熊本県内有数の進学校であり名門校とされる熊本県立済々黌高等学校のソフトテニス部で、丸刈りなどを強制され鬱になり不登校となり転学した元男子生徒が、損害賠償1円を求めて熊本県を相手取り提訴したと報道されています。

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政界、経済界、芸能界などに多数の著名人を輩出している同校。

「丸刈りは伝統」らしいのだが・・・・!?

毎日新聞の報道によれば、

訴状などによると、男性は2017年4月の入学式後、他の新入生とともに同校応援団から校舎屋上に集められ、30分以上、大声で校歌を歌わせられた入部したソフトテニス部では同月下旬、他の1年生部員と共に3年生から「伝統」として強制的にバリカンで丸刈りにされた

男性は翌5月に退部後、うつ状態となって不登校になった。同校から2年生への進級を不可とされたため、昨年5月に退学。県内の通信制高校へ転学

県側は毎日新聞の取材に対し「元生徒の訴えと不登校や退学との間に因果関係はないと考えており、学校の対応は適切だった」として争う姿勢

済々黌高は「この件は県に任せている」

とのこと。

済々黌高は熊本県内では熊本高校に次ぐ偏差値(73程度とされる)の高い進学校。1879年設立。

元生徒側は損害賠償額1円を求めて提訴していて、いわゆる「1円訴訟」。賠償金を得る目的ではなく、学校側が「違法なシメを黙認」して対策せず不登校に至った点が「安全配慮義務違反に当たる」ということを認めさせたいのだと思われる。

このような1円訴訟はこれまでもあり、最近ではサッカー日本代表のハリルホジッチ元監督が、日本サッカー協会会長の発言をめぐり「名誉を傷つけられた」として慰謝料1円を求め提訴(その後、取り下げた)例がある。


ネットでは、そんな訴訟もさることながら「丸刈りは伝統」だという同校が物議を醸し、批判の声が続出。

ただ、令和の時代を迎えても以下のような意見はある。


「そういう伝統なんだろ それを承知で入部したなら、丸刈りにするのが道理」

「そういう部活って知ってて入ったんならまぁ自分の責任でしょうね」

「今の高校生はそんなに柔いのか?」

「「ブラック企業だとわかって入社してうつになりました」レベルの話」

「丸刈り程度で鬱になって高校が叩かれるなんて、面倒くさい時代」



一方そのような伝統を批判する意見は多数ある。


「「伝統」を盾にしたパワハラ」

「丸刈りくらいでっていうけど、そういう強要自体おかしな話ってことに気付こう」

「嫌な思いする人がいる伝統なんて意味あるの? 」

「伝統とかで強制って古いなぁ」

「時代遅れも甚だしい」

「こういう伝統という名の他人の権利を暴力で侵害する行為とか吐き気する」

「伝統なんだそうだが、それなら伝統的なパワハラ・いじめ案件」

「パワハラは日本の学校ではあまりに蔓延して、みんなマヒしてる」

「進学校なのに、こういう「伝統」が残っているのが怖い」

「丸刈りで鬱になった生徒の気持ちめちゃくちゃわかる」


などという意見もある。