11月27日に放送されたNHKのニュースおよび日本テレビの「news zero」では、「ゲーム依存」について報道。

テレビ番組で「ゲーム依存」関連の報道があるたびに、ネット上では疑問や反発の声が上がるのだが、今回も番組に対する疑問の声が続出している。

今回特に話題になっているのはnews zeroが「課金20万円」が異常であるかのように報道した部分だ。

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画像は「news zero」番組のテロップの一部。「やりすぎて課金20万円も」という文字が見える。


まず、NHKのニュースの概要は以下だ。

・ゲーム依存に関する全国規模の調査が初めて行われた

・ゲームに費やす時間は「平日6時間以上」が2.8%(10歳~29歳)だという

・「学業に悪影響が出たり、仕事を失ってもゲームを続けた」という人は、1日6時間以上ゲームする人は24.8%にも及ぶ


とのことだ。NHKはほとんど調査の内容を淡々と伝えるにとどまった。

多くの人は自分の生活に影響のない範囲でゲームを楽しんでいるのだが、一部の人が「仕事を失う」「学業に悪影響」となるまで依存してしまう、ということがわかる。

物議を醸しているのは「news zero」の報道。

・「やめなければいけないときに、しばしばやめられなかった」という人が23.3%という調査結果

・街では「ゲームに頭が行っちゃって、レポートに集中できなかった」「テストに影響が出たことがあります」「睡眠時間は減ってます」などという声


を取り上げて上で、ある医療関係者の男性(28)の以下のインタビューを伝えた。


男性「(ゲームする時間は多くても2時間程度だが)20万円ぐらい課金したことがあります笑」
スタッフ「20万円ぐらい!?!?」
男性「限定のものとか、そういうものを見るとやりたくなった。カードが止まったのと、電話が何件か来た


このように、インタビューの断片的な部分だけしか伝えられなかった。「カードが止まった」というのはクレジットカードのこととみられる。これは口座引き落としができずに止まった、という可能性もなくはないが、「普段と異なる使い方をしている」ため一時的にカード会社側で止めた(カードを盗難されたりして不正に使われた場合の対策としてありえる)とも考えられる。

だとすれば「電話が何件か来た」も、クレジットカード会社から「普段と違う使い方ですが、ご自身が使用されましたか?」などの問い合わせだろうと思われる。


確かにゲーム依存は、一部の人は「生活に深刻な悪影響」が出るまでやってしまうのは問題。ただ、課金額については人それぞれの価値観の問題もある。

上記インタビューのように、「どれくらいの期間で20万円使ったのか」「カードが止まった原因は何か」などが曖昧なまま報道してしまうことには疑問が残る。また、男性は「ゲームする時間は多くても1日2時間程度」だとしており、ゲーム依存とはいえないと思われる。


news zeroはときどきこういういい加減な報道をやらかす。

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ネットでは、そんな「ゲーム依存で課金20万」が話題に。


「たかが20万の課金でゲーム依存とか甘えだわ」

「依存してなくてもそれくらい普通では?」

「何が悪いの? 他人の金の使い道にケチつけるの? 女がファッションに20万使ってたら同じように話題にするか?」

「20万とか多分普通」

「好きにゲームさせろ」

「課金20万なんて入り口じゃないのか」

「まだマシな気がするぞ」

「やりすぎて課金20万は少なすぎんか?」

「別に趣味なんだしどうだって良いんじゃないか?」

「別に本人が納得してやってんならいいんじゃないの、自分で稼いだ金ならな」


などという意見があがっている。一方で、


「ゲームに20万も課金するの人生もったいなくない?」

「課金20万円って見てなんだ大したことないじゃんって思ってしまったので感覚が狂ってるw」

「20万の課金はやべーな」

「課金額20万は普通という意見を見かけたけどさ… おじさんは課金額20万は普通じゃないと思うんだ」


などという意見もある。