12月4日に放送された日本テレビの番組「スッキリ」では、患者が医師らに対して行うハラスメント行為「ペイハラ」を特集。

ペイハラの「ペイ」の意味は、ペイシェント(患者)。以前は「ドクハラ(ドクターハラスメント)」と言われて医師の高圧的な態度が問題になっていたが、現在では立場が逆転、患者側の理不尽な要求に医師らが頭を悩ませているという。

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画像はtwitter.comより

スッキリでは、いくつかのペイハラの事例を紹介。

確かに理不尽な要求が多いようで、医師会員1000人の調査では55.1%が「患者や家族から暴言・暴力を受けた」経験があるという。

スッキリで紹介された事例:

・小顔マッサージの施術にて、患者が「もっと強くマッサージしろ」と何度も強要。結果、患者が怪我をしてしまった。患者が医師を訴える事態に

・(歯科医師の事例)事前に患者と入念に打ち合わせて差し歯を作ったにも関わらず、患者が差し歯の出来(色や輝き)を気に入らず作り直しを5回も要求。差し歯を作った費用10万円は歯科医師が負担したという

・喘息患者に「禁煙するように」と伝えるが拒否され、「強い薬を出せ」と主張された。さらに患者は「禁煙なしで治せ。できなかったら口コミサイトに悪口書くぞ」と脅した


医師と患者の立場が逆転した背景には、近年の「医療のサービス化(医療もサービス業の一環とみなす風潮)」や、口コミサイト・ネットで調べてくる患者の増加(病院側がネット上の評判を気にせざるをえない)ことがある。


他にも、ペイハラの事例として

・医師の診断よりネットの情報を信じてしまう。医師の診断に反発、診断を受け入れない

・薬の量が少ないとクレーム、処方箋を勝手に書き換える

・予防接種の副作用で熱が出たと怒鳴り込まれるが、診てみると普通の風邪だった

・別の病院を訴えるために、診断書を作成しろと強要された


などがある。



ネットでは、


「ペイハラってかただのクレーマーだろそんなもん追い返せ 」

「口コミサイトに悪口書くぞとか…ただの脅しやん 」

「ペイハラもカスハラも多分同じ人がやってて、そう言う性格だからどこ行っても文句言わなきゃ気が済まないんだよ」

「 自分の都合ばっかり押し付けやがる奴はどこにでもいる」

「こういう話が出る度に日本終わってんなぁと思ってしまう」

「客が強くなり過ぎた」

「ペイハラをしている患者側の人たちってただのバカじゃん。 バカ相手にしているお医者さんって本当お疲れ様」


などという声があがっている。


一方で、今回は医師に対してのハラスメント事例だったが、看護師などほかの医療従事者へのハラスメントがあるという意見もある。さらに、「ペイハラ」の言葉から「なんとかペイでの支払いを強要されることかと思った」という勘違いもある。


「これって看護師に対してもあるよね?」

「受けるのは医者よりも受付の方が多い」

「なんでも◯◯ハラスメントって なってまって…つまんねー世の中」

「ペイハラだのカスハラだの、もうハラスメントじゃあないでしょ?何でもハラ付けりゃあいいもんでもないでしょ?」

「ペイハラってなんとかペイでキャッシュレスしろっていう類のハラスメントかと思った」

「ペイハラってPayPayで払えって強要してくることかと思った」

「キャッシュレス決済の強要だと思うよね」


などという意見もあがっている。