後払い決済サービスの「paidy」を悪用した詐欺の被害が、ネット上に相次いで報告されている。

ネット上の報告によれば、詐欺師とみられる人物はpaidyのほか、大手フリマ「メルカリ」および大手家電量販店「ビックカメラ」のネット通販を悪用。

被害者はメルカリで商品を購入し代金を支払ったはずが、後になってpaidyからも代金(後払い)を請求されるという「二重払い」をさせられる。ネット上では「paidy」の仕様に不備があるとして批判の声もある。

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画像はpaidy公式サイトより。なりすましや詐欺を365日24時間監視しているというのだが・・・・(今回のケースは「なりすまし」には当たらないが、詐欺に利用されたことには変わりない)。


ネット上に拡散されている「詐欺の手口」によると、paidyは

一定期間内に後払いがされない場合、「商品の送付先」に請求書が送付される

という仕様で、これが悪用されている。

また詐欺師は、後述の手口でメルカリに出品するとき配送方法を「メルカリ便以外」にすることで「商品の送付先」が閲覧できるため、これを利用して購入者(落札者)の住所・氏名を入手する。

さらにpaidyは、電話番号とメールアドレスのみで登録でき、SMS認証で利用できるサービスで厳密な本人確認がないため、詐欺師が利用したとしても追跡しにくいと思われる。

詐欺の手口はこうだ。

・詐欺師は、メルカリに無在庫で商品Aを出品

・被害者は、メルカリで詐欺師が出品している商品Aを購入(落札)

・詐欺師は、paidy決済を利用しビックカメラのネット通販で商品Aを購入。その送付先を被害者にする

・被害者に商品Aが届く。このとき被害者は「メルカリで購入した商品が届いた」と思い、メルカリで受け取り確認をしてしまう。そのため、詐欺師に商品Aの代金が支払われてしまう

・後日、被害者にpaidyから商品Aの代金の請求書が届く。これは前述した「paidyは一定期間内に後払いがされない場合、「商品の送付先」に請求書が送付される」という仕様のため

・被害者は、支払ったはずの代金を再び請求され「二重支払い」をさせられる


ネット上では、メルカリとビックカメラが利用された詐欺被害が報告されているが、ほかのフリマ・オークションサービスや、ビックカメラ以外の通販サービスが利用される可能性もある。

この詐欺の場合は、メルカリやビックカメラに大きな落ち度はなさそうだ。

ただpaidyには批判の声もある。


「これ、 paidy のシステムが頭おかしいやろww」

「paidyのシステムがザルなだけでメルカリは悪くない」

「paidyめっちゃ怖いな、これいつの間にか使われててもほんとにわからんのでは?」

「paidy詐欺、やりたい放題できすぎて非常に遺憾」

「あの仕組みだいぶ穴があるのでいつかはこうなると思ってた」

「まさに詐欺師のために存在するような決済サービスじゃないの」

「paidy側がガバガバ過ぎるせいだなぁ」

「これは悪用されるよなぁ」


などという声があがっている。