12月6日に放送されたテレビ朝日の番組「羽鳥慎一モーニングショー」では、京都の住宅街に建設予定だという、薬物依存等の回復支援を行うNPO法人「京都ダルク」のリハビリ施設について、住民らが建設に反対をしている件について報道。

この件は別のメディアでも報道されていたが、このように全国ニュースになったことでネット上でも賛否の声があがっている。

20191128_77
画像は今年3月の朝日放送テレビの報道より。近隣の住宅にはこのようなビラが大量に貼られている家もある。

場所は上記報道によると「伏見区向島地区」。モーニングショーの映像によれば「西浦」という地区のようだ。

芸能人らの相次ぐ逮捕によって、薬物依存の問題は社会的な関心事となっているが・・・・。

モーニングショーでは、住民説明会の音声および住民のインタビューが放送された。住民からは以下のような反対意見があった。


「住民の感覚と、あんたら(ダルクの担当者)住んでない者の感覚との違いなんです。あんたらが本当に西浦(地区)でやりたいなら、あんたら家建てて住んでみい!
自分の家の隣に建てたらいいやんけ!そしたら絶対反対するやんけ」
「一般のそれ(障害者社施設や医療施設と)薬物依存症とは問題が違う
「この地域には本当にふさわしくないと思うんで、ぜひとも違う土地を探していただきたい」
「入居者が奇声を発したり騒いだり、一般の人がしないことをするケースがある」(ダルク側の説明としては、薬をやめた人が生活するリハビリ施設であり、危険ではないという)
フラッシュバックされて子供になにかされたりとか、お年寄りもたくさんいるので」
「刺青を入れたいかつい人をちょいちょい見る。それは困る。僕らは脅威を感じる」(ダルク側は、入居者に刺青を隠すように指示しているという)


一方、京都ダルク側は「人がいないところに行くというのは考えていない」「人と繋がれないところにいた人が、(依存症に)陥る事件だからです」と人とのつながりが必要なのだと強調。また、建設予定地の近くには10年以上前からダルクの施設が存在していたとのことだ。


前述の朝日放送テレビの記事によると、既存の京都ダルクの施設の入居者らは

・近所の公園のゴミ拾い
・毎日必ず行うのが、1時間のミーティング。回復プログラムの一環
・食事も入所者自身が準備
・門限があり、週2回スタッフも寝泊まりしますが、入所者の自主性が重んじられています

という生活をしているようだ。


番組によれば、ダルクは全国に90箇所あり、増えている背景としては「国内に更生・治療施設が少なく、薬物の社会問題化とともに拡大」「病院と違って費用が少なくて済むのも増えた要因」だとのこと。


社会問題化している薬物依存の問題だが・・・・。


ネットでは、反対する住民に理解を示す声も多く


「薬物リハビリ施設を住宅街に建てるとかダメでしょ」

「近所に建てられたら普通に嫌やろ」

「万が一逃げたときに誘惑があるとこは普通に論外なんでは?」

「俺だって絶対反対するよ。 嫌だもん恐ろしいもん何されるかわからんし 薬物依存解消はそんなに簡単なことじゃないでしょ」

「薬物中毒者と関わりたい人なんていないやろ」

「住んでる人間からしたら単純に薬物を手にするような生活をしてた人が来ること自体が脅威」


などという意見があがっている。一方で、


「住民側の主張は、いわゆる「住民エゴ」にしか私には見えない」

「1回でも薬使ったら人じゃないんか?化け物収容施設と勘違いしてるの?」

「その地域に施設を作るって事は患者が近隣に多いからなんじゃないの?」

「薬物への依存を断ち切ろうとしている人たちに一方的な物言いはどうか」


などという意見もある。