害関係者に、IPv6の展開をサポートするよう呼びかける

・私達は楽観的です。一緒にインターネットの未来を作りましょう



ちなみに日本を含むアジアと太平洋地域を担当するAsia-Pacific Network Information Centre (APNIC) はのIPv4は既に事実上の枯渇状態。北米も枯渇状態(なお枯渇の定義は在庫が1ブロック未満)。どんどん枯渇していく・・・・・


ネットでは、


「前々から言われてた気がするけどついにIPv4枯渇か」

「メルカリにIPv4のアドレス出品されてそう」

「国内だとIPv6あんまり普及してないからどうなることやら」

「なんかちょっと歴史的な日っぽくて嬉しいw」

「いよいよIPv6移行が本格化するな」

「APNIC管理のIPv4は数年前に既に枯渇してるので心配しなくていいですよ」

「アナタやめて!もう家には割り当てられるだけのIPv4は無いの」

「石油みたくなんとかなるもんだと思ってたw」

「v6長いから大変だし覚えられないよね」

「IPv4終わる終わる詐欺がついに現実に」

「逆にまだIPv4割り当てしてたんかよ」

「ipv4ってとっくに枯渇してるかと思った」


などという声があがっている。